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126話
しおりを挟む......ということで、基本的には伯母様がほとんど決めてしまいましたが、私の今後?が決定しましたわね。
まず、家庭教師の件はリーシャ様だけを教える、ということで話がまとまったみたいですわね。
これに関しては、正直カティ様とリーシャ様では勉強している範囲も、教える内容も全く違ったので、色々難しいこともありましたし、内心では嬉しいですわ。
ただ、急に投げ出した、みたいな感じで思われてしまったら嫌ですけどね。
まぁ、リーシャ様は引き続き......といっても、あと3ヶ月もありませんが、頑張りたいと思いますわ。
あ、ちなみに教える場所は伯爵家で、と思っていましたが、リーシャ様が外に出るきかっけを作りたい、とか伯母様が良い感じに説得して、我が家に来てくれることになったみたいですわ。
それはもう、家庭教師と言って良いのか、と思うところもありますが.........まぁ、家で教えているのは変わらないですし、伯爵やカティ様と会っても気まずいので少しありがたいですわよね。
さて、続いてパーティーの件ですが、色々と問題は起こるでしょうけど、陛下にも許可を取って参加できるようにする、と伯母様が約束してくれましたわ。
なので、私はレオンハルト様の隣で堂々とした態度を取っていれば......いや、まずはレオンハルト様とお話して、当日のことを決めた方が良いですわよね。
国にも影響するような大きな問題は起こらないと思っていますが、今からしっかりと話をしておきましょう。
そんなことを思いながら、どこからか取り出した紙にメモをしている伯母様を見つめましたわ。
正直、これほどまで色々とやってもらっていますが、私は何も返せないんですのね。
いくらお母様のことを愛していて、溺愛していたから、とはいえ、その娘にもここまで尽くしてくれるなんて相当珍しいと思います。
ですが、それを言ってしまうと伯母様達が離れて行ってしまうのでは?と思って言えませんのよね。
なんて思っていると、私の視線に気付いたみたいで
「どうしたの?」
と不思議そうな顔をして聞いてきましたわね。
まぁ、視線に気付いて、というか、私も物凄く凝視していたので、嫌でも気付いてしまいますわよね。
なんて思いながら、伯母様に
「伯母様も伯父様も、なんであれほどお母様のことを溺愛しているのか疑問で.........」
流石に、なぜ私にこれほどまでよくしてくれるのか、というのは聞けなかったので、それだけ言って苦笑すると
「理由なんてない.....と言いたいけど、昔色々とあったのよ」
伯母様はそう言うと、少し寂しそうに苦笑しましたわ。
その伯母様の表情を見て、
「色々、ですか」
とは呟きましたが、それ以上は聞けずに黙っていると
「まぁ、本人は忘れていたどころか、自分が私たちを救ったことにも気付いていないでしょうけどね」
そう言った伯母様の表情は寂しそうな、思い出しているのか懐かしいような......凄く複雑な表情をしていましたわ。
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