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海の世界
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巨大イカかタコも欲しいので、サメとの連戦になってしまうけど、頑張って挑戦した。今回はイカだ。サメとの戦いにも今回は私もちゃんと攻撃に参加したよ?凶悪なサメは映画よりずっと怖いけど、頑張った。でも、メタルも出して攻撃をカバーしてもらった。
そして、最終階層。蟹かと思ったけど、マグロだった。
前に釣り上げたマグロもなくなったし、凄く嬉しい。
ヤブランの目の色が変わった!止める間もなく人化を解いて、秒で倒してしまった。残念ながら、切り身は半分も残ってない。
「ちょっとヤブラン。マグロ、そんなに気に入ったの?」
「う…うむ。食いでがあって実にいいし、美味い」
これ、海に入ったら間違いなくマグロ探しに専念しそう…
「マグロは種類にもよるけど、寒い海にいるんだよ…この辺にはいないよ?しかも海岸近くには」
ヤブランが考え込んでしまった。私は、当初の予定通りにコアの部屋に行ける所を探す。
見た感じではないけど、少し歩き回ってみよう。
不意に、地面に穴が空いて、下に落ちた。
「びっくりしたな…罠?」
ではないみたいだ。登山ダンジョンより輝きの強いダンジョンコアが、目の前にあった。
『先程から感じていたその気配は、やはり。しかし神は人の世界に干渉出来ない筈?』
「ん?私は神様じゃないよ。加護はたくさん貰っているし、娘という表現なら出来るかもだけど」
『でしたら何用で?見ての通り、我がダンジョンは正常に運用されています』
「うん…もふもふの国にある登山ダンジョンのコアは元気なさそうだったけど、ここはそんな感じはしないね?…まあ、興味本位かな?」
『なら、是非我とも契約を。複数のコアと契約する事で利点もありますし、宝箱の中身で苦労していますので』
「魔道具が足りないって事?」
『道具でなくてもポーション等でも…特にマジックポーションがあれば』
「そうだね…魔法がないと大変なダンジョンだし」
私はコアに触れて、契約した。ほんの少しあの力が抜けた気がしたけど、今回は全く辛くない。
そうしておいて、適当にポーション瓶を出した。
(みんな、ごめんね?ちょっと話してたから)
「そういえば、ここにも部屋とかあるの?」
でも、あったとしても海底かな…?
『勿論。コアとしての力もそれなりにあるので、お楽しみ頂けますよ』
私は、専用の魔石に触れて眷属召還を行った。
それにしても、凄いな…水族館みたいだ。これは実際に泳いでる魚がここから見えてるって事だよね?余計な柱もなくて、全方向海の中の世界だ。
ここでは鉱石を増やす事が出来るのか…ならここで有用な鉱石を増やして、他のダンジョンに持っていってもいいかな?
ここのダンジョンでも採掘ポイントを作る事も出来るし。
「お魚がいっぱいにゃー。この結界のせいで、狩りが出来ないのが残念にゃ」
「無かったら、全部水びたしだよ?」
「にゃ…濡れるのは嫌にゃ」
「結界を纏ったら平気?」
「にゃ…でも空の方が好きにゃ」
まあ…それもシュガーらしい。
「海の中なら我と行こう。魚食べ放題になるな!」
…海の魚、食べ尽くされないといいな…
色とりどりの魚達。海藻。こちらから見られているなど考えもせずに優雅に泳いでる。
収納庫からテーブルセットを出して、緑茶と茶菓子も出すと、何も言わなくてもティータイムだ。
「この羊羮、栗入りなの」
「私は洋菓子より和菓子派だからね」
「和菓子って?」
「前に住んでいた国のお菓子をそう呼ぶんだよ。団子とかもそうだよ」
「ふうん…気になるの」
使っているのが和三盆ではなくいつもの赤花の雫だから、あの繊細な甘味は表現出来ないけど、あっても私は職人じゃないし。
しかも食べていたのがスーパーで買った物で、和菓子店で買った時もあったけど、味の違いは良く分からない。
「味はともかく、我にはこの量では全く足りない」
そうだよね…あと、作り置きは何があったかな…ずんだ餡の団子があった。
「はい。ただし、これはおやつだから、お腹いっぱいになるまでは出さないよ?」
というか、そこまでの作り置きもないし。
