挿入したまま仮想空間にログインしてイキっぱなしになってしまう話〜仮想空間でHARD-ON!

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仮想空間でHARD-ON!#09

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建物の中に入ると、プレイヤーたちの視線が一斉にこちらに向けられる。恥ずかしさのあまり逃げ出したくなった。
「んっ……。ああぁっ……」
動くたびに声が出てしまう。周りに聞こえていないだろうか。不安になりながらも快感に逆らえなかった。
「こちらの上に乗るとログアウトできます」
佐藤がログアウト装置の場所へ案内してくれる。
「はい……。んっ……」
「海斗、もうすぐだよ。頑張ろう……」
「わかってる……」
俺たちは慎重に歩き出す。少しでも刺激があれば、達してしまいそうだ。
「あっ……。んっ……。ああぁっ……」
「海斗、頑張って……。くっ……」
「んんっ……!」
2人で必死に我慢しながら歩く。さっきのように快感に負けてしまったら大変だ。今度こそ本当に人に見られてしまう。
「海斗、着いたよ」
「ああ……」
やっと装置に辿り着いた。俺はホッとして脱力する。装置の上に立つと、周りを光が包んだ。
『ログアウトします。お疲れ様でした』
視界が徐々に暗くなっていく。

しばらくして目を開けると、薄暗い部屋の天井が見えた。
「ふぅ……。帰って来れたのか……って、ひあぁ!?」
リアルに尻の中で蠢くものを感じて、俺は素っ頓狂な声を上げてしまう。現実でもずっと灯也と繋がったままだったのだ。この状態でログインしたから当たり前なのだが、あまりにも突然でびっくりしてしまった。
「んっ……、これやばいっ……!」
後ろから灯也の声が聞こえる。どうやら一緒に目を覚ましたようだ。
「灯也っ……!あぁっ……」
灯也のものが中でビクビクと震えているのを感じる。俺の股間も爆発寸前だ。やはり、現実世界では一度も射精していなかったようで、かなり溜まっている。
「海斗……。僕、もう……イキそう……」
「あっ……!だ、だめっ……。ここ現実だから……っ!」
「ごめん……。止められそうにない……っ!」
「俺も……。んんっ……。気持ち良すぎて……。あぁっ……」
俺たちはお互い限界だった。繋がったまま激しく腰を動かす。
「あぁん、イク!イクゥ……!ああぁっ……!」
「ダメだっ……。僕も……出る……!ああっ……!」
俺たちは同時に果てる。ドクンドクンという振動が直に伝わってきた。仮想世界での感覚とは比べ物にならない快感が走り抜ける。
「ひあぁ……!出てるぅ……♡灯也のが、中にいっぱい……」
「あぁっ!やばい……止まらない……あぁっ!」
灯也のものはなかなか収まらなかった。俺の中でビクビクとしているのがわかる。俺はその刺激だけで、何度も軽くイッてしまっていた。
「んあぁっ!まだ動いて……あぁっ……♡」
「んっ……。本物の海斗の中、すごい……!あぁっ……!」
灯也は夢中になって腰を動かしている。あまりに激しい動きについていけない。頭がおかしくなりそうだ。
「ひあぁっ!だめ、まだイッてるからぁ……んあぁっ♡」
「ごめっ……あぁっ!止められない……!」
灯也の腰の動きはさらに速くなっていく。これ以上されたら壊れてしまいそうだ。
「だめぇっ……!んっ……♡もう限界だからぁ……」
「うっ……!無理……!あぁっ……!」
「ああぁっ!ほんとにもうだめぇ……!ああぁっ!」
俺は悲鳴のような声を上げる。だが、そんな声は聞いてもらえず、さらに激しさを増していく。意識を失いそうになるほどの快感に溺れた。
「海斗、可愛い……」
「やだっ……あぁっ……♡恥ずかしい……」
「もっと感じて……」
「ひああぁっ……!」
灯也は容赦なく突き上げ続ける。何度も絶頂を迎え、ついに俺は力尽きた。ぐったりと脱力する。
「海斗、ごめん……。大丈夫?」
そう言うと、灯也はキスをしてきた。舌を入れられ、口の中まで犯されるような濃厚なディープキスをされる。現実でもしっかりとファーストキスを奪われてしまった。
「んんっ……。ぷはぁっ……。気持ちいい……♡」
「海斗、可愛いよ……」
再び唇を奪われる。今度は優しく、触れるだけのソフトなもの。チュッチュッと音を鳴らしながら啄むようにキスを繰り返した。
「んっ……。はぁ……」
「海斗、好き……」
「んんっ……。俺も……」
息継ぎの合間に、愛の言葉を囁き合う。まるで恋人同士のようだ。いや、そういえば本当に恋人になったんだった。
灯也に抱き締められて、うっとりと目を閉じる。こんなにも幸せな気持ちになれるなんて知らなかった。
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