ゲームの世界に転移したら美形王子に溺愛されてるんですが!?

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オマケ

45.溺愛されすぎてるんですが!?(1) *

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夢のような結婚式が終わり、俺は王子と腕を組んで部屋に向かった。
寝室に着いた瞬間、我慢できなくなったのか、いきなり押し倒される。
「ミノル……。やっと2人だけになれたな……」
「ちょっと待っ……」
「待たない……」
王子は制止の声を無視して、首元に吸い付いてきた。
ベッドに押し倒された状態で、服を剥ぎ取られていく。あっと言う間に全裸にされてしまった。
「ミノルの肌は綺麗だな……」
「あっ……」
「この身体も心も、ミノルは全部私のものだ……」
王子は俺の上に覆いかぶさり、激しいキスをする。そのまま俺の胸を揉み始めた。
「あんっ……。そこ弱いから……。あっ……。だめぇ……」
「ミノル……。可愛いよ……」
「んうぅ……」
俺は身を捩らせる。乳首を舐められると快感で体が震えた。
「あっ……ん……」
「ここが好きなんだな」
敏感な部分を執拗に攻め立てる。俺はビクビクと反応していた。
「やばい……おかしくなりそう……」
「いいんだよ……。もっと感じてくれ……」
「んっ……うん……」
俺はもう我慢の限界だった。王子はさらに強く吸い上げる。
「んぁっ!出るっ!出ちゃうよぉっ!!」
「出していいんだぞ……。全部受け止めてあげよう……」
「んっ!イクゥッ!!んんっ!!!」
俺は盛大に射精した。勢いよく飛び出した精液は王子の顔にかかる。
「はぁ……はぁ……。ごめん……」
「大丈夫だよ。気にしないでくれ……」
王子は自分の顔についた精液を指ですくうと、ぺろりと舐めた。その仕草がとても艶めかしくてドキッとする。
「ふむ……なかなか濃い味だ」
「や……舐めちゃダメだって……」
「凄い量が出たな……。そんなに良かったか?」
まさか乳首だけでイッてしまうとは思わなかった。俺は照れ隠しにそっぽを向く。
「ふん……。アルベールがしつこいからだよ」
「それはすまない。次は優しくするから許してくれないか?」
「仕方ないなぁ……」
俺が笑うと、王子は抱きしめながら頭を撫でてきた。とても心地よい気分になる。

「次は俺が気持ち良くしてやるから覚悟しろよ」
俺だって王子を気持ち良くさせてあげたい。俺の言葉に王子は微笑んだ。
「それは嬉しいな。よろしく頼むよ」
2人で向かい合って座る。王子のモノは既に大きくなっていた。
「大きいな……」
「ミノルのせいだよ……」
「じゃあ、責任取って俺がいっぱい気持ち良くしてあげるよ」
俺は両手で王子のモノを握った。優しく包み込むようにして刺激していく。王子はとても気持ち良さそうな表情をしていた。
「ミノル……。すごく上手いな。気持ち良いよ……」
「良かった……」
両手で握って上下にしごく。すると、更に大きくなった。俺はそれに舌を這わせる。
「ちゅぱっ……。んっ……」
「はぁ……ミノル……いいよ……」
俺は自分の唾液と王子の先走り汁が混ざったものを飲み込んだ。少ししょっぱかったけど、なぜか甘く感じる。
「やっぱり美味しい……」
「ありがとう……。嬉しいよ……」
すると、王子は俺のお尻に手を伸ばしてきた。穴の周りを指で刺激している。そして、ゆっくりと指が中に入ってきた。
「んっ……!あんっ……」
「ミノル、力を抜いてくれ……」
俺は言われた通りに力を抜く。王子の指で中を解されていると、次第に気持ち良くなってきた。
「そろそろいいか?」
「うん……。アルベールのおっきいの、挿れて……」
俺は四つん這いになって尻を向ける。王子は俺の腰を掴むと、一気に挿入してきた。
「んっ……!おっきい……。奥に当たってる……」
「くっ……、全部入ったぞ……。ミノルの中はとても温かいな……」
王子はしばらく動かなかった。俺の中で馴染むのを待ってくれているようだ。それがとても愛おしく感じる。
「ねぇ……もう動いていいよ……」
「煽らないでくれ。まずはゆっくり慣らさないと……」
王子は徐々に腰を動かし始めた。あっという間に快感に支配される。
「あんっ……!そこぉ……!」
「ここが良いんだね?」
「うん……もっと突いてぇ……」
俺はすっかり快楽に溺れていた。もっとして欲しいと思い、自分からも動く。
「ミノル……。そんなにしたら出てしまう……」
「いいよ……出して……」
「わかった……」
王子は激しく突き上げてきた。あまりの激しい動きについていけない。
「あぁっ!すごっ……激しすぎるぅ……」
「ミノル……好きだ……!愛してる……!」
「俺も……!大好き……!」
王子はさらに動きを速める。そして、最後に思い切り突き上げた。同時に大量の精子を放出する。熱いものがお腹の中に広がっていった。
「はぁ……はぁ……。ミノル……」
「あ……はぁ……。アルベール……」
抱き合って呼吸を落ち着かせる。
「ミノル……。すぐにイッてしまったよ……。ミノルの中があまりにも良くて……」
「嬉しい……俺もすぐイッちゃった……」

「ミノル、もう一回したいのだが……、いいだろうか?」
「うん……。いいよ……」
今度は向かい合った状態で繋がる。お互いの顔を見ながらするのは好きだ。キスをしながらゆっくりと動く。
「んっ……。好き……」
「私もだ……」
王子は俺のことを抱きしめてくれた。肌と肌が直接触れ合い、温もりを感じ合う。それが心地良くて幸せだと思った。
「ミノル、愛しているよ」
「俺も……」
再び唇を重ねる。何度も繰り返した行為なのに、飽きることなどなかった。むしろ、どんどん好きになっていくような気がする。
「ミノル……」
王子は再び俺の乳首を吸ってきた。甘い痺れが全身に広がる。
「あんっ……。そこばっかり攻めないで……」
「すまない……。つい……」
王子は謝りながらも止めない。それどころか、さらに激しくなった。
「やっ……。そんなに強くされたらまた出ちゃう……」
俺は涙目になる。しかし、彼は止まらなかった。
「いいんだぞ?何度でも出して……」
「んっ……。わかった……」
諦めて、俺は素直に従うことにする。
「あっ……。んんっ……イクゥッ!!」
俺は盛大に果てた。それと同時に王子のものがビクンと脈打つ。中に温かいものが流れ込んでくる感覚があった。
「はぁ……またいっぱい出たね……」
「ああ……。ミノルのおかげだ……」
俺達は見つめ合って微笑んだ。
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