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37.幸せな時間でした
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家に帰り、今日は3人でお風呂にゆっくり入った。
「太陽、お湯かけるぞ~」
太陽をベビーバスに入れて洗っていく。
「キャッキャッ!」
お湯をかけると嬉しそうにはしゃいでいた。
「よし、今日は僕が洗ってやるぞぉ」
陽平はタオルに石鹸をつけて泡立てる。そして、優しく太陽の体を洗い始めた。
「あうぅ~っ!」
くすぐったいのか、身体をばたばたさせている。
「こらこら、暴れるなって」
俺は太陽の身体を押さえようとするが、なかなか難しい。
「ほれっ、こうだ!」
陽平は太陽を抱きかかえて背中を洗った。
「キャフッ、あぅあぅ~」
良いのか嫌なのかよくわからない声を出している。
しかし、しばらくすると慣れてきたようで大人しくなった。
「はい、終わったよ~」
綺麗になったところでお湯をかけて流す。
「ぷはあっ」
太陽は息を止めていたようだ。
「ははは、苦しそうだったな」
ちょっと膨れっ面気味な表情が可愛い。
「じゃあ今度は太一を洗ってあげるね♡」
陽平が何か言い出した。
「え!いいよ俺は……」
「いいからいいから」
ニコニコしながらタオルを泡立てている。
「うーん……じゃあ頼もうかな……」
やる気満々なようなので、陽平に任せることにした。
「痒いとこないですかー?」
「大丈夫でーす」
陽平は丁寧に俺の身体を洗い、お湯をかけて流していく。
「はい、終わったよ」
「サンキューな」
俺は再び太陽の体を持ち上げて、自分の体の上に座らせた。
「あうあうっ」
「ふふふ、可愛い」
太陽と戯れている間に、陽平は自分の身体を洗っている。
3人とも綺麗になったところで、湯船に移動した。
親子3人揃ってのんびりとお風呂に浸かる。とても幸せな時間だ。
しっかり温まったところで上がる。
陽平と連携しながら、太陽の身体を拭いて服を着させた。
「あう!」
太陽は俺の手を引っ張っている。
「どうした?おっぱいかな?ちょっと待ってくれな」
俺は胸を出して、太陽を抱っこした。
「はい、どーぞ」
「ちゅぱ……ちゅう……」
一生懸命吸っている。母乳を飲むことでしっかり成長しているようだ。
「たくさん飲んで大きくなるんだぞ~」
俺は頭を撫でた。太陽も嬉しそうな顔をしている。
この子が大きくなった時のことを想像すると楽しみだ。
俺が授乳している間に、陽平により夕飯の準備が着々と進んでいる。
今日のメニューはハンバーグのようだ。
太陽はまだ食べられないのでベビーベッドに寝かせておく。
おっぱいでお腹いっぱいになったのか、ぐっすり眠っていた。
しばらくして、夕飯が出来上がった。
「いただきまーす!」
陽平の手作りハンバーグを一口食べる。
「うまい!さすが陽平だ~」
「えへへ、ありがとう」
陽平は少し照れながら喜んでいた。
「陽平、いつも美味しいご飯を作ってくれて、本当に助かってるぞ」
俺は感謝の気持ちを伝える。心から有り難く思っているのだ。
「そう言ってもらえて嬉しいよ。元の世界に戻っても、僕が毎日作ってあげるね」
陽平は笑顔で言う。
「そうか……それは嬉しいなぁ」
まだ戻れるかどうかも分からないが、戻った後の生活を想像して、幸せな気持ちになった。
もし元の世界に戻っても、陽平と一緒に暮らしたい。
食事を終えて片付けを済ませた後、突然後ろから抱きつかれた。
「太一~」
「なんだ?甘えん坊さんめ」
俺は振り向いて抱きしめ返す。
「ねえ、キスしたい」
「いいぞ」
2人で唇を重ねた。舌を入れて濃厚に絡ませる。
お互いを求め合うように激しく求め合った。
「はぁ……」
お互いに息を荒げながら見つめあう。
「愛してるぞ」
俺は耳元で囁く。
「うん、僕もだよ」
