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依頼の常識?
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手続きを済ませて門から出るとノルンが我慢できないとばかり吹き出して笑った。
「楽園時代のお約束ってなんて馬鹿な話なの。普通、ギルドの中で本気の揉め事なんか起きるわけないじゃない。それも相手は見た目で侮ってかかってくるなんてありえないわ」
「でもさっきそんな感じだったじゃないか」
「あんなの特殊も特殊よ、十年毎日朝から晩までギルドにいても見れるかわからないレアケースよ。お約束なんかになりえないわ」
そう言うとノルンは声を高らかに上げて笑う。
それに対して複雑な表情をする僕に、フォノムがフォローするように「お話の世界なら盛り上がる展開だと思いますよ」と少し焦ったように話しかけてくる。僕はそんなフォノムに「大丈夫、弄られたくらいで僕は凹んだりしない」と力なく返した。
我関せずという具合に先頭をどんどん歩いていたビリオンが前方で足を止めたので僕とフォノムは少しペースを上げてビリオンの元に向かう。ノルンは……置いていくことにする。
「大体野草はこの辺に生えてるっす。使える野草と雑草の違いは見分ける必要ないのでどんどん収集袋に入れるだけっす」
「それでいいのか?」
「うっす。ギルドは野草が欲しいんじゃなくてこの辺りに草が生い茂って背が高くなった時、魔物の行動範囲その分広がってしまうことを予防したいんす。でも草刈りじゃ外聞も悪いし本部規定の報酬額も低くてやる人がいないから副支部長が野草収集って名目にして報酬も上げてくれてるんす」
「へぇー……。サリウスってあの見た目だからそういうこと許さないマニュアル主義って感じだと思ってた。すごく意外」
「ふ、副支部長さんは冒険者上がりで現場のことを優先して考えてくれる素晴らしい方です」
「そっす。現場の報告を重視してくれるし、依頼失敗しても本当に仕方のない状況だったりするとコッソリペナルティ減らしてくれるってヴァイエットでは人気あるっす」
そんな話をしながら野草収取というなの草刈りが進んでいく。ノルマはなく収集袋に入れれば入れるだけ報酬になるそうだ。
野草収集という名目じゃなければ魔法で更地にしてやりたい、作業に飽きてきてそんなことを考え始めた頃。早々に飽きていっぱいになった収集袋の一つに座ってくつろいでいたノルンから声が上がる。
「珍しいわね、フィールドタートルリザードが標的もいないのに動いてるわ」
「え? うわぁまじっす」
「め、珍しいですね。何かいいことありそうです」
「おぉーホントだ。誰もやってないみたいだし倒そう、あいつの甲羅はそこそこの値段するはずだし」
そう言うとと三人は驚いた表情で一斉に僕を見るが、僕はそれを無視して実物として初めて見る知ってる魔物に感動していた。
「オルファナオンライン」においてフィールドタートルリザードはランダムで街、ダンジョン以外のあらゆるマップにポップする大型だが中ボス扱いのモンスターだ。ノンアクティブモンスターなのでこちらから攻撃したりしない限り絶対先制ができる。だから他に戦っている人がいなければ倒せばクエスト報酬とは別に大きな報酬を得られるという出会えたらラッキーなモンスターだ。
「えっ……? 倒すってアレをっすか?」
「ん? アイツは見つけたら倒すのって依頼の常識だろ?」
「あ、あの、フィールドタートルリザードは攻撃しなければ無がン! ンーーー!」
「そうね、じゃあお願いできる? 私達は野草収集を続けるから」
何かを言いかけたフォノムの口を塞いでノルンが涼しい顔してそう言ってくる。
なにか怪しいがせっかくの獲物を横取りされたくはないので僕はフィールドタートルリザードの方へ走り出した。
三人からある程度離れたところで装備を着替える。魔封じ状態では無理だ。
頭の中でセット装備に登録していた内の一つをイメージし、それを口に出す。
「セット装備蒼海のドレス」
すると一瞬で深い青色のドレスに装備が切り替わる。
蒼海のドレスは名前からも予測できる通り水魔法強化の効果がある。だが僕が今このセット装備を選んだ理由はもう一つある。それはセット装備としてドレスを引き立たせるように僕に装備された青いネックレス「海色の涙」、これは蒼海のドレスと共に装備することで敵の魔法耐性を完全に無視する効果がプラスされる。
フィールドタートルリザードは体力が高く、物理耐性、魔法耐性が非常に高い。
だがこの装備なら問題なくダメージを出すことができる。
更に――
「インベントリリンクウェアハウス、スロットⅠ。白波焔の杖」
インベントリを魔力消費で倉庫と繋げて杖を取り出す。
白波焔の杖は水魔法での攻撃を火属性に変換して標的にダメージを与える効果がある。フィールドタートルリザードの弱点は火属性、しかも魔法自体は水魔法のままなのでこの世界で使っても燃え広がることはないはずだ。
準備を終えた僕は、すでに動きを止めていたフィールドタートルリザードの表面に移動し、その顔に向けて杖を構えた。
まずは「メイルシュトロームウォール」を発動し標的を囲むように渦巻く水流を召喚し、次に両目を狙って「ウォーターバレット」を2発同時に発動する。
「ウォーターバレット」が命中したフィールドタートルリザードは、「グオオオオォォォ」と大きな咆哮を上げ暴れ出した。普通に攻撃を仕掛けていれば攻撃を受けアクティブ化したフィールドタートルリザードは咆哮した後標的に向かって突進攻撃に移る。しかし、魔法耐性を無視し弱点属性をついた僕の魔法はその一撃で両目を潰した、こうすることによってフィールドタートルリザードは標的を識別できず咆哮を上げながら暴れる様に無差別に動き回る。そして、その行動は事前に仕掛けていた「メイルシュトロームウォール」に阻害される。「メイルシュトロームウォール」は水が激しい勢いで渦巻く壁だ、暴れるフィールドタートルリザードはその壁にぶつかる度に少量のダメージを受けながら向きを強制的に変えられ、「メイルシュトロームウォール」の中を行ったり来たりし続ける。
あとは「メイルシュトロームウォール」の効果がきれるまで外から「ウォーターバレット」を甲羅以外に当たるように撃ち続けてればいい。
ラノベの主人公のように強敵以外はみな一撃。なんて強さは僕にはない、それでも知ってるモンスターならソロで倒せるハメ技くらいいくつも知っている。
だって僕はこの世界に来るために「オルファナオンライン」を遊び続けていたのだから。
……と。転移することを忘れていたことに一切触れないように、脳内で主人公語りをしていると。大きな音を立ててフィールドタートルリザードが横向きに倒れた。
倒れたフィールドタートルリザードの頭を「アクアブレイド」で切り落とし、体と頭をそれぞれインベントリにしまい一息つく。
ゆっくりと歩いてノルン達の元に戻るとビリオンとフォノムは呆けた顔をしている。そしてノルンはニヤニヤしながら僕に近づきこう告げた。
「攻撃しなければ無害、攻撃したら凶暴化するあの魔物は危険指定されているのよ。だからギルドに申請して条件を満たした討伐隊じゃないと一切触れてはいけないの。よかったわね、今日もギルドで会議になるわよ」
「謀ったな!」
「楽園時代のお約束ってなんて馬鹿な話なの。普通、ギルドの中で本気の揉め事なんか起きるわけないじゃない。それも相手は見た目で侮ってかかってくるなんてありえないわ」
「でもさっきそんな感じだったじゃないか」
「あんなの特殊も特殊よ、十年毎日朝から晩までギルドにいても見れるかわからないレアケースよ。お約束なんかになりえないわ」
そう言うとノルンは声を高らかに上げて笑う。
それに対して複雑な表情をする僕に、フォノムがフォローするように「お話の世界なら盛り上がる展開だと思いますよ」と少し焦ったように話しかけてくる。僕はそんなフォノムに「大丈夫、弄られたくらいで僕は凹んだりしない」と力なく返した。
我関せずという具合に先頭をどんどん歩いていたビリオンが前方で足を止めたので僕とフォノムは少しペースを上げてビリオンの元に向かう。ノルンは……置いていくことにする。
「大体野草はこの辺に生えてるっす。使える野草と雑草の違いは見分ける必要ないのでどんどん収集袋に入れるだけっす」
「それでいいのか?」
「うっす。ギルドは野草が欲しいんじゃなくてこの辺りに草が生い茂って背が高くなった時、魔物の行動範囲その分広がってしまうことを予防したいんす。でも草刈りじゃ外聞も悪いし本部規定の報酬額も低くてやる人がいないから副支部長が野草収集って名目にして報酬も上げてくれてるんす」
「へぇー……。サリウスってあの見た目だからそういうこと許さないマニュアル主義って感じだと思ってた。すごく意外」
「ふ、副支部長さんは冒険者上がりで現場のことを優先して考えてくれる素晴らしい方です」
「そっす。現場の報告を重視してくれるし、依頼失敗しても本当に仕方のない状況だったりするとコッソリペナルティ減らしてくれるってヴァイエットでは人気あるっす」
そんな話をしながら野草収取というなの草刈りが進んでいく。ノルマはなく収集袋に入れれば入れるだけ報酬になるそうだ。
野草収集という名目じゃなければ魔法で更地にしてやりたい、作業に飽きてきてそんなことを考え始めた頃。早々に飽きていっぱいになった収集袋の一つに座ってくつろいでいたノルンから声が上がる。
「珍しいわね、フィールドタートルリザードが標的もいないのに動いてるわ」
「え? うわぁまじっす」
「め、珍しいですね。何かいいことありそうです」
「おぉーホントだ。誰もやってないみたいだし倒そう、あいつの甲羅はそこそこの値段するはずだし」
そう言うとと三人は驚いた表情で一斉に僕を見るが、僕はそれを無視して実物として初めて見る知ってる魔物に感動していた。
「オルファナオンライン」においてフィールドタートルリザードはランダムで街、ダンジョン以外のあらゆるマップにポップする大型だが中ボス扱いのモンスターだ。ノンアクティブモンスターなのでこちらから攻撃したりしない限り絶対先制ができる。だから他に戦っている人がいなければ倒せばクエスト報酬とは別に大きな報酬を得られるという出会えたらラッキーなモンスターだ。
「えっ……? 倒すってアレをっすか?」
「ん? アイツは見つけたら倒すのって依頼の常識だろ?」
「あ、あの、フィールドタートルリザードは攻撃しなければ無がン! ンーーー!」
「そうね、じゃあお願いできる? 私達は野草収集を続けるから」
何かを言いかけたフォノムの口を塞いでノルンが涼しい顔してそう言ってくる。
なにか怪しいがせっかくの獲物を横取りされたくはないので僕はフィールドタートルリザードの方へ走り出した。
三人からある程度離れたところで装備を着替える。魔封じ状態では無理だ。
頭の中でセット装備に登録していた内の一つをイメージし、それを口に出す。
「セット装備蒼海のドレス」
すると一瞬で深い青色のドレスに装備が切り替わる。
蒼海のドレスは名前からも予測できる通り水魔法強化の効果がある。だが僕が今このセット装備を選んだ理由はもう一つある。それはセット装備としてドレスを引き立たせるように僕に装備された青いネックレス「海色の涙」、これは蒼海のドレスと共に装備することで敵の魔法耐性を完全に無視する効果がプラスされる。
フィールドタートルリザードは体力が高く、物理耐性、魔法耐性が非常に高い。
だがこの装備なら問題なくダメージを出すことができる。
更に――
「インベントリリンクウェアハウス、スロットⅠ。白波焔の杖」
インベントリを魔力消費で倉庫と繋げて杖を取り出す。
白波焔の杖は水魔法での攻撃を火属性に変換して標的にダメージを与える効果がある。フィールドタートルリザードの弱点は火属性、しかも魔法自体は水魔法のままなのでこの世界で使っても燃え広がることはないはずだ。
準備を終えた僕は、すでに動きを止めていたフィールドタートルリザードの表面に移動し、その顔に向けて杖を構えた。
まずは「メイルシュトロームウォール」を発動し標的を囲むように渦巻く水流を召喚し、次に両目を狙って「ウォーターバレット」を2発同時に発動する。
「ウォーターバレット」が命中したフィールドタートルリザードは、「グオオオオォォォ」と大きな咆哮を上げ暴れ出した。普通に攻撃を仕掛けていれば攻撃を受けアクティブ化したフィールドタートルリザードは咆哮した後標的に向かって突進攻撃に移る。しかし、魔法耐性を無視し弱点属性をついた僕の魔法はその一撃で両目を潰した、こうすることによってフィールドタートルリザードは標的を識別できず咆哮を上げながら暴れる様に無差別に動き回る。そして、その行動は事前に仕掛けていた「メイルシュトロームウォール」に阻害される。「メイルシュトロームウォール」は水が激しい勢いで渦巻く壁だ、暴れるフィールドタートルリザードはその壁にぶつかる度に少量のダメージを受けながら向きを強制的に変えられ、「メイルシュトロームウォール」の中を行ったり来たりし続ける。
あとは「メイルシュトロームウォール」の効果がきれるまで外から「ウォーターバレット」を甲羅以外に当たるように撃ち続けてればいい。
ラノベの主人公のように強敵以外はみな一撃。なんて強さは僕にはない、それでも知ってるモンスターならソロで倒せるハメ技くらいいくつも知っている。
だって僕はこの世界に来るために「オルファナオンライン」を遊び続けていたのだから。
……と。転移することを忘れていたことに一切触れないように、脳内で主人公語りをしていると。大きな音を立ててフィールドタートルリザードが横向きに倒れた。
倒れたフィールドタートルリザードの頭を「アクアブレイド」で切り落とし、体と頭をそれぞれインベントリにしまい一息つく。
ゆっくりと歩いてノルン達の元に戻るとビリオンとフォノムは呆けた顔をしている。そしてノルンはニヤニヤしながら僕に近づきこう告げた。
「攻撃しなければ無害、攻撃したら凶暴化するあの魔物は危険指定されているのよ。だからギルドに申請して条件を満たした討伐隊じゃないと一切触れてはいけないの。よかったわね、今日もギルドで会議になるわよ」
「謀ったな!」
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