乙女ゲームの本編前に悪役令嬢を孕ませて破滅フラグを回避する!

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21 遠出······ってリアと離れるのノォォ━━(゚д゚;)━━ッ!!!!(1週間も留守とかどんな罰ゲームだよ!)

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「え?フィーマン王国に私もですか?」
「ああ、お前にも出向いて欲しい」
「お断りします」

リアと離れるのが嫌なのでそう言うと予想していたのか父上は頭を押さえながら言った。

「ほんの1週間くらいだ。近いから問題なかろう」
「断固としてお断りします」
「·········お前も分かるだろう。国同士の交流のためだ」
「もちろん分かっております。分かってるからこそお断りします」

そんな不毛なやり取りを笑いながら見ていた母上はふと、思い出したように言った。

「そうそう、帰ってきたら、リアちゃんとお泊まり出来るようにしておくわね」
「······2人きりですか?」
「ふふ、お部屋は貴方のお部屋でいいわよ」
「では、頑張りましょう」
「ええ、お願いね」

流石母上、俺の扱い方を心得ている。リアとお泊まりとか色々ぐへへ~な、ことが出来るってことでおkだよね(キリッ)

「·······とにかく頼んだ。あと、節度は持つように」
「父上、私はこれでも紳士的なのですよ?」
「そうであって欲しいものだが·······」
「ですが、可愛い婚約者に悪戯してしまうのは男なら仕方ないと思いますよ」
「ふふ、まあリアちゃんも嬉しそうに受け入れてるからいいかしらね」

そういえば、王妃教育とかで最近は母上もリアと会う機会が増えてるし何か聞いてるのかな?

「そういえば、リアの王妃教育はどうですか?」
「リアちゃん凄く覚えが早くてビックリしたわ。これならあと3年もしないうちに完璧にマスター出来そうねぇ」
「つまり13歳········猶予的には大丈夫そうですね」

やっぱりリアは天才と呼ばれるところに居るようだ。とりあえず今度あったら存分に甘やかそう。可愛いリアを褒めるのは当然のこと。

「ヴィルの方はどうなのかしら?」
「私の方もなんとかなりそうです。父上の仕事もある程度なら肩代わり出来ると思います」
「·······ヴィルよ。無理はしなくていいんだぞ?」
「父上、男は少しくらい無理をしたい生き物なのですよ。特に好きな人の前では」

リアのためならどれだけ辛くても耐えられる。リアさえいればなんでも出来ると思う。逆にリアがいないと何もやる気が起きないというのも事実ではあるけど、まあ、帰ってきたらお泊まりプラスリアを存分に愛でることが出来るし頑張るとするか。

そんな感じで俺は隣国·······フィーマン王国に行くことになったのだが、攻略対象の1人の王子がそこにいるのを思い出したのは部屋を出てからだった。




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