7 / 9
第1章 異世界転生と魔の森
1-7 遠足の前日は眠れない
しおりを挟む
大量の精霊たちが仲間に加わってさらに2年が経過した。
俺が異世界に来てからは…、あれ…、4年?5年?
うん。とりあえずその辺です。
え、なんでまだ外でないの?って思うじゃん?
俺は解放されているサブクエストを全部終わらせない限り、メインは進めないタイプなんです。プランは最低5か6個はないと安心できない人間ですから。まあそれはいいとして……。
あの時加わった精霊たちには全員に名づけをしたうえで魔力を与えまくったところ、やはり漆葉のように全員がヒト型になったのである。
以降も、次々と精霊たちがやってくるようになり、思っていたよりも大所帯になってきている。今のところは2~300人くらい。
あとはみんな大好き戦闘訓練です。
戦闘部隊に所属した精霊達は3つの隊に分かれ、それぞれの隊には隊長と副隊長を置いている。
他には何故かメイド部隊や、農業、環境保全といったサポートをして聖域を盛り上げてくれる部隊もいる。あと一番大きかったのは鍛冶ができる精霊がいたってことね。今は俺専用の武器を発注しているところだ。素手だけじゃ心もとないなと思っていたから、本当にありがたいと思う。
さらにここで大ニュース。戦闘担当の3部隊は、それぞれの隊長と副隊長が全員、固有能力持ちであった。なんか俺だけもっていないの悲しくなってきた。
みんなからは「「「大将に無いわけないですから!」」」って慰めてくれる。ありがとう精霊たちよ。
そんなこんなで、明日は重要な日だ。
「いやーー、明日はついに聖域外遠征だな」
『そうだね!少し緊張してきたよ!』
「戦闘部隊の練度もだいぶ上がってきたはずだからね。とはいっても俺一人相手にボコされてるけど」
「大将は規格外っすよ。ルクス様もいるんで、背面に潜んでても爆撃してくるんですもん。うちの部隊は涙目っす」
俺とルクスの会話に混ざっているこいつは、3つの精霊戦闘部隊のうち、エルメス隊の隊長であるエルメスだ。命名したのはルクスで、語尾に「~っす」が特徴のブラウンの髪と目をしたイケメン君である。
「エルメス隊は隠密が売りじゃないか。森だったらなんとかなるよ」
「だといいんですけどね。うちの副隊長が暴走しなきゃかなり安定しますけど。勝手に走られた時の対処までは無理っす」
そうだ。こいつのとこ副隊長は暴走しがちだ。何せ日本の科学技術の解析にどっぷりハマった、マッドサイエンティストなのだから。
ドカーーーーンッッ!!
「うわ、今の爆発、絶対あいつの研究所じゃん。あとで被害報告な」
「これだから俺隊長いやなんすよ!!」
「隊長は結局事務専門の管理職だからな。ぜひ書類に沈んでくれたまえ」
「労基法の制定を要求するっす!!」
「法律ってのはトップを通さないと最後は弾かれるから。
あとは“趣旨“と“解する”のオンパレードな。六法を枕にして出直してきなさいな」
本当にかわいそうなエルメス。あとで、浴場でフルーツジュースを樽ごと飲ませてやろう。きっと喜ぶはずだ。
「エルメス隊長失礼するよ!おっ!セレーネ大将もいるじゃないか!!」
「研究所爆破しといて何暢気なんだ、カエデ」
「おい!カエデのせいで報告書書かなくちゃいけなくなったんすよ!!」
「ごめんごめん!でも安心して!新型のスナイパーライフルを完成させたよ!これでエルメス隊の未来も明るいね!!」
「安心できないっす!ギリギリ損してるっすから!!」
こいつがエルメス隊の副隊長かつ魔道具研究科の長であるカエデ。赤髪をしたかわいらしさのある、中学生くらいの青年だ。しかし中身はなかなかにマッドである。
でも、こいつとは俺も色々な魔道具を作成しており、俺もかなり楽しんでいる節はある。爆発は……、まだ4.5回だからセーフだな。こいつは単独で3桁超えるから。
「新型って何が違うの?」
「前作からの改良点は、光魔法によるスコープと風魔法によるサイレンサーの強化だね。より綺麗な視野で、より静かに暗殺ができるよ!」
「なにそれ物騒」
「あとは消費魔力を抑えるために、ライフル全体にセレーネ大将の魔力の回路を組み込んだんだ。前よりも扱いやすくなっているし、魔力伝導の効率は300%アップ!速射もしまくりだ!」
「結構な魔改造にしたっすね」
「まだまだ改良の余地があるからね!大陸を焦土にする兵器を作るまでは研究はやめられないよ!!」
「する必要ないから。俺は別に森林破壊するつもりないから!」
「そうかい?僕はやる気満々なんだけど…。
とりあえず遠征に間に合ってよかったよ!」
そう、明日からついにお外解禁である。かなり長い準備期間だったが、足りているとは思っていないし、今後も毎日訓練は続けていく。日々是決戦。謙虚にいかなければ。
力をつけても力に使われるようなレベルじゃ、ここの長はやっていけない。
そう、俺はここの長なのだ。……一応。
「明日のメンツってどうなってるんだっけ?」
「それに関してはカエデに任せてるっす」
「エルメス隊全投入だね!あとはシャルのところからパナケアを借りたよ!」
「それ助かるっす!生存確率がググっと上がるっす」
「パナケアか。あいつの回復なら安心だな
カエデは絶対怒らせるなよ。パナケアが森を吹き飛ばしかねない」
「あ、火属性魔法とかも森を壊すからあんまり使わない方がいいんでしたっけ?」
「そうだな。あまり環境は破壊しない方針で行こうと思ってる。
暴れすぎて、太古から眠ってた伝説の魔物が起きちゃいました~!てへっ。とはなりたくないからな」
パナケアは、エルメス隊とは別の精霊戦闘部隊、シャルロット隊の副隊長である。桃色の髪をパーマ風に伸ばした、スタイル良し、愛嬌良しの美人さんだ。
彼女は戦闘部隊の聖女的な立ち位置であり、魔法と固有能力を駆使した広範囲の回復や、バフが非常に強力なサポート役になる。
あ、でも戦闘においても結構脅威だな。固有能力が少し厄介。集団戦になるとかき乱すの得意だからな、パナケアは。
「あ、そうだ!セレーネ大将!例の魔道具の完成、間に合ったよ!」
「マジで!?それめっちゃでかいわ!今回の遠征の肝中の肝のなるからな!」
「効果も森で試したけどばっちりだった!期待していてね!」
「おう!今日はゆっくり休んでくれ!エルメスもな」
「そうっすね。お疲れさまっす!」
ついに明日。俺たちは外へと出るんだ。
楽しみで仕方がない。
「ルクス、時間かかっちゃってごめんな」
『全然待ってないよ!それに僕はもう独りぼっちじゃないんだ。僕はセレーネと出会ってからは毎日が新鮮で楽しいよ』
「そうか。いずれはこの森を抜けて、色々な景色を見に行こう。まだ数年かかるとは思うけどな」
『きっと魔法のあるファンタジーな世界なんだから、種族も様々いるよね!早く会ってみたいよ!』
「それは楽しみだな!
それじゃあ今日はゆっくり寝て、明日に備えようか」
『うん。おやすみなさい、セレーネ』
「おやすみ、ルクス」
一体これからどんな冒険が待っているのだろうか。
チュートリアルに4年を費やした俺は、明日への希望を持ってその日を終えるのであった。
え…。チュートリアル長くね?
俺が異世界に来てからは…、あれ…、4年?5年?
うん。とりあえずその辺です。
え、なんでまだ外でないの?って思うじゃん?
俺は解放されているサブクエストを全部終わらせない限り、メインは進めないタイプなんです。プランは最低5か6個はないと安心できない人間ですから。まあそれはいいとして……。
あの時加わった精霊たちには全員に名づけをしたうえで魔力を与えまくったところ、やはり漆葉のように全員がヒト型になったのである。
以降も、次々と精霊たちがやってくるようになり、思っていたよりも大所帯になってきている。今のところは2~300人くらい。
あとはみんな大好き戦闘訓練です。
戦闘部隊に所属した精霊達は3つの隊に分かれ、それぞれの隊には隊長と副隊長を置いている。
他には何故かメイド部隊や、農業、環境保全といったサポートをして聖域を盛り上げてくれる部隊もいる。あと一番大きかったのは鍛冶ができる精霊がいたってことね。今は俺専用の武器を発注しているところだ。素手だけじゃ心もとないなと思っていたから、本当にありがたいと思う。
さらにここで大ニュース。戦闘担当の3部隊は、それぞれの隊長と副隊長が全員、固有能力持ちであった。なんか俺だけもっていないの悲しくなってきた。
みんなからは「「「大将に無いわけないですから!」」」って慰めてくれる。ありがとう精霊たちよ。
そんなこんなで、明日は重要な日だ。
「いやーー、明日はついに聖域外遠征だな」
『そうだね!少し緊張してきたよ!』
「戦闘部隊の練度もだいぶ上がってきたはずだからね。とはいっても俺一人相手にボコされてるけど」
「大将は規格外っすよ。ルクス様もいるんで、背面に潜んでても爆撃してくるんですもん。うちの部隊は涙目っす」
俺とルクスの会話に混ざっているこいつは、3つの精霊戦闘部隊のうち、エルメス隊の隊長であるエルメスだ。命名したのはルクスで、語尾に「~っす」が特徴のブラウンの髪と目をしたイケメン君である。
「エルメス隊は隠密が売りじゃないか。森だったらなんとかなるよ」
「だといいんですけどね。うちの副隊長が暴走しなきゃかなり安定しますけど。勝手に走られた時の対処までは無理っす」
そうだ。こいつのとこ副隊長は暴走しがちだ。何せ日本の科学技術の解析にどっぷりハマった、マッドサイエンティストなのだから。
ドカーーーーンッッ!!