陽平は再びキスをした。今度は軽く触れるだけの優しいものだった。
「続きはベッドの上でしよう」
陽平にお姫様抱っこされて、寝室まで運ばれる。
「今夜も頑張ろうね♡」
「うん。でも、太陽が起きないように静かにするんだぞ」
俺は陽平に忠告しながら服を脱いだ。
「うん、分かってるよ」
そう言いつつ、陽平はすでにズボン越しでも分かるほどガチガチに勃起している。
俺はゆっくりと陽平のズボンを下ろし、そのそそり立ったモノを口に含んだ。
「ああっ、気持ち良いっ」
陽平はビクビクと震えている。
俺はさらに強く吸い上げた。すると、ドクンドクンっと脈打ちながら溢れそうな程の精液が流れ込んできた。
それをゴクリと飲み干す。相変わらずすごい量だ。
「はあっ、はあっ、ごめん……気持ち良くてすぐイっちゃった……」
陽平の顔を見ると、気持ち良さそうに蕩けていた。
「じゃあ今度は僕の番」
陽平はそう言って、俺の股間へと手を伸ばす。
俺は仰向けになって足を広げた。陽平は俺のモノをぱくっと咥える。
「ああんっ♡」
思わず声が出てしまった。
「ふぅん、ここが弱いんだ」
陽平はニヤリと笑うと、執拗に攻めてきた。
じゅるっ、ちゅぱちゅぱっと音を立てながらしゃぶってくる。
「あっ、それダメ……っ」
俺はその快感に耐えきれず、すぐに射精してしまった。
「うわぁ、たくさん出たねぇ」
そう言いつつ、ごくごくと精液を飲み干している。
「ねえ、早く欲しいよ……」
俺はもう我慢できなくなっていた。早く挿れて欲しくて仕方ない。
「もちろん、たっぷり注いであげるからね!」
陽平はまた大きくなったモノを俺のお尻の穴にあてがい、一気に挿入した。
「あっ♡入ってきたぁ……」
奥深くまで到達すると、そのままピストン運動を始める。
パンッ!パァン!という音が響き渡るくらい激しい動きだ。
あまりの激しさに頭が真っ白になるような感覚に陥る。
「どう?気持ちいい?」
「あんっ♡さいこぉ……♡」
快楽に溺れてしまい、思考能力が低下してしまっていた。
陽平は俺の胸を掴み揉みしだいたあと、乳首を摘む。同時に責められると、さらに感じてしまう。
「やめてぇ……おかしくなっちゃうから……」
俺は懇願するが聞き入れてもらえなかった。むしろ逆効果だったようで、より一層激しくなる。
「太一のおっぱい、ミルクが溢れて止まらないよ」
陽平は母乳を吸っているようだ。しかし今の俺はそれどころではなかった。
「りょうほうだめぇ……♡」
「もっと欲しいよね……」
陽平はさらに腰の動きを激しくする。
「おほおおっ!しゅごいぃ♡壊れちゃうっ!!」
もはや理性など吹き飛んでしまい、獣のように喘ぐことしかできなかった。
「あっ、もうダメェ!イクゥー!!!」
絶頂を迎え、身体を大きく痙攣させると、同時に陽平も果てたようだった。
中に温かいものを感じる。陽平の子種が注ぎ込まれているのだ。
陽平は母乳も飲み続けていて、喉を鳴らしながら味わっていた。
「ん……美味しい……」
満足そうな表情を浮かべている。
「はぁ、はぁ……」
俺は呼吸を整えようとするが上手くいかない。
「まだ終わりじゃないからね」
そう言うと再び抽挿を開始した。今度は後ろからだ。バックで突かれるたびに乳首から母乳が飛び散る。
「あぁっ♡気持ちいい~っ」
俺はすっかり堕ちきってしまった。
「僕もだよぉ。ずっとこのまま繋がっていたいな……」
そう言いつつ、陽平は激しく突き続ける。
「ひゃうん♡それ、らめぇ♡」
俺は抵抗しようとするも力が入らない。されるがままになっていた。
そして、またイキそうになったその時だった。
「あ~あうぅ~」
太陽の泣き声が聞こえる。
「太陽が起きてるみたいだね……」
陽平が耳元で囁いた。俺はハッとする。
「ちょ、ちょっとストップ……」
「分かった」
陽平はゆっくりと動くスピードを落としていく。
「んっ……♡」
しかし、その刺激がもどかしくて、俺は小さく声を出してしまった。
「あう?」
太陽の声が聞こえる。
