勇者には淫紋が必要だなんて聞いてないっ!

krm

文字の大きさ
上 下
11 / 18

11.魔王と恋人に羞恥プレイされるなんて聞いてないっ!

しおりを挟む
尻を高く上げる体勢を取らされると、魔王のモノが再び侵入してきた。
ズプゥウウッ!!
「んほぉおっ♡」
太いものが一気に挿入され、あまりの衝撃に目の前がチカチカする。身体を支えきれず、崩れ落ちてしまった。
「あへぇえっ♡」
「我はまだ満足していないぞ」
そう言うと魔王は後ろからのしかかってきた。ずしんとした重みがかかると同時に、さらに深く繋がってしまう。
「んひぃいいんっ♡」
最奥をこじ開けるように亀頭をねじ込まれ、あまりの強さに息ができない。身体を反らせて逃げようとするも、すぐに押さえつけられてしまう。
「やめっ……♡つぶれちゃうっ」
「大丈夫だ。お前なら耐えられるだろう?」
「やだぁっ……♡助けて……」
魔王は無言のまま、俺を抱え上げた。そのまま壁際に連れていかれると、床に下ろされる。
その壁は鏡になっていた。後ろにいるリムルと鏡越しに目が合う。
鏡に手を付くと、背後から覆い被さるような格好で犯された。
「やああっ!♡こんなっ♡恥ずかしいっ♡」
俺は顔を真っ赤にして悶えることしかできなかった。
「どうだ?気持ち良いだろう?」
耳元で囁かれゾクゾクと背筋が粟立つ。
「あぁ……♡きもちいぃ……♡」
「もっと締め付けろ」
「ふんっ……♡」
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!!
「あぁあんっ♡だめぇっ♡壊れちゃうっ♡」
リムルの前だというのに、俺は思いっきり喘いでしまう。
「ああっ♡イっちゃうっ♡」
ビクンッ!と身体が跳ねると、同時に射精してしまった。しかし魔王の腰の動きは止まらず、むしろ激しくなる一方である。
「あ゛あ゛あ゛ッ♡」
もはや声にならない悲鳴を上げる。
それでも容赦なく責め立てられ、意識が飛びそうになったその時。
ズブリッ!!
「ひああああぁぁぁっ!?」
今までで一番奥深くへと埋め込まれた。
「くっ……出る……!」
ドピュッ!!ビュッルルーー!! 大量の精液を流し込まれる感覚がして、同時に全身が痙攣する。
ドクンドクンと脈打ちながら体内に流れ込むそれは、まるで生きものかのように思えた。
「あへぇ……♡しゅご……♡」
やっと終わったのかと思った次の瞬間、信じられないことが起きた。
なんと、魔王は俺の中に挿れたままの状態で立ち上がったのだ。
「ひえっ♡深いっ♡」
自重によってより奥まで突かれてしまい、感じる部分にぐりっと先端を押し付けられる。
「どうだ?気持ち良いか?」
「はうぅっ……♡すごくいいっ♡」
「ならば、このまま移動するぞ」
そう言って歩き出した魔王だったが、一歩踏み出す度に振動が伝わってきて感じてしまう。
「あああっ♡それだめっ!動いちゃダメェッ♡」
ズンッ!ズブブッ!!ブチュッ!!
「おほっ♡」
「なんだ、歩くだけで感じるとは淫乱な奴め」
魔王はニヤリと笑いながら言った。
「ちがうっ♡これはちがっ……♡」
必死になって否定するも、身体は正直だった。
「嘘をつくな。気持ち良いのだろう?」
そう言うと、魔王はさらに激しく動き始めた。
「ああぁっ♡激しいっ♡すごすぎるぅうっ♡」
「フハハッ!もっとイかせてやるぞ!!」
ズンッ!ズチュッ!バチュンッ!!
「ひぎぃいっ!♡」
何度もイかされてしまい、意識が飛びそうになる。
「んぶぅうっ!?」
突然口の中に何かが入り込んできた。それがリムルのものであることに気づくまでに少し時間がかかった。
リムルは俺の後頭部を掴むと、喉の奥まで押し込んだ。
「おごぉおおっ♡」
苦しくて涙が出てくる。しかしリムルは構わずに抽挿を始めた。
ジュプッ!グポッ!ヌチャアッ!
「んぶっ♡んんっ♡ふぐぅうっ♡」
苦しいはずなのに快楽を感じてしまい、頭がボーっとして何も考えられなくなる。
「そろそろ限界だ……」
魔王の声とともにピストンが早まる。そして……。
「こっちもイクぞ……!全部飲めよっ!」
「我の子種を残らず受け取れ!」
ビュルルルーーッ!!!ビューッ!ビュッル!!ドピュッ!!ビュクッ、ビュクーー!!
「ふはぁあああああんっ♡」
同時に二人の精液が注がれる。ビクビク痙攣しながら俺も絶頂を迎えた。
「はあっ……♡すごい量……♡」
俺は出されたものをすべて飲み干すと、力尽きてその場に崩れ落ちた。
「はあっ……♡はあっ……♡」
「よく頑張ったな」
リムルに頭を撫でられ、心地良さに目を細める。

しばらくすると、今度こそすべて出し切った魔王がようやく俺の中から出ていった。
すかさずリムルが後ろから抱き着いてくる。
「魔王相手にあんなに気持ち良さそうな声を出して……」
「んっ♡ごめん……止まらなかった……♡」
「しょうがないな」
チュッ!チュッ!と顔じゅうにキスを落とされる。
「んっ……♡リムルゥ……♡ムチュッ♡」
ブチュッ!ジュルルル……ブチュウッ♡
精液まみれの口にキスは嫌がられるかと思ったが、そんなの気にしていないかのように激しく口内を犯された。
「はぁ……さっきは酷くして悪かった……妬けてカッとなってしまったんだ」
「んんう♡妬いてるリムル可愛かったぁ♡嬉しい♡」
チュッチュッ!
リムルとイチャイチャしていると、二人の精液でぽっこり膨れたお腹を魔王がそっと撫でた。
「あんっ……♡」
「我の子が生まれるのが楽しみだ」
魔王の言葉に、リムルの動きがピタッと止まる。
「まさか、まだ聞いていないのか……?ガルムが孕んでいるのは俺の子だぞ」
「種は貴様のものかもしれないが、魔力を注いだのは我だ。我の子も同然だ」
「はっ、なんだその理屈。そんなわけがないだろう」
「……だが、ガルムがそう言っていたぞ」
あーあーあー!だから魔王さんはどうしてそういうこと言っちゃうかなー!!
あー!リムルさん怖いですその顔!恋人に向ける顔じゃありませんー!!
「いや、ほら、子を孕ませられなかったショックで闇落ちしそうだったからさぁ」
小声でリムルに伝える。
「魔王が闇落ちって……」
リムルは納得がいかないようだったが、渋々と了解してくれた。
「まあいいか、どうせオレの子だし」
「我ら3人の子だな」
はーい!魔王さんは黙っててくださーい!
怒りで爆発しそうになりながら耐えてるリムルは偉い……あとでいっぱい好きにさせてあげよう。
とにかく、魔王の魔力は奪ったし、これで平和が訪れるはずだ。
……だよな?
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

幽閉王子は最強皇子に包まれる

皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。 表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

俺は触手の巣でママをしている!〜卵をいっぱい産んじゃうよ!〜

ミクリ21
BL
触手の巣で、触手達の卵を産卵する青年の話。

処理中です...