「うわ、今の爆発、絶対あいつの研究所じゃん。あとで被害報告な」
「これだから俺隊長いやなんすよ!!」
「隊長は結局事務専門の管理職だからな。ぜひ書類に沈んでくれたまえ」
「労基法の制定を要求するっす!!」
「法律ってのはトップを通さないと最後は弾かれるから。
あとは“趣旨“と“解する”のオンパレードな。六法を枕にして出直してきなさいな」
本当にかわいそうなエルメス。あとで、浴場でフルーツジュースを樽ごと飲ませてやろう。きっと喜ぶはずだ。
「エルメス隊長失礼するよ!おっ!セレーネ大将もいるじゃないか!!」
「研究所爆破しといて何暢気なんだ、カエデ」
「おい!カエデのせいで報告書書かなくちゃいけなくなったんすよ!!」
「ごめんごめん!でも安心して!新型のスナイパーライフルを完成させたよ!これでエルメス隊の未来も明るいね!!」
「安心できないっす!ギリギリ損してるっすから!!」
こいつがエルメス隊の副隊長かつ魔道具研究科の長であるカエデ。赤髪をしたかわいらしさのある、中学生くらいの青年だ。しかし中身はなかなかにマッドである。
でも、こいつとは俺も色々な魔道具を作成しており、俺もかなり楽しんでいる節はある。爆発は……、まだ4.5回だからセーフだな。こいつは単独で3桁超えるから。
「新型って何が違うの?」
「前作からの改良点は、光魔法によるスコープと風魔法によるサイレンサーの強化だね。より綺麗な視野で、より静かに暗殺ができるよ!」
「なにそれ物騒」
「あとは消費魔力を抑えるために、ライフル全体にセレーネ大将の魔力の回路を組み込んだんだ。前よりも扱いやすくなっているし、魔力伝導の効率は300%アップ!速射もしまくりだ!」
「結構な魔改造にしたっすね」
「まだまだ改良の余地があるからね!大陸を焦土にする兵器を作るまでは研究はやめられないよ!!」
「する必要ないから。俺は別に森林破壊するつもりないから!」
「そうかい?僕はやる気満々なんだけど…。
とりあえず遠征に間に合ってよかったよ!」
そう、明日からついにお外解禁である。かなり長い準備期間だったが、足りているとは思っていないし、今後も毎日訓練は続けていく。日々是決戦。謙虚にいかなければ。
力をつけても力に使われるようなレベルじゃ、ここの長はやっていけない。
そう、俺はここの長なのだ。……一応。
「明日のメンツってどうなってるんだっけ?」
「それに関してはカエデに任せてるっす」
「エルメス隊全投入だね!あとはシャルのところからパナケアを借りたよ!」
「それ助かるっす!生存確率がググっと上がるっす」
「パナケアか。あいつの回復なら安心だな
カエデは絶対怒らせるなよ。パナケアが森を吹き飛ばしかねない」
「あ、火属性魔法とかも森を壊すからあんまり使わない方がいいんでしたっけ?」
「そうだな。あまり環境は破壊しない方針で行こうと思ってる。
暴れすぎて、太古から眠ってた伝説の魔物が起きちゃいました~!てへっ。とはなりたくないからな」
パナケアは、エルメス隊とは別の精霊戦闘部隊、シャルロット隊の副隊長である。桃色の髪をパーマ風に伸ばした、スタイル良し、愛嬌良しの美人さんだ。
彼女は戦闘部隊の聖女的な立ち位置であり、魔法と固有能力を駆使した広範囲の回復や、バフが非常に強力なサポート役になる。
あ、でも戦闘においても結構脅威だな。固有能力が少し厄介。集団戦になるとかき乱すの得意だからな、パナケアは。
「あ、そうだ!セレーネ大将!例の魔道具の完成、間に合ったよ!」
「マジで!?それめっちゃでかいわ!今回の遠征の肝中の肝のなるからな!」
「効果も森で試したけどばっちりだった!期待していてね!」
「おう!今日はゆっくり休んでくれ!エルメスもな」
「そうっすね。お疲れさまっす!」
ついに明日。俺たちは外へと出るんだ。
楽しみで仕方がない。
「ルクス、時間かかっちゃってごめんな」
『全然待ってないよ!それに僕はもう独りぼっちじゃないんだ。僕はセレーネと出会ってからは毎日が新鮮で楽しいよ』
「そうか。いずれはこの森を抜けて、色々な景色を見に行こう。まだ数年かかるとは思うけどな」
『きっと魔法のあるファンタジーな世界なんだから、種族も様々いるよね!早く会ってみたいよ!』
「それは楽しみだな!
それじゃあ今日はゆっくり寝て、明日に備えようか」
『うん。おやすみなさい、セレーネ』
「おやすみ、ルクス」
一体これからどんな冒険が待っているのだろうか。
チュートリアルに4年を費やした俺は、明日への希望を持ってその日を終えるのであった。
え…。チュートリアル長くね?
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
最強のコミュ障探索者、Sランクモンスターから美少女配信者を助けてバズりたおす~でも人前で喋るとか無理なのでコラボ配信は断固お断りします!~
尾藤みそぎ
ファンタジー
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる