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アクセサリー
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進化した実力を試そうと、ダンジョンに来た。
今までの攻撃よりも力強い。ブレードディアの肉も集めて、ブラックワニーに挑む。
ざっくりとワニーを切り裂く爪。ソニックウェーブの威力も上がっている。
私も今回はちゃんと参戦。さすがにミスリル、しっかりと切れるけど、まだまだ守られながらだ。魔法でなら確実に戦えるけど、魔力には限りがあるし、ダンジョンでは回復が遅い。
(あとは人化して戦えるかどうかだな)
(それは服を初めとして、色々装備が整ってからだよ。私の服はきつかったからね)
とりあえず余り布でざっくりとワンピースを作っただけだから、町で合う物を買わないと。
(武器は、ランスの時みたく色々試してみようか)
ランスの時は割と簡単に決まった。力が強いので大剣。シュガーはスピードを活かした物にしたいね。
その前に、人化に慣れないとね。
(メイ、我々だけで下に行ってもいいか?)
(それはだめ。なるべく早く下に行けるように頑張るからさ)
だって何かあって二人が戻らなかったら絶対嫌だもん。
とりあえずはワニ肉と皮が安定して手に入るようになっただけで良しとしておく。
シュガーは片手剣とアーマードボアの皮鎧。ランスみたいに魔鉄装備ではなく、ランスや私のサポートとして戦う役割だ。
ミスリルで作れれば本当は良かったんだけど、スマホ農園も次のダンジョンが解禁になり、ミスリルも採掘できたけど、実は錬成で手間どっている。
錬成も覚えたての頃は鉄で苦労していた。オージェが側で指導してくれていたからどうにかスキル化したような物だ。
銀までなら何とか行けるのに、悔しい。
オージェも躓くとしたらミスリルだと言っていた。
とにかく、ひたすら経験を積むしかない。
手間取っていた宝石ダンジョンは、アメジストの採掘場所まで行けるようになった。
宝石ダンジョンは、魔物がちょっと手強い。
だから鉱石ダンジョンよりも魔石の質がいい。
これで少しは金欠も解消されるかな?
アクセサリーはオート作成。そこに付与もして、出荷する。
折角だから、みんなにも付与を付けたアクセサリーを作ろう。
ランスには腕輪。付与はサイズ自動調節。防御力、魔法防御増大。
シュガーには首輪…じゃなくてチョーカーだ。鈴は他の魔物から音で見つかってしまうのを避ける為に、止めた。
猫の首輪に鈴は付き物だし、可愛いけど残念。
付与はサイズ自動調節は要らないので、代わりにスピード強化を付けた。
フレイムには、細いネックレスに無理やり小さなアメジストを嵌めた。
付与はスピード強化と認識阻害。二つしか付けられなかったのは、容量の問題だ。
容量には二つある。付ける方の素材によっても違うし、付与の種類によっても変わる。
認識阻害は他者、この場合魔物も含む。から認識されにくくする為の物だけど、それが容量を使ったみたいだ。
私もお揃いで腕輪を作った。付与は術式補助とリフレッシュ。
術式補助は、魔法のイメージから発動までにかかる時間を速くしてくれる。
実は魔法使いの使う杖に、似たような効果があると知って付けてみた。武器を持ってる私には杖を使う事は出来ないし。
あとは杖には指向性もあるみたいだけど、命中のスキルにも同じ効果があるから、私には要らないかな。
さて。こんな物かな。あ、おやつを作るのを忘れていた。
今回はきな粉飴だ。赤花の雫はたくさんあるし、豆腐の他にも大豆で色々作りたかった物の一つでもある。
ミルサーもないし、すり鉢で頑張る。
懐かしい味。こういう駄菓子系は大好きだ。
スマホから出て、早速みんなにプレゼントする。
(きらきらで綺麗なのー)
(本当はミスリルで作れれば良かったんだけど)
(む…これは守りの力が付いている物なのか?)
(そうだよ。着けたまま人化しても大丈夫なようにしてあるんだ)
シュガーは人化しても首周りの太さがあまり変わらない。もふもふの下は案外細いのだ。
「あ、本当にゃ!」
「シュガーは羞恥心も覚えた方がいいね…ランスも」
特にランスは、見てるこっちが恥ずかしいんだってば。
(酷いですね、メイさん。私だけないのですか?)
(ええっ?!)
ご飯も欲しがらないし、何も要らないと思っていた。
(アメジストですか…私はルビーが好きですね)
(まだルビーが採れるのは先だよ。てか、アクセサリーなんて付ける所あるの?)
(いえ、宝石そのものが欲しいですね…触媒にもなるので)
(んー…酸化アルミニウムにクロムを合成した物なら作れるかも?)
(そんな紛い物が欲しい訳ではありませんよ)
ゲームの世界から出した物は天然物と言えるのか…
(そういえば、骸骨の体に、アクセサリーを着けたら、普段は見えない従魔達にはどう見えるの?)
(身に付ける事は出来ませんね…私が纏うのはこの闇のローブだけです。それより、ルビーは是非見つけて下さいね)
まあいいけど、時間はかかりそうだな…
(シュールが戦えて、ゲームの中に入れるなら何とかなるかもね?)
(無理でしょうね…そのスキルはあなた専用に作られた物のようですしね)
そうなんだ…余程このゲームが気に入ったのかな?
以前のように指先だけでゲームを進める訳には行かないから、本当に少しずつにはなるけどルビーには絶対に辿りつく。ゲーム中盤…どんな魔物がいたっけな?
