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2章
出生の秘密 裏
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「何から話せばいいのかしら!?」
マチルダは聞く。
「前、私に話してくださったことの後からで結構です。報告は済んでいますから」
「そう。エルフの王は、妹が死んだ後もしかしたら生き延びているかもしれないと、魔族領の森へ捜索隊を派遣しました。が、みつからなかったそうです。その森に近い、エルフの国の小さい村や町なんかも捜索の範囲を広げて探したけれど見つからず魔族領の森を挟んで魔族の村や町なんかにも秘密裏に捜索隊を送ったみたい。それで、やっと手がかりを見つけた。魔族領の森で保護された子供が、2人いるらしいことを掴んだ。けれどそれ以上の捜索は出来なかった。いえ、しなかったのかな。なぜならどちらも赤子ではなく小さな子供だったから。2人とも姫ではないと判断されたのだと思う。でもね、その子どもの名前がゲーテと、アンナっていうのよ。もしその子供がアンだとして一か月もしないうちに赤子から幼女に変わるってのは、ありえないからエルフの姫様ではないかなぁ」
確かにすごい話だけれど本当にアンなのか!?
子供の頃の話なんてしたことなかったからわからんな。どうしたものか。
ちょっとクレアに確認だけしとくかな。他言無用でって父王に言わないかな!?
ハイエルフってのも気になるしな。どんな存在なのか、どこで生活してるとか!?
とにかく、アンの話はここまでだな。
「マチルダ、ありがとう。
もう一つ聞きたいことがあるんだがいいか!?」
「ん?なに!?」
「エルフ国について」
「え、それって、私エルフなんだけど
エルフ国に不利益にならない!?」
「どちらかで言うとなるかもな。
でも、目的次第では国よりマチルダ本人が危ないかもしれん」
少し考えていたが、
「わかった。答えられることは答えるわ」
「ありがとう、マチルダ」
「まず、この間の拉致事件、エルフ国が動いていてな、本当に、国として動いていると思うか!?」
「私にはわからないわ。情報が少なすぎる」
「拉致の現場にいた奴らはエルフ国の協力によって、あの森までたどり着き、エルフ国を出ている。そして、そこにいるカンは竜王国の騎士だ。カンの部隊は、入国を拒否された。2つの隊の違いは、あの場にいた部隊は俺を排除したかった。王位継承権を放棄しろと言ってきたよ。そしてカンの部隊は俺の保護もしくは確認だけ。」
「要するに、国としてもあなたが邪魔だったってことかしら!?
あの場にいた、人達はあなたが目的、そしたら一緒に拉致られた私とルークは!?
何かしら利用できると思われたのかしら!?
どちらに!?わからないことだらけだわ!」
うん。スパイのような感じはしないな。
竜王国の情報が欲しかったのか!?
それともルーベンの独断なのか!?
一応、ルークにも聞いておくか!?
そっちは、カンに頼んでもよさそうかな!?
その間に、俺は、クレアだな。
マチルダは聞く。
「前、私に話してくださったことの後からで結構です。報告は済んでいますから」
「そう。エルフの王は、妹が死んだ後もしかしたら生き延びているかもしれないと、魔族領の森へ捜索隊を派遣しました。が、みつからなかったそうです。その森に近い、エルフの国の小さい村や町なんかも捜索の範囲を広げて探したけれど見つからず魔族領の森を挟んで魔族の村や町なんかにも秘密裏に捜索隊を送ったみたい。それで、やっと手がかりを見つけた。魔族領の森で保護された子供が、2人いるらしいことを掴んだ。けれどそれ以上の捜索は出来なかった。いえ、しなかったのかな。なぜならどちらも赤子ではなく小さな子供だったから。2人とも姫ではないと判断されたのだと思う。でもね、その子どもの名前がゲーテと、アンナっていうのよ。もしその子供がアンだとして一か月もしないうちに赤子から幼女に変わるってのは、ありえないからエルフの姫様ではないかなぁ」
確かにすごい話だけれど本当にアンなのか!?
子供の頃の話なんてしたことなかったからわからんな。どうしたものか。
ちょっとクレアに確認だけしとくかな。他言無用でって父王に言わないかな!?
ハイエルフってのも気になるしな。どんな存在なのか、どこで生活してるとか!?
とにかく、アンの話はここまでだな。
「マチルダ、ありがとう。
もう一つ聞きたいことがあるんだがいいか!?」
「ん?なに!?」
「エルフ国について」
「え、それって、私エルフなんだけど
エルフ国に不利益にならない!?」
「どちらかで言うとなるかもな。
でも、目的次第では国よりマチルダ本人が危ないかもしれん」
少し考えていたが、
「わかった。答えられることは答えるわ」
「ありがとう、マチルダ」
「まず、この間の拉致事件、エルフ国が動いていてな、本当に、国として動いていると思うか!?」
「私にはわからないわ。情報が少なすぎる」
「拉致の現場にいた奴らはエルフ国の協力によって、あの森までたどり着き、エルフ国を出ている。そして、そこにいるカンは竜王国の騎士だ。カンの部隊は、入国を拒否された。2つの隊の違いは、あの場にいた部隊は俺を排除したかった。王位継承権を放棄しろと言ってきたよ。そしてカンの部隊は俺の保護もしくは確認だけ。」
「要するに、国としてもあなたが邪魔だったってことかしら!?
あの場にいた、人達はあなたが目的、そしたら一緒に拉致られた私とルークは!?
何かしら利用できると思われたのかしら!?
どちらに!?わからないことだらけだわ!」
うん。スパイのような感じはしないな。
竜王国の情報が欲しかったのか!?
それともルーベンの独断なのか!?
一応、ルークにも聞いておくか!?
そっちは、カンに頼んでもよさそうかな!?
その間に、俺は、クレアだな。
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