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09.平和的解決にされています(´ー`)
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「お、おい!何イチャイチャしてるんだ!」
「オレ達の魔王様から離れろ!」
周りの魔族達が怒りの声を上げている。
「仕方ないなぁ……力づくで奪ってみるかい?」
ユージはニヤリと笑うと、俺をぎゅっと抱き締めた。
「なっ……!?ふざけるな!魔王様を離せ!」
「魔王様は返してもらうぞ!」
魔族達が一斉に襲いかかってきた。すると、俺のお腹の淫紋が光り出し、そこから黒い触手のようなものが現れる。それは、あっという間に魔族達を拘束してしまった。
「な、何だこれ!?」
「うわああぁっ!!離せえぇっ!!」
魔族達は必死にもがいているが、まったく歯が立たないようだった。
「な、何だよコレ……!?俺に何が起こってるんだ……?」
俺も何が何だかわからない。だが、本能的にこれが自分の能力だということは理解できた。
「すごいね……それが魔王の力か……僕の出番は無さそうだね」
ユージは感心したように呟いているが俺は困惑している。
「ま、魔王様!どうか助けてください!なんでもしますから!」
「お願いです!何でも言う事聞きます!」
「頼みますよぉ!見逃してくだせぇっ!」
魔族達が必死な様子で懇願してきた。
「真男……こいつらを殺すかどうか決めてくれる?」
「え!?こ、殺さないでくれよ……」
ユージに聞かれ、俺は慌てて否定した。いくら無理矢理襲われたとはいえ、命を奪うことはしたくない。
「俺は、なるべく平和的に解決したいと思う……」
俺がそう言うと同時に、魔族を拘束していた触手がスゥーッと消えていく。
「た、助かったぁ……」
「魔王様!ありがとうございます……!」
魔族達はホッとした表情を浮かべていた。
「ふふ、優しいね。君は……」
ユージはそう言って微笑むと、魔族達に告げる。
「じゃあ……お前達、もう人間を襲うようなことはしないって約束してくれ」
「は、はい……!」
「わかりました……!」
「二度としません……!」
魔族達は怯えながら答えた。それを聞いたユージは満足げな笑みを浮かべる。
どうして魔族達がユージの言うことを聞くのか不思議に思っていると、ユージが説明してくれた。
魔族は、魔王の魔力には絶対に逆らえない。そして、俺がユージの子を身籠ったことで、俺達、つまり、勇者と魔王が対等の関係になったということになるそうだ。
「だから、これでもうこの世界は安心だよ」
「なるほど……。でも、魔族達はこれからどうなるんだ?」
「うーん……そうだなぁ」
俺がそう聞くと、ユージは考え込むような仕草をする。
「とりあえずは、人間と一緒に暮らすように説得してみるよ」
「えっ、大丈夫かな……」
この世界の魔族と人間は長い間敵対していたようだし、いきなり仲良くできるとは思えない。
「大丈夫さ。人間達は戦いを望んでいないんだ。魔族達も根は悪い奴じゃなさそうだし、共存できるならそれに越したことはないと思う」
「そっか……そうだといいな」
確かに、魔族達は魔王である俺に対して敬意を払っていたし、ある意味慕ってくれていた。人間自体が嫌いなわけではないのだろう。ユージの言う通り、魔族達の方から歩み寄れば仲良くなれるのかもしれない。
「そう思うと、魔族達はちょっと可哀想だよな……魔王である俺に種付けするためにずっと待ってたんだろう?なのに、俺がユージと結ばれたんじゃ意味がないもんな……」
「ふふっ、真男は本当に優しいな」
ユージはクスッと笑って、頭を撫でてくる。
「じゃあ、魔族達の相手もしてあげるかい?」
「ええっ!?」
俺は驚いて声を上げた。
「ほら、見てごらん。みんなあんなに興奮しているよ?」
ユージが指差す先には、股間を膨らませた魔族達の姿があった。
「え……、ユージは俺が魔族達に襲われてもいいの……?」
俺は戸惑ってしまう。ユージは俺を助けるために魔王城に来てくれたはずだ。それなのに、ここで俺が襲われたら意味がない。
それに、俺のこと好きだって言ってくれていたのに……。
「もちろん、君が他の奴に犯されるのはすごく嫌だけど、まだ足りない魔力を得るためには魔族達の協力が必要なんだよ」
「そ、そうなのか……。あ、でも、魔族達は俺に種付けしたら死に至ってしまうんじゃないのか?」
「魔族にはお口で奉仕してあげればいいさ。でも、真男のお尻は僕だけのものだからね?」
ユージはそう言いながら俺の頬に手を当てる。その瞳は熱を帯びていて、まるで獲物を狙う肉食獣のようだった。その表情にドキッとする。ユージも本心では嫉妬しているのかもしれない。
「わ、わかったよ……。でも、ユージも一緒にいてくれよ……?」
「ああ、見届けさせてもらうよ。魔族達に魔王様の淫乱なお姿をたっぷり見せつけてやるといい」
「う、うん……」
俺は、おずおずと魔族達の方へ歩いていく。
「魔王様……♡ありがとうございます!」
「ああ……魔王様……♡」
魔族達は期待に満ちた目で見つめてくる。
「魔王様、オレのモノ舐めてください!」
「いや、オレのを!」
「私のが一番大きいですので!」
「いいや、オレの方が!」
魔族達は競うようにして自分のイチモツを取り出してきた。
「ちょっ!そんなに一度にたくさんできないって……!」
「魔王様ぁ~!お願いしますぅ!」
魔族達は泣きつくような声で訴えかけてくる。
「順番で……!順番にちゃんとやるから、並んで……!」
「はい!ありがとうございます!」
「一生懸命頑張ります!」
喜ぶ魔族達を見て、俺は不安になった。
「えっと……、本当に大丈夫なのか?その……お尻はダメだからな?」
念のため確認すると、魔族達は笑顔を見せる。
「分かってますぜ魔王様!魔王様の魔力で支配されてるんで、我らが逆らうことなんて絶対にありませんよ」
「そ、そうか……それなら良かった」
どうやら、無理矢理襲ったりということはなさそうだ。ホッと一安心する。
「でも、オレ達が魔王様に種付けできないのは残念だな……」
「うむ……。しかし、ユージは勇者だからな。仕方あるまい……」
魔族達がしょんぼりしている……。なんだか罪悪感を感じてしまう。せめてしっかり奉仕してあげよう……。
「オレ達の魔王様から離れろ!」
周りの魔族達が怒りの声を上げている。
「仕方ないなぁ……力づくで奪ってみるかい?」
ユージはニヤリと笑うと、俺をぎゅっと抱き締めた。
「なっ……!?ふざけるな!魔王様を離せ!」
「魔王様は返してもらうぞ!」
魔族達が一斉に襲いかかってきた。すると、俺のお腹の淫紋が光り出し、そこから黒い触手のようなものが現れる。それは、あっという間に魔族達を拘束してしまった。
「な、何だこれ!?」
「うわああぁっ!!離せえぇっ!!」
魔族達は必死にもがいているが、まったく歯が立たないようだった。
「な、何だよコレ……!?俺に何が起こってるんだ……?」
俺も何が何だかわからない。だが、本能的にこれが自分の能力だということは理解できた。
「すごいね……それが魔王の力か……僕の出番は無さそうだね」
ユージは感心したように呟いているが俺は困惑している。
「ま、魔王様!どうか助けてください!なんでもしますから!」
「お願いです!何でも言う事聞きます!」
「頼みますよぉ!見逃してくだせぇっ!」
魔族達が必死な様子で懇願してきた。
「真男……こいつらを殺すかどうか決めてくれる?」
「え!?こ、殺さないでくれよ……」
ユージに聞かれ、俺は慌てて否定した。いくら無理矢理襲われたとはいえ、命を奪うことはしたくない。
「俺は、なるべく平和的に解決したいと思う……」
俺がそう言うと同時に、魔族を拘束していた触手がスゥーッと消えていく。
「た、助かったぁ……」
「魔王様!ありがとうございます……!」
魔族達はホッとした表情を浮かべていた。
「ふふ、優しいね。君は……」
ユージはそう言って微笑むと、魔族達に告げる。
「じゃあ……お前達、もう人間を襲うようなことはしないって約束してくれ」
「は、はい……!」
「わかりました……!」
