152 / 167
第三部 帝国編
第152話 その頃将軍は、帝都
しおりを挟む
どうやらセイヤが竜姫を連れて、M4要塞で帝王を助け出しに向かったようだ。
都合のいいことに、帝都防衛部隊が全艦セイヤたちを追いかけていった。
帝都の防衛の要であるM4要塞がないというのに、帝都を空にして、バカとしかいいようがない。
どうせ指示をだしたのは、アレクサンドラ公爵だろう。
軍事のことは何もわかっていないのに、帝国軍総司令をしている男だ。
それとも、俺に絶対の信頼を置いているのか?
俺がいれば、帝都を攻撃されても、防衛は十分だと考えているのだろうか?
使い捨ての駒ぐらいには思っているだろうから、死ぬ気で防げということか。
だがしかし、そもそも、俺が裏切ってクーデターを起こすとは考えないのだろうか?
そうだとすると、アレクサンドラ公爵は、おめでたいとしか言いようがない。
降って沸いたような又とないチャンスで、黙っているほど俺はお人好しではない。
俺はすぐさま行動に出た。
これは時間との勝負だ。急いで部下たちを集めて戦力を整える。
セイヤが帝王を助け出して戻ってくるか、帝国軍がセイヤたちを諦めて戻ってくるまでに決着をつけなければならない。
目標は四公爵を拘束、又は殺害して、帝都の実権を握ることだ。特に、アレクサンドラ公爵から帝国軍の指揮権を奪うことが重要だ。
そうすれば、帝国軍を思いのままに動かせる。
セイヤが帝王を助け出して来ても、帝国軍を動かせれば対抗できるだろう。
俺は、部下に命令して、公爵どもが逃げられないように、軌道エレベーターを押さえた。
次いで、主のいない王宮を、衛星軌道からの艦砲射撃で跡形もなく消し去った。
王宮から火の手が上がり、消し飛んだことで、住民は何が起きているか理解しただろう。帝王に、ドラゴンに脅える必要はないと。
俺は、自分の部隊で公爵邸を取り囲み、降伏勧告を行う。
しかし、公爵どもは誰も降参する気がないようだ。公爵邸にシールドを張って立て篭っている。
時間を稼げば、帝国軍が戻って来て、助かると思っているのだろう。
「将軍、どうしますか? シールドを破壊しないことには侵入できません」
公爵邸が郊外あれば王宮と同じように艦砲射撃を使えるが、あいにくと市街地のど真ん中だからな、シールドを破壊するほどの攻撃をすれば周辺に被害が及ぶ。
「時間がかかるが、地上兵器で攻撃を加え続けろ!」
「了解しました!」
パルサー砲であれば、周囲への被害を最小限に、シールドを破壊できたのだが。
パルサー砲を装備したM4要塞は、セイヤが持っていってしまった。
だが、だからこその好機なわけで、なんとも、痛し痒しといったところだ。
時間との勝負だというのに、気が急いてしまう。後何時間猶予があるだろう。
最も短い場合が、クーデターの知らせを受けて、帝国軍が竜姫を放って戻って来た場合だろうか。
その場合、緊急航行の許可が出れば、二時間弱で帝国軍の艦隊が戻って来てしまう。
もちろん、アレクサンドラ公爵と帝国軍との通信は遮断しているが、帝国軍が独自の判断で戻って来ることもあり得る。
航宙管理局に手を回し、緊急航行の許可を出さないようにしているが、それも数時間の時間稼ぎにしかならないだろう。
これ以上時間をかけられない、周りに被害が出ても、艦砲射撃でシールドを破壊するべきかもしれない。
まずは、アレクサンドラ公爵邸だけでも、先に制圧しよう。帝国軍の指揮権を奪うことが先決だ。
俺は、心を鬼にしてアレクサンドラ公爵邸に艦砲射撃の命令を出そうとしたその時だった。
空から降り注ぐ光の帯によって、目を眩まされた。
「何事だ?!」
「ビーム砲のようです。公爵邸のシールドが破壊されました」
「俺はまだ命令していないぞ。誰が先走った?!」
「それが、今の攻撃は僚艦からのものではありません!」
「味方の攻撃ではないのか? ならどこからだ?」
俺は視力が回復した目で、空を見上げる。
そこにはあるはずがないものが浮かんでいた。
「あれは、M4要塞!!」
ということは、先程の攻撃は、M4要塞のパルサー砲によるものか。
パルサー砲だったおかげで、周囲に被害はないようだが、セイヤの奴、もう戻って来たのか? 早すぎるだろう!!
