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10章「狩人たちの見る夢」

血に塗れた狩人たちの悪夢へ

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―――――

ということで、狩人の悪夢に行くためにまず、狩人装束(色違い)を手に入れた場所の近くにあった謎のブラックホールの元へ行く。《血に酔った狩人の瞳》は変わらずアイテムボックスの中に、封印もされずに存在していたので問題はないだろう。ふと、瞳を取り出して眺める。変わらず不気味に蕩け崩れた瞳孔がぽっかりと開いていた。


血に酔った狩人の瞳

狩りと血に酔い、正気を失って「狩人の悪夢」に呑まれたある狩人の瞳。
我ら血により人となり、そして獣にも成り果てる
その警句を忘れ去り、血のもたらす力に酔いしれた者の瞳孔が蕩け崩れた狂気の瞳だ

所持していると、いずれ血に濡れた《狩人の悪夢》に引き込まれる
貴方はそう成り果てぬように、精々注意しておくがいい


やけにこの世界のアイテムテキストはセンスがいい気がする。何となく。

「…………そういや、この前狩人の悪夢から生還してきた奴がいたな。そいつは直ぐに地下の迷宮遺跡に行ってしまったけどな」

ルクスがぽつりと言う。

「連盟長さんに会った後、すぐ行ってしまいましたよね。俺たちも”醜い獣”のことを聞きたかったんですが……」

アカも続く。始祖の狩人だなんて呼ばれることもある数人の古狩人――連盟長ヴァルトール、医療教会の始祖ルドウイーク(ルドウィークではなかったようで)、血族狩りの処刑隊の長ローゲリウス、全ての狩り武器のマスターピースだなんて言われる独特の武器を持つ狩人工房の始祖ゲールマン。

アルフレート曰くローゲリウスはカインハーストで死亡、その後遺体は穢れた血族の怨念に縛られている。ヴァルトールはヒビキたちが先ほど会った通り生存している。ゲールマンは夢を終えたある狩人と戦闘後死亡し、更に後の数人の狩人が連綿と””そうだが……………まさかな。

そして、医療教会所属の狩人から尊敬されているルドウイークはその情報曰く、狩人の悪夢で”醜い獣”にてまだ彷徨っている………そうだが。まだ行ってみないと分からない。

そんなことをつらつらと考えている最中にやがてブラックホールの前まで来た。……と思う間もなくその得体のしれないブラックホールの中から黒い手が伸び、あっという間に引きずり込まれる。

***

――――

次の瞬間、目の前に広がるのはオドン教会をベースにしつつも雰囲気的にはかなり禍々しく変容した光景。狂気蓄積が幾分かと、何割かダメージがあったので《輸血液》と《鎮静剤》を使って回復させておく。リコード世界でのポーション回復や魔法での回復と違い、輸血液はある程度振りかぶって身体に刺すだけで済むし鎮静剤も呷ってから数秒もたたず回復する。ある程度振りかぶらねばならないのはそうしないと中身が身体に入らないからだ。現実世界での病院で使われる点滴台なんてものはないし、持ち歩けるものでもない。

「いつつ…………随分と血生臭い場所に出たな」
「うー……きゅ~」
「ルクスさん大丈夫ですか?……そういう俺もちょっと頭ぶつけましたけど」
「…………」

頭をさすりつつ身を起こすヒビキ、頭上から放り出され目を回しているルクス(ミミズク形態)、しっかり着地したクロノとその肩に留まったままルクスを心配するアカ(フクロウ形態)。まだ目を回しているミミズク形態のルクスを持ち上げて頭上に戻してから、ヒビキはクロノに向き直った。

「着いた、よな…………………って何だこの声」

先ほどから「ハァァァア!」「ムォアァッ!ブラッドォ!」などと気勢をあげる奇妙な叫び声と、武器が打ち合わされる金属音、たまに銃声が鳴り響いている。周囲には無数の血塗れの死体が転がり、大気に混じる血の香りと血痕の程度は酷いものだ。教会内部には灯りがあったので、灯しておく。紫色の炎が変わらず、黒ランタンに灯った。


≪ログ≫
灯り「狩人の悪夢」を解放しました。狩人の夢の「狩人の悪夢の墓石」とこの灯りとの転移ができるようになります。


教会から出た2人と2羽?はまず、教会右手の大門のショートカットを開けに行くことにする。周囲の様子は聖堂街をベースにしつつも、同じく禍々しい雰囲気に変容していた。右側の坂を下って円形墓地へ向かう最中、アカが口を開いた。

「そういえばお二人とも、元の聖堂街の上層には向かわれました?」
「んーいや、まだだな」
「聖堂街上層は俺たちの所属していた「聖歌隊」と古い指導者の領域です。血の救いを求め、そして許されるのであれば行かれるのもいいと思いますよ………と言いたいんですが、今はもう上位者の先触れたる精霊と獣ども、どちらでもない者たちが徘徊する場所と化してしまいました」
「精霊、ねぇ。言ってしまえば軟体生物、だろう?」
「……まあ、そうなんだがな!」

アカの持つ秘儀アイテムのうち《エーブリエタースの先触れ》と《彼方への呼びかけ》、《夜空の瞳》は精霊を媒介にする秘儀だ。アイテムテキストを見させてもらったが、言っていることが高次元すぎて理解が追い付かない。特に《夜空の瞳》は無数の小さな軟体生物が纏わりつく半ば腐った軟らかい瞳で、革の手袋越しでも正直あまり触りたくない。アイテムテキストをそのまま理解できるようになるには、もっと啓蒙が進んだ人なら可能なのだろうか。

「そういえばさ、教区長エミーリアが後生大事に持っていた《金のペンダント》、あれ元は誰のものか知ってたりするか?」
「………………………恐らく、初代教区長のものだろうと思われます」
「ふーん………」

そうこうしているうちに、大聖堂前の長い階段まで来た。途中の右手にあるレバーを引いて、ショートカットを開通させる。また途中で武器の気配を察したルクスが左手の方に飛んで行ったかと思うと、右手武器《獣肉断ち》を取ってきた。また、大聖堂の中には手術祭壇があり、その上に《瞳のペンダント》があったので忘れず取っておく。

少し戻り、元の世界では隠し街ヤハグル方面へ続くという道を道なりに進んでいく。とヒビキが2階建ての家に入った直後何かに気づき、曲剣形態の弓剣を前へ振りかざした。

――――ぎぃぃいい…―ん!

前方から襲い掛かってきたのは変形済みなのか手と一体化した武器《獣の爪》を使う狩人。その目の瞳孔は蕩け崩れて狂気に侵されている。しかし、鳥形態のまますり抜けて人形態に変身した後容赦なく仕込み杖でこめかみをぶん殴るアカと、ルドウイークの聖剣(変形前)で心臓部を背面致命攻撃バックスタブするルクス、反射的に月光の聖剣を右腕向けて振るったクロノ、そして左腕目掛けて弓剣を叩きつけたヒビキ。4種類の重い攻撃に晒された哀れな《獣の爪》使いの狩人は、あっという間に亡骸を転がすこととなった。

ドロップアイテムは《撃鉄の狩人証》撃鉄を象った狩人証だ。


撃鉄の狩人証

工房の異端「火薬庫」の前身たる古い一会派、オト工房が発行したもの

独自の発想と、複雑な機構。そして奇妙な武器
「火薬庫」の哲学は、この頃既に息づいていた

※狩人の夢の水盆の使者に見せるとラインナップが追加されます。


取り回しし難いものの威力は一級品(つまりロマン性能)の武器を製作する工房「火薬庫」の前身たる会派ねぇ…。
階段を降りていくと右手に、赤黒い血溜まりが広がっている。その右側には洞窟への入り口があった。ただ、ここにもまた血に酔った狩人が待ち構えており、こちらを見つけるなりいきなりガトリングガンの連射をぶっ放してきたのだ。入り口外は丁度射線上に当たるようで、慌てて中へローリングする瞬間弾の一つが肌を掠めた。洞窟内は一つの大きな岩を中心にぐるぐる回れる構造になっている。

「……こうなったら挟み撃ちしかねぇよな?」
「わかったぞ!」
「了解しました」

ルクスとアカが右回り、ヒビキとクロノで左回りに回ってガトリングガン持ちの狩人を挟み撃つ。

――――――ギィィイ……ン!!