今度スマホに入ったら、和菓子を中心に作ろうかな。
深淵の森ダンジョンはまだクリアしてないけど、あそこは先が長そうだな。
各地を旅してダンジョン巡り…うん。わくわくしてきた。
そして、最終階層。蟹かと思ったけど、マグロだった。
前に釣り上げたマグロもなくなったし、凄く嬉しい。
ヤブランの目の色が変わった!止める間もなく人化を解いて、秒で倒してしまった。残念ながら、切り身は半分も残ってない。
「ちょっとヤブラン。マグロ、そんなに気に入ったの?」
「う…うむ。食いでがあって実にいいし、美味い」
これ、海に入ったら間違いなくマグロ探しに専念しそう…
「マグロは種類にもよるけど、寒い海にいるんだよ…この辺にはいないよ?しかも海岸近くには」
ヤブランが考え込んでしまった。私は、当初の予定通りにコアの部屋に行ける所を探す。
見た感じではないけど、少し歩き回ってみよう。
不意に、地面に穴が空いて、下に落ちた。
「びっくりしたな…罠?」
ではないみたいだ。登山ダンジョンより輝きの強いダンジョンコアが、目の前にあった。
『先程から感じていたその気配は、やはり。しかし神は人の世界に干渉出来ない筈?』
「ん?私は神様じゃないよ。加護はたくさん貰っているし、娘という表現なら出来るかもだけど」
『でしたら何用で?見ての通り、我がダンジョンは正常に運用されています』
「うん…もふもふの国にある登山ダンジョンのコアは元気なさそうだったけど、ここはそんな感じはしないね?…まあ、興味本位かな?」
『なら、是非我とも契約を。複数のコアと契約する事で利点もありますし、宝箱の中身で苦労していますので』
「魔道具が足りないって事?」
『道具でなくてもポーション等でも…特にマジックポーションがあれば』
「そうだね…魔法がないと大変なダンジョンだし」
私はコアに触れて、契約した。ほんの少しあの力が抜けた気がしたけど、今回は全く辛くない。
そうしておいて、適当にポーション瓶を出した。
(みんな、ごめんね?ちょっと話してたから)
「そういえば、ここにも部屋とかあるの?」
でも、あったとしても海底かな…?
『勿論。コアとしての力もそれなりにあるので、お楽しみ頂けますよ』
私は、専用の魔石に触れて眷属召還を行った。
それにしても、凄いな…水族館みたいだ。これは実際に泳いでる魚がここから見えてるって事だよね?余計な柱もなくて、全方向海の中の世界だ。
ここでは鉱石を増やす事が出来るのか…ならここで有用な鉱石を増やして、他のダンジョンに持っていってもいいかな?
ここのダンジョンでも採掘ポイントを作る事も出来るし。
「お魚がいっぱいにゃー。この結界のせいで、狩りが出来ないのが残念にゃ」
「無かったら、全部水びたしだよ?」
「にゃ…濡れるのは嫌にゃ」
「結界を纏ったら平気?」
「にゃ…でも空の方が好きにゃ」
まあ…それもシュガーらしい。
「海の中なら我と行こう。魚食べ放題になるな!」
…海の魚、食べ尽くされないといいな…
色とりどりの魚達。海藻。こちらから見られているなど考えもせずに優雅に泳いでる。
収納庫からテーブルセットを出して、緑茶と茶菓子も出すと、何も言わなくてもティータイムだ。
「この羊羮、栗入りなの」
「私は洋菓子より和菓子派だからね」
「和菓子って?」
「前に住んでいた国のお菓子をそう呼ぶんだよ。団子とかもそうだよ」
「ふうん…気になるの」
使っているのが和三盆ではなくいつもの赤花の雫だから、あの繊細な甘味は表現出来ないけど、あっても私は職人じゃないし。
しかも食べていたのがスーパーで買った物で、和菓子店で買った時もあったけど、味の違いは良く分からない。
「味はともかく、我にはこの量では全く足りない」
そうだよね…あと、作り置きは何があったかな…ずんだ餡の団子があった。
「はい。ただし、これはおやつだから、お腹いっぱいになるまでは出さないよ?」
というか、そこまでの作り置きもないし。
今度スマホに入ったら、和菓子を中心に作ろうかな。
深淵の森ダンジョンはまだクリアしてないけど、あそこは先が長そうだな。
各地を旅してダンジョン巡り…うん。わくわくしてきた。
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