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213話
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あまりにも急な出来事に、一瞬何が起こったのか理解が出来なかったですが周りからの
「きゃぁぁぁ!」
という黄色い歓声と、私のすぐ近くにレオンハルト様の顔があったこと。
そして、背中と膝裏に感じる手にやっとのことで、何が起こっているのか理解することが出来ましたわ。
これは.....もしかして、いや、確実に、レオンハルト様にお姫様抱っこをされていますわよね!?
そう思ったときには既にレオンハルト様が颯爽と会場の真ん中から子息令嬢の間を縫って歩きだしたときで、私は
「あ、あのっ!えっと!?えぇ!?」
となんだかわけのわからない言葉しか出てきませんでしたわ。
そんな私にレオンハルト様は
「とりあえず、ヒールとかも負担がかかるだろうし歩かない方が良いと思って勝手に抱き上げてしまったけど.......」
少し申し訳なさそうにそう話しかけてきましたわ。
正直、一度足が痛い、と意識してしまってからどんどん痛みが増していましたし、歩かなくていいのはありがたいです。
本当にありがたいですし、レオンハルト様には本当に感謝してはいるんですが........
「お、重たいですわよね!?支えてくれたら自分で歩けますわ!」
当然ですがこのような状況になったのは今回が初めてなので動揺して、まともに歩けるか不明なくらい痛いのにも関わらず咄嗟にレオンハルト様から離れようとしましたわ。
近くにあるレオンハルト様の胸元を左手で押して、なんとか降りようと試みましたが、まともに力が入ることもなくビクともしません。
それどころか、焦っている私を見て面白がっているのか、
「いや、僕も鍛えているから全く重くないよ。それより王宮のメイドに空いている部屋を使わせてもらえるか聞いてみよう?」
ニッコリと良い笑みをしたレオンハルト様にそう言われてしまいましたわ。
こ、こんなにいい笑みを向けられると流石に断れませんわよね。
それに、このまま会場の端の方で待機というのも、足がつらくなるでしょうし、きっとレオンハルト様に迷惑をかけてしまうでしょう。
だったら最初から会場を抜け出して、足に何が起こっているのか確認した方がいいですわよね。
そう判断した私は、ニコニコと良い笑顔をしているレオンハルト様のさっきの提案に
「え、わ、わかりましたわ」
と言って、抵抗するのを諦めました。
レオンハルト様に抱きかかえられたまま、無事に会場の真ん中から会場の端の方まで移動すると、私とレオンハルト様の様子に気付いたメイドがすぐに駆け寄ってきてくれましたわね。
「ど、どうしたんですか!?」
と驚いた顔をして私のことを見てきたので、メイドにただただ苦笑していると、レオンハルト様が
「急に足が痛くなったらしいんだけど、空いている部屋を使わせてもらってもいいか、陛下に確認を頼みたいんだ」
そう言って、そっと私のことを下におろしましたわ。
ただ、本当に優しくそっと下ろしてくれたんですが、どうしても足が耐えられないらしく、思わず
「いっ.....」
と声を出しそうになってしまいましたがグッと堪えました。
だって、ここで私が痛いなんて騒ぐとメイドも心配してしまいますしね。
「きゃぁぁぁ!」
という黄色い歓声と、私のすぐ近くにレオンハルト様の顔があったこと。
そして、背中と膝裏に感じる手にやっとのことで、何が起こっているのか理解することが出来ましたわ。
これは.....もしかして、いや、確実に、レオンハルト様にお姫様抱っこをされていますわよね!?
そう思ったときには既にレオンハルト様が颯爽と会場の真ん中から子息令嬢の間を縫って歩きだしたときで、私は
「あ、あのっ!えっと!?えぇ!?」
となんだかわけのわからない言葉しか出てきませんでしたわ。
そんな私にレオンハルト様は
「とりあえず、ヒールとかも負担がかかるだろうし歩かない方が良いと思って勝手に抱き上げてしまったけど.......」
少し申し訳なさそうにそう話しかけてきましたわ。
正直、一度足が痛い、と意識してしまってからどんどん痛みが増していましたし、歩かなくていいのはありがたいです。
本当にありがたいですし、レオンハルト様には本当に感謝してはいるんですが........
「お、重たいですわよね!?支えてくれたら自分で歩けますわ!」
当然ですがこのような状況になったのは今回が初めてなので動揺して、まともに歩けるか不明なくらい痛いのにも関わらず咄嗟にレオンハルト様から離れようとしましたわ。
近くにあるレオンハルト様の胸元を左手で押して、なんとか降りようと試みましたが、まともに力が入ることもなくビクともしません。
それどころか、焦っている私を見て面白がっているのか、
「いや、僕も鍛えているから全く重くないよ。それより王宮のメイドに空いている部屋を使わせてもらえるか聞いてみよう?」
ニッコリと良い笑みをしたレオンハルト様にそう言われてしまいましたわ。
こ、こんなにいい笑みを向けられると流石に断れませんわよね。
それに、このまま会場の端の方で待機というのも、足がつらくなるでしょうし、きっとレオンハルト様に迷惑をかけてしまうでしょう。
だったら最初から会場を抜け出して、足に何が起こっているのか確認した方がいいですわよね。
そう判断した私は、ニコニコと良い笑顔をしているレオンハルト様のさっきの提案に
「え、わ、わかりましたわ」
と言って、抵抗するのを諦めました。
レオンハルト様に抱きかかえられたまま、無事に会場の真ん中から会場の端の方まで移動すると、私とレオンハルト様の様子に気付いたメイドがすぐに駆け寄ってきてくれましたわね。
「ど、どうしたんですか!?」
と驚いた顔をして私のことを見てきたので、メイドにただただ苦笑していると、レオンハルト様が
「急に足が痛くなったらしいんだけど、空いている部屋を使わせてもらってもいいか、陛下に確認を頼みたいんだ」
そう言って、そっと私のことを下におろしましたわ。
ただ、本当に優しくそっと下ろしてくれたんですが、どうしても足が耐えられないらしく、思わず
「いっ.....」
と声を出しそうになってしまいましたがグッと堪えました。
だって、ここで私が痛いなんて騒ぐとメイドも心配してしまいますしね。
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