「だめ……っ、ちょっと止まってぇ」
すると、陽平はピタッと動きを止めた。なんとか息を整える。
しかし、深く繋がっているせいで、中で陽平がビクビクしているのを感じてしまった。
「あん……っ♡なんで大きくしてんだよっ……」
「ごめん、太一の中気持ち良すぎて……」
「今は我慢しろよぉ……ばかぁ」
俺は小声で呟く。
すると陽平はキスしてきた。舌を入れてくる濃厚なものだ。
「んちゅ……れろ……」
2人の唾液が混ざり合う。
「ぷはぁ……これで少しは落ち着いた?」
「うん、ありがと……」
俺が礼を言うと、陽平は再び腰を動かし始めた。
「えっ、ちょっと待っ……!」
「そろそろ限界なんだ……」
陽平はラストスパートをかけるようにピストン運動を速める。
パンッ!パンッ!!という音が部屋の中に響き渡った。
俺は必死に声を出さないように我慢していたが、限界はすぐに訪れる。
「んぅ……ふっ、あっ……イッくううぅ!!!」
「出るっ……!」
俺たちは同時に果てた。ドクンドクンと脈打ちながら、精液を流し込まれていく。
「はぁっ、いっぱい出てる……」
俺は放心状態になり、ベッドの上でぐったりと脱力した。
「ごめんね、もう少しだけ我慢してね……」
まだビクビクと射精を続けている陽平は、そう言いながら俺のお腹を撫でてくる。
その優しい手つきが心地よくて、つい身を委ねてしまう。
気の遠くなるような時間、中出しされ続けた。
「はぁっ……全部出た……」
やっと射精が終わったらしい陽平が、俺の中からズルッと引き抜く。
ゴポッという音が聞こえたような気がした。
「あっ……はぁ……♡」
引き抜かれた後、穴からは精液が流れ出していく。
俺はそれを拭おうともせずボーッとしているだけだった。
「お疲れ様、今日はこれくらいにしておこうか」
そう言うと、陽平は俺の隣に寝転んだ。
「えへ、幸せだなぁ」
陽平は微笑みながら、優しく抱きしめてきた。
「そうだねぇ……」
俺は力なく返事をする。正直、もう体力の限界だ……。
それから俺たちは抱き合ったまま眠りについた。
「太陽、お湯かけるぞ~」
太陽をベビーバスに入れて洗っていく。
「キャッキャッ!」
お湯をかけると嬉しそうにはしゃいでいた。
「よし、今日は僕が洗ってやるぞぉ」
陽平はタオルに石鹸をつけて泡立てる。そして、優しく太陽の体を洗い始めた。
「あうぅ~っ!」
くすぐったいのか、身体をばたばたさせている。
「こらこら、暴れるなって」
俺は太陽の身体を押さえようとするが、なかなか難しい。
「ほれっ、こうだ!」
陽平は太陽を抱きかかえて背中を洗った。
「キャフッ、あぅあぅ~」
良いのか嫌なのかよくわからない声を出している。
しかし、しばらくすると慣れてきたようで大人しくなった。
「はい、終わったよ~」
綺麗になったところでお湯をかけて流す。
「ぷはあっ」
太陽は息を止めていたようだ。
「ははは、苦しそうだったな」
ちょっと膨れっ面気味な表情が可愛い。
「じゃあ今度は太一を洗ってあげるね♡」
陽平が何か言い出した。
「え!いいよ俺は……」
「いいからいいから」
ニコニコしながらタオルを泡立てている。
「うーん……じゃあ頼もうかな……」
やる気満々なようなので、陽平に任せることにした。
「痒いとこないですかー?」
「大丈夫でーす」
陽平は丁寧に俺の身体を洗い、お湯をかけて流していく。
「はい、終わったよ」
「サンキューな」
俺は再び太陽の体を持ち上げて、自分の体の上に座らせた。
「あうあうっ」
「ふふふ、可愛い」
太陽と戯れている間に、陽平は自分の身体を洗っている。
3人とも綺麗になったところで、湯船に移動した。
親子3人揃ってのんびりとお風呂に浸かる。とても幸せな時間だ。
しっかり温まったところで上がる。
陽平と連携しながら、太陽の身体を拭いて服を着させた。
「あう!」
太陽は俺の手を引っ張っている。
「どうした?おっぱいかな?ちょっと待ってくれな」
