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【28】祝福!?永遠の愛の誓い
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王宮の大広間が、色とりどりの花々と芳しい香りに包まれている。
――今日は俺たちの結婚式だ。
集まった王国の人々が、一斉に俺たちを見つめ、温かい笑顔で祝福を送ってくれている。俺は緊張と喜びで胸がいっぱいになりながら、王子の隣に立っていた。
「ルセル、大丈夫だよ。みんな、僕たちを心から祝福してくれている」
王子が俺の手をしっかりと握り、優しく微笑む。その笑顔に、少しだけ緊張がほぐれた。
大広間の中心には、美しく飾られた祭壇が控えていた。花々が幾重にも重なり、色とりどりの光が柔らかく差し込む中、俺たちは誓いの言葉を交わすために進んでいく。
祭壇の前で、王子が俺をじっと見つめた。その真剣な瞳に吸い込まれそうになり、緊張で心臓が早鐘を打つ。彼の瞳に映っているのは――これから一生を共にする相手である俺だ。そんなことを考えるだけで、胸が高鳴り、言葉にできないほどの幸せが体中に広がっていく。
ふと、祭壇に飾られた美しいブーケに目が留まった。白い薔薇を中心に、青い花と緑の葉が美しく束ねられたそのブーケは――忘れもしない、あの日のお忍びデートで訪れた花屋のブーケとそっくりだった。
「このブーケ……もしかして……?」
驚いて王子を見上げると、彼は少し誇らしげな表情になる。
「気づいてくれたんだね。あの時、君が気に入ってくれたから、特別にあのお店にお願いして作ってもらったんだ」
王子はそう言いながら、優しく微笑んだ。その笑顔があまりにも愛おしく、胸の奥がじんと温かくなっていく。
俺はブーケにそっと手を伸ばし、花々の甘く柔らかな香りを吸い込んだ。その香りが心に染み渡り、まるであの日の記憶が鮮やかに蘇るようだった。
あの日、何気なく笑い合って、ただ一緒にいるだけで幸せだと感じていた瞬間が、今こうして永遠の誓いの象徴となっているなんて――そのことに気づいて、胸が感謝と喜びでいっぱいになる。
「アルティス……ありがとう。本当に嬉しいです……」
俺は微笑んで彼に囁いた。王子は何も言わず、ただ優しく俺の手を握り返してくれる。その手の温もりが、俺たちの絆とこれからの未来を感じさせ、これからもずっと一緒に歩んでいこうという決意が胸の中で確かなものとなった。
司祭が静かに誓いの言葉を読み上げる声が、大広間に響き渡る。周囲のざわめきは消え去り、俺と王子、二人だけの空間が広がっていくように感じた。
王子が俺の手を優しく握り、穏やかな瞳でまっすぐに俺を見つめる。その眼差しから、俺への想いが伝わってくるのを感じた。俺はその視線を受け止め、微笑み返す。
「ルセル……これからもずっと、君を愛し、守り抜くことを誓うよ」
王子の声は落ち着いていて、でもその一言一言が、俺の心に深く刻まれていく。俺はその言葉に応えるように、静かに頷いた。
「アルティス……俺も、あなたと共に歩み、ずっと支え合って生きていくことを誓います」
少し震えた声だったけれど、確かな決意を込めた。俺たちは互いに愛し合い、支え合うことを誓ったのだ。
司祭が誓いのキスを促すと、周囲の空気が張り詰め、心臓が高鳴る。だが、王子の手の柔らかな感触が、自然とその緊張を和らげてくれた。
王子がゆっくりと俺の顔に近づいてくる。瞳がさらに近づき、俺は自然と目を閉じた。世界が静かになり、全てがこの瞬間に集中していく。
そして、俺たちの唇がそっと重なり合った。
その瞬間、時間が止まったかのような静寂が大広間を包む。優しくて、温かくて、全てを包み込むようなそのキスに、周りの景色も、花々の香りも、すべてが遠くに霞んでいく。ただ、王子の温もりだけが俺を現実に引き戻してくれた。
