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親友と魔力確認
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あの後医者に診て貰い取り敢えずは安全だ。とのお墨付きをもらった。
さて説明が遅れてしまった。何故一年間も昏睡だったのかというと、アズサと私は近くの森に魔物狩りに行っていた。アズサはかなり強いし
ここら辺の魔物は弱い奴らなので問題無いだろうと親も判断したみたいだ。
だが、魔物狩りの最中に強い個体と遭遇してしまった。そいつに吹き飛ばされて昏睡状態になってしまった様だ。アズサは無事だったらしい。なら良かった。
「アズサちゃんもこっちに来るってさ。」
「アズサが?」
どうやらアズサが私の家に来るそうな。
アズサが思い詰めていないか心配だ。
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
「アビス…ホントにアビスなんだよね?」
「うん。そうだよ。久しぶり、アズサ。」
「アビスーー!!!」
「う、苦しい」
アズサが泣いて抱き着いてきたので本日二度目の苦しみを味わった。
「良かった!私のせいでアビスを危険な目に遭わせて…それでっ!」
アズサは涙を流す。さっきの嬉し泣きではなく
自分に対しての悔しさや後悔の涙だろう。
はぁ。別にどうでもいい。アズサは大切な友達なので守るのは当然の事だ。
「そんなのどうでも良いよ。」
「でもっ!」
「なら、また私の友達になってくれる?」
「…え?」
「私ちょっと記憶があやふやでさ。色々教えて欲しいしアズサともまた親友になりたいんだ。だめ…かな?」
「ホントに良いの?」
「うん!」
「なら私達はこれからもずっと親友だね!」
ピコン!
アズサのアビスに対する好感度が上昇しました。現在の好感度は65となっています。
ん?なんだろう。今の音?
好感度がどーのこーのって聞こえたんだけど…
まぁいいか。取り敢えず今はアズサとの再会を喜ぼう。
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
「んー。」
「んー?どうしたの?アビス。」
「ちょっと離れて欲しいなって。」
「絶対嫌!アビスすぐどっか行っちゃうんだもん!」
あれから数日。毎日アズサは私に引っ付いてくる。それもずっとだ。
一応私達は12歳くらいだが、アズサは多少膨らんでいる所がある。私には無いが。
それを押し当てられると流石に困る。
「まぁいいや。なら今日も剣の稽古つけてくれる?」
「もっちろん!」
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
この世界は前世とは(前世かどうかは分からないが前の地球という所に住んでいた時の記憶を前世と呼ぶ)違いかなり戦闘能力が重要視されている。
例えば私達が来年から通う事になる王都剣術魔法学園は序列というシステムがありそれによって色々待遇とかが違ったりする。
剣やその他の武器を使用しその武器を自身の魔力を使って強化する、もしくは魔法を使う。
と言った戦闘法だ。
その魔力は体内で全身に巡らせると身体能力向上といった効果も得られたりする。
剣を扱うのは初めてというわけでは無い。
昏睡状態になる前に稽古をしていたからだ。
だが、私は素の身体能力もかなり落ちているし
そこに魔力を使って身体強化してもあんまり恩恵を得られないのだ。
まぁ結局かなり努力しなければいけないという事になる。
それは別に良いんだけどね。
「アビス!行くよ!」
「うん!」
アズサは私に合わせて魔力を使わずに相手をしてくれる。
本当にいい親友だ。
さて説明が遅れてしまった。何故一年間も昏睡だったのかというと、アズサと私は近くの森に魔物狩りに行っていた。アズサはかなり強いし
ここら辺の魔物は弱い奴らなので問題無いだろうと親も判断したみたいだ。
だが、魔物狩りの最中に強い個体と遭遇してしまった。そいつに吹き飛ばされて昏睡状態になってしまった様だ。アズサは無事だったらしい。なら良かった。
「アズサちゃんもこっちに来るってさ。」
「アズサが?」
どうやらアズサが私の家に来るそうな。
アズサが思い詰めていないか心配だ。
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
「アビス…ホントにアビスなんだよね?」
「うん。そうだよ。久しぶり、アズサ。」
「アビスーー!!!」
「う、苦しい」
アズサが泣いて抱き着いてきたので本日二度目の苦しみを味わった。
「良かった!私のせいでアビスを危険な目に遭わせて…それでっ!」
アズサは涙を流す。さっきの嬉し泣きではなく
自分に対しての悔しさや後悔の涙だろう。
はぁ。別にどうでもいい。アズサは大切な友達なので守るのは当然の事だ。
「そんなのどうでも良いよ。」
「でもっ!」
「なら、また私の友達になってくれる?」
「…え?」
「私ちょっと記憶があやふやでさ。色々教えて欲しいしアズサともまた親友になりたいんだ。だめ…かな?」
「ホントに良いの?」
「うん!」
「なら私達はこれからもずっと親友だね!」
ピコン!
アズサのアビスに対する好感度が上昇しました。現在の好感度は65となっています。
ん?なんだろう。今の音?
好感度がどーのこーのって聞こえたんだけど…
まぁいいか。取り敢えず今はアズサとの再会を喜ぼう。
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
「んー。」
「んー?どうしたの?アビス。」
「ちょっと離れて欲しいなって。」
「絶対嫌!アビスすぐどっか行っちゃうんだもん!」
あれから数日。毎日アズサは私に引っ付いてくる。それもずっとだ。
一応私達は12歳くらいだが、アズサは多少膨らんでいる所がある。私には無いが。
それを押し当てられると流石に困る。
「まぁいいや。なら今日も剣の稽古つけてくれる?」
「もっちろん!」
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
この世界は前世とは(前世かどうかは分からないが前の地球という所に住んでいた時の記憶を前世と呼ぶ)違いかなり戦闘能力が重要視されている。
例えば私達が来年から通う事になる王都剣術魔法学園は序列というシステムがありそれによって色々待遇とかが違ったりする。
剣やその他の武器を使用しその武器を自身の魔力を使って強化する、もしくは魔法を使う。
と言った戦闘法だ。
その魔力は体内で全身に巡らせると身体能力向上といった効果も得られたりする。
剣を扱うのは初めてというわけでは無い。
昏睡状態になる前に稽古をしていたからだ。
だが、私は素の身体能力もかなり落ちているし
そこに魔力を使って身体強化してもあんまり恩恵を得られないのだ。
まぁ結局かなり努力しなければいけないという事になる。
それは別に良いんだけどね。
「アビス!行くよ!」
「うん!」
アズサは私に合わせて魔力を使わずに相手をしてくれる。
本当にいい親友だ。
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