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23 勇者、めちゃめちゃに愛される② *
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「ん……俺もお前にこうしてもらえるの、嬉しい……♡」
「そうか、ならばもっと注いでやろう」
「んんっ!?」
ニヤリと笑った魔王に、抜けかけていたものをまた奥に埋め込まれた。
「ちょ、ちょっと待って……!」
嬉しいとは言ったけれど、連続はもう本当に厳しい。徐々に固くなっていく魔王の魔王で内壁をぐりぐりと探られ、意識が遠のきそうになる。
「んっ♡はぁ……♡」
ナカを突かれる刺激に弱い俺は、これまでの疲労も重なって、もう気絶寸前になっていた。
「ね、お願いっ……魔王……」
息も絶え絶えに声を出すと、魔王の動きがビクッと止まる。
「気絶、したくないから……ゆっくりしてぇ……♡」
「……っ」
分かってくれたのか、魔王は動きを止めたまま俺の頭を撫で始めた。極上の心地よさに目を閉じる。
「んん……これ好きぃ……♡」
「ああ、知っているぞ。撫でるとお前は蕩けそうな顔になるからな」
「ふえっ!?」
そんな顔を晒していただなんて。ショックで呆然としている俺に、魔王は追い討ちをかけるように続ける。
「それと、もう一つ分かったことが……」
何を言われるのかとハラハラしながら構えたが、突然ぐっと腰を押し付けられた。ナカに埋まっていたものが最奥に到達する。
「あっ♡ああぁっ……♡」
再び、魔王の精が吐き出された。急な行為に驚きつつ、熱い欲が体内に浸透していくのを感じたくて、目を閉じて満喫する。魔王が俺のナカでビクビク震えているのが愛おしい。もっと魔王でいっぱいになりたくて、目を開けてキスをねだった。
優しく答えるように口付けをされ、幸せな空気に浸っていると、驚愕のセリフが降ってくる。
「お前はナカに出されるのが好きなのだな」
「は、はぁ!?」
「自分がイク時より、我にナカに出された時の方がいやらしい顔をしているぞ」
「なっ……!!」
恥ずかしすぎることを言われ、俺は言い返すことも出来ずに口をパクパクしてしまう。
思い返してみると、確かに魔王の言う通り、自分がイク時よりもナカに出される時の方が気持ち良かったかもしれない……。知りたくなかった事実に直面してしまった。しかも、魔王にバレてしまうほどいやらしい顔をしていただなんて。
「ううう……そんなぁ……俺男なのに……」
「ふふ、我は嬉しいぞ」
落ち込む俺を慰めるように、頭を撫でられる。そんなことしてくれたって、騙されないぞ……。
とはいえ、気持ち良いのは事実で、嫌だとは言えない。それどころか、嬉しいとさえ思ってしまっている俺も俺だ。
何も言い返せずにおどおどしていると、また口付けをされる。
「ん……♡ふぅ……♡」
舌を絡め合ううちに、俺のナカの魔王はどんどん固くなってきた。苦しくて口を大きく開けようとすると、舌を吸われて身体がビクビク反応する。身体中が性感帯になったみたいだ。すっかり大きくなった魔王のモノが深いところに入り込み、俺の内壁がきゅうきゅうと吸い付く。
それだけでもう限界なのに、魔王はさらに大きく腰を振り始めた。
「やぁっ♡あぁっ……♡」
限界を越えた快感に頭がクラクラする。熱く猛々しい雄で、的確に感じる場所を責められた。
あまりの質量と快楽の大きさに、俺はただひたすら翻弄されることしかできない。
「あっ♡あっ♡あんっ♡すごいぃっ……♡」
喘ぐことしか出来ない俺の耳元で、魔王が低く囁いた。
「だが……やはりお前がイクところも見たいな」
「ふ、ええぇ!?」
「可愛い顔を見せてくれ……」
「やっ♡いやぁ……♡」
恥ずかしいセリフを発しながらも、射抜くような強い視線を向けられる。
魔王の目も声も身体も、全てが俺をとらえて離さない。
この状況にこの上ない喜びを感じている俺も、相当魔王に惚れ込んでいるのだろう。
「ふふっ……」
つい笑ってしまうと、おかしくなったとでも思ったのか、魔王は目を見開いて動きを止めた。でも、俺は笑いが止まらない。
「好き……愛してるよ、魔王」
「……っ!」
魔王は一瞬苦悶の表情を浮かべ、素早く奥を突き上げる。
「その笑顔は、反則だっ……」
「はっ♡あ、ああぁ……♡んんっ……♡」
ナカに注ぎ込まれる熱を感じながら、俺も達してしまった。超越した快感に、お互いいつまでも欲を放ち続ける。
体力を使いきって気を失う寸前、魔王の言葉が聞こえた。
「もう、一生離さないからな」
いや、それは身体が持たないから無理……と言いたかったけれど、もう声が出せない。でも、そんな言葉も愛おしく感じる。