唇が触れ合うたびに、俺の心に溢れる感情がさらに強くなっていく。愛、感謝、喜び……全てが混ざり合い、俺の身体を通じて彼に伝わっているかのようだった。
キスが終わると、盛大な歓声と拍手が響き渡る。俺たちは互いに見つめ合った。彼の瞳の奥には、言葉では表せないほどの感情が宿っている。俺もその視線に応えるように、彼の手をさらに強く握り返した。
祝福の拍手が大広間に鳴り響く中、俺たちはゆっくりと向かい合い、その瞬間を永遠に胸に刻む。今、俺たちは愛と絆で結ばれた伴侶として、新たな一歩を共に歩み始めたのだった。
結婚式が終わり、王宮の庭園に静けさが戻った頃、俺は王子と二人きりで月明かりに照らされた場所に立っていた。夜空には無数の星が輝き、風がそよぐたびに花々が静かに揺れている。
「……俺、こんなに幸せでいいのかな……」
自然に零れたその言葉は、少し震えていた。これまでの試練や困難を越えて、互いに愛を確かめ合った日々……全てが夢のようで、現実だと思えない。でも、王子の手から伝わる温もりだけは確かで、俺を現実に引き戻してくれていた。
「もちろんだよ、ルセル」
王子は微笑みながら、そっと俺の手を握り返す。
「君がいてくれたから、僕は今日ここに立っていられるんだ。君が僕の隣にいてくれて……本当に感謝している」
その言葉を聞いた瞬間、胸がいっぱいになった。王子の瞳には、優しさと愛情が満ちていて、まっすぐに俺を見つめている。俺たちの愛は国中に知られ、祝福されて――本当に、俺たちは結ばれたんだと改めて実感する。
王子と手を取り合い、俺たちは夜空を見上げた。星々の輝きが、まるで俺たちを祝福するかのように瞬き、庭園全体が柔らかな光に包まれている。
「でも、俺が聖女に選ばれた時は、まさか王子とこんな関係になるなんて夢にも思ってなかった……」
思わず漏れた俺の呟きに、王子は少し口元を緩めて優しく俺を見つめ返した。その眼差しには、どこか含みのあるいたずらっぽい光が宿っている。
「僕もさ、まさか君があんなに……ベッドで可愛くなるとは思ってなかったよ」
俺の顔が一瞬で熱くなった。厳かな雰囲気が一瞬で砕け散ったような気がして、照れながらも少し怒りを込めて言葉を返す。
「ちょっと……! せっかく良い雰囲気だったのに台無しですよ……!」
「ごめん、ごめん。でも、ルセルがあまりに可愛くて、つい口が滑っちゃった」
王子は悪びれた様子もなく、微笑みながら俺の頬にそっと手を添えた。その温もりに触れると、さっきの怒りも恥ずかしさも、不思議とどこかへ消えてしまう。
「……もう、そういうの、ずるいです」
照れ隠しにそう言いながらも、俺は彼の優しさに心から幸せを感じていた。
「ルセル……」
「ん……?」
顔を上げると、王子は深く俺を見つめていた。さっきまでの冗談めいた口調とは違い、彼の目には真剣な光が宿っている。
「誓いのキス、もう一度……いいかい?」
その優しい問いかけに、俺は静かに頷いてそっと目を閉じた。
彼の唇が俺の唇に触れると、瞬間、体の中に熱いものが広がっていく。
これは――愛。そして、永遠の約束だ。
長いキスを終え、俺たちはお互いの瞳を見つめ合った。言葉はなくても、彼の眼差しから確かな想いが伝わってくる。俺たちの心は、確かな絆で結ばれていた。これからの道がどれほど険しくても、俺たちは支え合い、愛し合って生きていくと誓ったのだ。
「一緒に……幸せになろう、ルセル」
「はい、アルティス」
もう一度、優しく唇を重ね合った。その瞬間、世界が俺たちの愛を包み込み、祝福してくれているような温かさが胸いっぱいに広がっていく。
俺はもう、彼の隣を離れることはない。どんな未来が待っていようと、彼と共に歩んでいく。
