3 / 25
03 勇者、魔王とご対面
しおりを挟む
「ここが魔王城か……」
魔王城は禍々しい雰囲気を放っていた。周りの木々は枯れ果てており、草一本生えていない。
魔王の影響というのは凄まじいようだ。確かに、これが世界中に広がれば大変なことになるだろう。
一緒に来た王様の側近は、立っているのがやっとといった感じでふらついている。
「大丈夫ですか?」
「はい……すみませんが、ここから先は勇者様一人で進んでください。並の人間はこれ以上近づけないのです……」
「分かりました、行ってきます」
「勇者様、どうか、ご武運を……」
側近と別れて、俺は魔王城に足を踏み入れた。中は薄暗くて不気味な様子だったが、しばらく進むうちにだんだん目が慣れてくる。
やがて、大きな扉が見えてきた。おそらく、あれが魔王の部屋なのだろう。
いよいよだ。扉に手を当てると、扉が音を立てて開く。
中に入ると、そこは広い空間になっていた。薄暗くてよく見えないが、奥の方に大きな影が見える。あれが恐らく魔王だろう。その手前には、不自然にベッドが置いてあった。
「よくぞ来た、勇者よ……」
近づいて行くと、低い声が響く。
「お前が魔王か……」
「いかにも。我が魔王である。勇者よ、会えて嬉しいぞ……」
魔王は玉座に座ってこちらを見下ろしていた。赤い瞳が妖しく輝いている。
「ど、どうもはじめまして……」
つい丁寧にお辞儀をしてしまうと、魔王が笑いだした。
「クッ……フハハッ!緊張しているのか?顔を上げよ、勇者よ」
俺は恐る恐る顔を上げて、息を飲む。
魔王の顔は、驚くほど美しかった。切れ長の目に、通った鼻筋、薄い唇。髪は艶のある黒で、肌は透き通るように白い。まるで人形のようだ。
「さぁ……もっと近くに来い……」
言われるままに魔王に近づく。近くで見ると、ますます綺麗な顔をしていた。
「すごい、綺麗……」
思わず呟く。すると、魔王は一瞬驚いたような表情を浮かべた後、ニヤリと口角を上げた。
「ほう……我の顔は好みか?」
「えっ!?あっ、その……」
しまった、と思った時にはもう遅い。魔王はくつくつと笑いながら俺のことを見つめている。恥ずかしくて視線を逸らした。
……なんだか調子が狂う。魔王とは、もっと威圧的な怖いやつだと思っていたのに。思っていたよりずっと話しやすそうだ。
「遠慮せずとも良いぞ。好きなだけ見るが良い……」
魔王にじっと見詰められてドキドキしてしまう。
「あ、いや、その……俺いきなりこの世界に召喚されて、色々よく分かってないんだけど……」
「ああ……、こんなことに巻き込んですまないと思っている。だが、この世界を救うために、どうしてもお前が必要なのだ……」
そう言うと、魔王は申し訳なさそうに目を伏せた。
あれ、魔王、めっちゃいいやつじゃないか……?魔王自ら、世界を守ろうとしているような発言だ。
「もちろん、その覚悟は出来てるよ」
「本当か?ありがとう……」
魔王は嬉しそうな表情を見せた。その様子は普通の人間のように見える。
こんな魔王にだったら抱かれてもいいかも――なんて思ってしまった。
「では、早速始めようか」
魔王がゆっくりと立ち上がる。身長は2メートル近くあるだろうか。黒いマントの下には何も身に着けておらず、裸だった。彫刻のような肉体が露わになっている。筋肉質でありながら、しなやかな美しさも兼ね備えていた。思わず見とれてしまう。
「あっ……!?」
魔王が一歩踏み出した瞬間、俺の心臓が激しく高鳴った。何だこれは……。鼓動がどんどん早くなっていく……。
見ると、魔王も苦しそうな表情をしていた。白い肌がほんのりと紅潮している。
「うぐっ……!」
「うわっ!?」
お互いの身体が近づいた途端、強烈な快感に襲われた。あまりに強い刺激に、頭がおかしくなりそうになる。
「なんだこれ、身体が熱い……」
俺はその場にへたり込んでしまった。一体どうなっているんだろう。
魔王を見ると、俺よりもさらに辛そうにしている。
「魔王、大丈夫か……?」
心配になって声をかけると、魔王は荒い息をしながら答えた。
「大丈夫ではないな……今にもココが爆発しそうだ……」
「え!?それって、まさか……」
俺は恐る恐る魔王の股間に目を向け、驚愕する。そこには、信じられない程大きくそそり立った肉棒があった。
「うおっ……」
あまりの大きさに息を飲む。長さ30センチ近くはあるだろう。太さは俺の腕くらいだ。亀頭は赤黒く染まっており、グロテスクな形をしている。
ビキビキと音が聞こえてきそうなほど血管が浮き出ており、時折ピクンと脈打っていた。
これが、魔王のイチモツなのか……デカすぎる。