今までの攻撃よりも力強い。ブレードディアの肉も集めて、ブラックワニーに挑む。
ざっくりとワニーを切り裂く爪。ソニックウェーブの威力も上がっている。
私も今回はちゃんと参戦。さすがにミスリル、しっかりと切れるけど、まだまだ守られながらだ。魔法でなら確実に戦えるけど、魔力には限りがあるし、ダンジョンでは回復が遅い。
(あとは人化して戦えるかどうかだな)
(それは服を初めとして、色々装備が整ってからだよ。私の服はきつかったからね)
とりあえず余り布でざっくりとワンピースを作っただけだから、町で合う物を買わないと。
(武器は、ランスの時みたく色々試してみようか)
ランスの時は割と簡単に決まった。力が強いので大剣。シュガーはスピードを活かした物にしたいね。
その前に、人化に慣れないとね。
(メイ、我々だけで下に行ってもいいか?)
(それはだめ。なるべく早く下に行けるように頑張るからさ)
だって何かあって二人が戻らなかったら絶対嫌だもん。
とりあえずはワニ肉と皮が安定して手に入るようになっただけで良しとしておく。
シュガーは片手剣とアーマードボアの皮鎧。ランスみたいに魔鉄装備ではなく、ランスや私のサポートとして戦う役割だ。
ミスリルで作れれば本当は良かったんだけど、スマホ農園も次のダンジョンが解禁になり、ミスリルも採掘できたけど、実は錬成で手間どっている。
錬成も覚えたての頃は鉄で苦労していた。オージェが側で指導してくれていたからどうにかスキル化したような物だ。
銀までなら何とか行けるのに、悔しい。
オージェも躓くとしたらミスリルだと言っていた。
とにかく、ひたすら経験を積むしかない。
手間取っていた宝石ダンジョンは、アメジストの採掘場所まで行けるようになった。
宝石ダンジョンは、魔物がちょっと手強い。
だから鉱石ダンジョンよりも魔石の質がいい。
これで少しは金欠も解消されるかな?
アクセサリーはオート作成。そこに付与もして、出荷する。
折角だから、みんなにも付与を付けたアクセサリーを作ろう。
ランスには腕輪。付与はサイズ自動調節。防御力、魔法防御増大。
シュガーには首輪…じゃなくてチョーカーだ。鈴は他の魔物から音で見つかってしまうのを避ける為に、止めた。
猫の首輪に鈴は付き物だし、可愛いけど残念。
付与はサイズ自動調節は要らないので、代わりにスピード強化を付けた。
フレイムには、細いネックレスに無理やり小さなアメジストを嵌めた。
付与はスピード強化と認識阻害。二つしか付けられなかったのは、容量の問題だ。
容量には二つある。付ける方の素材によっても違うし、付与の種類によっても変わる。
認識阻害は他者、この場合魔物も含む。から認識されにくくする為の物だけど、それが容量を使ったみたいだ。
私もお揃いで腕輪を作った。付与は術式補助とリフレッシュ。
術式補助は、魔法のイメージから発動までにかかる時間を速くしてくれる。
実は魔法使いの使う杖に、似たような効果があると知って付けてみた。武器を持ってる私には杖を使う事は出来ないし。
あとは杖には指向性もあるみたいだけど、命中のスキルにも同じ効果があるから、私には要らないかな。
さて。こんな物かな。あ、おやつを作るのを忘れていた。
今回はきな粉飴だ。赤花の雫はたくさんあるし、豆腐の他にも大豆で色々作りたかった物の一つでもある。
ミルサーもないし、すり鉢で頑張る。
懐かしい味。こういう駄菓子系は大好きだ。
スマホから出て、早速みんなにプレゼントする。
(きらきらで綺麗なのー)
(本当はミスリルで作れれば良かったんだけど)
(む…これは守りの力が付いている物なのか?)
(そうだよ。着けたまま人化しても大丈夫なようにしてあるんだ)
シュガーは人化しても首周りの太さがあまり変わらない。もふもふの下は案外細いのだ。
「あ、本当にゃ!」
「シュガーは羞恥心も覚えた方がいいね…ランスも」
特にランスは、見てるこっちが恥ずかしいんだってば。
(酷いですね、メイさん。私だけないのですか?)
(ええっ?!)
ご飯も欲しがらないし、何も要らないと思っていた。
(アメジストですか…私はルビーが好きですね)
(まだルビーが採れるのは先だよ。てか、アクセサリーなんて付ける所あるの?)
(いえ、宝石そのものが欲しいですね…触媒にもなるので)
(んー…酸化アルミニウムにクロムを合成した物なら作れるかも?)
(そんな紛い物が欲しい訳ではありませんよ)
ゲームの世界から出した物は天然物と言えるのか…
(そういえば、骸骨の体に、アクセサリーを着けたら、普段は見えない従魔達にはどう見えるの?)
(身に付ける事は出来ませんね…私が纏うのはこの闇のローブだけです。それより、ルビーは是非見つけて下さいね)
まあいいけど、時間はかかりそうだな…
(シュールが戦えて、ゲームの中に入れるなら何とかなるかもね?)
(無理でしょうね…そのスキルはあなた専用に作られた物のようですしね)
そうなんだ…余程このゲームが気に入ったのかな?
以前のように指先だけでゲームを進める訳には行かないから、本当に少しずつにはなるけどルビーには絶対に辿りつく。ゲーム中盤…どんな魔物がいたっけな?
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