婚約解消されたので、久々に魔の森の隠れ家に行ったら、近くに人族に襲われて、集落を捨てた獣人達が住み着いていた!-そして、王国には陰りが!

 侯爵令嬢イリス・クラウゼは、やっと婚約解消されたので、久々に魔の森の隠れ家に行ってみたら、近くに人族に襲われ集落を捨てた獣人達が住み付いていた!
 森に住む者達の決まりで、先に家を建てた者に、後から来た者は近くに家を建て住む許可を取らなければならない。と、成っている為許可を取りに来たのだ。
 だが、人族は嫌われていた!
 人族は、古代の大陸の半分以上覆う大壁に守られた。安全な大壁の中で暮らし、壁の外の亜人や獣人を見下していた。
 人族の宗教は、人族は神に似せて産まれた神の子である。と唱えた。
 それを受け、王侯貴族は人族以外は人族に仕える為にある。と唱え、騎士団で亜人や獣人を襲わせていたのだ!
 その為イリスは、一族でもう一度話し合う様に帰した。
 そして翌日、イリスが狩り行くと彼等が待ち構えていた。
 そして、狩りでイリスが変身する姿を見て、忠誠を誓う様に成る。
 獣人達は、彼女を崇め奉ろうとするが、彼女は拒否。
 普通の隣人として居るつもりだが、獣人達は噂によって集まって来るのだった。
 そして、月日が流れ…。
 彼女がスローライフをしている内に、王国は軋み出して行った!

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