「二度としません……!」
魔族達は怯えながら答えた。それを聞いたユージは満足げな笑みを浮かべる。
どうして魔族達がユージの言うことを聞くのか不思議に思っていると、ユージが説明してくれた。
魔族は、魔王の魔力には絶対に逆らえない。そして、俺がユージの子を身籠ったことで、俺達、つまり、勇者と魔王が対等の関係になったということになるそうだ。
「だから、これでもうこの世界は安心だよ」
「なるほど……。でも、魔族達はこれからどうなるんだ?」
「うーん……そうだなぁ」
俺がそう聞くと、ユージは考え込むような仕草をする。
「とりあえずは、人間と一緒に暮らすように説得してみるよ」
「えっ、大丈夫かな……」
この世界の魔族と人間は長い間敵対していたようだし、いきなり仲良くできるとは思えない。
「大丈夫さ。人間達は戦いを望んでいないんだ。魔族達も根は悪い奴じゃなさそうだし、共存できるならそれに越したことはないと思う」
「そっか……そうだといいな」
確かに、魔族達は魔王である俺に対して敬意を払っていたし、ある意味慕ってくれていた。人間自体が嫌いなわけではないのだろう。ユージの言う通り、魔族達の方から歩み寄れば仲良くなれるのかもしれない。
「そう思うと、魔族達はちょっと可哀想だよな……魔王である俺に種付けするためにずっと待ってたんだろう?なのに、俺がユージと結ばれたんじゃ意味がないもんな……」
「ふふっ、真男は本当に優しいな」
ユージはクスッと笑って、頭を撫でてくる。
「じゃあ、魔族達の相手もしてあげるかい?」
「ええっ!?」
俺は驚いて声を上げた。
「ほら、見てごらん。みんなあんなに興奮しているよ?」
ユージが指差す先には、股間を膨らませた魔族達の姿があった。
「え……、ユージは俺が魔族達に襲われてもいいの……?」
俺は戸惑ってしまう。ユージは俺を助けるために魔王城に来てくれたはずだ。それなのに、ここで俺が襲われたら意味がない。
それに、俺のこと好きだって言ってくれていたのに……。
「もちろん、君が他の奴に犯されるのはすごく嫌だけど、まだ足りない魔力を得るためには魔族達の協力が必要なんだよ」
「そ、そうなのか……。あ、でも、魔族達は俺に種付けしたら死に至ってしまうんじゃないのか?」
「魔族にはお口で奉仕してあげればいいさ。でも、真男のお尻は僕だけのものだからね?」
ユージはそう言いながら俺の頬に手を当てる。その瞳は熱を帯びていて、まるで獲物を狙う肉食獣のようだった。その表情にドキッとする。ユージも本心では嫉妬しているのかもしれない。
「わ、わかったよ……。でも、ユージも一緒にいてくれよ……?」
「ああ、見届けさせてもらうよ。魔族達に魔王様の淫乱なお姿をたっぷり見せつけてやるといい」
「う、うん……」
俺は、おずおずと魔族達の方へ歩いていく。
「魔王様……♡ありがとうございます!」
「ああ……魔王様……♡」
魔族達は期待に満ちた目で見つめてくる。
「魔王様、オレのモノ舐めてください!」
「いや、オレのを!」
「私のが一番大きいですので!」
「いいや、オレの方が!」
魔族達は競うようにして自分のイチモツを取り出してきた。
「ちょっ!そんなに一度にたくさんできないって……!」
「魔王様ぁ~!お願いしますぅ!」
魔族達は泣きつくような声で訴えかけてくる。
「順番で……!順番にちゃんとやるから、並んで……!」
「はい!ありがとうございます!」
「一生懸命頑張ります!」
喜ぶ魔族達を見て、俺は不安になった。
「えっと……、本当に大丈夫なのか?その……お尻はダメだからな?」
念のため確認すると、魔族達は笑顔を見せる。
「分かってますぜ魔王様!魔王様の魔力で支配されてるんで、我らが逆らうことなんて絶対にありませんよ」
「そ、そうか……それなら良かった」
どうやら、無理矢理襲ったりということはなさそうだ。ホッと一安心する。
「でも、オレ達が魔王様に種付けできないのは残念だな……」
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