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シュウちゃんとお揃い~♥️
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俺達は今、今夜の宿がある温泉街を歩いている。
この夏場に温泉? と思ったが、エリザがどうしてもここに来たいと言うので、今回の旅行はこの場所になった。
ちなみに海にも近い場所なので明日は海を見に行く予定だ。
「明日は海にも行くし、先におみやげでも買っておくか!」
「そうだね、じゃあ……あそこのお店見てみよう?」
そして俺達は一軒のおみやげ屋さんに入る。
「何がいいかな? やっぱり食べ物の方がいいのかな?」
「そうだな…… あっ! これなんてどうだ?」
そこにあったのは夫婦茶碗、俺達の両親に買っていくものだし値段も手頃、それに……
「茶碗の底に名前を書いてもらえるみたいだぞ? 俺達の指輪みたいでなんか良くないか?」
「すごくいいね! パパとママも喜びそう」
「父ちゃんと母ちゃんにも喜んでもらえそうだな!」
「じゃあおみやげはこれで決定!」
店員さんを呼んで2セットの夫婦茶碗を買い名前を書いてもらおうとした。
するとエリザが俺のシャツをクイクイっと遠慮がちに引っ張る。
「どうしたエリザ?」
「……シュウちゃん、私達のも欲しいって言ったら……迷惑?」
上目遣いのうるうる! 迷惑なんて……
「じゃあ俺達のも買っていくか」
「ありがとう! シュウちゃん大好き」
「遠慮しないで言ってくれていいんだからな?」
「うん! うふふ、またシュウちゃんとお揃い……」
そして俺達の夫婦茶碗も追加で買い、それぞれ名前を書いてもらった。
さすがに茶碗を持ち歩いて割れたら嫌なので、家に宅急便で送る事にした。
「うふふ~ん♪ シュウちゃんとお揃い~♥️」
おみやげ屋さんを出たエリザはますますゴキゲンに、スキップまでして……
スキップするエリザ、ルンルンのばるんばるん♪ って感じだ!
お胸様も弾んで弾んで…… ってあれすごくね? やっぱり……まさか!
「お、おい! エリザもしかして……」
「ん? 何、シュウちゃん? ……うふふ~、もう! そんな目で見つめて~! 気付いちゃった?」
「エリザ?」
そしてエリザは俺の腕にグイっとお胸様を押し付け俺の耳元でささやく。
「ブラも濡れちゃったし、ブラだけ取り換えるのもあれだから……してないの♥️」
やっぱり! 感触がいつもと違うしあのお胸様の暴れ方…… でもそれじゃあ!
「大丈夫だよ、大事な所は……ちゃんと隠してるから ……確かめる? う・ふ・ふ♥️」
「いや、あの! そ、そ、それは!」
「うふふ、焦るシュウちゃん可愛い、大丈夫だよ! いつでも言ってね?」
何を!? そんなエリザ……チジョさんみたいな!
「……他の人に見られないように気を付けろよ?」
「は~い、シュウちゃん」
してないと分かると…… グイグイ押し付けられるあの人は今! 意識すればするほど……
「エリザ……そのあんまりグイグイと……」
「何? シュウちゃん、聞こえないよ~!」
俺に抱きつくような形になりながら顔を近付け聞いてくるエリザ、もちろんお胸様はさらにグイグイのムニュリンだ!
「あ、あぅ……」
「シュウちゃんお顔が真っ赤! 熱でもあるのかな~?」
背の低いエリザは俺のおでこに手を伸ばし熱を計ろうとする、当然さらに密着……
ワザとか!? ワザとやって俺をアタフタさせて喜んでるんだろエリザ!
「うふふ~、大丈夫そうだね、よかった~」
「あの……エリザ?」
「ん? なぁに? シュウちゃん」
「エリザは充分魅力的だからそんなに……」
「ありがとシュウちゃん、うふふ、もっとシュウちゃんに私を……」
「エリザ?」
「何でもないよ! あっ! もうそろそろ宿にチェックインしないと」
「もうそんな時間か! それじゃあ……宿へ向かうか」
「うん、シュウちゃんとお泊まり……ついに……うふふ」
「さっきからブツブツ言ってどうしたんだよ?」
「うふふ、何でもな~い! さ、行こ?」
そして俺はエリザに手を引かれるような形で今日の宿へと向かっていった。
この夏場に温泉? と思ったが、エリザがどうしてもここに来たいと言うので、今回の旅行はこの場所になった。
ちなみに海にも近い場所なので明日は海を見に行く予定だ。
「明日は海にも行くし、先におみやげでも買っておくか!」
「そうだね、じゃあ……あそこのお店見てみよう?」
そして俺達は一軒のおみやげ屋さんに入る。
「何がいいかな? やっぱり食べ物の方がいいのかな?」
「そうだな…… あっ! これなんてどうだ?」
そこにあったのは夫婦茶碗、俺達の両親に買っていくものだし値段も手頃、それに……
「茶碗の底に名前を書いてもらえるみたいだぞ? 俺達の指輪みたいでなんか良くないか?」
「すごくいいね! パパとママも喜びそう」
「父ちゃんと母ちゃんにも喜んでもらえそうだな!」
「じゃあおみやげはこれで決定!」
店員さんを呼んで2セットの夫婦茶碗を買い名前を書いてもらおうとした。
するとエリザが俺のシャツをクイクイっと遠慮がちに引っ張る。
「どうしたエリザ?」
「……シュウちゃん、私達のも欲しいって言ったら……迷惑?」
上目遣いのうるうる! 迷惑なんて……
「じゃあ俺達のも買っていくか」
「ありがとう! シュウちゃん大好き」
「遠慮しないで言ってくれていいんだからな?」
「うん! うふふ、またシュウちゃんとお揃い……」
そして俺達の夫婦茶碗も追加で買い、それぞれ名前を書いてもらった。
さすがに茶碗を持ち歩いて割れたら嫌なので、家に宅急便で送る事にした。
「うふふ~ん♪ シュウちゃんとお揃い~♥️」
おみやげ屋さんを出たエリザはますますゴキゲンに、スキップまでして……
スキップするエリザ、ルンルンのばるんばるん♪ って感じだ!
お胸様も弾んで弾んで…… ってあれすごくね? やっぱり……まさか!
「お、おい! エリザもしかして……」
「ん? 何、シュウちゃん? ……うふふ~、もう! そんな目で見つめて~! 気付いちゃった?」
「エリザ?」
そしてエリザは俺の腕にグイっとお胸様を押し付け俺の耳元でささやく。
「ブラも濡れちゃったし、ブラだけ取り換えるのもあれだから……してないの♥️」
やっぱり! 感触がいつもと違うしあのお胸様の暴れ方…… でもそれじゃあ!
「大丈夫だよ、大事な所は……ちゃんと隠してるから ……確かめる? う・ふ・ふ♥️」
「いや、あの! そ、そ、それは!」
「うふふ、焦るシュウちゃん可愛い、大丈夫だよ! いつでも言ってね?」
何を!? そんなエリザ……チジョさんみたいな!
「……他の人に見られないように気を付けろよ?」
「は~い、シュウちゃん」
してないと分かると…… グイグイ押し付けられるあの人は今! 意識すればするほど……
「エリザ……そのあんまりグイグイと……」
「何? シュウちゃん、聞こえないよ~!」
俺に抱きつくような形になりながら顔を近付け聞いてくるエリザ、もちろんお胸様はさらにグイグイのムニュリンだ!
「あ、あぅ……」
「シュウちゃんお顔が真っ赤! 熱でもあるのかな~?」
背の低いエリザは俺のおでこに手を伸ばし熱を計ろうとする、当然さらに密着……
ワザとか!? ワザとやって俺をアタフタさせて喜んでるんだろエリザ!
「うふふ~、大丈夫そうだね、よかった~」
「あの……エリザ?」
「ん? なぁに? シュウちゃん」
「エリザは充分魅力的だからそんなに……」
「ありがとシュウちゃん、うふふ、もっとシュウちゃんに私を……」
「エリザ?」
「何でもないよ! あっ! もうそろそろ宿にチェックインしないと」
「もうそんな時間か! それじゃあ……宿へ向かうか」
「うん、シュウちゃんとお泊まり……ついに……うふふ」
「さっきからブツブツ言ってどうしたんだよ?」
「うふふ、何でもな~い! さ、行こ?」
そして俺はエリザに手を引かれるような形で今日の宿へと向かっていった。
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