手を取り合い、満天の星空の下で永遠の愛を誓い合った。未来へ向かうこの道には、光が満ちている。俺は王子と共に、これからもずっと幸せな日々を歩んでいくのだ。
――今日は俺たちの結婚式だ。
集まった王国の人々が、一斉に俺たちを見つめ、温かい笑顔で祝福を送ってくれている。俺は緊張と喜びで胸がいっぱいになりながら、王子の隣に立っていた。
「ルセル、大丈夫だよ。みんな、僕たちを心から祝福してくれている」
王子が俺の手をしっかりと握り、優しく微笑む。その笑顔に、少しだけ緊張がほぐれた。
大広間の中心には、美しく飾られた祭壇が控えていた。花々が幾重にも重なり、色とりどりの光が柔らかく差し込む中、俺たちは誓いの言葉を交わすために進んでいく。
祭壇の前で、王子が俺をじっと見つめた。その真剣な瞳に吸い込まれそうになり、緊張で心臓が早鐘を打つ。彼の瞳に映っているのは――これから一生を共にする相手である俺だ。そんなことを考えるだけで、胸が高鳴り、言葉にできないほどの幸せが体中に広がっていく。
ふと、祭壇に飾られた美しいブーケに目が留まった。白い薔薇を中心に、青い花と緑の葉が美しく束ねられたそのブーケは――忘れもしない、あの日のお忍びデートで訪れた花屋のブーケとそっくりだった。
「このブーケ……もしかして……?」
驚いて王子を見上げると、彼は少し誇らしげな表情になる。
「気づいてくれたんだね。あの時、君が気に入ってくれたから、特別にあのお店にお願いして作ってもらったんだ」
王子はそう言いながら、優しく微笑んだ。その笑顔があまりにも愛おしく、胸の奥がじんと温かくなっていく。
俺はブーケにそっと手を伸ばし、花々の甘く柔らかな香りを吸い込んだ。その香りが心に染み渡り、まるであの日の記憶が鮮やかに蘇るようだった。
あの日、何気なく笑い合って、ただ一緒にいるだけで幸せだと感じていた瞬間が、今こうして永遠の誓いの象徴となっているなんて――そのことに気づいて、胸が感謝と喜びでいっぱいになる。
「アルティス……ありがとう。本当に嬉しいです……」
俺は微笑んで彼に囁いた。王子は何も言わず、ただ優しく俺の手を握り返してくれる。その手の温もりが、俺たちの絆とこれからの未来を感じさせ、これからもずっと一緒に歩んでいこうという決意が胸の中で確かなものとなった。
司祭が静かに誓いの言葉を読み上げる声が、大広間に響き渡る。周囲のざわめきは消え去り、俺と王子、二人だけの空間が広がっていくように感じた。
王子が俺の手を優しく握り、穏やかな瞳でまっすぐに俺を見つめる。その眼差しから、俺への想いが伝わってくるのを感じた。俺はその視線を受け止め、微笑み返す。
「ルセル……これからもずっと、君を愛し、守り抜くことを誓うよ」
王子の声は落ち着いていて、でもその一言一言が、俺の心に深く刻まれていく。俺はその言葉に応えるように、静かに頷いた。
「アルティス……俺も、あなたと共に歩み、ずっと支え合って生きていくことを誓います」
少し震えた声だったけれど、確かな決意を込めた。俺たちは互いに愛し合い、支え合うことを誓ったのだ。
司祭が誓いのキスを促すと、周囲の空気が張り詰め、心臓が高鳴る。だが、王子の手の柔らかな感触が、自然とその緊張を和らげてくれた。
王子がゆっくりと俺の顔に近づいてくる。瞳がさらに近づき、俺は自然と目を閉じた。世界が静かになり、全てがこの瞬間に集中していく。
そして、俺たちの唇がそっと重なり合った。
その瞬間、時間が止まったかのような静寂が大広間を包む。優しくて、温かくて、全てを包み込むようなそのキスに、周りの景色も、花々の香りも、すべてが遠くに霞んでいく。ただ、王子の温もりだけが俺を現実に引き戻してくれた。
唇が触れ合うたびに、俺の心に溢れる感情がさらに強くなっていく。愛、感謝、喜び……全てが混ざり合い、俺の身体を通じて彼に伝わっているかのようだった。
キスが終わると、盛大な歓声と拍手が響き渡る。俺たちは互いに見つめ合った。彼の瞳の奥には、言葉では表せないほどの感情が宿っている。俺もその視線に応えるように、彼の手をさらに強く握り返した。
祝福の拍手が大広間に鳴り響く中、俺たちはゆっくりと向かい合い、その瞬間を永遠に胸に刻む。今、俺たちは愛と絆で結ばれた伴侶として、新たな一歩を共に歩み始めたのだった。
結婚式が終わり、王宮の庭園に静けさが戻った頃、俺は王子と二人きりで月明かりに照らされた場所に立っていた。夜空には無数の星が輝き、風がそよぐたびに花々が静かに揺れている。
「……俺、こんなに幸せでいいのかな……」
自然に零れたその言葉は、少し震えていた。これまでの試練や困難を越えて、互いに愛を確かめ合った日々……全てが夢のようで、現実だと思えない。でも、王子の手から伝わる温もりだけは確かで、俺を現実に引き戻してくれていた。
「もちろんだよ、ルセル」
王子は微笑みながら、そっと俺の手を握り返す。
「君がいてくれたから、僕は今日ここに立っていられるんだ。君が僕の隣にいてくれて……本当に感謝している」
その言葉を聞いた瞬間、胸がいっぱいになった。王子の瞳には、優しさと愛情が満ちていて、まっすぐに俺を見つめている。俺たちの愛は国中に知られ、祝福されて――本当に、俺たちは結ばれたんだと改めて実感する。
王子と手を取り合い、俺たちは夜空を見上げた。星々の輝きが、まるで俺たちを祝福するかのように瞬き、庭園全体が柔らかな光に包まれている。
「でも、俺が聖女に選ばれた時は、まさか王子とこんな関係になるなんて夢にも思ってなかった……」
思わず漏れた俺の呟きに、王子は少し口元を緩めて優しく俺を見つめ返した。その眼差しには、どこか含みのあるいたずらっぽい光が宿っている。
「僕もさ、まさか君があんなに……ベッドで可愛くなるとは思ってなかったよ」
俺の顔が一瞬で熱くなった。厳かな雰囲気が一瞬で砕け散ったような気がして、照れながらも少し怒りを込めて言葉を返す。
「ちょっと……! せっかく良い雰囲気だったのに台無しですよ……!」
「ごめん、ごめん。でも、ルセルがあまりに可愛くて、つい口が滑っちゃった」
王子は悪びれた様子もなく、微笑みながら俺の頬にそっと手を添えた。その温もりに触れると、さっきの怒りも恥ずかしさも、不思議とどこかへ消えてしまう。
「……もう、そういうの、ずるいです」
照れ隠しにそう言いながらも、俺は彼の優しさに心から幸せを感じていた。
「ルセル……」
「ん……?」
顔を上げると、王子は深く俺を見つめていた。さっきまでの冗談めいた口調とは違い、彼の目には真剣な光が宿っている。
「誓いのキス、もう一度……いいかい?」
その優しい問いかけに、俺は静かに頷いてそっと目を閉じた。
彼の唇が俺の唇に触れると、瞬間、体の中に熱いものが広がっていく。
これは――愛。そして、永遠の約束だ。
長いキスを終え、俺たちはお互いの瞳を見つめ合った。言葉はなくても、彼の眼差しから確かな想いが伝わってくる。俺たちの心は、確かな絆で結ばれていた。これからの道がどれほど険しくても、俺たちは支え合い、愛し合って生きていくと誓ったのだ。
「一緒に……幸せになろう、ルセル」
「はい、アルティス」
もう一度、優しく唇を重ね合った。その瞬間、世界が俺たちの愛を包み込み、祝福してくれているような温かさが胸いっぱいに広がっていく。
俺はもう、彼の隣を離れることはない。どんな未来が待っていようと、彼と共に歩んでいく。
手を取り合い、満天の星空の下で永遠の愛を誓い合った。未来へ向かうこの道には、光が満ちている。俺は王子と共に、これからもずっと幸せな日々を歩んでいくのだ。
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