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生れ落ちたたった一人のエルフ
侵入者発見
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「魔王が発生したって言うから見に来てみた」
そんな軽ーく言われても。
と言うか発生したら即見に来れるの?この世界そんなフットワーク軽い世界なの!?え、てか魔王ってアレ、所謂パンダみたいなものなの?
「パンダってのは何かは分からないけど、少なくとも俺は…ん~?」
あ。
今更目の前に『侵入者発見』ってサイレンが鳴った。
目の前に画面も出た。勿論サイレンは脳内だけで。
「ああ、私がまだドアを半開きだったから侵入者警告されてなかったろ」
いやそんな分かってますって感じで両手を組んでウンウンって唸って…
って言うか。
上半身裸の男性。
短く切り揃えられた金髪の髪に白い肌。と言うか真っ白と言って良い、寧ろ白しかない。
肌色何処行った。
少ししかないだろ羨ましい、仕事しろ。
色素が薄いにしては白すぎるだろ。
そして西洋人みたいな堀の深い顔付の特徴のある紅い瞳の男性。何だか気に為るのだけど、もしかして第三の目って感じの厨二病患っていません?もしくは宗教的な何かなのかな?眉間に縦に模様が…?
「厨二病?それが何かは分からないが宗教は違う。眉間の模様は目が開くんだよ、ほら」
そう言って目が具現化し、本当の第三の目が見開いて即閉じた。
再度模様が浮き出る。
「えーと第三の目を即消したのは?」
もしかして疲れるとか?
「あ~…すまん、これ透ししちまうんだよな…」
「!!!」
と、ととと言う事はー!
「すまん、女だと言う事を他種族の事は良く分かって無くて、っていうか魔王の椅子持ち上げるなっ!そして即刻下敷きになって潰れるなっ」
うん、筋力14しか無かったの忘れてたよ。
当然持ちあがったと思ったら潰れたよっ
今私の上で勝ち誇って椅子が私を押しつぶしているよっ!
持ち上がったのは火事場の何とやらって奴ですよね。
速攻で潰えたけど。
重いので何とか椅子を横に退かして、と。
そして見たんですね。
乙女の柔肌とか言う何とやらを!
まだ生まれて0日の状態だと言うのにっ!
あれ、0歳っていうか0時間っぽいからほぼ赤ちゃんってわけで。
こう言うと何だか妙だよね。
「すまん。私達みたいな魔物にとって最も恥ずべき行為をしてしまった。責任を取れと言うなら取ろう。最も俺、あ~私は三千年を超えた者なので年が釣り合わんというなら申し訳ない。だが数千年前から今のまま不老なので、見た目の年はこの先も変わらないと思う。いや、この様な年寄りが嫌なら…」
何だかごちゃごちゃと言って居て、ていうかこのお兄さん三千年以上も生きて居るって物凄い年月過ぎてるよっ!更に魔物!そして何だか言って居る事がものスッゴク不穏なんだけど!
責任を取れって言うならってなんだーっ!
「だ、だからな。その…」
そんな真っ赤になってこっちをチラチラ見ないで欲しい。
まだ生後数時間の赤ん坊で尚且つ世間知らずなんですからーっ
「なんだそんな事を気にして居るのか?魔王なら産まれて直ぐに成人だろ。現にお前…あーいや、其方も立派な…」
げほげほって余計真っ赤になって咽るなー!
恥ずかしいんだよー!
「兎に角、だ。女性だと気が付かずに内臓と筋肉と血管を見てしまった。しかも魔物の番しか見せてはいけない恥骨もだ。本当に申し訳ない」
深々と頭を下げる男性。
はい?
ナンデスト?
「ええとつまり、透視っていうかその」
「君の全てを見てしまった」
全てとか言うなや、何かエロイ。
と言うか筋肉とか内臓とか血管とか。
更に恥骨?
「えっと、裸では…?」
「そんなハレンチな!」
え~…なんか、価値観が違くない?
と言うか骨もハレンチじゃなかったっけ?
え、裸も勿論駄目だけど、血管とか恥骨のがもっと駄目。
意味が解らん。
「と、兎に角だな、そのっ、もし何なら俺がその、き、君の…」
そうしてどもる男性。
上半身素っ裸だけど。
何だかこうしてみると変態に詰め寄られている見たいに見えるんですけど。
そしてよく見るとこの男性、滅茶苦茶美人さんだ。最初見た時素っ裸な上半身と半開きの扉、そして侵入者って事で冷静に見れなかったのだけど。更に第三の目もあったし。
いや~混乱しまくったよ、あっはっは。って今も混乱してるけど。
そして前世では無かった今モテ気?
そう言えばさっき魔物って言ってたから人では無いのかなー…
其処で初めてみた、半開きのドアの下。
ぶっとい昆虫の足のような、毛深い足が幾つも覗いて居て。
うん、魔物って言ってたもんね。
そうだよね、あは、あはは…。
「ぎゃーっ!蜘蛛ぉぉおおおおっ!」
上半身美人なイケメンの素っ裸な状態、下半身には蜘蛛の身体がドアの隙間から見えたのだった。
そんな軽ーく言われても。
と言うか発生したら即見に来れるの?この世界そんなフットワーク軽い世界なの!?え、てか魔王ってアレ、所謂パンダみたいなものなの?
「パンダってのは何かは分からないけど、少なくとも俺は…ん~?」
あ。
今更目の前に『侵入者発見』ってサイレンが鳴った。
目の前に画面も出た。勿論サイレンは脳内だけで。
「ああ、私がまだドアを半開きだったから侵入者警告されてなかったろ」
いやそんな分かってますって感じで両手を組んでウンウンって唸って…
って言うか。
上半身裸の男性。
短く切り揃えられた金髪の髪に白い肌。と言うか真っ白と言って良い、寧ろ白しかない。
肌色何処行った。
少ししかないだろ羨ましい、仕事しろ。
色素が薄いにしては白すぎるだろ。
そして西洋人みたいな堀の深い顔付の特徴のある紅い瞳の男性。何だか気に為るのだけど、もしかして第三の目って感じの厨二病患っていません?もしくは宗教的な何かなのかな?眉間に縦に模様が…?
「厨二病?それが何かは分からないが宗教は違う。眉間の模様は目が開くんだよ、ほら」
そう言って目が具現化し、本当の第三の目が見開いて即閉じた。
再度模様が浮き出る。
「えーと第三の目を即消したのは?」
もしかして疲れるとか?
「あ~…すまん、これ透ししちまうんだよな…」
「!!!」
と、ととと言う事はー!
「すまん、女だと言う事を他種族の事は良く分かって無くて、っていうか魔王の椅子持ち上げるなっ!そして即刻下敷きになって潰れるなっ」
うん、筋力14しか無かったの忘れてたよ。
当然持ちあがったと思ったら潰れたよっ
今私の上で勝ち誇って椅子が私を押しつぶしているよっ!
持ち上がったのは火事場の何とやらって奴ですよね。
速攻で潰えたけど。
重いので何とか椅子を横に退かして、と。
そして見たんですね。
乙女の柔肌とか言う何とやらを!
まだ生まれて0日の状態だと言うのにっ!
あれ、0歳っていうか0時間っぽいからほぼ赤ちゃんってわけで。
こう言うと何だか妙だよね。
「すまん。私達みたいな魔物にとって最も恥ずべき行為をしてしまった。責任を取れと言うなら取ろう。最も俺、あ~私は三千年を超えた者なので年が釣り合わんというなら申し訳ない。だが数千年前から今のまま不老なので、見た目の年はこの先も変わらないと思う。いや、この様な年寄りが嫌なら…」
何だかごちゃごちゃと言って居て、ていうかこのお兄さん三千年以上も生きて居るって物凄い年月過ぎてるよっ!更に魔物!そして何だか言って居る事がものスッゴク不穏なんだけど!
責任を取れって言うならってなんだーっ!
「だ、だからな。その…」
そんな真っ赤になってこっちをチラチラ見ないで欲しい。
まだ生後数時間の赤ん坊で尚且つ世間知らずなんですからーっ
「なんだそんな事を気にして居るのか?魔王なら産まれて直ぐに成人だろ。現にお前…あーいや、其方も立派な…」
げほげほって余計真っ赤になって咽るなー!
恥ずかしいんだよー!
「兎に角、だ。女性だと気が付かずに内臓と筋肉と血管を見てしまった。しかも魔物の番しか見せてはいけない恥骨もだ。本当に申し訳ない」
深々と頭を下げる男性。
はい?
ナンデスト?
「ええとつまり、透視っていうかその」
「君の全てを見てしまった」
全てとか言うなや、何かエロイ。
と言うか筋肉とか内臓とか血管とか。
更に恥骨?
「えっと、裸では…?」
「そんなハレンチな!」
え~…なんか、価値観が違くない?
と言うか骨もハレンチじゃなかったっけ?
え、裸も勿論駄目だけど、血管とか恥骨のがもっと駄目。
意味が解らん。
「と、兎に角だな、そのっ、もし何なら俺がその、き、君の…」
そうしてどもる男性。
上半身素っ裸だけど。
何だかこうしてみると変態に詰め寄られている見たいに見えるんですけど。
そしてよく見るとこの男性、滅茶苦茶美人さんだ。最初見た時素っ裸な上半身と半開きの扉、そして侵入者って事で冷静に見れなかったのだけど。更に第三の目もあったし。
いや~混乱しまくったよ、あっはっは。って今も混乱してるけど。
そして前世では無かった今モテ気?
そう言えばさっき魔物って言ってたから人では無いのかなー…
其処で初めてみた、半開きのドアの下。
ぶっとい昆虫の足のような、毛深い足が幾つも覗いて居て。
うん、魔物って言ってたもんね。
そうだよね、あは、あはは…。
「ぎゃーっ!蜘蛛ぉぉおおおおっ!」
上半身美人なイケメンの素っ裸な状態、下半身には蜘蛛の身体がドアの隙間から見えたのだった。
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