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07☆ドキドキ同棲生活 *
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それからすぐに引っ越しをして、僕達の同居生活がスタートした。
僕達が一緒に住むことを公表した時、「同棲」という言葉がトレンド入りしていたらしいけど、あくまで「同居」である。
とはいえ、世間で騒がれているほど、僕達の生活に変化はなかった。
もともと忙しすぎるスケジュールで、家にいる時間が少ないのだ。
朝早くマネージャーが迎えに来て、夜遅くまで仕事をして、疲れて帰ってくる。
ご飯も車の中や出先で食べることが多く、家でゆっくり食事をするなんてことはなかった。
唯一、僕達の生活で変わったことといえば、毎日二人で一緒に寝ているところだろう。
――そう、結局一緒に寝ているのだ。
引っ越しが終わり、この家で寝ることになった初めての夜。僕は素早く先にベッドに潜り込んで、十夜の反応を見ようとした。きっと困って、ソファーあたりで寝るだろうと思っていたのに。
アイツは、当然のようにベッドに入ってきた。
疲れていたのか、そのまますぐにすやすやと眠ってしまい、僕の方が困惑してしまう。だからといって、僕がベッドから出るのも何だか負けた気がして悔しいから、僕もそのまま眠った。
ということで、それからずっと、毎晩一緒のベッドで寝ている。
今日も疲れて帰宅して、順番にシャワーを浴びて寝室へ行くと、十夜は既にベッドで眠っていた。
僕が先に寝ることが多いので、こうしてコイツが先に眠っているのは珍しい。
起こさないよう静かに隣に潜り込んだ。すると、いきなり後ろから抱き付かれる。
「うわっ!起きてるなら声かけてよ……」
「今起きたんだよ」
そう言いながら、僕の首筋に顔を埋めてきた。
「ちょっと、くすぐったいって」
身を捩って逃れようとするが、離してくれる気配がない。
「光輝……」
耳元で名前を囁かれ、背筋がぞくりとする。
身体が密着すると、何か固いものが腰に当たった。
それが何なのか気づいて、一気に体温が上昇する。
「ちょ……当たってるんだけど……」
「仕方ないだろ、溜まってるんだから」
「そ、それは分かるけど……」
確かに、毎日忙しくて一人で処理する時間なんてなかった。僕も溜まっている感じはある。
すると、コイツは何を思ったのか、僕のズボンに手を入れてきた。
「ちょっ……何を……!?」
下着越しに性器を撫でられ、どんどん身体が熱くなる。
「んんっ……だめだって……」
久々ということもあり、簡単に反応してしまう自分が恥ずかしい。
「お前も勃ってきたな」
「うぅ……」
先端から溢れる先走りが、布地に染みを作っていく。羞恥で頭がおかしくなりそうだ。
「なあ、二人で一緒に気持ちよくなろうよ」
そう言うと、十夜はおもむろに服を脱ぎだした。僕はそれをぼーっと見ていたが、コイツの下着から出てきたものにぎょっとする。太くて立派なモノが、ドクドクと脈打ち、そそり立っていた。
「な、何それ……何でそんなに大きくなってんの……」
「お前のだってなかなか立派じゃないか」
戸惑っている間に下着を脱がされて、僕のモノも丸見えにされてしまう。
「へ!?ちょっと!?」
慌てて隠そうとするが、素早く手を掴まれてしまった。
「これ、くっつけていい?」
「えっ?ええぇ!?」
僕が答えるのを待たず、十夜はその凶悪な昂ぶりを僕のものに押し付ける。
「ひっ……ああぁーっ!」
一番敏感な部分に直に熱い欲を密着させられ、足の先から頭の先まで電流が走り抜けたような衝撃を感じた。
「何……なんで……っ」
十夜は、二人のものを纏めて擦り上げ始める。激しい快感が身体中を暴れまわった。その刺激だけでなく、コイツにこんな行為をされていることにもゾクゾクしてしまう。十夜の硬い指と熱い昂りに挟まれる感覚が気持ち良すぎて、おかしくなりそうだ。
「あぁっ……何これ……だめぇ……」
お互いの先端からは先走りの蜜が溢れているため、ぬるぬるとした感触に、さらに身体が震え上がる。
「ふっ……すごいな……」
コイツも気持ちが良いのだろうか。目の周りを赤くし、興奮している様子で一心不乱に腰と手を動かしている。回らない頭で、どうしてお互いこんなに興奮しているのか考えるが、答えが見えてこない。
「あっ……だめ……これ以上はやばい……」
「くっ……」
十夜の体液を塗り込まれて、快感の疼きがせり上がってきてしまう。助けを求めるように十夜を見つめると、口付けをされた。腰の動きに合わせて舌を出し入れされる。上も下も十夜に犯されているような、そんな屈辱的な状況だ。それなのに――信じられないことに、僕は興奮していた。
「ん……んむっ……むふぅ……」
十夜の背中に抱き付くように腕を回し、自分でも腰を動かす。全身で十夜を感じていると、一気に絶頂が近づいた。激しい動きに隙間が開いた唇から、声を出す。
「あっ、あっ、イク、イっちゃうぅっ」
「俺も、イクっ……」
十夜の手が、限界まで膨れ上がった二人のものを強く握り、一気に擦り上げた。両方の先端から同時に、勢いよく熱い精が放たれる。
「ぅあああああっ……!」
「ああっ……はぁっ……はぁ……」
ビクビクと痙攣しながら全て出し切ると、十夜がぐったりと僕にのし掛かってきた。お互いにたっぷりと放ってしまった欲が、二人の身体の間でぐちゅぐちゅと混ざる。あまりにも卑猥なその感触に、目眩がした。
「んむっ……」
十夜は、まだ少し荒い呼吸で僕に口付けをしてくる。熱情のこもった口付けは、愛されているのかと錯覚してしまう程だ。ダメだ、とわかっていても身体が反応してしまう。
「はぁ……はぁ……」
唇が離れていき、余韻に浸っていると、急な刺激に身体が震えた。驚いて下を向くと、衝撃的な光景が目に入る。
「ひあっ、な、何してんだよ!?」
十夜がとんでもないところに口付けていた。僕の、達したばかりで敏感になっている部分。そんなモノを、舌で舐めているのだ。
「あっ、やぁっ……」
舌が触れる程度に軽く舐められているだけだが、今の僕には刺激が強すぎる。出したものでまだ汚れているのに、コイツは気にしていない様子で舐め続けていた。いやだ、と身体を捩らせると、口で固定するようにぱくっと咥えられてしまう。
「ひああっ!?だめぇっ」
十夜が舌を動かすたび、身体がビクッと痺れた。熱い口内に包み込まれている感触に、羞恥心が込み上げる。息を止めて耐えていると、最後に強く吸い上げられた。
「ああああっ……」
残滓まで搾り取られた僕が声をあげるのと同時に、十夜は顔を上げてこっちを見る。その唇は、僕の体液で濡れて光っていた。それだけでも見ていられない程恥ずかしいのに、コイツは僕に見せつけるようにゆっくりと唇を指で拭う。さらに、その指を味わうように舐めていた。
「や、やだ、なんでそんなこと……」
「ふふ……ごちそうさま」
目を細めた十夜の、艶かしい視線が突き刺さる。
普段はファンの子達をイチコロにする視線。いや、どんなに熱狂的なファンでも、こんな色気のある十夜は見たことがないだろう。
その表情に何も考えられなくなった僕は、一気に脱力した。
「信じられない……こんなことするなんて……」
呆然と呟くと、十夜は僕の頭を優しく撫でてくる。そのまま隣に寝転ぶと、ぎゅっと抱き締めてきた。
「でも、気持ち良かっただろ?」
「う、うぅ……」
それはまぁ、めちゃめちゃ気持ち良かったのだが、正直に答えるのは恥ずかしくて、曖昧に返事をする。
「じゃあ、おやすみ」
「え!?このまま!?」
お互いの精液で汚れたままなのだが、コイツは気にしていない様子だった。
「大丈夫、明日洗えば問題ないよ。今はもう少しお前とくっついてたいからさ……駄目かな?」
そんな風に言われてしまうと、断れない……。それに僕も、もうシャワーを浴びに行く気力は残っていなかった。
「……分かったよ……」
僕が了承すると、十夜の胸に顔を押し付けるような体勢にされる。
いつもは背中を向けて寝ていたけど、向き合って寝るのは初めてかもしれない。
「こうしてると落ち着く……」
十夜は満足げに呟くと、そのまま目を閉じた。
「……僕も」
小さく答えて、目を閉じる。
密着した身体から伝わる温もりを感じながら、眠りについた。
僕達が一緒に住むことを公表した時、「同棲」という言葉がトレンド入りしていたらしいけど、あくまで「同居」である。
とはいえ、世間で騒がれているほど、僕達の生活に変化はなかった。
もともと忙しすぎるスケジュールで、家にいる時間が少ないのだ。
朝早くマネージャーが迎えに来て、夜遅くまで仕事をして、疲れて帰ってくる。
ご飯も車の中や出先で食べることが多く、家でゆっくり食事をするなんてことはなかった。
唯一、僕達の生活で変わったことといえば、毎日二人で一緒に寝ているところだろう。
――そう、結局一緒に寝ているのだ。
引っ越しが終わり、この家で寝ることになった初めての夜。僕は素早く先にベッドに潜り込んで、十夜の反応を見ようとした。きっと困って、ソファーあたりで寝るだろうと思っていたのに。
アイツは、当然のようにベッドに入ってきた。
疲れていたのか、そのまますぐにすやすやと眠ってしまい、僕の方が困惑してしまう。だからといって、僕がベッドから出るのも何だか負けた気がして悔しいから、僕もそのまま眠った。
ということで、それからずっと、毎晩一緒のベッドで寝ている。
今日も疲れて帰宅して、順番にシャワーを浴びて寝室へ行くと、十夜は既にベッドで眠っていた。
僕が先に寝ることが多いので、こうしてコイツが先に眠っているのは珍しい。
起こさないよう静かに隣に潜り込んだ。すると、いきなり後ろから抱き付かれる。
「うわっ!起きてるなら声かけてよ……」
「今起きたんだよ」
そう言いながら、僕の首筋に顔を埋めてきた。
「ちょっと、くすぐったいって」
身を捩って逃れようとするが、離してくれる気配がない。
「光輝……」
耳元で名前を囁かれ、背筋がぞくりとする。
身体が密着すると、何か固いものが腰に当たった。
それが何なのか気づいて、一気に体温が上昇する。
「ちょ……当たってるんだけど……」
「仕方ないだろ、溜まってるんだから」
「そ、それは分かるけど……」
確かに、毎日忙しくて一人で処理する時間なんてなかった。僕も溜まっている感じはある。
すると、コイツは何を思ったのか、僕のズボンに手を入れてきた。
「ちょっ……何を……!?」
下着越しに性器を撫でられ、どんどん身体が熱くなる。
「んんっ……だめだって……」
久々ということもあり、簡単に反応してしまう自分が恥ずかしい。
「お前も勃ってきたな」
「うぅ……」
先端から溢れる先走りが、布地に染みを作っていく。羞恥で頭がおかしくなりそうだ。
「なあ、二人で一緒に気持ちよくなろうよ」
そう言うと、十夜はおもむろに服を脱ぎだした。僕はそれをぼーっと見ていたが、コイツの下着から出てきたものにぎょっとする。太くて立派なモノが、ドクドクと脈打ち、そそり立っていた。
「な、何それ……何でそんなに大きくなってんの……」
「お前のだってなかなか立派じゃないか」
戸惑っている間に下着を脱がされて、僕のモノも丸見えにされてしまう。
「へ!?ちょっと!?」
慌てて隠そうとするが、素早く手を掴まれてしまった。
「これ、くっつけていい?」
「えっ?ええぇ!?」
僕が答えるのを待たず、十夜はその凶悪な昂ぶりを僕のものに押し付ける。
「ひっ……ああぁーっ!」
一番敏感な部分に直に熱い欲を密着させられ、足の先から頭の先まで電流が走り抜けたような衝撃を感じた。
「何……なんで……っ」
十夜は、二人のものを纏めて擦り上げ始める。激しい快感が身体中を暴れまわった。その刺激だけでなく、コイツにこんな行為をされていることにもゾクゾクしてしまう。十夜の硬い指と熱い昂りに挟まれる感覚が気持ち良すぎて、おかしくなりそうだ。
「あぁっ……何これ……だめぇ……」
お互いの先端からは先走りの蜜が溢れているため、ぬるぬるとした感触に、さらに身体が震え上がる。
「ふっ……すごいな……」
コイツも気持ちが良いのだろうか。目の周りを赤くし、興奮している様子で一心不乱に腰と手を動かしている。回らない頭で、どうしてお互いこんなに興奮しているのか考えるが、答えが見えてこない。