薄れゆく視界の中、魔王の顔を見ると、見たこともないくらい幸せそうな顔をしていた。
「そうか、ならばもっと注いでやろう」
「んんっ!?」
ニヤリと笑った魔王に、抜けかけていたものをまた奥に埋め込まれた。
「ちょ、ちょっと待って……!」
嬉しいとは言ったけれど、連続はもう本当に厳しい。徐々に固くなっていく魔王の魔王で内壁をぐりぐりと探られ、意識が遠のきそうになる。
「んっ♡はぁ……♡」
ナカを突かれる刺激に弱い俺は、これまでの疲労も重なって、もう気絶寸前になっていた。
「ね、お願いっ……魔王……」
息も絶え絶えに声を出すと、魔王の動きがビクッと止まる。
「気絶、したくないから……ゆっくりしてぇ……♡」
「……っ」
分かってくれたのか、魔王は動きを止めたまま俺の頭を撫で始めた。極上の心地よさに目を閉じる。
「んん……これ好きぃ……♡」
「ああ、知っているぞ。撫でるとお前は蕩けそうな顔になるからな」
「ふえっ!?」
そんな顔を晒していただなんて。ショックで呆然としている俺に、魔王は追い討ちをかけるように続ける。
「それと、もう一つ分かったことが……」
何を言われるのかとハラハラしながら構えたが、突然ぐっと腰を押し付けられた。ナカに埋まっていたものが最奥に到達する。
「あっ♡ああぁっ……♡」
再び、魔王の精が吐き出された。急な行為に驚きつつ、熱い欲が体内に浸透していくのを感じたくて、目を閉じて満喫する。魔王が俺のナカでビクビク震えているのが愛おしい。もっと魔王でいっぱいになりたくて、目を開けてキスをねだった。
優しく答えるように口付けをされ、幸せな空気に浸っていると、驚愕のセリフが降ってくる。
「お前はナカに出されるのが好きなのだな」
「は、はぁ!?」
「自分がイク時より、我にナカに出された時の方がいやらしい顔をしているぞ」
「なっ……!!」
恥ずかしすぎることを言われ、俺は言い返すことも出来ずに口をパクパクしてしまう。
思い返してみると、確かに魔王の言う通り、自分がイク時よりもナカに出される時の方が気持ち良かったかもしれない……。知りたくなかった事実に直面してしまった。しかも、魔王にバレてしまうほどいやらしい顔をしていただなんて。
「ううう……そんなぁ……俺男なのに……」
「ふふ、我は嬉しいぞ」
落ち込む俺を慰めるように、頭を撫でられる。そんなことしてくれたって、騙されないぞ……。
とはいえ、気持ち良いのは事実で、嫌だとは言えない。それどころか、嬉しいとさえ思ってしまっている俺も俺だ。
何も言い返せずにおどおどしていると、また口付けをされる。
「ん……♡ふぅ……♡」
舌を絡め合ううちに、俺のナカの魔王はどんどん固くなってきた。苦しくて口を大きく開けようとすると、舌を吸われて身体がビクビク反応する。身体中が性感帯になったみたいだ。すっかり大きくなった魔王のモノが深いところに入り込み、俺の内壁がきゅうきゅうと吸い付く。
それだけでもう限界なのに、魔王はさらに大きく腰を振り始めた。
「やぁっ♡あぁっ……♡」
限界を越えた快感に頭がクラクラする。熱く猛々しい雄で、的確に感じる場所を責められた。
あまりの質量と快楽の大きさに、俺はただひたすら翻弄されることしかできない。
「あっ♡あっ♡あんっ♡すごいぃっ……♡」
喘ぐことしか出来ない俺の耳元で、魔王が低く囁いた。
「だが……やはりお前がイクところも見たいな」
「ふ、ええぇ!?」
「可愛い顔を見せてくれ……」
「やっ♡いやぁ……♡」
恥ずかしいセリフを発しながらも、射抜くような強い視線を向けられる。
魔王の目も声も身体も、全てが俺をとらえて離さない。
この状況にこの上ない喜びを感じている俺も、相当魔王に惚れ込んでいるのだろう。
「ふふっ……」
つい笑ってしまうと、おかしくなったとでも思ったのか、魔王は目を見開いて動きを止めた。でも、俺は笑いが止まらない。
「好き……愛してるよ、魔王」
「……っ!」
魔王は一瞬苦悶の表情を浮かべ、素早く奥を突き上げる。
「その笑顔は、反則だっ……」
「はっ♡あ、ああぁ……♡んんっ……♡」
ナカに注ぎ込まれる熱を感じながら、俺も達してしまった。超越した快感に、お互いいつまでも欲を放ち続ける。
体力を使いきって気を失う寸前、魔王の言葉が聞こえた。
「もう、一生離さないからな」
いや、それは身体が持たないから無理……と言いたかったけれど、もう声が出せない。でも、そんな言葉も愛おしく感じる。
薄れゆく視界の中、魔王の顔を見ると、見たこともないくらい幸せそうな顔をしていた。
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