俺は胸を出して、太陽を抱っこした。
「はい、どーぞ」
「ちゅぱ……ちゅう……」
一生懸命吸っている。母乳を飲むことでしっかり成長しているようだ。
「たくさん飲んで大きくなるんだぞ~」
俺は頭を撫でた。太陽も嬉しそうな顔をしている。
この子が大きくなった時のことを想像すると楽しみだ。
俺が授乳している間に、陽平により夕飯の準備が着々と進んでいる。
今日のメニューはハンバーグのようだ。
太陽はまだ食べられないのでベビーベッドに寝かせておく。
おっぱいでお腹いっぱいになったのか、ぐっすり眠っていた。
しばらくして、夕飯が出来上がった。
「いただきまーす!」
陽平の手作りハンバーグを一口食べる。
「うまい!さすが陽平だ~」
「えへへ、ありがとう」
陽平は少し照れながら喜んでいた。
「陽平、いつも美味しいご飯を作ってくれて、本当に助かってるぞ」
俺は感謝の気持ちを伝える。心から有り難く思っているのだ。
「そう言ってもらえて嬉しいよ。元の世界に戻っても、僕が毎日作ってあげるね」
陽平は笑顔で言う。
「そうか……それは嬉しいなぁ」
まだ戻れるかどうかも分からないが、戻った後の生活を想像して、幸せな気持ちになった。
もし元の世界に戻っても、陽平と一緒に暮らしたい。
食事を終えて片付けを済ませた後、突然後ろから抱きつかれた。
「太一~」
「なんだ?甘えん坊さんめ」
俺は振り向いて抱きしめ返す。
「ねえ、キスしたい」
「いいぞ」
2人で唇を重ねた。舌を入れて濃厚に絡ませる。
お互いを求め合うように激しく求め合った。
「はぁ……」
お互いに息を荒げながら見つめあう。
「愛してるぞ」
俺は耳元で囁く。
「うん、僕もだよ」
陽平は再びキスをした。今度は軽く触れるだけの優しいものだった。
「続きはベッドの上でしよう」
陽平にお姫様抱っこされて、寝室まで運ばれる。
「今夜も頑張ろうね♡」
「うん。でも、太陽が起きないように静かにするんだぞ」
俺は陽平に忠告しながら服を脱いだ。
「うん、分かってるよ」
そう言いつつ、陽平はすでにズボン越しでも分かるほどガチガチに勃起している。
俺はゆっくりと陽平のズボンを下ろし、そのそそり立ったモノを口に含んだ。
「ああっ、気持ち良いっ」
陽平はビクビクと震えている。
俺はさらに強く吸い上げた。すると、ドクンドクンっと脈打ちながら溢れそうな程の精液が流れ込んできた。
それをゴクリと飲み干す。相変わらずすごい量だ。
「はあっ、はあっ、ごめん……気持ち良くてすぐイっちゃった……」
陽平の顔を見ると、気持ち良さそうに蕩けていた。
「じゃあ今度は僕の番」
陽平はそう言って、俺の股間へと手を伸ばす。
俺は仰向けになって足を広げた。陽平は俺のモノをぱくっと咥える。
「ああんっ♡」
思わず声が出てしまった。
「ふぅん、ここが弱いんだ」
陽平はニヤリと笑うと、執拗に攻めてきた。
じゅるっ、ちゅぱちゅぱっと音を立てながらしゃぶってくる。
「あっ、それダメ……っ」
俺はその快感に耐えきれず、すぐに射精してしまった。
「うわぁ、たくさん出たねぇ」
そう言いつつ、ごくごくと精液を飲み干している。
「ねえ、早く欲しいよ……」
俺はもう我慢できなくなっていた。早く挿れて欲しくて仕方ない。
「もちろん、たっぷり注いであげるからね!」
陽平はまた大きくなったモノを俺のお尻の穴にあてがい、一気に挿入した。
「あっ♡入ってきたぁ……」
奥深くまで到達すると、そのままピストン運動を始める。
パンッ!パァン!という音が響き渡るくらい激しい動きだ。
あまりの激しさに頭が真っ白になるような感覚に陥る。
「どう?気持ちいい?」
「あんっ♡さいこぉ……♡」
快楽に溺れてしまい、思考能力が低下してしまっていた。
陽平は俺の胸を掴み揉みしだいたあと、乳首を摘む。同時に責められると、さらに感じてしまう。
「やめてぇ……おかしくなっちゃうから……」
