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第一部 初仕事編
第65話 強制連行
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俺が帝国軍に攫われたリリスを救出し、敵艦内から撤退しようとしたところで、ステファが兵士を連れて乗り込んできた。
「ステファ、助けに来てくれたのか?」
「そうよ。ただそれだけじゃないけどね」
まあ、そうだろうな。ステファは連れているのはシリウス皇国の兵士のようだ。
「これはどういうことだ? こっちは帝国軍だぞ。皇国軍が乗り込んできて、戦争を始める気か!」
執事が抗議の声をあげる。
「それは、こちらのセリフよ。皇国の王族を襲撃しておいて、ただで済むと思わないことね。帝国にはきっちり落とし前をつけていただきますからね」
「王族だと?」
「そうよ。ここにいらっしゃるお方は、セイヤ S シリウス様。シリウス皇国の歴とした王族よ」
「そんな馬鹿な!」
確かに馬鹿なだな。俺はセレスト皇国の王族で、シリウス皇国の王族ではない。
「馬鹿はそちらよ。あなた方が砲撃した船は、八百年前からシリウス皇国の御召船よ」
「王族の専用船……」
そうだったのか……。王女が駆け落ちに使ったのだからありえる話しだな。
「あなた方がどれだけ重大なことをしたか分かったかしら」
「いや、我々は命令されて……」
「当然、命令した者にも責任は取ってもらうし、勿論、それだけで済む話ではないけどね」
「ステファ、その顔は悪徳商人のようだぞ」
「あらやだ。オホホホホ」
それはそれで、悪役令嬢のようなんだが、まあ、まだいいか。
「それでは、あなた方は船ごと皇国に連行します」
ステファはこの船を拿捕するようだ。
「それで、セイヤ様にも一緒にシリウス皇国に行ってもらいますからね」
「えっ! 俺も?」
「当然です。当事者ですから」
「いや、俺はシリウス皇国の王族ではないから」
「いえ、シリウス皇国の王族であることは確認されました」
「なんで……」
「それについては後ほど詳しくお話しします。まずはハルクに戻りましょう」
「それは、そうだな。みんな戻ろうか」
シャトルポッドに乗って、帝国軍の軍艦から離れると、帝国軍の軍艦には別の船が横付けされていた。
シリウス皇国の軍艦なのだろう。大きさは帝国軍の軍艦の二倍以上ある。細長い直方体で、先だけ尖った五角形といった形だ。新幹線の先頭車両といった方がわかりやすいか。
「あれは、ステファさんが乗ってきた船ですかね?」
「そうだろうな」
『あれは、皇国の高速強襲艦アカネ』
「強襲艦?」
『今回のように人質救出や、拠点の奪取など、相手の船や施設を壊さずに征圧するための特殊艦』
「そうなのか……」
なんでそんな特殊な艦が都合よくここにいる。ステファが呼び寄せたとすると来るのが早くないか?
それとも本当にたまたまドックにいたのか?
俺が、シリウス皇国の王族であると確認されたと言ってたし、ステファはドックで何をしていたんだ?
