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えへへ~
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「シュウちゃん!」
体育の授業が終わり、着替えをして1人で歩いているといきなりエリザに手を引かれた。
「どうしたエリザ?」
「こっちに来て!」
早歩きのエリザに手を引かれて着いたのは図書室のとなりの倉庫みたいな部屋だった。
普通の生徒は入れないがエリザは図書委員だからカギを持っていた。
そしてエリザに連れてかれるままその倉庫に入り、その瞬間……
「ん!」
「シュウちゃん! シュウちゃん……」
エリザが俺にキス! それも何回も何回も……チュッチュ!
「ん! エリ……ん! どうした!?」
「シュウちゃん! 私……シュウちゃんのニオイを嗅いでたら我慢出来なくなって! ん♥️」
そして舌まで入ってきて……大人のキスだ!
「ん♥️ ん♥️ シュウちゃん大好き! 愛してる……愛してる!」
エリザが暴走してる!? こんな情熱的に…… そんなにされたら我慢出来なくなる!
学校ではマズイ!
「落ち着けエリ……あ!」
エリザをとりあえず落ち着かせるため一旦離れようと、手でエリザの腕を掴もうとしたら、エリザが勢いよくくっついてくるもんだから……
エリザのお胸様をおもいっきり鷲掴みに!
するとエリザが!
「あっ♥️ あ~~~ん♥️」
ビクンっ! となるとクタっと俺に倒れかかるエリザ……大丈夫か!? 一体どうしたんた?
しばらくするとエリザは落ち着いたみたいで
「ごめんねシュウちゃん、私ったら…… はしたない……」
「別に構わないけど、大丈夫か? いきなり倒れ込んできたからビックリしたよ、保健室行くか?」
「だ、大丈夫だよ! もう平気だから♪ それに……」
「それに?」
「何でもない! ……お胸だけでなんて……恥ずかしくて言えないよ……」
「どうしたエリザ?」
「な、何でもないってば~! シュウちゃん、えへへ~」
何かごまかすように腕に抱きついてきたな……
まあいいか!
そして学校が終わり、今日から……
「シュウちゃん、帰ろう?」
「あっ! 悪い! 今日は用事あるんだ!」
「えっ!? ……うん、わかったよ……」
しょんぼりと1人で帰るエリザの後ろ姿に気を引かれながら、俺はあるところに向かう。
「久しぶりに来たな……」
ここは父ちゃんが経営する店の1つのリサイクルショップだ。
大きな店ではないが、ここの他にもう一軒、あと喫茶店も経営している。
「あ! シュウくん、久しぶりだね」
「店長さん、お久しぶりです! 今日はよろしくお願いします!」
「ああ! お父さんから聞いてるよ、それじゃあ今日1日よろしく頼むよ」
「はい!」
夏休みにエリザと出かけたいがお金がかかる。
だからこの間、父ちゃんに頼んでアルバイトをさせてもらう事になった。
エリザに知られたら絶対アルバイトなんてさせてくれない。
アルバイトをするくらいなら、私が全部お金を出すから一緒にいて! と言われるのは目に見えてる。
そんなヒモみたいな事はしたくない。
だからエリザには内緒でと、父ちゃんにお願いした。
「それじゃあ、ここの商品を店に並べてもらうかな? モミジちゃん、シュウくんに教えてあげて?」
「わかりました」
「モミジさん、お久しぶりです! よろしくお願いします!」
「よろしくね! それじゃあ……」
モミジさんはこの店の店員さんで、俺の5つぐらい年上だったかな?
三つ編みメガネで地味な感じだが、可愛らしい顔をしている。
モミジさんには失礼だが、俺のエリザの方が数千倍可愛いけどな!
……本当に失礼だな、ただこれくらい思っていないとエリザに浮気だと思われそうで……
俺はエリザ一筋だぞ~!
と心の中で言い訳をしながら仕事を始める。
「それにしてもシュウくん、背伸びたね! 初めて会った時は中学生くらいだったっけ?」
「そうですね、たしか中1の時に父ちゃんに頼んでアルバイトさせてもらった時に初めて会ったはずです」
「あの時は私よりちっちゃかったのにね~!」
そう言って俺の前に立ち、手を俺の頭にもっていき、背を比べる。
メガネを取って化粧すればモテそうな顔してるんだけど、何でこんな地味な格好してるんだろう?
そんな事を考えてると、急に寒気が!
何かやだな~! 怖いな~!
そして店の入り口の方を見ると……
笑顔のエリザが!
顔は笑ってるけど、めちゃくちゃ黒いオーラが出てますよ!
「あ、あの…… エリザ?」
「うふふ、シュウちゃん……」
そして笑顔のエリザが一歩前に……
「シュウちゃん♥️……浮気?」
ひぇぇぇ~~~~!!!
体育の授業が終わり、着替えをして1人で歩いているといきなりエリザに手を引かれた。
「どうしたエリザ?」
「こっちに来て!」
早歩きのエリザに手を引かれて着いたのは図書室のとなりの倉庫みたいな部屋だった。
普通の生徒は入れないがエリザは図書委員だからカギを持っていた。
そしてエリザに連れてかれるままその倉庫に入り、その瞬間……
「ん!」
「シュウちゃん! シュウちゃん……」
エリザが俺にキス! それも何回も何回も……チュッチュ!
「ん! エリ……ん! どうした!?」
「シュウちゃん! 私……シュウちゃんのニオイを嗅いでたら我慢出来なくなって! ん♥️」
そして舌まで入ってきて……大人のキスだ!
「ん♥️ ん♥️ シュウちゃん大好き! 愛してる……愛してる!」
エリザが暴走してる!? こんな情熱的に…… そんなにされたら我慢出来なくなる!
学校ではマズイ!
「落ち着けエリ……あ!」
エリザをとりあえず落ち着かせるため一旦離れようと、手でエリザの腕を掴もうとしたら、エリザが勢いよくくっついてくるもんだから……
エリザのお胸様をおもいっきり鷲掴みに!
するとエリザが!
「あっ♥️ あ~~~ん♥️」
ビクンっ! となるとクタっと俺に倒れかかるエリザ……大丈夫か!? 一体どうしたんた?
しばらくするとエリザは落ち着いたみたいで
「ごめんねシュウちゃん、私ったら…… はしたない……」
「別に構わないけど、大丈夫か? いきなり倒れ込んできたからビックリしたよ、保健室行くか?」
「だ、大丈夫だよ! もう平気だから♪ それに……」
「それに?」
「何でもない! ……お胸だけでなんて……恥ずかしくて言えないよ……」
「どうしたエリザ?」
「な、何でもないってば~! シュウちゃん、えへへ~」
何かごまかすように腕に抱きついてきたな……
まあいいか!
そして学校が終わり、今日から……
「シュウちゃん、帰ろう?」
「あっ! 悪い! 今日は用事あるんだ!」
「えっ!? ……うん、わかったよ……」
しょんぼりと1人で帰るエリザの後ろ姿に気を引かれながら、俺はあるところに向かう。
「久しぶりに来たな……」
ここは父ちゃんが経営する店の1つのリサイクルショップだ。
大きな店ではないが、ここの他にもう一軒、あと喫茶店も経営している。
「あ! シュウくん、久しぶりだね」
「店長さん、お久しぶりです! 今日はよろしくお願いします!」
「ああ! お父さんから聞いてるよ、それじゃあ今日1日よろしく頼むよ」
「はい!」
夏休みにエリザと出かけたいがお金がかかる。
だからこの間、父ちゃんに頼んでアルバイトをさせてもらう事になった。
エリザに知られたら絶対アルバイトなんてさせてくれない。
アルバイトをするくらいなら、私が全部お金を出すから一緒にいて! と言われるのは目に見えてる。
そんなヒモみたいな事はしたくない。
だからエリザには内緒でと、父ちゃんにお願いした。
「それじゃあ、ここの商品を店に並べてもらうかな? モミジちゃん、シュウくんに教えてあげて?」
「わかりました」
「モミジさん、お久しぶりです! よろしくお願いします!」
「よろしくね! それじゃあ……」
モミジさんはこの店の店員さんで、俺の5つぐらい年上だったかな?
三つ編みメガネで地味な感じだが、可愛らしい顔をしている。
モミジさんには失礼だが、俺のエリザの方が数千倍可愛いけどな!
……本当に失礼だな、ただこれくらい思っていないとエリザに浮気だと思われそうで……
俺はエリザ一筋だぞ~!
と心の中で言い訳をしながら仕事を始める。
「それにしてもシュウくん、背伸びたね! 初めて会った時は中学生くらいだったっけ?」
「そうですね、たしか中1の時に父ちゃんに頼んでアルバイトさせてもらった時に初めて会ったはずです」
「あの時は私よりちっちゃかったのにね~!」
そう言って俺の前に立ち、手を俺の頭にもっていき、背を比べる。
メガネを取って化粧すればモテそうな顔してるんだけど、何でこんな地味な格好してるんだろう?
そんな事を考えてると、急に寒気が!
何かやだな~! 怖いな~!
そして店の入り口の方を見ると……
笑顔のエリザが!
顔は笑ってるけど、めちゃくちゃ黒いオーラが出てますよ!
「あ、あの…… エリザ?」
「うふふ、シュウちゃん……」
そして笑顔のエリザが一歩前に……
「シュウちゃん♥️……浮気?」
ひぇぇぇ~~~~!!!
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