俺は懇願するが聞き入れてもらえなかった。むしろ逆効果だったようで、より一層激しくなる。
「太一のおっぱい、ミルクが溢れて止まらないよ」
陽平は母乳を吸っているようだ。しかし今の俺はそれどころではなかった。
「りょうほうだめぇ……♡」
「もっと欲しいよね……」
陽平はさらに腰の動きを激しくする。
「おほおおっ!しゅごいぃ♡壊れちゃうっ!!」
もはや理性など吹き飛んでしまい、獣のように喘ぐことしかできなかった。
「あっ、もうダメェ!イクゥー!!!」
絶頂を迎え、身体を大きく痙攣させると、同時に陽平も果てたようだった。
中に温かいものを感じる。陽平の子種が注ぎ込まれているのだ。
陽平は母乳も飲み続けていて、喉を鳴らしながら味わっていた。
「ん……美味しい……」
満足そうな表情を浮かべている。
「はぁ、はぁ……」
俺は呼吸を整えようとするが上手くいかない。
「まだ終わりじゃないからね」
そう言うと再び抽挿を開始した。今度は後ろからだ。バックで突かれるたびに乳首から母乳が飛び散る。
「あぁっ♡気持ちいい~っ」
俺はすっかり堕ちきってしまった。
「僕もだよぉ。ずっとこのまま繋がっていたいな……」
そう言いつつ、陽平は激しく突き続ける。
「ひゃうん♡それ、らめぇ♡」
俺は抵抗しようとするも力が入らない。されるがままになっていた。
そして、またイキそうになったその時だった。
「あ~あうぅ~」
太陽の泣き声が聞こえる。
「太陽が起きてるみたいだね……」
陽平が耳元で囁いた。俺はハッとする。
「ちょ、ちょっとストップ……」
「分かった」
陽平はゆっくりと動くスピードを落としていく。
「んっ……♡」
しかし、その刺激がもどかしくて、俺は小さく声を出してしまった。
「あう?」
太陽の声が聞こえる。
「だめ……っ、ちょっと止まってぇ」
すると、陽平はピタッと動きを止めた。なんとか息を整える。
しかし、深く繋がっているせいで、中で陽平がビクビクしているのを感じてしまった。
「あん……っ♡なんで大きくしてんだよっ……」
「ごめん、太一の中気持ち良すぎて……」
「今は我慢しろよぉ……ばかぁ」
俺は小声で呟く。
すると陽平はキスしてきた。舌を入れてくる濃厚なものだ。
「んちゅ……れろ……」
2人の唾液が混ざり合う。
「ぷはぁ……これで少しは落ち着いた?」
「うん、ありがと……」
俺が礼を言うと、陽平は再び腰を動かし始めた。
「えっ、ちょっと待っ……!」
「そろそろ限界なんだ……」
陽平はラストスパートをかけるようにピストン運動を速める。
パンッ!パンッ!!という音が部屋の中に響き渡った。
俺は必死に声を出さないように我慢していたが、限界はすぐに訪れる。
「んぅ……ふっ、あっ……イッくううぅ!!!」
「出るっ……!」
俺たちは同時に果てた。ドクンドクンと脈打ちながら、精液を流し込まれていく。
「はぁっ、いっぱい出てる……」
俺は放心状態になり、ベッドの上でぐったりと脱力した。
「ごめんね、もう少しだけ我慢してね……」
まだビクビクと射精を続けている陽平は、そう言いながら俺のお腹を撫でてくる。
その優しい手つきが心地よくて、つい身を委ねてしまう。
気の遠くなるような時間、中出しされ続けた。
「はぁっ……全部出た……」
やっと射精が終わったらしい陽平が、俺の中からズルッと引き抜く。
ゴポッという音が聞こえたような気がした。
「あっ……はぁ……♡」
引き抜かれた後、穴からは精液が流れ出していく。
俺はそれを拭おうともせずボーッとしているだけだった。
「お疲れ様、今日はこれくらいにしておこうか」
そう言うと、陽平は俺の隣に寝転んだ。
「えへ、幸せだなぁ」
陽平は微笑みながら、優しく抱きしめてきた。
「そうだねぇ……」
俺は力なく返事をする。正直、もう体力の限界だ……。
それから俺たちは抱き合ったまま眠りについた。
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