疑問は尽きないが、ステファに聞いてみるしかない。
その後、俺たちはみんな怪我もなく、無事にハルクに戻ることができた。
そして、俺はリリスと喜びを分かち合う暇もなく、ステファから話を聞かなければならない。
ステファもシャトルポッドに乗って、一緒に戻っていた。
「ステファ、俺がシリウス皇国の王族だって、どういうことだ?」
「ごめんね。私の幸せのためにセイヤをシリウス皇国に売っちゃった。テヘペロ」
「テヘペロじゃねえ! 一体、何がどうしてどうなった?!」
「まあ、落ち着いて。まず、セイヤの左手の紋章。それはシリウス皇国王家の紋章で間違いないのよ」
「王家の紋章ね……」
「それもあんなにはっきり、しかも光るなんて、伝説にしか記録がないの」
「やはり、セイヤ様は神なのですね」
「はいはい、聖女は黙っていましょうね」
聖女に口出しされると話しがややこしくなる。
「話を続けていいかしら」
「どうぞ」
「王家の紋章がある時点でシリウス皇国の王族と認められるの。それは私も同じだったわ」
「それはわかったが、ステファは何故俺を売った!」
「さっきも言った通り自分の幸せのためよ。セイヤがシリウス皇国の王族になることにより、私は全てから解放されるわ。
まず、王家の紋章があるからと私を王に推す派閥から解放されるわ。セイヤの紋章の方がすごいもの。
それから、帝国から狙われることも少なくなるわ。男の方が子孫が残せる数が桁違いに多いもの」
「子孫を残せる数が多いって。セイヤ様は種馬じゃありません」
俺を種馬扱いされてリリスが怒り出した。
「帝国は種馬だと考えるだろうということよ」
「そんな……」
「それに、今回の件が王族襲撃になったことで、帝国に私が嫁に行く話はなくなるわ。
その上で、交渉次第で、帝国の侵攻も止められるかもしれないわよ」
「帝国の侵攻を止められるだけの交渉材料になるのか?」
「当たり前でしょ。戦争をするとしても、一定のルールがあるのよ。戦闘区域以外で、王族を襲撃したり、王族の専用船を攻撃するなんて以ての外よ」
「随分と王族に都合が良いルールだな」
「勿論、交渉材料はそれだけじゃないわよ」
軽口を叩いて、売っただの、自分の幸せのためだ、などと言っているが、王族として、国民のためを思って、戦争を止めようとした結果なのだろうか?
だとすれば、俺も同じ行動をとったかもしれない。
そう考えると、余り怒れないが……。
「大体わかったけど、高速強襲艦アカネがここにいるのはなんでだ。ただの偶然じゃないよな?」
「それは、リリスさんを救出するために呼んだのよ」
「嘘だな。そんなに早く来られるわけがないだろう」
ステファは一瞬戸惑った後、言い訳を諦めたようだ。
「ごめんなさい。本当はセイヤがいうことを聞いてくれない場合に、強引にでもシリウス皇国に連れて行くためよ」
「そこまでする必要があるのか?」
「セイヤは自分の力を過小評価し過ぎよ。船の魔導核に魔力が充填できることが、どれだけすごいかわかってないわよ」
「いや、コストゼロで船を動かせるなんてすごいと思ってるぞ」
「それだけじゃないでしょ。シールドは破られることはないし、ビーム砲は撃ち放題なのよ。その上、オメガユニットよ。セイヤ一人で艦隊を相手にできるのよ。危険で野放しにはできないわよ!」
「そこまでか?」
「現に帝国軍の軍艦を落としてるじゃない」
「一対一なら当たり前だろ」
「そんなことない。普通、こんなに簡単に敵の軍艦を拿捕できない」
「そうなのか。まあ、シリウス皇国では俺のことを随分と警戒しているということだな」
「それは確かよ。だから、お願いだから、大人しく私とシリウス皇国に行ってちょうだい!」
ステファは俺に頭を下げて懇願した。その姿は、ここで断ったら土下座でもしそうな勢いだ。
どうしたものだろう?
ここで逆らって、シリウス皇国の兵士に攻撃されるのは、たまったものではない。
帝国軍の兵士より、こちらの兵士の方が屈強だ。
帝国軍の兵士は、白兵戦に慣れているようには思えなかったが、こちらは、それが専門の部隊であるようだ。とても敵いそうにない。
ステファの様子からみても、シリウス皇国は俺のことをかなり警戒しているようだ。強硬手段に出る可能性もあるだろう。
ここで従っておけば、別に捕虜にされたわけではないから、王族の一人として行くことになる。それなら、無下な扱いをされることはないだろう。
だいたい、王族にしてくれるというのだ。人によっては大喜びだろう。
引き篭りの俺としては、シリウス皇国の王族なんてとんでもない、と思うが、それでも、転生者の俺としては、どこか主人公になれた感じで、嬉しくも感じる。
ならば、ここは大人しく従っておいた方が得策だな。
「うーん。わかったよ。ステファとシリウス皇国に行くよ」
俺はシリウス皇国に行くと決めた。
「ステファ、助けに来てくれたのか?」
「そうよ。ただそれだけじゃないけどね」
まあ、そうだろうな。ステファは連れているのはシリウス皇国の兵士のようだ。
「これはどういうことだ? こっちは帝国軍だぞ。皇国軍が乗り込んできて、戦争を始める気か!」
執事が抗議の声をあげる。
「それは、こちらのセリフよ。皇国の王族を襲撃しておいて、ただで済むと思わないことね。帝国にはきっちり落とし前をつけていただきますからね」
「王族だと?」
「そうよ。ここにいらっしゃるお方は、セイヤ S シリウス様。シリウス皇国の歴とした王族よ」
「そんな馬鹿な!」
確かに馬鹿なだな。俺はセレスト皇国の王族で、シリウス皇国の王族ではない。
「馬鹿はそちらよ。あなた方が砲撃した船は、八百年前からシリウス皇国の御召船よ」
「王族の専用船……」
そうだったのか……。王女が駆け落ちに使ったのだからありえる話しだな。
「あなた方がどれだけ重大なことをしたか分かったかしら」
「いや、我々は命令されて……」
「当然、命令した者にも責任は取ってもらうし、勿論、それだけで済む話ではないけどね」
「ステファ、その顔は悪徳商人のようだぞ」
「あらやだ。オホホホホ」
それはそれで、悪役令嬢のようなんだが、まあ、まだいいか。
「それでは、あなた方は船ごと皇国に連行します」
ステファはこの船を拿捕するようだ。
「それで、セイヤ様にも一緒にシリウス皇国に行ってもらいますからね」
「えっ! 俺も?」
「当然です。当事者ですから」
「いや、俺はシリウス皇国の王族ではないから」
「いえ、シリウス皇国の王族であることは確認されました」
「なんで……」
「それについては後ほど詳しくお話しします。まずはハルクに戻りましょう」
「それは、そうだな。みんな戻ろうか」
シャトルポッドに乗って、帝国軍の軍艦から離れると、帝国軍の軍艦には別の船が横付けされていた。
シリウス皇国の軍艦なのだろう。大きさは帝国軍の軍艦の二倍以上ある。細長い直方体で、先だけ尖った五角形といった形だ。新幹線の先頭車両といった方がわかりやすいか。
「あれは、ステファさんが乗ってきた船ですかね?」
「そうだろうな」
『あれは、皇国の高速強襲艦アカネ』
「強襲艦?」
『今回のように人質救出や、拠点の奪取など、相手の船や施設を壊さずに征圧するための特殊艦』
「そうなのか……」
なんでそんな特殊な艦が都合よくここにいる。ステファが呼び寄せたとすると来るのが早くないか?
それとも本当にたまたまドックにいたのか?
俺が、シリウス皇国の王族であると確認されたと言ってたし、ステファはドックで何をしていたんだ?
疑問は尽きないが、ステファに聞いてみるしかない。
その後、俺たちはみんな怪我もなく、無事にハルクに戻ることができた。
そして、俺はリリスと喜びを分かち合う暇もなく、ステファから話を聞かなければならない。
ステファもシャトルポッドに乗って、一緒に戻っていた。
「ステファ、俺がシリウス皇国の王族だって、どういうことだ?」
「ごめんね。私の幸せのためにセイヤをシリウス皇国に売っちゃった。テヘペロ」
「テヘペロじゃねえ! 一体、何がどうしてどうなった?!」
「まあ、落ち着いて。まず、セイヤの左手の紋章。それはシリウス皇国王家の紋章で間違いないのよ」
「王家の紋章ね……」
「それもあんなにはっきり、しかも光るなんて、伝説にしか記録がないの」
「やはり、セイヤ様は神なのですね」
「はいはい、聖女は黙っていましょうね」
聖女に口出しされると話しがややこしくなる。
「話を続けていいかしら」
「どうぞ」
「王家の紋章がある時点でシリウス皇国の王族と認められるの。それは私も同じだったわ」
「それはわかったが、ステファは何故俺を売った!」
「さっきも言った通り自分の幸せのためよ。セイヤがシリウス皇国の王族になることにより、私は全てから解放されるわ。
まず、王家の紋章があるからと私を王に推す派閥から解放されるわ。セイヤの紋章の方がすごいもの。
それから、帝国から狙われることも少なくなるわ。男の方が子孫が残せる数が桁違いに多いもの」
「子孫を残せる数が多いって。セイヤ様は種馬じゃありません」
俺を種馬扱いされてリリスが怒り出した。
「帝国は種馬だと考えるだろうということよ」
「そんな……」
「それに、今回の件が王族襲撃になったことで、帝国に私が嫁に行く話はなくなるわ。
その上で、交渉次第で、帝国の侵攻も止められるかもしれないわよ」
「帝国の侵攻を止められるだけの交渉材料になるのか?」
「当たり前でしょ。戦争をするとしても、一定のルールがあるのよ。戦闘区域以外で、王族を襲撃したり、王族の専用船を攻撃するなんて以ての外よ」
「随分と王族に都合が良いルールだな」
「勿論、交渉材料はそれだけじゃないわよ」
軽口を叩いて、売っただの、自分の幸せのためだ、などと言っているが、王族として、国民のためを思って、戦争を止めようとした結果なのだろうか?
だとすれば、俺も同じ行動をとったかもしれない。
そう考えると、余り怒れないが……。
「大体わかったけど、高速強襲艦アカネがここにいるのはなんでだ。ただの偶然じゃないよな?」
「それは、リリスさんを救出するために呼んだのよ」
「嘘だな。そんなに早く来られるわけがないだろう」
ステファは一瞬戸惑った後、言い訳を諦めたようだ。
「ごめんなさい。本当はセイヤがいうことを聞いてくれない場合に、強引にでもシリウス皇国に連れて行くためよ」
「そこまでする必要があるのか?」
「セイヤは自分の力を過小評価し過ぎよ。船の魔導核に魔力が充填できることが、どれだけすごいかわかってないわよ」
「いや、コストゼロで船を動かせるなんてすごいと思ってるぞ」
「それだけじゃないでしょ。シールドは破られることはないし、ビーム砲は撃ち放題なのよ。その上、オメガユニットよ。セイヤ一人で艦隊を相手にできるのよ。危険で野放しにはできないわよ!」
「そこまでか?」
「現に帝国軍の軍艦を落としてるじゃない」
「一対一なら当たり前だろ」
「そんなことない。普通、こんなに簡単に敵の軍艦を拿捕できない」
「そうなのか。まあ、シリウス皇国では俺のことを随分と警戒しているということだな」
「それは確かよ。だから、お願いだから、大人しく私とシリウス皇国に行ってちょうだい!」
ステファは俺に頭を下げて懇願した。その姿は、ここで断ったら土下座でもしそうな勢いだ。
どうしたものだろう?
ここで逆らって、シリウス皇国の兵士に攻撃されるのは、たまったものではない。
帝国軍の兵士より、こちらの兵士の方が屈強だ。
帝国軍の兵士は、白兵戦に慣れているようには思えなかったが、こちらは、それが専門の部隊であるようだ。とても敵いそうにない。
ステファの様子からみても、シリウス皇国は俺のことをかなり警戒しているようだ。強硬手段に出る可能性もあるだろう。
ここで従っておけば、別に捕虜にされたわけではないから、王族の一人として行くことになる。それなら、無下な扱いをされることはないだろう。
だいたい、王族にしてくれるというのだ。人によっては大喜びだろう。
引き篭りの俺としては、シリウス皇国の王族なんてとんでもない、と思うが、それでも、転生者の俺としては、どこか主人公になれた感じで、嬉しくも感じる。
ならば、ここは大人しく従っておいた方が得策だな。
「うーん。わかったよ。ステファとシリウス皇国に行くよ」
俺はシリウス皇国に行くと決めた。
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