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仮想空間でHARD-ON!#06
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「とりあえず、そこのベッドに座ろうか」
「そうだな」
俺たちは置いてあったベッドに腰掛けてみる。
「あっ……♡」
座るとまた違った体勢で刺激を受けることになり、俺は声を出してしまった。
「大丈夫?」
「なんとか……。だんだん慣れて来たから……」
このくらいの刺激なら、なんとか耐えられるようになってきた気がする。
それにしてもひどい格好だ。全身タイツで下半身が繋がっていて、股間は丸出しになっているのだ。
「こんな格好、現実じゃ絶対ありえないよな……」
「そうだね、即逮捕されちゃうね……」
まぁ、仮想空間でもこうして逮捕されているわけなのだが……。
「ねぇ、海斗。聞きたいことがあるんだけど……」
「なんだ?」
「海斗って、ゲイなのか?」
「え!?」
突然の灯也の言葉に、俺は驚く。
「だって、僕のアレも普通に入ってたし、それに、すごく気持ち良さそうだったし……。今もビンビンに勃ってるし……」
「いや、それは……」
確かに、俺は灯也に突かれて感じまくってしまっていた。しかし、俺は同性愛者ではない。
「俺は、その……、アナニーとかで尻の穴をいじったりしてたから……。それでだと思う」
自分で言ってて情けないと思う。でも、正直に言うしかない。
「そうなんだ。でも、それって男性が相手じゃないと満足できないんじゃない?」
「え!?そんなことは……。いや、そうなるのか……?」
あまり考えたことがなかった。そういえば俺は恋愛自体したことがなかったのだ。彼女が欲しいとは思っていたが、そこまで深く考えていなかったことに気づく。
「海斗がそうだったら嬉しいな……」
「え?それって……まさか……?」
「うん……。ログアウトした後も海斗とこういう関係になれたらいいなって……」
「マ、マジか……」
突然の告白に動揺してしまった。ドキドキと鼓動が高鳴っている。
「ええっと、灯也は男が好きだったのか……?」
「いや……、実は恋愛に興味が無かったんだ。女の子にも興味がなくて……」
「そうだったのか……」
「だからあまり性欲も無いと思ってたんだけど……、海斗とこうしてると幸せな気分になるなって思って……」
「いや、まぁ、その……。うーん……そうか、付き合うっていうのも悪くないかもな……」
俺は照れながら答えた。灯也はいい奴だし、気も合う。ついでに顔も良い。付き合ったら楽しそうな気がしてきた。
それに、これだけのことをしてしまったのだ。これからもずっと忘れられない存在になるだろう。
「やったぁ!ありがとう海斗!」
「うおっ!」
灯也が腕に力を込めてぎゅっと抱き締めてきた。急な刺激に思わず声が出てしまう。
「ちょっ……あんっ……♡急に動いたらダメだ……っ!」
「ごめん、つい嬉しくて……」
振り向いて灯也の顔を見ると、頬を赤く染めていた。間近で見ると本当にイケメンだと改めて思った。
「ねぇ、海斗……」
「どうした?」
「あのさ……。キスしたいんだけど……」
「えっ……」
まさかの申し出に俺は戸惑ってしまう。恋愛すらしたことの無い俺は、当然キスなんてしたことが無い。
「やっぱり嫌かな……」
悲しげな表情をする灯也を見て、俺はハッとした。きっと勇気を出して言ってくれたんだろう。
「いや、全然嫌じゃないよ!むしろ……、嬉しいかも」
俺は笑顔を作って答える。すると、安心したように灯也は笑った。
「良かった……。じゃあ、目を閉じて……」
「うん……」
俺が目を閉じると、唇に柔らかいものが触れる。初めての感覚に心臓がバクバクいっている。これがキスというやつか……。
「んっ……」
「ちゅっ……。どう?」
「なんか変な気分だ……」
「ふふ……。そっか」
俺と灯也は、何度もキスを繰り返した。最初は抵抗があったが、次第に気にならなくなってくる。
徐々に舌を入れられて、頭がぼーっとしてきた。
「んぅ……あぁ……。ふわふわしてる」
「僕もだよ……。なんだか体が熱いな……」
灯也も興奮しているようで、ちょっと嬉しい。
「はぁ……。もっとして……」
俺は無意識に懇願してしまう。すると、さらに激しく口内を犯された。もう何も考えられない。
「んむ……。ふぁ……♡」
気持ち良すぎて、頭の中で火花が散っているような感じだ。キスだけでこんなになってしまうなんて思わなかった。舌と舌が激しく絡み合う。息ができないくらい激しい。
「ぷはぁ……。どうだった?」
「すげぇ良かった……」
「そうか……。嬉しいよ」
灯也はニッコリと微笑んだ。その笑顔はとても爽やかだ。
そんな爽やかな顔とは裏腹に、俺の尻の中のアレはじわじわと大きくなっている。
「あんっ……、灯也……。大きくなってるぞ」
「海斗が可愛いから仕方ないんだよ」
そう言うと、座ったまま腰を動かし始めた。下から突き上げられて、快感に身を震わせる。
「ひゃあっ!んあぁっ♡奥まで入ってきちゃうぅ」
「すごい締め付けてくるね……」
「やばいぃ……。これ気持ち良すぎるっ……♡」
「僕も気持ちいいよ。海斗の中、熱くてトロトロだ」
「ひゃあっ……!」
耳元で囁かれると、ゾクッとして力が抜けそうになる。意識を保とうとして、俺は必死に腰を動かした。
「あっ、あっ……!すごい……♡」
「んっ……!気持ちいいね……」
肌と肌が激しくぶつかり合う。その度に強烈な快感に襲われた。
「ひゃうっ……!やばいぃ……♡」
「僕も……。我慢できなくなってきた……」
「あぁ……イクッ……!イッちゃう!」
「僕も出そうだ……。一緒にイこう……!」
「うん……!あぁんっ!」
灯也が激しく腰を打ちつけてくる。今までで一番激しい動きに、俺は耐えきれず絶頂を迎えた。
「あぁっ!ああああぁ!!」
「くっ……出るっ!」
そして、直後に灯也も果てる。中に温かいものが流れ込んでくるのを感じた。
「あぁ……すごい量……。ずっと出てる……」
「はぁっ……すまない……。止まらない……」
「いいよ。たくさん出して……」
俺は灯也に身体を委ねる。その瞬間、灯也がビクッと震えた。
「あんっ、また出た……♡まだまだ出そうだね……」
「うん、海斗の中にいっぱい出したい……」
「いいよ、好きなだけ出して……♡」
「ありがとう海斗……」
灯也は再び動き始める。俺は灯也を受け入れ続けた。
「そうだな」
俺たちは置いてあったベッドに腰掛けてみる。
「あっ……♡」
座るとまた違った体勢で刺激を受けることになり、俺は声を出してしまった。
「大丈夫?」
「なんとか……。だんだん慣れて来たから……」
このくらいの刺激なら、なんとか耐えられるようになってきた気がする。
それにしてもひどい格好だ。全身タイツで下半身が繋がっていて、股間は丸出しになっているのだ。
「こんな格好、現実じゃ絶対ありえないよな……」
「そうだね、即逮捕されちゃうね……」
まぁ、仮想空間でもこうして逮捕されているわけなのだが……。
「ねぇ、海斗。聞きたいことがあるんだけど……」
「なんだ?」
「海斗って、ゲイなのか?」
「え!?」
突然の灯也の言葉に、俺は驚く。
「だって、僕のアレも普通に入ってたし、それに、すごく気持ち良さそうだったし……。今もビンビンに勃ってるし……」
「いや、それは……」
確かに、俺は灯也に突かれて感じまくってしまっていた。しかし、俺は同性愛者ではない。
「俺は、その……、アナニーとかで尻の穴をいじったりしてたから……。それでだと思う」
自分で言ってて情けないと思う。でも、正直に言うしかない。
「そうなんだ。でも、それって男性が相手じゃないと満足できないんじゃない?」
「え!?そんなことは……。いや、そうなるのか……?」
あまり考えたことがなかった。そういえば俺は恋愛自体したことがなかったのだ。彼女が欲しいとは思っていたが、そこまで深く考えていなかったことに気づく。
「海斗がそうだったら嬉しいな……」
「え?それって……まさか……?」
「うん……。ログアウトした後も海斗とこういう関係になれたらいいなって……」
「マ、マジか……」
突然の告白に動揺してしまった。ドキドキと鼓動が高鳴っている。
「ええっと、灯也は男が好きだったのか……?」
「いや……、実は恋愛に興味が無かったんだ。女の子にも興味がなくて……」
「そうだったのか……」
「だからあまり性欲も無いと思ってたんだけど……、海斗とこうしてると幸せな気分になるなって思って……」
「いや、まぁ、その……。うーん……そうか、付き合うっていうのも悪くないかもな……」
俺は照れながら答えた。灯也はいい奴だし、気も合う。ついでに顔も良い。付き合ったら楽しそうな気がしてきた。
それに、これだけのことをしてしまったのだ。これからもずっと忘れられない存在になるだろう。
「やったぁ!ありがとう海斗!」
「うおっ!」
灯也が腕に力を込めてぎゅっと抱き締めてきた。急な刺激に思わず声が出てしまう。
「ちょっ……あんっ……♡急に動いたらダメだ……っ!」
「ごめん、つい嬉しくて……」
振り向いて灯也の顔を見ると、頬を赤く染めていた。間近で見ると本当にイケメンだと改めて思った。
「ねぇ、海斗……」
「どうした?」
「あのさ……。キスしたいんだけど……」
「えっ……」
まさかの申し出に俺は戸惑ってしまう。恋愛すらしたことの無い俺は、当然キスなんてしたことが無い。
「やっぱり嫌かな……」
悲しげな表情をする灯也を見て、俺はハッとした。きっと勇気を出して言ってくれたんだろう。
「いや、全然嫌じゃないよ!むしろ……、嬉しいかも」
俺は笑顔を作って答える。すると、安心したように灯也は笑った。
「良かった……。じゃあ、目を閉じて……」
「うん……」
俺が目を閉じると、唇に柔らかいものが触れる。初めての感覚に心臓がバクバクいっている。これがキスというやつか……。
「んっ……」
「ちゅっ……。どう?」
「なんか変な気分だ……」
「ふふ……。そっか」
俺と灯也は、何度もキスを繰り返した。最初は抵抗があったが、次第に気にならなくなってくる。
徐々に舌を入れられて、頭がぼーっとしてきた。
「んぅ……あぁ……。ふわふわしてる」
「僕もだよ……。なんだか体が熱いな……」
灯也も興奮しているようで、ちょっと嬉しい。
「はぁ……。もっとして……」
俺は無意識に懇願してしまう。すると、さらに激しく口内を犯された。もう何も考えられない。
「んむ……。ふぁ……♡」
気持ち良すぎて、頭の中で火花が散っているような感じだ。キスだけでこんなになってしまうなんて思わなかった。舌と舌が激しく絡み合う。息ができないくらい激しい。
「ぷはぁ……。どうだった?」
「すげぇ良かった……」
「そうか……。嬉しいよ」
灯也はニッコリと微笑んだ。その笑顔はとても爽やかだ。
そんな爽やかな顔とは裏腹に、俺の尻の中のアレはじわじわと大きくなっている。
「あんっ……、灯也……。大きくなってるぞ」
「海斗が可愛いから仕方ないんだよ」
そう言うと、座ったまま腰を動かし始めた。下から突き上げられて、快感に身を震わせる。
「ひゃあっ!んあぁっ♡奥まで入ってきちゃうぅ」
「すごい締め付けてくるね……」
「やばいぃ……。これ気持ち良すぎるっ……♡」
「僕も気持ちいいよ。海斗の中、熱くてトロトロだ」
「ひゃあっ……!」
耳元で囁かれると、ゾクッとして力が抜けそうになる。意識を保とうとして、俺は必死に腰を動かした。
「あっ、あっ……!すごい……♡」
「んっ……!気持ちいいね……」
肌と肌が激しくぶつかり合う。その度に強烈な快感に襲われた。
「ひゃうっ……!やばいぃ……♡」
「僕も……。我慢できなくなってきた……」
「あぁ……イクッ……!イッちゃう!」
「僕も出そうだ……。一緒にイこう……!」
「うん……!あぁんっ!」
灯也が激しく腰を打ちつけてくる。今までで一番激しい動きに、俺は耐えきれず絶頂を迎えた。
「あぁっ!ああああぁ!!」
「くっ……出るっ!」
そして、直後に灯也も果てる。中に温かいものが流れ込んでくるのを感じた。
「あぁ……すごい量……。ずっと出てる……」
「はぁっ……すまない……。止まらない……」
「いいよ。たくさん出して……」
俺は灯也に身体を委ねる。その瞬間、灯也がビクッと震えた。
「あんっ、また出た……♡まだまだ出そうだね……」
「うん、海斗の中にいっぱい出したい……」
「いいよ、好きなだけ出して……♡」
「ありがとう海斗……」
灯也は再び動き始める。俺は灯也を受け入れ続けた。
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