でもどうやって? 流刑星に行くと見せかけて途中で引き返したのか? それとも、帝国軍がM4要塞を奪還したのか?
俺は、様々な可能性を考える。
「将軍あれを!」
「ドラゴン?!」
兵士が示す先には、ドラゴンが編隊を組んで、次々に急降下してきた。そして、そのまま公爵邸に取り付き破壊を始めた。
ドラゴンがいるということは、帝王が戻ったということだ。
クッソ! 間に合わなかったか。
しかし、そうなると、これからどうするべきだ?
「将軍、皇王から通信です!」
「セイヤからか? 継なげ!」
『ゴルドビッチ将軍か?』
「そうだ。セイヤ随分とお早いお帰りだな」
『そっちこそ、よくも大事な手がかりをふいにしてくれたな!』
「なんのことだ?」
『それは、まあいい。帝王からの伝言だ。「公爵とは我々がけりをつける。邪魔するなら潰すぞ」ということだ』
手を出すなということか、手を出さなければ敵対しないということだな。
「公爵を潰した後の体制はどうなる?」
『さあな。帝王はそこまで考えてないんじゃないか? 公爵の粛清が終わったら、自分で話し合ってくれ』
「帝王は今どこにいる?」
『目の前で公爵邸を破壊してると思うけど?』
「帝王が自ら出てるのか?」
『先頭切って飛んでいったから間違いない。まったく、戦闘好きなのにも呆れるよ』
「わかった。終わった自分で交渉する」
セイヤとの通信を切ると、それを待っていたのか、部下から報告が上がる。
「将軍、パンドラ公爵邸以外はドラゴンの攻撃を受けてほぼ壊滅状態です。ですが、パンドラ公爵邸だけ未だにシールドを張って無傷です」
「なんだって? そこだけパルサー砲の攻撃を受けてないのか?」
「いえ、攻撃を受けて、一旦は、シールドを破壊されたようですが、すぐに張り直しています。現在がドラゴンが上空を飛び回っている状態です」
どういうことだ? パンドラ公爵といえば、一番軍事関係に繋がりがない公爵じゃないか。
その公爵邸だけがなぜ無傷なんだ?
パルサー砲の攻撃を受けて、一度シールドが破壊されたということは、シールド自体が特殊というわけではないだろう。
破壊されたシールドをすぐに張り直したようだが、張り直すだけの魔力をどこに用意していたんだ?
これは、このまま事態が終息することにはなりそうもないな。まだ一波乱あれば、チャンスもあるか?
都合のいいことに、帝都防衛部隊が全艦セイヤたちを追いかけていった。
帝都の防衛の要であるM4要塞がないというのに、帝都を空にして、バカとしかいいようがない。
どうせ指示をだしたのは、アレクサンドラ公爵だろう。
軍事のことは何もわかっていないのに、帝国軍総司令をしている男だ。
それとも、俺に絶対の信頼を置いているのか?
俺がいれば、帝都を攻撃されても、防衛は十分だと考えているのだろうか?
使い捨ての駒ぐらいには思っているだろうから、死ぬ気で防げということか。
だがしかし、そもそも、俺が裏切ってクーデターを起こすとは考えないのだろうか?
そうだとすると、アレクサンドラ公爵は、おめでたいとしか言いようがない。
降って沸いたような又とないチャンスで、黙っているほど俺はお人好しではない。
俺はすぐさま行動に出た。
これは時間との勝負だ。急いで部下たちを集めて戦力を整える。
セイヤが帝王を助け出して戻ってくるか、帝国軍がセイヤたちを諦めて戻ってくるまでに決着をつけなければならない。
目標は四公爵を拘束、又は殺害して、帝都の実権を握ることだ。特に、アレクサンドラ公爵から帝国軍の指揮権を奪うことが重要だ。
そうすれば、帝国軍を思いのままに動かせる。
セイヤが帝王を助け出して来ても、帝国軍を動かせれば対抗できるだろう。
俺は、部下に命令して、公爵どもが逃げられないように、軌道エレベーターを押さえた。
次いで、主のいない王宮を、衛星軌道からの艦砲射撃で跡形もなく消し去った。
王宮から火の手が上がり、消し飛んだことで、住民は何が起きているか理解しただろう。帝王に、ドラゴンに脅える必要はないと。
俺は、自分の部隊で公爵邸を取り囲み、降伏勧告を行う。
しかし、公爵どもは誰も降参する気がないようだ。公爵邸にシールドを張って立て篭っている。
時間を稼げば、帝国軍が戻って来て、助かると思っているのだろう。
「将軍、どうしますか? シールドを破壊しないことには侵入できません」
公爵邸が郊外あれば王宮と同じように艦砲射撃を使えるが、あいにくと市街地のど真ん中だからな、シールドを破壊するほどの攻撃をすれば周辺に被害が及ぶ。
「時間がかかるが、地上兵器で攻撃を加え続けろ!」
「了解しました!」
パルサー砲であれば、周囲への被害を最小限に、シールドを破壊できたのだが。
パルサー砲を装備したM4要塞は、セイヤが持っていってしまった。
だが、だからこその好機なわけで、なんとも、痛し痒しといったところだ。
時間との勝負だというのに、気が急いてしまう。後何時間猶予があるだろう。
最も短い場合が、クーデターの知らせを受けて、帝国軍が竜姫を放って戻って来た場合だろうか。
その場合、緊急航行の許可が出れば、二時間弱で帝国軍の艦隊が戻って来てしまう。
もちろん、アレクサンドラ公爵と帝国軍との通信は遮断しているが、帝国軍が独自の判断で戻って来ることもあり得る。
航宙管理局に手を回し、緊急航行の許可を出さないようにしているが、それも数時間の時間稼ぎにしかならないだろう。
これ以上時間をかけられない、周りに被害が出ても、艦砲射撃でシールドを破壊するべきかもしれない。
まずは、アレクサンドラ公爵邸だけでも、先に制圧しよう。帝国軍の指揮権を奪うことが先決だ。
俺は、心を鬼にしてアレクサンドラ公爵邸に艦砲射撃の命令を出そうとしたその時だった。
空から降り注ぐ光の帯によって、目を眩まされた。
「何事だ?!」
「ビーム砲のようです。公爵邸のシールドが破壊されました」
「俺はまだ命令していないぞ。誰が先走った?!」
「それが、今の攻撃は僚艦からのものではありません!」
「味方の攻撃ではないのか? ならどこからだ?」
俺は視力が回復した目で、空を見上げる。
そこにはあるはずがないものが浮かんでいた。
「あれは、M4要塞!!」
ということは、先程の攻撃は、M4要塞のパルサー砲によるものか。
パルサー砲だったおかげで、周囲に被害はないようだが、セイヤの奴、もう戻って来たのか? 早すぎるだろう!!
でもどうやって? 流刑星に行くと見せかけて途中で引き返したのか? それとも、帝国軍がM4要塞を奪還したのか?
俺は、様々な可能性を考える。
「将軍あれを!」
「ドラゴン?!」
兵士が示す先には、ドラゴンが編隊を組んで、次々に急降下してきた。そして、そのまま公爵邸に取り付き破壊を始めた。
ドラゴンがいるということは、帝王が戻ったということだ。
クッソ! 間に合わなかったか。
しかし、そうなると、これからどうするべきだ?
「将軍、皇王から通信です!」
「セイヤからか? 継なげ!」
『ゴルドビッチ将軍か?』
「そうだ。セイヤ随分とお早いお帰りだな」
『そっちこそ、よくも大事な手がかりをふいにしてくれたな!』
「なんのことだ?」
『それは、まあいい。帝王からの伝言だ。「公爵とは我々がけりをつける。邪魔するなら潰すぞ」ということだ』
手を出すなということか、手を出さなければ敵対しないということだな。
「公爵を潰した後の体制はどうなる?」
『さあな。帝王はそこまで考えてないんじゃないか? 公爵の粛清が終わったら、自分で話し合ってくれ』
「帝王は今どこにいる?」
『目の前で公爵邸を破壊してると思うけど?』
「帝王が自ら出てるのか?」
『先頭切って飛んでいったから間違いない。まったく、戦闘好きなのにも呆れるよ』
「わかった。終わった自分で交渉する」
セイヤとの通信を切ると、それを待っていたのか、部下から報告が上がる。
「将軍、パンドラ公爵邸以外はドラゴンの攻撃を受けてほぼ壊滅状態です。ですが、パンドラ公爵邸だけ未だにシールドを張って無傷です」
「なんだって? そこだけパルサー砲の攻撃を受けてないのか?」
「いえ、攻撃を受けて、一旦は、シールドを破壊されたようですが、すぐに張り直しています。現在がドラゴンが上空を飛び回っている状態です」
どういうことだ? パンドラ公爵といえば、一番軍事関係に繋がりがない公爵じゃないか。
その公爵邸だけがなぜ無傷なんだ?
パルサー砲の攻撃を受けて、一度シールドが破壊されたということは、シールド自体が特殊というわけではないだろう。
破壊されたシールドをすぐに張り直したようだが、張り直すだけの魔力をどこに用意していたんだ?
これは、このまま事態が終息することにはなりそうもないな。まだ一波乱あれば、チャンスもあるか?
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
Solomon's Gate
坂森大我
SF
人類が宇宙に拠点を設けてから既に千年が経過していた。地球の衛星軌道上から始まった宇宙開発も火星圏、木星圏を経て今や土星圏にまで及んでいる。
ミハル・エアハルトは木星圏に住む十八歳の専門学校生。彼女の学び舎はセントグラード航宙士学校といい、その名の通りパイロットとなるための学校である。
実技は常に学年トップの成績であったものの、ミハルは最終学年になっても就職活動すらしていなかった。なぜなら彼女は航宙機への興味を失っていたからだ。しかし、強要された航宙機レースへの参加を境にミハルの人生が一変していく。レースにより思い出した。幼き日に覚えた感情。誰よりも航宙機が好きだったことを。
ミハルがパイロットとして歩む決意をした一方で、太陽系は思わぬ事態に発展していた。
主要な宙域となるはずだった土星が突如として消失してしまったのだ。加えて消失痕にはワームホールが出現し、異なる銀河との接続を果たしてしまう。
ワームホールの出現まではまだ看過できた人類。しかし、調査を進めるにつれ望みもしない事実が明らかとなっていく。人類は選択を迫られることになった。
人類にとって最悪のシナリオが現実味を帯びていく。星系の情勢とは少しの接点もなかったミハルだが、巨大な暗雲はいとも容易く彼女を飲み込んでいった。
Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
断罪された公爵令嬢に手を差し伸べたのは、私の婚約者でした
カレイ
恋愛
子爵令嬢に陥れられ第二王子から婚約破棄を告げられたアンジェリカ公爵令嬢。第二王子が断罪しようとするも、証拠を突きつけて見事彼女の冤罪を晴らす男が現れた。男は公爵令嬢に跪き……
「この機会絶対に逃しません。ずっと前から貴方をお慕いしていましたんです。私と婚約して下さい!」
ええっ!あなた私の婚約者ですよね!?
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺若葉
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる