10 / 94
それって……デートのお誘い!?
しおりを挟む
「ごちそうさま、すげぇ美味かったよ! ありがとなエリザ!」
「うふふ、どういたしまして」
「やっぱりエリザの料理は美味いな、どれも俺の好みの味だよ!」
「それはアヤノおばさまに聞いたりしたからかな? でも1番にシュウちゃんに美味しい物を食べてもらいたくて…… 明日からシュウちゃんにお弁当作ってきてもいい?」
「えっ!? エリザが作ってくれるのか? 俺はすげぇ嬉しいけど……大丈夫か?」
「うん! シュウちゃんの喜ぶ顔が見たいし、私が作りたいだけだから気にしないで」
「でもあんまり無理するなよ? 朝早く起きなきゃいけないだろうし、弁当は嬉しいけどエリザが無理のない程度でいいからな?」
「うん! シュウちゃんは優しいね、大好き」
「エリザの方が優しくて魅力的だよ、俺も大好きだよ」
「シュウちゃん……」
「エリザ……」
「ぎょえー! 2人とも目の前でやめるです! 溶けて……溶けてしまうですーー!」
ジュリの叫びに俺とエリザは顔を見合せ笑う。
そんな風に昼休みを過ごしていたが……
あっ! 忘れてた! エリザへのプレゼント……
「エリザ、今度の休みの日なんだけど、何か用事あるか?」
「今度の休み? 特に何もないよ?」
「そっか! それなら一緒に買い物に行かないか?」
「それって……デートのお誘い!?」
「うん……まあそうだな」
「嬉しい! 行く! 絶対行く! うふふ、シュウちゃんとデート……♥️」
買い物に誘っただけでこんなに喜んでくれるなんて…… でも買い物とか2人でちょくちょく行ってるよな?
「ふふふ、シュウっち分からないって顔してるですね?」
「何だよジュリ ……そうだな」
「恋人になって初めてのデートですよ? 喜ばないわけないじゃないですか!」
「なるほど……」
「なるほど……じゃないです! 彼氏として、ちゃんと彼女をエスコートするですよ!?」
「うふふ、ジュリちゃんいいのよ? 私はシュウちゃんとデート出来るだけで……幸せなの♥️」
「うひょー! エリっちはいい娘です! いい奥さんになるです!」
「もー、ジュリちゃん! 奥さんなんて気が早いよ~! ね? シュウちゃん♥️」
そう言ってエリザにウインクされる。
エリザが奥さんか~! 想像したら……
シュウちゃ~ん、おかえり~!
シュウちゃんおはよ、朝ご飯出来てるよ!
シュウちゃん……私にする? それとも私にする? それとも……ワ・タ・シ?♥️
いや~参っちゃうな~! エリザと……いい! すごくいい! まあ、まだ学生だし、これから2人で色々積み重ねていって、いずれは……
「シュウっち!? シュウっち! 帰ってくるです!」
「……お、おお!」
「何考えてたです? いやらしい顔してたですよ? ふひひ」
「な、いやらしい顔なんて……」
「も~! シュウちゃんったら」
「エリザまで……」
「うふふ」
「じゃあとりあえず、今度の休みはデートしよう!」
「うふふ、喜んで♥️」
よし! とりあえずエリザとデートの約束は出来た! あとは何を買うかだな……
そして今日の授業も終わり、部活もやってない俺とエリザは今日も一緒に帰る。
向こうでは帰りでも相変わらずチュッチュしてるガリ田とマメ子が歩いていた。
「あの2人……あのまま帰るつもりなのか?」
「私の呪いだから……寝て起きたら元に戻ってると思うけど……」
「まあ、後は2人で何とかしてくれって感じだな」
「そうだね、シュウちゃん……私にも……」
「エリザ……」
そして俺達もキスをして、学校を後にした。
ちなみにあの後、ガリ田とマメ子は……
大人の階段を昇ったらしいよ?
「うふふ、どういたしまして」
「やっぱりエリザの料理は美味いな、どれも俺の好みの味だよ!」
「それはアヤノおばさまに聞いたりしたからかな? でも1番にシュウちゃんに美味しい物を食べてもらいたくて…… 明日からシュウちゃんにお弁当作ってきてもいい?」
「えっ!? エリザが作ってくれるのか? 俺はすげぇ嬉しいけど……大丈夫か?」
「うん! シュウちゃんの喜ぶ顔が見たいし、私が作りたいだけだから気にしないで」
「でもあんまり無理するなよ? 朝早く起きなきゃいけないだろうし、弁当は嬉しいけどエリザが無理のない程度でいいからな?」
「うん! シュウちゃんは優しいね、大好き」
「エリザの方が優しくて魅力的だよ、俺も大好きだよ」
「シュウちゃん……」
「エリザ……」
「ぎょえー! 2人とも目の前でやめるです! 溶けて……溶けてしまうですーー!」
ジュリの叫びに俺とエリザは顔を見合せ笑う。
そんな風に昼休みを過ごしていたが……
あっ! 忘れてた! エリザへのプレゼント……
「エリザ、今度の休みの日なんだけど、何か用事あるか?」
「今度の休み? 特に何もないよ?」
「そっか! それなら一緒に買い物に行かないか?」
「それって……デートのお誘い!?」
「うん……まあそうだな」
「嬉しい! 行く! 絶対行く! うふふ、シュウちゃんとデート……♥️」
買い物に誘っただけでこんなに喜んでくれるなんて…… でも買い物とか2人でちょくちょく行ってるよな?
「ふふふ、シュウっち分からないって顔してるですね?」
「何だよジュリ ……そうだな」
「恋人になって初めてのデートですよ? 喜ばないわけないじゃないですか!」
「なるほど……」
「なるほど……じゃないです! 彼氏として、ちゃんと彼女をエスコートするですよ!?」
「うふふ、ジュリちゃんいいのよ? 私はシュウちゃんとデート出来るだけで……幸せなの♥️」
「うひょー! エリっちはいい娘です! いい奥さんになるです!」
「もー、ジュリちゃん! 奥さんなんて気が早いよ~! ね? シュウちゃん♥️」
そう言ってエリザにウインクされる。
エリザが奥さんか~! 想像したら……
シュウちゃ~ん、おかえり~!
シュウちゃんおはよ、朝ご飯出来てるよ!
シュウちゃん……私にする? それとも私にする? それとも……ワ・タ・シ?♥️
いや~参っちゃうな~! エリザと……いい! すごくいい! まあ、まだ学生だし、これから2人で色々積み重ねていって、いずれは……
「シュウっち!? シュウっち! 帰ってくるです!」
「……お、おお!」
「何考えてたです? いやらしい顔してたですよ? ふひひ」
「な、いやらしい顔なんて……」
「も~! シュウちゃんったら」
「エリザまで……」
「うふふ」
「じゃあとりあえず、今度の休みはデートしよう!」
「うふふ、喜んで♥️」
よし! とりあえずエリザとデートの約束は出来た! あとは何を買うかだな……
そして今日の授業も終わり、部活もやってない俺とエリザは今日も一緒に帰る。
向こうでは帰りでも相変わらずチュッチュしてるガリ田とマメ子が歩いていた。
「あの2人……あのまま帰るつもりなのか?」
「私の呪いだから……寝て起きたら元に戻ってると思うけど……」
「まあ、後は2人で何とかしてくれって感じだな」
「そうだね、シュウちゃん……私にも……」
「エリザ……」
そして俺達もキスをして、学校を後にした。
ちなみにあの後、ガリ田とマメ子は……
大人の階段を昇ったらしいよ?
0
お気に入りに追加
84
あなたにおすすめの小説
本日、私の大好きな幼馴染が大切な姉と結婚式を挙げます
結城芙由奈
恋愛
本日、私は大切な人達を2人同時に失います
<子供の頃から大好きだった幼馴染が恋する女性は私の5歳年上の姉でした。>
両親を亡くし、私を養ってくれた大切な姉に幸せになって貰いたい・・・そう願っていたのに姉は結婚を約束していた彼を事故で失ってしまった。悲しみに打ちひしがれる姉に寄り添う私の大好きな幼馴染。彼は決して私に振り向いてくれる事は無い。だから私は彼と姉が結ばれる事を願い、ついに2人は恋人同士になり、本日姉と幼馴染は結婚する。そしてそれは私が大切な2人を同時に失う日でもあった―。
※ 本編完結済。他視点での話、継続中。
※ 「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています
※ 河口直人偏から少し大人向けの内容になります
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
公爵令嬢 メアリの逆襲 ~魔の森に作った湯船が 王子 で溢れて困ってます~
薄味メロン
恋愛
HOTランキング 1位 (2019.9.18)
お気に入り4000人突破しました。
次世代の王妃と言われていたメアリは、その日、すべての地位を奪われた。
だが、誰も知らなかった。
「荷物よし。魔力よし。決意、よし!」
「出発するわ! 目指すは源泉掛け流し!」
メアリが、追放の準備を整えていたことに。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる