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49話
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カティ様に連れられて、早速リーシャ様の部屋に向かうことになったのは良いんですが、すれ違うメイド達がチラチラと私のことを見てきますのよね。
うーん.....不愉快な視線ではないので良いんですが、やっぱり気にはなりますわよね。
なんて思っていると、流石に私以外にも視線に気付いたみたいで
「お嬢様、なんだか視線が凄いですね」
とずっと後ろをついて来ていたユーリが小声で話しかけてきましたわ。
今までは空気を読んで黙っていたユーリでしたが、流石に我慢が出来ませんでしたのね。
まぁ、気持ちはよくわかりますわね。
なんて思いながら、眉を顰めているユーリに
「えぇ、本当に.......どこか変なところでもあるのかしら?」
と小声で言うと、なぜか自信満々に
「いえいえ!完璧なお嬢様ですよ!」
という答えが返ってきましたわ。
ま、まぁ.....完璧なお嬢様、というのは少し言葉が違うでしょうけど、変なところはないみたいなので一安心でいい......ですわよね?
ですが、そうなると視線の意味はまたわからなくなってしまうんですが.....。
なんて思っていると、急にカティ様が
「あの....妹は少し人見知りなところもあるので、気を悪くしたら申し訳ございません」
と私達に言ってきましたわ。
これには
「まぁ!そうですのね」
と返事をしましたが、別に人見知りは悪い事ではありませんわよね。
うちのメイドにも人見知りで入ってきた子が数名いましたし。
ユーリだって、人見知りをよくしていますわよ。
始めて来た業者さんとは頷くのがやっとで自分から話しかけられませんし、伯爵家に来たときだって黙っている1つの理由は人見知りだから、という理由ですわ。
なので、カティ様の話を聞いたユーリは
「気持ちがわかりますよぉ........人に話しかけるのも緊張しちゃうんですよ。なので距離感は大事にした方が良いですよ!」
そう言って、ニッコリと私の方を見てきましたわ。
なるほど......距離感が大事、ですか。
最初にぐいぐい行くのも良くない、ということですわね。
なんてことを思っているうちに、リーシャ様の部屋の前に到着しましたわ。
当然ですが、外からでは部屋の中の様子を見ることは出来ないので、どんな子がいるのか楽しみですわね。
これからしっかりと教えるのは当然なんですが、私としては、勉強などよりも仲良くなれたらいい、と思っているので最初が大事ですわね。
そう思いながら、カティ様とリーシャ様の様子を眺めることにしましたわ。
カティ様は、部屋の前に立つと、コンコン、とノックをした後に、部屋に入ることなく
「リーシャ、昨日話した家庭教師の人が来てくれたんだけど........」
と声を掛けましたわね。
中からは声はおろか、物音1つも聞こえてきませんわ。
きっと、部屋の防音がしっかりとされているんでしょうね。
なんて思っていると、扉に、こつん、と何かが当たる音が聞こえてきましたわ。
するとカティ様は慣れたような流れで
「では行きましょうか」
と私達に声をかけてくれましたが.........これが部屋の中に入っても良い、という合図ですのね。
後に私1人でやらないといけないでしょうから、しっかりと覚えておきましょう。
うーん.....不愉快な視線ではないので良いんですが、やっぱり気にはなりますわよね。
なんて思っていると、流石に私以外にも視線に気付いたみたいで
「お嬢様、なんだか視線が凄いですね」
とずっと後ろをついて来ていたユーリが小声で話しかけてきましたわ。
今までは空気を読んで黙っていたユーリでしたが、流石に我慢が出来ませんでしたのね。
まぁ、気持ちはよくわかりますわね。
なんて思いながら、眉を顰めているユーリに
「えぇ、本当に.......どこか変なところでもあるのかしら?」
と小声で言うと、なぜか自信満々に
「いえいえ!完璧なお嬢様ですよ!」
という答えが返ってきましたわ。
ま、まぁ.....完璧なお嬢様、というのは少し言葉が違うでしょうけど、変なところはないみたいなので一安心でいい......ですわよね?
ですが、そうなると視線の意味はまたわからなくなってしまうんですが.....。
なんて思っていると、急にカティ様が
「あの....妹は少し人見知りなところもあるので、気を悪くしたら申し訳ございません」
と私達に言ってきましたわ。
これには
「まぁ!そうですのね」
と返事をしましたが、別に人見知りは悪い事ではありませんわよね。
うちのメイドにも人見知りで入ってきた子が数名いましたし。
ユーリだって、人見知りをよくしていますわよ。
始めて来た業者さんとは頷くのがやっとで自分から話しかけられませんし、伯爵家に来たときだって黙っている1つの理由は人見知りだから、という理由ですわ。
なので、カティ様の話を聞いたユーリは
「気持ちがわかりますよぉ........人に話しかけるのも緊張しちゃうんですよ。なので距離感は大事にした方が良いですよ!」
そう言って、ニッコリと私の方を見てきましたわ。
なるほど......距離感が大事、ですか。
最初にぐいぐい行くのも良くない、ということですわね。
なんてことを思っているうちに、リーシャ様の部屋の前に到着しましたわ。
当然ですが、外からでは部屋の中の様子を見ることは出来ないので、どんな子がいるのか楽しみですわね。
これからしっかりと教えるのは当然なんですが、私としては、勉強などよりも仲良くなれたらいい、と思っているので最初が大事ですわね。
そう思いながら、カティ様とリーシャ様の様子を眺めることにしましたわ。
カティ様は、部屋の前に立つと、コンコン、とノックをした後に、部屋に入ることなく
「リーシャ、昨日話した家庭教師の人が来てくれたんだけど........」
と声を掛けましたわね。
中からは声はおろか、物音1つも聞こえてきませんわ。
きっと、部屋の防音がしっかりとされているんでしょうね。
なんて思っていると、扉に、こつん、と何かが当たる音が聞こえてきましたわ。
するとカティ様は慣れたような流れで
「では行きましょうか」
と私達に声をかけてくれましたが.........これが部屋の中に入っても良い、という合図ですのね。
後に私1人でやらないといけないでしょうから、しっかりと覚えておきましょう。
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