バッドステータス『発情』を持つ女冒険者とパーティーを組んだ結果……

ぱぴっぷ

文字の大きさ
上 下
5 / 31

少し休憩するか?

しおりを挟む
「レオ、大丈夫か? 少し休憩するか?」

「いや、さっき休憩したばかりなので大丈夫です」

「そ、それならいいが……」

 今日の依頼は畑を荒らす『突進イノシシ』を3匹討伐。
 森の中や洞窟を歩く訳ではないからあまり疲れはしないんだけど…… 

「うわっ!」

「てやっ!! あぁ、くそっ! また当たらなかった!」

 草むらから急に飛び出してくる突進イノシシに僕達は翻弄されている。

 獲物を見つけた突進イノシシは目標に向かって凄いスピードで真っ直ぐ走ってくる。
 なのでちゃんと見ていれば攻撃が当たる事はないのだが……

「こうランダムに草むらから3匹がバラバラに突っ込んでくると上手く攻撃出来ないな……」

 ちょうどすっぽりと突進イノシシが隠れてしまう草むらが畑の周りを囲んでいて、クレアさんも攻撃するタイミングを逃している。

「能力は使いたくないし……また小屋に戻って作戦会議だ!」

 突進イノシシは獲物の姿が見えなくなると攻撃してこないので、疲れたら畑にある物置小屋に隠れ休憩し、そしてまた外に出て討伐を……と、これで小屋に隠れるのは3度目になる。

「クレアさん、飲み物と手拭いです」

「おう、ありがと! はぁ、上手くいかないな!」

 クレアさんの能力を使えば仕留められるらしいけど、5分以内に3匹を倒すのはどう考えても無理がある。

 バラバラに、しかもいつ飛び出してくるか分からない相手に能力を使うとなれば間違いなく『発情』の効果が出てしまう。

 僕のバフはかけているが、もう一歩足りないらしい……

「レオが落ち込む必要はないぞ!? バフがあるから2人とも無傷なんだから!」

「ありがとうございます……」

 気を使ってる訳じゃなく、本音を言ってくれているクレアさんだが、実際僕は依頼を成功させるのに役に立ってはいない……自分の実力不足が悔しい!

「レオ……」

 僕が悔しそうな顔をしていると、何故かクレアさんがちょっと赤い顔をして僕の頭を撫でてくれた…… えっ、何で!?

「……よし、決めた! こうなれば奥の手だ! レオの力が必要だから頼んだぞ!」

「は、はい! ……??」

 そして2人で再び外に出て、僕がバフを…… えっ!? クレアさんが能力を……使っている!! 

 能力を使いながら待機していると1匹の突進イノシシが突っ込んできた!! 

「だぁぁぁっ!!」

 素早い動きでクレアさんが一撃入れると、1匹の突進イノシシは動かなくなった。

「す、凄い……」

 突進イノシシの首元を一突き…… 皮が分厚くてなかなか剣が刺さらないはずなのに…… 

「はぁ、こ、小屋に戻るぞ!」

「えっ、か、解体は?」

「あとだ! 早く小屋に!」

 慌てて小屋に戻ると、クレアさんがビキニアーマーを脱ぎ捨て、壁に手をつきながら僕の方にお尻を向けてきた。

「レオ……この間みたいにレオのを……入れてくれ!」

「え、えぇぇっ!!?」

 入れてくれって…… もしかして僕のモノを!? 

「早くしてくれ! そうしないと私が……」

 痙攣する身体と荒くなる呼吸、秘部からは溢れ出るトロトロの蜜…… 

「早く助けてくれ!!」

 クレアさん!? そ、そうだ! これはバッドステータス『発情』を解除するため、決してやましい事では…… パーティーメンバーであるクレアさんを助けるためだ!

 この間買い物中に見つけた『うすうす明るい冒険計画♥️』を取り出し、僕のモノに着けて…… 

「いきます……」

 ツププッ……とクレアさんのワレメに飲み込まれていく僕のモノ、大きなお尻とビキニの形がくっきりした日焼けの跡……凄くエッチだ!

「はぁぁぁん!! レ、レオぉぉ……」

 クレアさんの甘い声も相まって、更に興奮してきた! 

 小さな小屋なので、肌のぶつかる音や結合部からする蜜の音、クレアさんの喘ぎが響いて……

「あん、レオぉ、レオぉぉぉぉっ、んぁぁっ!」

「ク、クレアさん!!」

「き、きもちいぃ、きもちいいぃぁぁぁぁいくぅぅぅぅー!!」

 僕……も、あぁぁっ!!

 膝から崩れ落ちたクレアさん、身体は大きく震えながらも『発情』の効果は消えたみたいだ。

「はぁ、はぁ…… レオ……ありがと……助かった」

「はい……とりあえず1匹は倒しましたけど、この後はどうするんですか?」

「ちょっと休憩してから同じようにする」

「えぇっ!? じゃあまた……」

「レオは大丈夫か?」

 ぼ、僕は……こんな美人でエッチなクレアさんとならまだまだ出来そうだけど…… いくらなんでもただのパーティーメンバーなのに何回もこんな事をするなんて……

「その顔は大丈夫そうだな、じゃあ次行くぞ!」

 再びビキニアーマーを着たクレアさんは、また能力を使いながら突進イノシシを待ち……

「はっ!! やぁっ!!」

 今度は2匹同時に飛び出してきたが……瞬殺! そして……

「レオ! 早く……」

「は、はい!」

 今度は仰向けになり大きく足を開いたクレアさんの足の間に身体を入れて……

「んはぁぁっ! レ、レオ、すごい、すごいぃぃぃっ!!」

 ブルンブルンと揺れる白黒おっぱいと、ピンク色の乳首を眺めながら必死に腰を振り『発情』を解除する手伝いをする。

「い、いぐぅぅぅっ!! あぁぁぁっ!!」

 クレアさんはイったみたいだが、僕はもう少し……ごめんなさいクレアさん、もう少しだけ!!

「あぁん、レオ、レオぉぉ……」

 あぁ……出るっ!!

 避妊具を着けてはいるが、クレアさんの奥を叩きつけるくらいの勢いで射精……2回目なのに凄く出たな。

「はぁ……これがレオの……」

 クレアさんは避妊具の中に溜まった精液を恥ずかしそうに見つめている。
 クレアさんくらいの美人だったら見慣れていそうだけど……

「ふぅ…… レオ、おつかれさま……」

 おでこにキスをされ、抱き寄せられた…… 
 そして大きなおっぱいに顔を埋めながらしばらく休憩した。

 そしてギルドに依頼達成を報告し、報酬を貰った後は、お決まりのようにクレアさんの宿で2人きりで祝杯をあげた。

「やっぱりレオと2人なら今までより稼げるな! あははっ!」

「は、はい……」

「んぐ、んぐ、んぐ……ぷっはぁ~!! 今日の酒はいつもより美味い!」

「飲み過ぎはダメですよ?」

「何だレオ、私の心配してくれてるのか~? わははっ!!」

 肩を組まれると必然的に大きなおっぱいが当たり柔らかい…… クレアさんとの距離もだいぶ縮まったと思う……けど!

「ありがとな~、レオ!」

 わしゃわしゃと乱暴に頭を撫でてくるクレアさんに、されるがままチビチビとジュースを飲み続けた僕だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

おじさんが異世界転移してしまった。

明かりの元
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか? モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。

異世界の騎士は風呂上がりのアイスをご所望です

碧 貴子
恋愛
有月岬は、平凡な日本のOLだ。しかしある日、家にゲームの世界から抜け出してきたような騎士が現れた。 聞けば、魂の共鳴とやらで異世界からやってきたらしいが……。 ワンコ系年下騎士×年上残念女子のイチャイチャ、モダモダしたお話です。 ※ファンタジーなので、広いお心でお読みいただければ幸いです。

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

俺が異世界帰りだと会社の後輩にバレた後の話

猫野 ジム
ファンタジー
会社員(25歳・男)は異世界帰り。現代に帰って来ても魔法が使えるままだった。 バレないようにこっそり使っていたけど、後輩の女性社員にバレてしまった。なぜなら彼女も異世界から帰って来ていて、魔法が使われたことを察知できるから。 『異世界帰り』という共通点があることが分かった二人は後輩からの誘いで仕事終わりに食事をすることに。職場以外で会うのは初めてだった。果たしてどうなるのか? ※ダンジョンやバトルは無く、現代ラブコメに少しだけファンタジー要素が入った作品です ※カクヨム・小説家になろうでも公開しています

ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり

柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日―― 東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。 中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。 彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。 無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。 政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。 「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」 ただ、一人を除いて―― これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、 たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

処理中です...