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第6話(10)
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「マシマロ、レート。僕の勝手でこんなことになっちゃってごめんね」
「「ううん」」
すぐさま。僕の言葉を否定するようにフルフルと首を振ってくれる。
「…………」
「「…………」」
それぞれが声を出そうとするけど、何から、どう話していいか、きっかけが掴めずにいた。
「…………」
「「…………」」
その静寂を破ったのは、あちら。マシマロとレートだった。
「でも……しゅーすけ君。急にどうしちゃったの? あのことは……」
「そ、そうだよ。な、何かあった、の……?」
お互いがいる手前、昨夜のことを言い出せずにいる。
僕も、あの話は胸に納めていたい。でも、これから相手に僕たちの思いを伝えるためにはどうしても必要になってくる。
だから、先に謝っておかないといけない。
「あのね。きのう――」
「修助さんっ、送信が終わりました」
「――ごめん。必ず後で説明するから。何も言わずにそこで見守っていて」
これだけ言ってから、向き直る。
「『一分後、樹坂修助から話がある』と送りましたので、すぐに始めます。最初の立ち位置に戻ってください」
「はい! ありがとうございます!」
僕は数歩前進、リリはスゥさんの隣に移動してその時に備える。
「修助さん。しっかりですよ!」
「が、頑張ってください」
お二人に無言で頷き、目を閉じて精神を安定させる。リリさんの言うよう冷静に。でも、すべてぶつけたい。矛盾してるけど、そうしないと意味がない。
「時間です。私が右手を挙げたら合図なので、喋っちゃってください。時間は気にせず、思う存分アピっちゃってくださいねー」
「了解ですっ!」
ゆっくりと目を開け、視線はカメラのレンズの中心。視界の端でリリの右手に注意を払い――合図だ。
お二人にもらったチャンス、絶対無駄にはしない!
「「ううん」」
すぐさま。僕の言葉を否定するようにフルフルと首を振ってくれる。
「…………」
「「…………」」
それぞれが声を出そうとするけど、何から、どう話していいか、きっかけが掴めずにいた。
「…………」
「「…………」」
その静寂を破ったのは、あちら。マシマロとレートだった。
「でも……しゅーすけ君。急にどうしちゃったの? あのことは……」
「そ、そうだよ。な、何かあった、の……?」
お互いがいる手前、昨夜のことを言い出せずにいる。
僕も、あの話は胸に納めていたい。でも、これから相手に僕たちの思いを伝えるためにはどうしても必要になってくる。
だから、先に謝っておかないといけない。
「あのね。きのう――」
「修助さんっ、送信が終わりました」
「――ごめん。必ず後で説明するから。何も言わずにそこで見守っていて」
これだけ言ってから、向き直る。
「『一分後、樹坂修助から話がある』と送りましたので、すぐに始めます。最初の立ち位置に戻ってください」
「はい! ありがとうございます!」
僕は数歩前進、リリはスゥさんの隣に移動してその時に備える。
「修助さん。しっかりですよ!」
「が、頑張ってください」
お二人に無言で頷き、目を閉じて精神を安定させる。リリさんの言うよう冷静に。でも、すべてぶつけたい。矛盾してるけど、そうしないと意味がない。
「時間です。私が右手を挙げたら合図なので、喋っちゃってください。時間は気にせず、思う存分アピっちゃってくださいねー」
「了解ですっ!」
ゆっくりと目を開け、視線はカメラのレンズの中心。視界の端でリリの右手に注意を払い――合図だ。
お二人にもらったチャンス、絶対無駄にはしない!
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