魔王城は禍々しい雰囲気を放っていた。周りの木々は枯れ果てており、草一本生えていない。
魔王の影響というのは凄まじいようだ。確かに、これが世界中に広がれば大変なことになるだろう。
一緒に来た王様の側近は、立っているのがやっとといった感じでふらついている。
「大丈夫ですか?」
「はい……すみませんが、ここから先は勇者様一人で進んでください。並の人間はこれ以上近づけないのです……」
「分かりました、行ってきます」
「勇者様、どうか、ご武運を……」
側近と別れて、俺は魔王城に足を踏み入れた。中は薄暗くて不気味な様子だったが、しばらく進むうちにだんだん目が慣れてくる。
やがて、大きな扉が見えてきた。おそらく、あれが魔王の部屋なのだろう。
いよいよだ。扉に手を当てると、扉が音を立てて開く。
中に入ると、そこは広い空間になっていた。薄暗くてよく見えないが、奥の方に大きな影が見える。あれが恐らく魔王だろう。その手前には、不自然にベッドが置いてあった。
「よくぞ来た、勇者よ……」
近づいて行くと、低い声が響く。
「お前が魔王か……」
「いかにも。我が魔王である。勇者よ、会えて嬉しいぞ……」
魔王は玉座に座ってこちらを見下ろしていた。赤い瞳が妖しく輝いている。
「ど、どうもはじめまして……」
つい丁寧にお辞儀をしてしまうと、魔王が笑いだした。
「クッ……フハハッ!緊張しているのか?顔を上げよ、勇者よ」
俺は恐る恐る顔を上げて、息を飲む。
魔王の顔は、驚くほど美しかった。切れ長の目に、通った鼻筋、薄い唇。髪は艶のある黒で、肌は透き通るように白い。まるで人形のようだ。
「さぁ……もっと近くに来い……」
言われるままに魔王に近づく。近くで見ると、ますます綺麗な顔をしていた。
「すごい、綺麗……」
思わず呟く。すると、魔王は一瞬驚いたような表情を浮かべた後、ニヤリと口角を上げた。
「ほう……我の顔は好みか?」
「えっ!?あっ、その……」
しまった、と思った時にはもう遅い。魔王はくつくつと笑いながら俺のことを見つめている。恥ずかしくて視線を逸らした。
……なんだか調子が狂う。魔王とは、もっと威圧的な怖いやつだと思っていたのに。思っていたよりずっと話しやすそうだ。
「遠慮せずとも良いぞ。好きなだけ見るが良い……」
魔王にじっと見詰められてドキドキしてしまう。
「あ、いや、その……俺いきなりこの世界に召喚されて、色々よく分かってないんだけど……」
「ああ……、こんなことに巻き込んですまないと思っている。だが、この世界を救うために、どうしてもお前が必要なのだ……」
そう言うと、魔王は申し訳なさそうに目を伏せた。
あれ、魔王、めっちゃいいやつじゃないか……?魔王自ら、世界を守ろうとしているような発言だ。
「もちろん、その覚悟は出来てるよ」
「本当か?ありがとう……」
魔王は嬉しそうな表情を見せた。その様子は普通の人間のように見える。
こんな魔王にだったら抱かれてもいいかも――なんて思ってしまった。
「では、早速始めようか」
魔王がゆっくりと立ち上がる。身長は2メートル近くあるだろうか。黒いマントの下には何も身に着けておらず、裸だった。彫刻のような肉体が露わになっている。筋肉質でありながら、しなやかな美しさも兼ね備えていた。思わず見とれてしまう。
「あっ……!?」
魔王が一歩踏み出した瞬間、俺の心臓が激しく高鳴った。何だこれは……。鼓動がどんどん早くなっていく……。
見ると、魔王も苦しそうな表情をしていた。白い肌がほんのりと紅潮している。
「うぐっ……!」
「うわっ!?」
お互いの身体が近づいた途端、強烈な快感に襲われた。あまりに強い刺激に、頭がおかしくなりそうになる。
「なんだこれ、身体が熱い……」
俺はその場にへたり込んでしまった。一体どうなっているんだろう。
魔王を見ると、俺よりもさらに辛そうにしている。
「魔王、大丈夫か……?」
心配になって声をかけると、魔王は荒い息をしながら答えた。
「大丈夫ではないな……今にもココが爆発しそうだ……」
「え!?それって、まさか……」
俺は恐る恐る魔王の股間に目を向け、驚愕する。そこには、信じられない程大きくそそり立った肉棒があった。
「うおっ……」
あまりの大きさに息を飲む。長さ30センチ近くはあるだろう。太さは俺の腕くらいだ。亀頭は赤黒く染まっており、グロテスクな形をしている。
ビキビキと音が聞こえてきそうなほど血管が浮き出ており、時折ピクンと脈打っていた。
これが、魔王のイチモツなのか……デカすぎる。
25
あなたにおすすめの小説
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる