123 / 167
第三部 ドラゴン編
第123話 転生者
しおりを挟む
ドラゴンが人型に姿を変えたので、俺たちはハルクに乗り込み、ブルドラを迎え入れる。
「お主がセイヤか」
「ブルドラさんでいいのですよね?」
あの巨大なドラゴンが人型になれるなんて、流石は異世界だ。
「フランクにブルドラで構わん。転生前に使っていた名前があった筈だが、昔過ぎて忘れてしまった」
「じゃあ、そうさせてもらうが、ドラゴンって転生するんだな」
「ドラゴンだから転生したわけじゃない。転生前は人間だった、と思う。転生する時に最強にしてくれと神に願ったら、ドラゴンにされてしまった」
ああ、そうね。そういうところ、神様は結構適当だよね。
俺も魔力に極振りしたら、魔法が使えなかったし。自業自得とはいえ、ちょっとは注意してくれてもいいと思うんだよね。
「それだけならまだしも、この星で目覚めてみれば、ドラゴンは俺様しかいないじゃないか。俺様最強でハーレムを夢見ていたのに、なんて所に転生させやがるんだ」
「それは災難だったな。でもそうすると、転生前はこの星に住んでいたわけじゃないんだな」
「そうだな。この星はセレストといったか。少なくともこの星じゃなかった。元いた星の名は……。それも忘れたな」
ドラゴンって物忘れが酷いのか? それともそれだけ長い時間生きていたのか。
記憶がハッキリしないとなると、もしかすると、俺と同じように異世界から来た可能性もあるのか。
「ところで、そっちの女の子二人はなんだ」
「ああ、そうだ。エイリアンのステファとアシスタントのチハルだ」
「エイリアンじゃないわよ。シリウスから来たステファニアよ。ステファでいいわよ」
「アシスタントのチハル」
「シリウス? 確かどこかで聞いた覚えが……」
ブルドラは人差し指で頭を何度も突く。刺激を与えれば思い出すのだろうか。
「そうだ、シリウスといえば、俺様を転生させた女神じゃなかったか?」
「確かにシリウスは女神様の名前よ」
そういえば、俺を転生させた神様はなんて名前だったのだろう。女神ではなかったからシリウスではないだろうけど。
「それで、他の星に連れて行けということだったが」
「そうだ、他のドラゴンがいる星に連れて行って欲しい」
「それは依頼ということでいいのかな」
「依頼?」
「ああ、一応、宇宙船で稼ぐ個人事業主なもんで」
「そうか、なら依頼としよう」
「では、報酬はドラゴンの角でお願いする」
「角か……。それは無理だな。角がなかったら女にモテない。ハーレムを作るために女がいる所に行くのに、それでは本末転倒だ」
「角がないと女性にモテないのか?」
「ドラゴンは女を奪い合って争った時に、負けると相手に角を取られてしまうのだ」
「角なしは負け犬ということか」
「その通りだ。それだけ角は大事ということだ」
さて、困ったぞ。角を手に入れるのに、どうしてもブルドラさんを倒さなければならないのか……。
「キャプテン、別に他のドラゴンの角でもいいのでは?」
「チハルの言うとおりだ! 報酬は、ブルドラが倒したドラゴンの角でいいぞ」
「なるほど、ハーレムを作ろうと思ったら、何匹もドラゴンを倒すことになるだろうからな。一つくらいくれてやろう」
「それでは交渉成立ということで。それで、どこに行けばいいんだ?」
「いや、俺様は知らんぞ?」
「ドラゴンがたくさん住んでいる星を知っているんじゃないのか?」
「知らん! だいたい俺様はこの星から出たことないからな。知る訳がないだろう」
「それは困ったな。目的地がわからないと……。そうだ。ステファならドラゴンがどこにいるか知っているんじゃないか?」
なにせ、自称ドラゴンチェイサーだからな。
「私? 私も詳しく知らないけど、帝国にはドラゴンパークという星があるそうよ」
「パーク? 動物園みたいな感じなのか」
「保護区みたいな所だと思うわよ」
「保護区か。そうなると、そこからブルドラさんの嫁をたくさん連れ帰るのは難しいだろうな」
「俺様は別にここに帰って来なくても構わないのだが」
「そうなのか。それならドラゴンパークに行ってみるか」
「ちょっと待って! ブルドラさんが行っちゃったら、この星のドラゴンが絶滅しちゃうわよ」
「それってまずいのか?」
食物連鎖の頂点がいなくなってしまったら、生態系に影響が出るだろうか。
「まずいわよ!」
「やっぱり、そうなのか」
「私がすぐにドラゴンに会えなくなるじゃない」
真面目に考えていた俺が馬鹿だった。ステファの言うことを信じてはいけない。
とはいえ、絶滅してしまうのも、確かにまずい気もする。
「ブルドラの代わりにこっちに来てくれるドラゴンがいるかな?」
「それは、交渉次第ではないか」
「そうだな。着いてから考えることにしよう。それで、そのドラゴンパークは帝国のどこにあるんだ?」
「??? さぁー」
「さあー。ってステファは知ってるんじゃないのか?」
「噂を聞いたことがあるだけよ。本当にあるかもわからないわよ」
「……」
ステファの言うことを信じてはいけない。
「噂があるなら、帝国には行って確かめてみればよいではないか」
「それしかないかな……」
帝国にはあまり行きたくなかったが、仕方がない。帝国に他に知り合いはいないし、訪ねてみるか。
俺は気乗りしなかったが、帝国の将軍に会いに行くことにした。
「ステファ、それじゃあ、ちょっと帝国に行ってくるからと、リリスに説明して来てくれ」
「え、リリスさんを置いて、このまま行く気なの?」
「大公に、ドラゴン退治は危険だからリリスを連れて行っては駄目だ、と釘を刺されているんだ。これ以上大公の心情を悪くできないし、かといって、リリスに会えば、連れて行けと言われるに決まっている。俺はリリスに頼まれたら断れない」
「そうか……。そうね。リリスさんは一緒に行くと譲らないでしょうね」
「そういうわけだからよろしく」
「わかったわ。そういうことなら、言ってきてあげる。少し待っててね」
ステファはシャトルポッドに乗ってリリスの元に向かった。
よし、邪魔者は消えた。
「チハル、急いで帝国に向けて出発だ」
「ステファは?」
「ステファは置いていく、大使なんだからセレストを離れて、帝国なんかに連れて行けるわけがないだろう。それに、ステファはトラブルの元にしかならない」
「了解。すぐに発進準備する」
多分、ステファにはリリスの説得は無理だ。リリスと一緒に戻ってくることになる。
そうなればリリスも連れていかなければならなくなる。
俺としてはリリスを連れていきたいところだが、大公の手前そういうわけにはいかない。
なんとしてでも大公の許しをもらい、リリスと結婚を決めなければ。そのために、今は我慢だ。
「なんだ、行くのはこの三人だけか? 色気が足りんな」
「ドラゴンパークに着けば好き放題なんだから、それまで我慢してくれ」
「仕方ないな」
「キャプテン、発進準備完了」
「では、帝国に向けて出発だ」
「お主がセイヤか」
「ブルドラさんでいいのですよね?」
あの巨大なドラゴンが人型になれるなんて、流石は異世界だ。
「フランクにブルドラで構わん。転生前に使っていた名前があった筈だが、昔過ぎて忘れてしまった」
「じゃあ、そうさせてもらうが、ドラゴンって転生するんだな」
「ドラゴンだから転生したわけじゃない。転生前は人間だった、と思う。転生する時に最強にしてくれと神に願ったら、ドラゴンにされてしまった」
ああ、そうね。そういうところ、神様は結構適当だよね。
俺も魔力に極振りしたら、魔法が使えなかったし。自業自得とはいえ、ちょっとは注意してくれてもいいと思うんだよね。
「それだけならまだしも、この星で目覚めてみれば、ドラゴンは俺様しかいないじゃないか。俺様最強でハーレムを夢見ていたのに、なんて所に転生させやがるんだ」
「それは災難だったな。でもそうすると、転生前はこの星に住んでいたわけじゃないんだな」
「そうだな。この星はセレストといったか。少なくともこの星じゃなかった。元いた星の名は……。それも忘れたな」
ドラゴンって物忘れが酷いのか? それともそれだけ長い時間生きていたのか。
記憶がハッキリしないとなると、もしかすると、俺と同じように異世界から来た可能性もあるのか。
「ところで、そっちの女の子二人はなんだ」
「ああ、そうだ。エイリアンのステファとアシスタントのチハルだ」
「エイリアンじゃないわよ。シリウスから来たステファニアよ。ステファでいいわよ」
「アシスタントのチハル」
「シリウス? 確かどこかで聞いた覚えが……」
ブルドラは人差し指で頭を何度も突く。刺激を与えれば思い出すのだろうか。
「そうだ、シリウスといえば、俺様を転生させた女神じゃなかったか?」
「確かにシリウスは女神様の名前よ」
そういえば、俺を転生させた神様はなんて名前だったのだろう。女神ではなかったからシリウスではないだろうけど。
「それで、他の星に連れて行けということだったが」
「そうだ、他のドラゴンがいる星に連れて行って欲しい」
「それは依頼ということでいいのかな」
「依頼?」
「ああ、一応、宇宙船で稼ぐ個人事業主なもんで」
「そうか、なら依頼としよう」
「では、報酬はドラゴンの角でお願いする」
「角か……。それは無理だな。角がなかったら女にモテない。ハーレムを作るために女がいる所に行くのに、それでは本末転倒だ」
「角がないと女性にモテないのか?」
「ドラゴンは女を奪い合って争った時に、負けると相手に角を取られてしまうのだ」
「角なしは負け犬ということか」
「その通りだ。それだけ角は大事ということだ」
さて、困ったぞ。角を手に入れるのに、どうしてもブルドラさんを倒さなければならないのか……。
「キャプテン、別に他のドラゴンの角でもいいのでは?」
「チハルの言うとおりだ! 報酬は、ブルドラが倒したドラゴンの角でいいぞ」
「なるほど、ハーレムを作ろうと思ったら、何匹もドラゴンを倒すことになるだろうからな。一つくらいくれてやろう」
「それでは交渉成立ということで。それで、どこに行けばいいんだ?」
「いや、俺様は知らんぞ?」
「ドラゴンがたくさん住んでいる星を知っているんじゃないのか?」
「知らん! だいたい俺様はこの星から出たことないからな。知る訳がないだろう」
「それは困ったな。目的地がわからないと……。そうだ。ステファならドラゴンがどこにいるか知っているんじゃないか?」
なにせ、自称ドラゴンチェイサーだからな。
「私? 私も詳しく知らないけど、帝国にはドラゴンパークという星があるそうよ」
「パーク? 動物園みたいな感じなのか」
「保護区みたいな所だと思うわよ」
「保護区か。そうなると、そこからブルドラさんの嫁をたくさん連れ帰るのは難しいだろうな」
「俺様は別にここに帰って来なくても構わないのだが」
「そうなのか。それならドラゴンパークに行ってみるか」
「ちょっと待って! ブルドラさんが行っちゃったら、この星のドラゴンが絶滅しちゃうわよ」
「それってまずいのか?」
食物連鎖の頂点がいなくなってしまったら、生態系に影響が出るだろうか。
「まずいわよ!」
「やっぱり、そうなのか」
「私がすぐにドラゴンに会えなくなるじゃない」
真面目に考えていた俺が馬鹿だった。ステファの言うことを信じてはいけない。
とはいえ、絶滅してしまうのも、確かにまずい気もする。
「ブルドラの代わりにこっちに来てくれるドラゴンがいるかな?」
「それは、交渉次第ではないか」
「そうだな。着いてから考えることにしよう。それで、そのドラゴンパークは帝国のどこにあるんだ?」
「??? さぁー」
「さあー。ってステファは知ってるんじゃないのか?」
「噂を聞いたことがあるだけよ。本当にあるかもわからないわよ」
「……」
ステファの言うことを信じてはいけない。
「噂があるなら、帝国には行って確かめてみればよいではないか」
「それしかないかな……」
帝国にはあまり行きたくなかったが、仕方がない。帝国に他に知り合いはいないし、訪ねてみるか。
俺は気乗りしなかったが、帝国の将軍に会いに行くことにした。
「ステファ、それじゃあ、ちょっと帝国に行ってくるからと、リリスに説明して来てくれ」
「え、リリスさんを置いて、このまま行く気なの?」
「大公に、ドラゴン退治は危険だからリリスを連れて行っては駄目だ、と釘を刺されているんだ。これ以上大公の心情を悪くできないし、かといって、リリスに会えば、連れて行けと言われるに決まっている。俺はリリスに頼まれたら断れない」
「そうか……。そうね。リリスさんは一緒に行くと譲らないでしょうね」
「そういうわけだからよろしく」
「わかったわ。そういうことなら、言ってきてあげる。少し待っててね」
ステファはシャトルポッドに乗ってリリスの元に向かった。
よし、邪魔者は消えた。
「チハル、急いで帝国に向けて出発だ」
「ステファは?」
「ステファは置いていく、大使なんだからセレストを離れて、帝国なんかに連れて行けるわけがないだろう。それに、ステファはトラブルの元にしかならない」
「了解。すぐに発進準備する」
多分、ステファにはリリスの説得は無理だ。リリスと一緒に戻ってくることになる。
そうなればリリスも連れていかなければならなくなる。
俺としてはリリスを連れていきたいところだが、大公の手前そういうわけにはいかない。
なんとしてでも大公の許しをもらい、リリスと結婚を決めなければ。そのために、今は我慢だ。
「なんだ、行くのはこの三人だけか? 色気が足りんな」
「ドラゴンパークに着けば好き放題なんだから、それまで我慢してくれ」
「仕方ないな」
「キャプテン、発進準備完了」
「では、帝国に向けて出発だ」
0
お気に入りに追加
37
あなたにおすすめの小説
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
Select Life Online~最後にゲームをはじめた出遅れ組
瑞多美音
SF
福引の景品が発売分最後のパッケージであると運営が認め話題になっているVRMMOゲームをたまたま手に入れた少女は……
「はあ、農業って結構重労働なんだ……筋力が足りないからなかなか進まないよー」※ STRにポイントを振れば解決することを思いつきません、根性で頑張ります。
「なんか、はじまりの街なのに外のモンスター強すぎだよね?めっちゃ、死に戻るんだけど……わたし弱すぎ?」※ここははじまりの街ではありません。
「裁縫かぁ。布……あ、畑で綿を育てて布を作ろう!」※布を売っていることを知りません。布から用意するものと思い込んでいます。
リアルラックが高いのに自分はついてないと思っている高山由莉奈(たかやまゆりな)。ついていないなーと言いつつ、ゲームのことを知らないままのんびり楽しくマイペースに過ごしていきます。
そのうち、STRにポイントを振れば解決することや布のこと、自身がどの街にいるか知り大変驚きますが、それでもマイペースは変わらず……どこかで話題になるかも?しれないそんな少女の物語です。
出遅れ組と言っていますが主人公はまったく気にしていません。
○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○
※VRMMO物ですが、作者はゲーム物執筆初心者です。つたない文章ではありますが広いお心で読んで頂けたら幸いです。
※1話約2000〜3000字程度です。時々長かったり短い話もあるかもしれません。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
Solomon's Gate
坂森大我
SF
人類が宇宙に拠点を設けてから既に千年が経過していた。地球の衛星軌道上から始まった宇宙開発も火星圏、木星圏を経て今や土星圏にまで及んでいる。
ミハル・エアハルトは木星圏に住む十八歳の専門学校生。彼女の学び舎はセントグラード航宙士学校といい、その名の通りパイロットとなるための学校である。
実技は常に学年トップの成績であったものの、ミハルは最終学年になっても就職活動すらしていなかった。なぜなら彼女は航宙機への興味を失っていたからだ。しかし、強要された航宙機レースへの参加を境にミハルの人生が一変していく。レースにより思い出した。幼き日に覚えた感情。誰よりも航宙機が好きだったことを。
ミハルがパイロットとして歩む決意をした一方で、太陽系は思わぬ事態に発展していた。
主要な宙域となるはずだった土星が突如として消失してしまったのだ。加えて消失痕にはワームホールが出現し、異なる銀河との接続を果たしてしまう。
ワームホールの出現まではまだ看過できた人類。しかし、調査を進めるにつれ望みもしない事実が明らかとなっていく。人類は選択を迫られることになった。
人類にとって最悪のシナリオが現実味を帯びていく。星系の情勢とは少しの接点もなかったミハルだが、巨大な暗雲はいとも容易く彼女を飲み込んでいった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【VRMMO】イースターエッグ・オンライン【RPG】
一樹
SF
ちょっと色々あって、オンラインゲームを始めることとなった主人公。
しかし、オンラインゲームのことなんてほとんど知らない主人公は、スレ立てをしてオススメのオンラインゲームを、スレ民に聞くのだった。
ゲーム初心者の活字中毒高校生が、オンラインゲームをする話です。
以前投稿した短編
【緩募】ゲーム初心者にもオススメのオンラインゲーム教えて
の連載版です。
連載するにあたり、短編は削除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる