これは一つの結婚同盟

「結婚しよう」

同期の柴崎朗にそう告げられたのは、ラーメンを食べていたときだった。意味不明な言葉を訝しむ千歳に、彼は本気だと畳みかけてくる。

しかし返事のしようがない。何故なら二人は既に結婚しているから。

ひょんなことから同盟を結んだ千歳に待ち受けるのは一体…?


※「文月帳〜短編&番外編〜」でケンケン&柚ぽんのその後を書いています。
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