「あっ……だめ……これ以上はやばい……」
「くっ……」
十夜の体液を塗り込まれて、快感の疼きがせり上がってきてしまう。助けを求めるように十夜を見つめると、口付けをされた。腰の動きに合わせて舌を出し入れされる。上も下も十夜に犯されているような、そんな屈辱的な状況だ。それなのに――信じられないことに、僕は興奮していた。
「ん……んむっ……むふぅ……」
十夜の背中に抱き付くように腕を回し、自分でも腰を動かす。全身で十夜を感じていると、一気に絶頂が近づいた。激しい動きに隙間が開いた唇から、声を出す。
「あっ、あっ、イク、イっちゃうぅっ」
「俺も、イクっ……」
十夜の手が、限界まで膨れ上がった二人のものを強く握り、一気に擦り上げた。両方の先端から同時に、勢いよく熱い精が放たれる。
「ぅあああああっ……!」
「ああっ……はぁっ……はぁ……」
ビクビクと痙攣しながら全て出し切ると、十夜がぐったりと僕にのし掛かってきた。お互いにたっぷりと放ってしまった欲が、二人の身体の間でぐちゅぐちゅと混ざる。あまりにも卑猥なその感触に、目眩がした。
「んむっ……」
十夜は、まだ少し荒い呼吸で僕に口付けをしてくる。熱情のこもった口付けは、愛されているのかと錯覚してしまう程だ。ダメだ、とわかっていても身体が反応してしまう。
「はぁ……はぁ……」
唇が離れていき、余韻に浸っていると、急な刺激に身体が震えた。驚いて下を向くと、衝撃的な光景が目に入る。
「ひあっ、な、何してんだよ!?」
十夜がとんでもないところに口付けていた。僕の、達したばかりで敏感になっている部分。そんなモノを、舌で舐めているのだ。
「あっ、やぁっ……」
舌が触れる程度に軽く舐められているだけだが、今の僕には刺激が強すぎる。出したものでまだ汚れているのに、コイツは気にしていない様子で舐め続けていた。いやだ、と身体を捩らせると、口で固定するようにぱくっと咥えられてしまう。
「ひああっ!?だめぇっ」
十夜が舌を動かすたび、身体がビクッと痺れた。熱い口内に包み込まれている感触に、羞恥心が込み上げる。息を止めて耐えていると、最後に強く吸い上げられた。
「ああああっ……」
残滓まで搾り取られた僕が声をあげるのと同時に、十夜は顔を上げてこっちを見る。その唇は、僕の体液で濡れて光っていた。それだけでも見ていられない程恥ずかしいのに、コイツは僕に見せつけるようにゆっくりと唇を指で拭う。さらに、その指を味わうように舐めていた。
「や、やだ、なんでそんなこと……」
「ふふ……ごちそうさま」
目を細めた十夜の、艶かしい視線が突き刺さる。
普段はファンの子達をイチコロにする視線。いや、どんなに熱狂的なファンでも、こんな色気のある十夜は見たことがないだろう。
その表情に何も考えられなくなった僕は、一気に脱力した。
「信じられない……こんなことするなんて……」
呆然と呟くと、十夜は僕の頭を優しく撫でてくる。そのまま隣に寝転ぶと、ぎゅっと抱き締めてきた。
「でも、気持ち良かっただろ?」
「う、うぅ……」
それはまぁ、めちゃめちゃ気持ち良かったのだが、正直に答えるのは恥ずかしくて、曖昧に返事をする。
「じゃあ、おやすみ」
「え!?このまま!?」
お互いの精液で汚れたままなのだが、コイツは気にしていない様子だった。
「大丈夫、明日洗えば問題ないよ。今はもう少しお前とくっついてたいからさ……駄目かな?」
そんな風に言われてしまうと、断れない……。それに僕も、もうシャワーを浴びに行く気力は残っていなかった。
「……分かったよ……」
僕が了承すると、十夜の胸に顔を押し付けるような体勢にされる。
いつもは背中を向けて寝ていたけど、向き合って寝るのは初めてかもしれない。
「こうしてると落ち着く……」
十夜は満足げに呟くと、そのまま目を閉じた。
「……僕も」
小さく答えて、目を閉じる。
密着した身体から伝わる温もりを感じながら、眠りについた。
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