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最後の選択
ため息
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直也の元に戻った葉が目にしたのは、直也がナイフを持って眠ってる白斗にむけているところだった。
「直也!何やっているの!」
理解できないまま葉は行動した。
「お、お母さん。」
直也の手からナイフを取る。
「気でも狂ったの?」
「・・・」
白斗の方に視線をやる。
「直也、白斗君を傷つけたの?」
白斗の首にナイフで切ろうとしたのが出血していた。
「血、ちがうこれは・・・ああ、」
取り乱した直也。葉もこの部屋に入ってきた瞬間直也の様子が違っていたことに違和感を感じていた。
「・・・・直也がやったんじゃない。白斗は分かってるよ。」
葉の頭が混乱していて、直也は取り乱していた状態の中、白斗が口を開いた。
「直也はやってない。ずっと見ていた僕が証言する。」
この白斗は、白斗じゃない鵺瀬だ。
「夜丘君・・・ずっと見てたの?」
「あぁ。直也。白斗は、何もされてないよ。それから、葉さんがちがう部屋に言ったあと、直也。白斗の上で眠りについたよね?疲れが溜まっていたのは知ってたから白斗が。白斗が見つかって安心して少しの時間寝ていた。その間に1人この部屋に入って白斗を殺そうとした人物がいるんだ。」
本当に全部見ていたのかペラペラ話す。
「じ、んぶつ?」
「この人物を直也が聞くには酷なこと。それでも聞く?」
「・・・酷・・・」
自分の手で顔を隠していた直也が手をどかし鵺瀬をみる。
「そうだね。多分ショックを受けると思うよ。それでも聞ける?直也に」
「俺はっ、聞きたくない。それが一番の答え、でも、いつかは知ることになるだろうし、鵺瀬。教えて、誰が白斗を殺そうとしたの?」
「君の相談役になってくれた円堂爽。」
「直也!何やっているの!」
理解できないまま葉は行動した。
「お、お母さん。」
直也の手からナイフを取る。
「気でも狂ったの?」
「・・・」
白斗の方に視線をやる。
「直也、白斗君を傷つけたの?」
白斗の首にナイフで切ろうとしたのが出血していた。
「血、ちがうこれは・・・ああ、」
取り乱した直也。葉もこの部屋に入ってきた瞬間直也の様子が違っていたことに違和感を感じていた。
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本当に全部見ていたのかペラペラ話す。
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「この人物を直也が聞くには酷なこと。それでも聞く?」
「・・・酷・・・」
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「そうだね。多分ショックを受けると思うよ。それでも聞ける?直也に」
「俺はっ、聞きたくない。それが一番の答え、でも、いつかは知ることになるだろうし、鵺瀬。教えて、誰が白斗を殺そうとしたの?」
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