ずっと色黒だと思っていた幼なじみの彼女はダークエルフだと告白された! でもそれがなにか問題あるのかと思っていたら……

ぱぴっぷ

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宿題やろうね?

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「今日までご苦労様! 2人が来てくれて助かったよ! また頼むね?」

「ありがとうございました!」

「今度はお客さんとして来ます、ね、シュウちゃん♥️」

 今日はバイトの最終日。
 一週間だけだったが結構大変だった。

 普段はマスター1人かアルバイトと2人で余裕で間に合うらしいが、この一週間はすごい忙しかった。

 俺の予想ではエリザ目当ての客もいたと思う。
 エリザの作る料理もそうだが、男性客がチラチラとキッチンの方を見てるのをよく見かけた。

 しかも…… 

「おい、あの娘可愛くないか?」

「おお、それに…… エプロンの上からでも分かるあの……」

「すげぇな…… あんなの俺だったら毎日……」

「おい! 声かけてみるか?」

「あ…… なんか薬指に指輪してるぞ?」

「彼氏持ちか~! 彼氏が羨ましいな、あれを毎日毎晩……」

 そんな目で俺の可愛いエリザを見やがって!

 それに俺達はまだ…… 清い交際なんだ!

 そんな毎日毎晩なんて……!

 

 シュウちゃ~ん、見てぇ♥️

 シュウちゃん、おいしいでちゅか~?

 も~! シュウちゃん、そこばっかり……



 ダメだダメだ! エリザをそんな目で……

 でもいずれは……


「シュウちゃん? どうしたの?」

「え、エリザ!? 何でもないよ!」

「うふふ、変なシュウちゃん」


 そしてアルバイトも終わり、明日からは……


「シュウちゃん、明日から夏休みだね!」

「そうだな! とりあえず明日は……」

「2人で夏休みの宿題やろうね?」

「うっ! そう……だな……」

「シュウちゃんいっつも最後の方に焦って終わらせるんだから~! 今回は最初にある程度終わらせて……いっぱい遊ぼうね?」

「わかったよ…… 分からないところ教えてくれよ?」

「うふふ、わかったよ」

「それじゃあ……どこで宿題やる?」

「う~ん、じゃあ私の家でしよっか?」

「OK、それじゃあ明日の昼前くらいに行くよ」

「うん、待ってる!」


 そして次の日、エリザの家のインターホンを推すと……

「シュウちゃん、いらっしゃい」

「よっ! エリザ……!?」

 玄関から出てきたエリザ……

 そのエリザの格好に驚いてしまった。

 ホットパンツにTシャツ……しかもそのTシャツは胸元が…… エリザのお胸様の谷間がはっきり見えちゃうくらいで、ホットパンツはエリザの褐色でムチっとしたおみ足が大胆に……

 エリザはこんな肌を露出するような服はほとんど着ないんだけど…… 今日はどうしたんだ?

「うふふ、シュウちゃんそんなに真剣な目で見られると……恥ずかしいよ~♥️」

「な! あっ……ごめん!」

「シュウちゃんはこういう格好嫌い?」

 エリザの褐色の肌は健康的でこういう格好も正直似合うと思う。

 ただ彼女がそういう格好で外を出歩かれたら…… 不安で気が気でない。

 ……ダメだ、最近独占欲が強くて困る。

「いや、嫌いじゃない! 嫌いじゃないけど……」

「うふふ、分かってるよ、シュウちゃんにだけだから…… だからいっぱい見て♥️」

 そしてTシャツの胸元を引っ張りこちらに見せてくる。

「エリザ! ……ってこれ!」

「シュウちゃんに選んでもらった下着だよ、ちゃんとしてるの見て欲しかったけど、さすがに下着姿で待ってたら…… チジョさんだと思われちゃうよね? だから……恥ずかしかったけど、今日は薄着にしてみたの」

 俺が選んだ下着を見せたいからこんな格好を?

 それなら納得だ! ……ってなるか!

 チラッと見せるくらいでいいんじゃ?

「うふふ、シュウちゃんは恥ずかしがり屋さんだから、徐々に慣れさせて……そしていずれ……うふふ~♥️」

 うふふ~♥️ って何だ? ボソボソと……よく聞こえなかった。

「さあ上がって? 早速宿題……しよ♥️」

 そしてエリザの部屋に行き、夏休みの宿題をテーブルに広げる。

「それじゃあ、飲み物持ってくるから」

「おう、悪いな!」

 俺は宿題のうち、苦手な数学から手を付けていこう!

「持ってきたよ~、あっ数学からやるんだ~」

「そうだ……な」

 飲み物をおきながら前屈みで覗きこんでくるから……エリザのお胸様が目の前に!
 しかもさっき言った通りのTシャツだから……生お胸様が! 

「も~、シュウちゃんったら~! エッチ♥️」

 俺の視線に気付いたエリザはそう言うが、全然隠そうともせず、逆にぷるぷる見せてきてるような……

「ご、ごめん!」

「うふふ、さ! 宿題宿題♪」

「う、うん……」

 そして始まったエリザとの勉強会……

 俺はエリザの事をチラチラと見てしまうのを必死に堪え、数学のプリントに集中する事にした。
  
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