異世界の勇者に逮捕されました!?

krm

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17 蜜の味 *

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俺が悶えている間にも、アルクの手が身体を這っていく。やがて尻まで到達すると、割れ目を指でなぞられた。ぞくぞくとした感覚に襲われる。
「ひゃっ……」
「大丈夫だよ。ゆっくり慣らすから」
「ううう……」
初めてのことに、怖さと不安が渦巻いていた。でも、アルクを受け入れたいという気持ちが大きい。アルクを信じて受け入れようと、身体の力を抜いた。
「入れるよ」
「んっ……」
つぷっと指先が侵入してくる。異物感はあるが痛みはない。
「痛くないかい?」
「ん、平気……」
アルクはゆっくりと慎重な様子で指を進めていった。やがて根元まで入ったようで、中で優しく動かされる。最初は違和感しかなかったが、次第に快感を拾うようになってきた。
「はぁ……はぁ……ん……」
指を増やしてバラバラに動かされると、たまらなくなってくる。俺は無意識のうちに腰を動かしていた。
「真尋、凄くエロいよ……」
「なっ……」
指摘されて顔が熱くなる。しかし、気持ち良くて自分の制御ができない。
「もっと見せて欲しいな」
「やっ、だめぇ……っ!」
三本の指で中を押し広げられ、弱いところをぐりゅっと刺激された瞬間、目の前がチカチカして達してしまった。
「あっ、ああ……っ!」
射精した後もビクビク震えている俺を見て、アルクは満足そうな笑みを浮かべている。
「真尋、可愛いよ……」
「はぁ……っ……」
頭がボーっとしていて、何も考えられない。
アルクは呆然としている俺を抱き締めながら、ベッドに押し倒した。その瞬間、固いものがお腹に当たる。
「んっ……!?」
恐る恐る視線を移すと、アルクの股間がズボン越しでも分かるくらい、ガチガチに勃起していた。
「うわぁっ」
「ごめん……君の姿を見てたらこうなってしまって……」
アルクは照れたように笑って頬を掻いた。その様子はとても可愛らしいのだが、下半身は凶暴そのものだ。
先走りでズボンに染みができていて、これは相当つらいだろうなと思う。
「アルク……あのさ……その……」
「ん?何だい?」
「良かったら……俺も口でしていいか?」
「えっ!?」
俺の言葉が予想外だったのか、アルクは大きく目を見開いた。こんなこと、言わない方が良かっただろうか。
「あ、嫌ならいいんだ、忘れてくれ……」
「待ってくれ、まさか、君がそんなことをしてくれるとは思わなくて……」
「む、無理しなくてもいいんだぞ?」
自分で言い出しておきながら段々恥ずかしくなってきて、顔が熱くなる。
「いや、すごく嬉しいよ!是非お願いしたい!」
アルクは食い気味に身を乗り出してきた。そんなに喜んでもらえるとは……。
「そ、そうか……じゃあ……」
アルクのベルトに手をかけて外すと、前を開いて下着ごとずり下ろした。勢いよく飛び出してきたそれに、思わず目を奪われる。
「うわ、でっか……」
俺のものよりも遥かに大きいそれに、ごくっと喉が鳴った。血管が浮き出てビクビクしているところとか、カリの張り具合が卑猥すぎる。恐る恐る握ってみると、ドクンと脈打った。
意を決して先端を口に含むと、しょっぱくて苦味のある液体が流れ込んでくる。
「ん……ふぅ……っ」
舌先で先端を刺激すると、しょっぱくて苦くて変な味がした。でも、アルクのものだと思うと嫌悪感はない。むしろ興奮してしまう自分がいる。
「は……ん……ちゅっ……」
「う……真尋……」
アルクは気持ち良さそうに声を漏らしながら、優しく頭を撫でてくれた。それが嬉しくて夢中で舐める。
「んっ……はぁ……っ」
裏筋に沿って舐め上げると、アルクのものが大きくなった気がした。そのまま奥まで飲み込んで、ゆっくりと出し入れを繰り返す。
「ん……んっ……」
ちゃんと出来ているか不安になってちらりと見ると、アルクと目が合った。
「真尋……気持ちいいよ……」
アルクの顔を見ると心臓が高鳴り、身体の奥がきゅんと疼いて仕方がない。つい腰が揺れてしまう。すると、アルクのモノが口の中でさらに膨らんでいった。
「んんっ……!」
「ああ、真尋……」
アルクの息遣いが荒くなり、俺の頭を掴む手に力が入る。苦しいけれど、アルクが感じている姿を見ると満たされた気持ちになった。
「真尋……もう出そうだ……」
限界が近いようで、アルクは切羽詰まった表情をしている。
「ん……出ひて……」
「くっ……出る……!」
深く咥え込むと同時に熱い飛沫が口の中に放たれ、大量の精液を注ぎ込まれた。
「んぐっ……んっ……」
「はぁ……はぁ……」
ドクンドクンという脈打ちに合わせて、止めどなく注がれていく。あまりの量の多さに零れてしまったが、少しずつ飲み込んで行った。
「んっ……んくっ……」
ようやく射精が収まった頃には、口の中が精液でいっぱいになってしまう。
「大丈夫かい?無理しないで吐き出していいんだよ」
「んん……」
心配そうな顔をして覗き込むアルクに、首を横に振った。
アルクを全部受け止めたくて、頑張って飲み込んでいく。口の端から垂れてしまった分を手で拭うと、アルクの顔つきが変わった。その目は獲物を狙う獣のようにギラついている。
「真尋……!」
名前を呼ばれたかと思うと、押し倒された。そして、唇を重ねられる。口内に残っていた精液も全て絡め取られ、貪るようにキスされた。
「んんっ……」
こんな状態で舌を絡め合うと、頭が蕩けてしまいそうになる。もっと欲しくなって自分からも求めるように舌を動かすと、応えてくれるかのように強く吸われた。何度も角度を変えてキスをする。
「ん……ぷはっ……」
ようやく解放された頃には、息も絶え絶えになっていた。
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