異世界の平和を守るため、魔王に抱かれています！？

17 勇者、魔王とイチャイチャする③ *

「はぁっ……♡はぁっ……♡」
肩を大きく上下させながら呼吸を整えていると、魔王がゆっくりと引き抜いた。それと同時に、秘部からどろりとしたものが流れ出る。昨日からずっと入れっぱなしだった栓を失ったために、大量に詰まっていた魔王のものが流れ出ているのだ。
「あぁっ……♡すごい量出てる……♡」
「ああ……これはなかなか……」
魔王がまじまじと見ていることに気づき、慌てて隠す。
「み、見るなぁ……！」
「何を今更恥ずかしがることがある？」
そう言うと、魔王は俺の手と足を押さえて秘部を露にした。見られていると思うと余計に反応してしまい、そこからごぷごぷと魔王の精液を溢れさせる。
「やだっ……♡こんなの恥ずかしいっ……♡」
「ふふ……随分と溜めこんでいたな」
魔王は俺の腹に手を当てて軽く押した。それだけで中からゴプッと大量の白濁液が溢れ出てくる。
「あふぅっ……♡だめぇっ……♡」
快感に耐えられず、俺は身を捩らせた。しかし、魔王はそれを許さず、押さえつけてくる。
「まだまだ出るな……」
「んっ……♡魔王がいっぱい出したから……♡」
「ふふ、物欲しそうな顔をしているぞ」
そう言われて頬を撫でられると、無意識にすり寄ってしまう。
「だって……魔王のおちんちん気持ちいいんだもん……」
俺は魔王のモノを思い出して、股間に目を向ける。そこには、大きく膨らんで天を向いているものがあった。
ずっと俺のナカに入れっぱなしだったので、久しぶりに見た気がする。
「あぁっ……♡まだこんなにおっきいんだ……」
思わず手を伸ばして、先端に触れるだけのキスをする。すると、ぴくりと反応を示した。それが可愛くて、今度は口に含んでみる。
「んむっ……♡おいひい……♡」
舌先で舐めてみると、苦味のある先走りが出てきた。それを夢中で吸っているうちに、もっと欲しいという欲求が高まってくる。
「ちゅぱっ……♡魔王の美味しいよぉ……♡」
口の中に広がる濃厚な雄の匂いに、頭がクラクラしてくる。
「くっ……」
「んんっ……♡またおっきくなった……♡」
魔王のモノは、口の中に入り切らないほどの大きさになっていた。喉の奥まで入り込まれ、苦しいはずなのに何故か興奮してしまう。
「うぐっ……♡んぐっ……♡」
「はぁ……可愛いな……」
魔王が頭を優しく撫でてくれる。その心地良さに身を委ねながら、夢中になって奉仕を続けた。
「うっ……♡んんっ……♡」
これがずっと俺を気持ち良くしてくれていたものだと意識すると、愛おしさが込み上げてくる。
魔王のものは太くて長くて、奥の方まで突かれると苦しいけれど、それでも幸せだった。
「んんっ……♡んっ……♡」
「はぁ……お前は本当に淫乱だな……」
魔王は呆れたように呟くと、俺の後頭部を押さえつけて腰を動かし始めた。
「んぶっ！？んんーっ！」
突然激しく突かれ、息ができない。酸素を求めて口を離そうとするが、魔王はそれを許してくれなかった。
「はぁっ……出すぞっ……！」
「んーっ！んんーっ！！」
どくんっと脈打ちながら熱いものが注ぎ込まれる。
「ん……♡ぷはぁ……♡」
全て喉奥に流し込まれ、やっと解放された口から漏れたのは、甘い吐息だけだった。
「あ……♡あ……♡」
魔王に注がれた快感で、俺の身体はまだびくびくと震えている。
しかし、魔王のものが口から引き抜かれると、途端に寂しくなってきた。
「んっ……♡もっとほしい……♡」
口だけでは物足りない。早く下の方も突いてほしくて仕方がなかった。
栓を失った秘部は、さっきからずっとぽっかりと穴を空けたままだ。
そこからは、とろとろと魔王のものが出続けている。
「あっ……♡すごい……♡まだこんなに出てる……」
「ああ……昨日たくさん出したからな……」
魔王の精液を溢れさせている俺の尻を見て、彼は嬉しそうにしている。
「やっ……見るなって……」
俺の秘部はすっかり蕩けていて、魔王のものが欲しくて堪らなくなっていた。早くあの大きなもので満たされたい。そんなことを考えていると、後ろの穴がきゅんと締まる。
「あっ……♡なんでっ……」
自分の意思とは関係なく、勝手に収縮を繰り返すそこが恥ずかしくて仕方ない。昨日からずっと俺を貫いていたものが無くなったため、物足りなくて疼いているのだ。
「あぁっ……♡」
俺の意思に反して、ヒクつく後孔からはとろりと蜜が垂れた。
「やらっ……見ちゃだめぇっ……♡」
魔王は何も言わず、こちらをじっと見つめているだけだ。見られてるだけなのに、どんどん感じてしまう。
「あひっ♡やめてっ♡見ないでぇっ♡」
「ふふ、見られるだけでも感じるのか？」
「ちがっ……♡あふぅっ♡」
否定しようとした瞬間に、魔王は指を入れてきた。
「あぅっ♡だめっ♡かき混ぜたらダメぇっ♡」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら掻き回され、恥ずかしさと快感でどうにかなりそうだ。魔王の精液がたっぷりと入っているせいか滑りが良くて、余計に敏感になっている気がする。
「だめっ♡こんなのだめだよぉっ♡」
「どうして駄目なんだ？こんなに締め付けておいて……」
「ひゃうんっ♡」
前立腺を押し潰すようにして刺激されると、全身に電流が流れたような感覚に襲われる。
「ほら、ここ、気持ち良いんだろう？」
「あぁっ♡そこばっかぐりぐりだめっ♡おかしくなるぅっ♡」
何度も執拗に攻め立てられると、頭の中が真っ白になった。目の前に火花のようなものがちらつき始める。
「あぁぁっ♡やだっ♡指じゃなくて、おちんちんでしてほしいよおっ♡」
俺はもう我慢できず、自ら腰を動かした。すると、魔王は小さく笑って指を引き抜く。
「ふぁっ……♡」
突然なくなった圧迫感に喪失感を覚えながらも、俺は次の快楽を期待していた。