9 / 567
欲発剤
内緒で
しおりを挟む
次の日、今日は遅刻をしないで学校に向かった直也を見送り、いつもと同じで掃除を始めた。リビング、キッチン、トイレ、2階に上がり自分の部屋、最後は直也の部屋を掃除をしに部屋に入った。
「・・・毎日やってるから流石に汚れてないよね?」
独り言を呟き掃除を始めた。
黙々とやってるためすぐに終わってしまう。直也の部屋を見渡す。すると、無理矢理突っ込んだような場所を見かけ、「直也、勝手に見るけど許して」と呟いてから取り出した。
「これは・・・」
呼び出しと誤魔化した手紙が入っていた。開いて読んでいると手紙に雫が落ちた。
「忘れてた・・・僕はこのためにここに来たのに・・・直也は優しいなぁ」
学校側から一応貰ったスマホを取り出す。ここには直也だけしか連絡先が入っていない。
手紙の一番下に書いてあったメールアドレスを登録して日時を設定した。他に書ける欄があり白斗は『直也には言わずにやりたいです。なので出来たら学校の行ってる時間帯、設定している時間にお願いします』と書いて送信した。
掃除の後は自分のお昼ご飯と夕飯の準備だけしていた。
15時になるといつも通りやることがなくなりテレビをつける。クッションを胸に抱き、ボッーっとテレビを眺めていた。
ボッーっとしていたところに急にインターホンが鳴った。
「はーい、今出ます。」
そう言って駆け足でドアを開けると
「え、誰?」
目の前には白斗と同じぐらい背で可愛らしい顔をした男がいた。
「えーと」
白斗は何を言えばいいのか分からない。
「だから、誰って?」
「あ、はい、都瀬 白斗と言います。」
「僕は八重 颯。神瀬の家って聞いたんだけど・・・まさか、噂の婚約者?」
「えーえーと」
「神瀬もまさかこんなやつを婚約者に取るとわ。」
「え?」
「ねぇ、取り敢えず、入れてくれない?」
「あ、あ」
無理矢理押し入った八重 颯はリビングに行く。
「へーここが今後僕が住める場所なんだね。さすが神瀬。」
「住める場所?」
「は?何お前。神瀬がずっとお前と過ごすことなんってないから。そんなのも分からないの?笑えるね。神瀬は僕の婚約者に相応しい男なんだから、後から出て来たお前なんかにやらねぇ」
暴言を吐き今日のところは満足したのかすぐに家から出て行った。
「???」
唐突のことで頭が追いついていなかった。
「・・・毎日やってるから流石に汚れてないよね?」
独り言を呟き掃除を始めた。
黙々とやってるためすぐに終わってしまう。直也の部屋を見渡す。すると、無理矢理突っ込んだような場所を見かけ、「直也、勝手に見るけど許して」と呟いてから取り出した。
「これは・・・」
呼び出しと誤魔化した手紙が入っていた。開いて読んでいると手紙に雫が落ちた。
「忘れてた・・・僕はこのためにここに来たのに・・・直也は優しいなぁ」
学校側から一応貰ったスマホを取り出す。ここには直也だけしか連絡先が入っていない。
手紙の一番下に書いてあったメールアドレスを登録して日時を設定した。他に書ける欄があり白斗は『直也には言わずにやりたいです。なので出来たら学校の行ってる時間帯、設定している時間にお願いします』と書いて送信した。
掃除の後は自分のお昼ご飯と夕飯の準備だけしていた。
15時になるといつも通りやることがなくなりテレビをつける。クッションを胸に抱き、ボッーっとテレビを眺めていた。
ボッーっとしていたところに急にインターホンが鳴った。
「はーい、今出ます。」
そう言って駆け足でドアを開けると
「え、誰?」
目の前には白斗と同じぐらい背で可愛らしい顔をした男がいた。
「えーと」
白斗は何を言えばいいのか分からない。
「だから、誰って?」
「あ、はい、都瀬 白斗と言います。」
「僕は八重 颯。神瀬の家って聞いたんだけど・・・まさか、噂の婚約者?」
「えーえーと」
「神瀬もまさかこんなやつを婚約者に取るとわ。」
「え?」
「ねぇ、取り敢えず、入れてくれない?」
「あ、あ」
無理矢理押し入った八重 颯はリビングに行く。
「へーここが今後僕が住める場所なんだね。さすが神瀬。」
「住める場所?」
「は?何お前。神瀬がずっとお前と過ごすことなんってないから。そんなのも分からないの?笑えるね。神瀬は僕の婚約者に相応しい男なんだから、後から出て来たお前なんかにやらねぇ」
暴言を吐き今日のところは満足したのかすぐに家から出て行った。
「???」
唐突のことで頭が追いついていなかった。
1
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。



なんで俺の周りはイケメン高身長が多いんだ!!!!
柑橘
BL
王道詰め合わせ。
ジャンルをお確かめの上お進み下さい。
7/7以降、サブストーリー(土谷虹の隣は決まってる!!!!)を公開しました!!読んでいただけると嬉しいです!
※目線が度々変わります。
※登場人物の紹介が途中から増えるかもです。
※火曜日20:00
金曜日19:00
日曜日17:00更新

男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる