炎の魔術師〜最強への道

人類と魔族の戦い 「前編」

喜怒哀楽戦 ①

泰平、ヒョウ対喜怒哀楽の戦いは続いていた。
泰平「……なかなかにしぶとい！！」
喜怒哀楽「あぁ～、悲しい、悲しい」
ヒョウ「うるさいわね、風の魔術、竜巻旋風！！」
喜怒哀楽「ふん！」
ヒョウ「き、消えた？！」
喜怒哀楽「あなた方には私を倒すことなど難しいのですよ！全て喜ばしいことなのだから！！喜ばしい！喜ばしい！私が主なのが喜ばしい！！！」

？？？「よぉー、元気か？お前ら」
泰平「？！アラギー？！」
喜怒哀楽「仲間？相手が増えるとは、怒りたい、怒りが増えてきています！！」
アラギー「てめぇーは、黙ってろ！大地の魔術、地割れ」
喜怒哀楽「？！ほぉー、大地の魔術師。1級ですか、これはあの方に喜んでくれますね。喜ばしい、喜ばしいことなのだから！！」
アラギー「貴様とは、合わねぇな！」
喜怒哀楽「それは楽しい、楽しい。魔法など使えん私には、拳で対決するしかない。拳の力よ、目覚めよ。波動の拳！！」
アラギー「？！もしや、貴様？！波動の魔術師の後継者か？！」
喜怒哀楽「当たりです。喜ばしい！！！！」
泰平「雷撃速」
喜怒哀楽「？！」
ヒョウ「つむじ風！！」
喜怒哀楽「悲しい悲しい！！こうやって、交わって来るのが悲しい悲しい！！全て台無しになるではないか……悲しい悲しい」
アラギー「お前は、何を言ってるんだ？てめぇー！！大地の魔術、大地の力」
喜怒哀楽「ぐはっ！！頭やられただと？！やられるのが楽しい、楽しい！！！」
泰平「再生……」
ヒョウ「なんか強くなってない？？」
アラギー「チッ！コクライーーーー！！」
コクライ「了解した！爆裂！！ひゃーーーほーーーい！！楽しいんだよー！！！爆裂突進！！！」
喜怒哀楽「？！人間、なぜ強い？」
コクライ「それは亜人族の俺に聞くのか？わかるだろ？俺は剣3個持ちだからなぁーー！！喋るのが大変ってことだ！！」
アラギー「大地の魔術、隆起」
喜怒哀楽「ほー……怒りに近いな、これは。拳の力、透明力」
アラギー「よ、避けろぉーー！！！！」
泰平「雷虎！！！」
ヒョウ「？！」
コクライ「爆裂鉄剣！！」
喜怒哀楽「なぜ、お前は俺の首を狙いに来るんだァー！！！！」
コクライ「ハハハ、面白い！！これだから、魔族を殺すことは面白いのだァー！！」
喜怒哀楽対魔術師の戦いは、援軍により激しい戦いとなった。
喜怒哀楽を倒せるかは難しい話だった。