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婚約者
学校のシステム
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皿を洗い終えた直也は白斗をソファに座らせて机の上にあった紙を白斗に見てた。研究者が白斗に昨日渡した男高のパンフレット。
この男高にはあるシステムが存在している。
成績でお金が貰えるというシステム。お金はこの成績でしか貰えない物。
以下は1回のテストでの結果で貰える金額。テストは月1回ある。
小学生~中学3年生
学年 1位 5000円
2位 1000円
3位 500円
中学3年生~中学6年生
学年 I位 10000円
2位 5000円
3位 1000円
4位~10位 500円
以下 0円
高校1年生~高校3年生
学年 I位 50000円
2位 10000円
3位 1000円
4位~最下位 0円
高校生にもなると、他よりも厳しくなる。
大学生は高校生の倍だった。
「直也。これって」
白斗は男高のパンフレットを見ながら直也に質問する。
「お金は大丈夫だって言ったでしょう?」
「もしかして学年1位?」
「そう。小学1年の頃から、しかも、ほとんどそのお金使いってないから」
「・・・ねぇ、本当に僕が婚約者になっていいの!」
「だから、良いんだって!このお金だって、白斗が入学してくるかもとか入学して来なかったら全額卒業した後に白斗に貢ごうって思ってたから」
「僕には直也が神にしか見えないよぉ~」
「大袈裟な。」
ソファに一緒に座りながら話す。
「でも、ありがとう。直也。」
満面な笑みを直也に向けると直也は下を向いて口を抑えた。
「直也?どこか調子悪い?」
「違うよ。やっぱり、白斗が好きだなって思っただけ」
「!」
白斗は恥ずかしくなって話を変えようと
「今日、学校行かないの?」
もう時間は8時になりかかってる。この距離なら走れば間に合うが話を変えたくて無理矢理聞いた。
「行くよ。でも。今日だけは遅刻してでも白斗の側を離れたくないんだ。」
白斗は思う。『よく、恥ずかしがらずにそんなことが言えるな』とでも、嬉しかったのか「・・・僕も・・・」と小さく呟いた。
この男高にはあるシステムが存在している。
成績でお金が貰えるというシステム。お金はこの成績でしか貰えない物。
以下は1回のテストでの結果で貰える金額。テストは月1回ある。
小学生~中学3年生
学年 1位 5000円
2位 1000円
3位 500円
中学3年生~中学6年生
学年 I位 10000円
2位 5000円
3位 1000円
4位~10位 500円
以下 0円
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高校生にもなると、他よりも厳しくなる。
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「直也。これって」
白斗は男高のパンフレットを見ながら直也に質問する。
「お金は大丈夫だって言ったでしょう?」
「もしかして学年1位?」
「そう。小学1年の頃から、しかも、ほとんどそのお金使いってないから」
「・・・ねぇ、本当に僕が婚約者になっていいの!」
「だから、良いんだって!このお金だって、白斗が入学してくるかもとか入学して来なかったら全額卒業した後に白斗に貢ごうって思ってたから」
「僕には直也が神にしか見えないよぉ~」
「大袈裟な。」
ソファに一緒に座りながら話す。
「でも、ありがとう。直也。」
満面な笑みを直也に向けると直也は下を向いて口を抑えた。
「直也?どこか調子悪い?」
「違うよ。やっぱり、白斗が好きだなって思っただけ」
「!」
白斗は恥ずかしくなって話を変えようと
「今日、学校行かないの?」
もう時間は8時になりかかってる。この距離なら走れば間に合うが話を変えたくて無理矢理聞いた。
「行くよ。でも。今日だけは遅刻してでも白斗の側を離れたくないんだ。」
白斗は思う。『よく、恥ずかしがらずにそんなことが言えるな』とでも、嬉しかったのか「・・・僕も・・・」と小さく呟いた。
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