アカがアイテムを取り出して《エーブリエタースの先触れ》を発動させ、どこかから呼び出された白い触手が前方にまっすぐ突き出てガトリングガン持ちの狩人の体勢を崩し吹き飛ばす。そこにヒビキの弓剣での一閃とクロノの光波、ルクスの銃撃が一斉に突き刺さった。さすがに数の力が偉大過ぎて、多少敵が強くても押し切れてしまう。

ガトリングガン持ちの狩人からは《ガトリング銃》がドロップした。もしかしなくても、旧市街にいる灰狼装束の狩人ことデュラの仲間のうちの、悪夢に呑まれたという一人がこいつなのではなかろうか。でも、もう確かめるすべはない。

「獣の気配……これは血に渇いた獣のものですね」
「といっても、オリジナルの小型版の様だが……」
「動きは同じだろうな!」

洞窟の奥に何かアイテムが落ちており、その傍に番人(獣?)のように血に渇いた獣の小型版が待ち構えていた。ただ、ルクスの言う通り動きはオリジナルと全く同じ。故にそんなに苦労せず倒すことができた。これ以上洞窟の先には進めなさそうなので、来た道を戻り今度は左手の血溜まり方面へ進む。

「あのな、ちょっと提案なんだが」
「なんでしょう?」
「?」
「次の灯りについたら一旦狩人の夢に戻って、武器を強化しておきたい。あとカレル文字もつけておきたいし」
「……………了解しました。確かに予想以上に武器の傷みが早いような気がしていたんですよね……」
「うー……実はオレのも、火力が足りない気がすんだよなー…」

先ほどのはあくまで弱点部分を正確に刺し貫いたことによる威力だから、か。クロノも頷き、とにかく次の灯りが見つかったら戻ることにする。ルクスとアカがフクロウ形態に戻ってそれぞれ定位置に戻った後、2人と2羽?は次の場所目指して進む。



――――血塗れた死体が転がる中、道なりに進んでいくとやがて小さな石橋に出た。石橋の上にも死骸が転がり、血溜まりが幾つか広がっている。そして、石橋の向かい側にある建物の扉横に誰かが座り込み、俯いていた。

話しかけようとまずヒビキが近づくと、その誰かは唐突に顔をあげこちらに目を向ける。包帯や古びた狩人装束で身を窶し、ヒビキが持つのと同じ弓剣を腰に下げ、包帯の隙間から赤い右目が見える。

「………………………こんなとこにまともな奴が来るとは珍しいな。あんた、悪夢に、悪夢の秘密に興味はあるかい?」
「…………?」

ヒビキが、意味が分からない、と言う顔をするとその身を窶した狩人は言葉を続けた。



≪拾ったアイテム≫
・狂気の死血【8】×2
・古狩人の帽子
・血石の二欠片×9
・古狩人の手甲
・輸血液×18
・狂気の死血【9】
・狂人の智慧×2
・水銀弾×10
・火炎瓶×4
・獣肉断ち
・瞳のペンダント
・時限爆発瓶×9
・古狩人のトップハット
・小アメンの腕
・血石の塊

≪領域メモ(Byアカ)≫
・領域のそこここに転がる血塗れの死体は、殴っても武器耐久値を消費しない。
・現実であれば隠し街ヤハグル方面に続くはずの道は、途中で行き止まりになっている。
・瞳のペンダントは、手術祭壇の鍵となる。
・ここは、狂った狩人たち、狩られなかった血に酔った狩人たちが呑み込まれる世界。
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