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最後の選択
お邪魔します
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「ただいま」
「直也?早いね・・・」
家の扉を開けて入ると白斗が出迎えてくれた。でも、白斗の視線は直也の後ろを見ていた。
「白斗君?どうしたの?」
奥から葉が顔を出した。
「直也が帰って来たから。」
「なるほど!直也。ちょっと手伝って。槇が。」
「分かった」と言って直也はリビングに向かう。
後ろにいた円堂爽は白斗を見ている。
「初めまして。都瀬白斗と言います。」
「初めまして円堂爽です。」
少し気まずく白斗はお辞儀してリビングに戻って来た。
「お父さん!起きて!」
ソファで寝ていた槇を起こす。
「直也。そっとしておいて大丈夫だよ。」
「でも、白斗君。」
「槇さん。疲れていたんだと思うよ。僕達の相談役になってもらったり色々作ってもらったりしてたから。」
「白斗君。うん!分かった。じゃあ甘えさせて。」
「白斗。大丈夫?」
「大丈夫だよ。それより直也。友達1人にしちゃダメだよ」
「あっ!」と思い出したのか玄関に向かう。
「上がって上がって、酔っ払いが寝ているけど」
「お邪魔します。」
「いらっしゃい。神瀬葉。こっちは槇ね。君は円堂君ね。噂は予々。」
「噂?」
「えぇ、神瀬直也に引き続いて学年2位。剣道をやっていて全国に出場した経験あり。文武両道、眉目秀麗。」
「それほどでは」
「謙遜しちゃって」
ビールの缶をよくに振る。
「直也達はなんで帰って来たの?まだ全然、時間経ってないよ。」
「ちょっと一悶着あって。白斗のお昼はもって来てもらうようお願いした。もう少し待ってて」
「ありがとう」
それから数時間後インターホンがなりクラスメイトが紙袋を渡してくれた。
「お!これが直也のお店で出している料理か、本格的だな」
「中には料理人になりたい人とかいるからね」
「美味しそうだね。」
「白斗。好きなの選んで」
「・・・えっ、葉さんと槇さんが先に選んでよ」
いつの間にか起きていた槇が「これは白斗君のお土産として買って来たんだから白斗君が先に選ぶんだよ」と言った。
「じゃあ直也をおすすめ教えて」
隣でニコニコしている直也。
「全部俺のおすすめ。」
「えー」
「直也?早いね・・・」
家の扉を開けて入ると白斗が出迎えてくれた。でも、白斗の視線は直也の後ろを見ていた。
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奥から葉が顔を出した。
「直也が帰って来たから。」
「なるほど!直也。ちょっと手伝って。槇が。」
「分かった」と言って直也はリビングに向かう。
後ろにいた円堂爽は白斗を見ている。
「初めまして。都瀬白斗と言います。」
「初めまして円堂爽です。」
少し気まずく白斗はお辞儀してリビングに戻って来た。
「お父さん!起きて!」
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「直也。そっとしておいて大丈夫だよ。」
「でも、白斗君。」
「槇さん。疲れていたんだと思うよ。僕達の相談役になってもらったり色々作ってもらったりしてたから。」
「白斗君。うん!分かった。じゃあ甘えさせて。」
「白斗。大丈夫?」
「大丈夫だよ。それより直也。友達1人にしちゃダメだよ」
「あっ!」と思い出したのか玄関に向かう。
「上がって上がって、酔っ払いが寝ているけど」
「お邪魔します。」
「いらっしゃい。神瀬葉。こっちは槇ね。君は円堂君ね。噂は予々。」
「噂?」
「えぇ、神瀬直也に引き続いて学年2位。剣道をやっていて全国に出場した経験あり。文武両道、眉目秀麗。」
「それほどでは」
「謙遜しちゃって」
ビールの缶をよくに振る。
「直也達はなんで帰って来たの?まだ全然、時間経ってないよ。」
「ちょっと一悶着あって。白斗のお昼はもって来てもらうようお願いした。もう少し待ってて」
「ありがとう」
それから数時間後インターホンがなりクラスメイトが紙袋を渡してくれた。
「お!これが直也のお店で出している料理か、本格的だな」
「中には料理人になりたい人とかいるからね」
「美味しそうだね。」
「白斗。好きなの選んで」
「・・・えっ、葉さんと槇さんが先に選んでよ」
いつの間にか起きていた槇が「これは白斗君のお土産として買って来たんだから白斗君が先に選ぶんだよ」と言った。
「じゃあ直也をおすすめ教えて」
隣でニコニコしている直也。
「全部俺のおすすめ。」
「えー」
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