18 / 167
第一部 ドック編
第18話 武器屋
しおりを挟む
銀行でカードを作って、当面のお金の問題はなんとかなった。借金だけど。
「さて、取り敢えずお金の心配はなんとかなったから、次はギルドかライセンス講習の申し込みかな? いや、その前に飯だな」
どこからともなくいい匂いがする。
「それより武器屋に行くべき」
「武器屋? 武器屋に何の用だい?」
チハルの思わぬ発言に俺は首を捻る。
「キャプテンは何も武器を持っていない。危険」
「え、武器が必要なのかい?」
「護身用に武器を持つのは当然」
そうなのか。てっきり宇宙は、前世の日本並みに安全なのかと思っていた。
まあ、引き篭っていた俺は、セレストでも武器を持つことはなかったけどね。
チハルに連れられて武器屋に到着した。
武器屋には、剣や銃、アクセサリーなどが並べられていた。
武器屋でアクセサリーは変な感じだが、これらみんな魔道具だ。
魔道具か。そうなると俺には使えないな。
魔力が高過ぎる俺は、魔道具に魔力を込めると魔道具が壊れてしまう。
「いらっしゃい。何か必要ですか?」
武器屋に似つかわしくない可愛らしい女性の店員が出てきた。
「武器と防具が必要」
「あなたが必要なのかな?」
「いえ、私は持ってる。必要なのはキャプテン」
あれ、チハルは武装してたのか、気づかなかった。
「あ、こっちの彼ね。何か希望はありますか?」
「それなんだが、俺は魔力が高過ぎてね。魔道具が壊れちゃうんだ」
「え、魔道具が壊れる。またまた。そんな見栄を張らなくてもいいですよ。今魔力を測りますから、適正な物から選びましょうね」
信じてもらえず、何か子供扱いされているようだ。
店員はハンディタイプの魔力測定器を持ってきた。
「それじゃあ、これを手で握って魔力を込めてください」
「本当に壊れるぞ」
「大丈夫ですからどうぞ」
どうなっても知らんぞ。
俺は魔力測定器に魔力を込める。
ボン!
魔力測定器が煙を上げた。
「ちょっと何したんですか?」
「魔力を込めただけだが」
「本当ですか?」
「本当だとも、やる前に注意しただろう」
「信じられませんよ。測定器が壊れるなんて……」
「そう言われてもな……」
俺が悪いわけではないよな。
少ししたら店員も落ち着いた。
「すみませんでした、お客様の話を聞かずに」
「それはいいよ。俺には被害はなかったし。それで、俺が使える武器があるかな?」
「測定器が壊れるとなると、最高魔力に耐えるUR級でも壊れない保証がありません。逆に魔力がない人が使うN級の方がいいかもしれません」
「それは、魔力を込めなくても使える物なのか」
「魔導カートリッジを使うタイプです。使うたびにカートリッジの交換が必要になりますが」
「そんなのがあるんだ。見せてもらえる?」
「あちらになります」
案内された場所には、長さや形状の違う何本かの剣が並べられていた。
「こちらの剣がN級になります。このように、柄の部分に魔導カートリッジが入るようになっています」
柄の一部が外れ、中に単二電池三本分位の魔導カートリッジが入っていた。
「柄のこの部分を回すと、刃に属性魔法を纏わすことができます。属性も炎、氷、風、雷の四種類を切り替えて使用できます」
切り替え可能なのか、それはすごいな。セレストにも魔剣はあるが、複数の属性を切り替えるものは見たことない。
「触ってみてもいいかな?」
「構いませんが、壊さないでくださいね」
「魔力を込めたりしないから、大丈夫だよ」
俺は苦笑いをしながら、渡された剣を受け取る。お、重い。
普通に短剣なのだが、引き篭っていて、剣の訓練などしていなかった俺には、とても扱えそうになかった。
「もう少し軽い物はないですかね……」
「剣ですとそれが一番軽いですね。それより軽い物となりますと、ナイフになりますね」
「それをお願いします」
剣はとても扱えそうになかったので、ナイフを見せてもらうことにした。
「こちらのナイフも柄の部分に魔導カートリッジが仕込まれていますが、剣と違って、単属性になります。魔導カートリッジもかなり小型になりますから、魔法が使える回数は十数回程度になります」
こちらには、単三電池大の魔導カートリッジが入っていた。
俺はいくつか触ってみて手に馴染んだ物を、取り敢えず、接近戦用に雷魔法が付与される物を一本買うことにした。
戦闘以外にも、普通にナイフとして使えるだろうからね。
ふと、気付くと、チハルが投げナイフを興味深そうに見ていた。
「欲しいのか?」
「武器は持っている」
「別に、予備の武器として買ってもいいんじゃないか?」
「無駄遣い」
「予備を持つのは無駄遣いじゃないと思うぞ」
「それなら欲しい」
「じゃあ、これも買うことにしよう」
チハル用に、投げナイフをセットで購入することにした。
次に銃を見せてもらった。
ライフルからポッケに入る短銃まで色々あったが、俺はリボルバー風の拳銃を選んだ。
どうも周りの建物が西部劇風なので合わせてみた。
これは、シリンダー部分が魔導カートリッジになっている。
魔導カートリッジの交換は、弾を込める感じではなく、シリンダーごと交換になる。
拳銃といっても、別に鉛の弾丸が飛んでいくわけではなく、引き金を引くと魔法が飛んでいくようになっている。
魔力がある人にとっての杖と同じだと考えればいい。
使う魔法の属性は切り替え可能だ。
ちなみに、この魔導カートリッジには使い捨てと再充填できる物があり、値段は使い捨てが五百G程度、再充填できる物が一万G程度だ。
再充填できる物は百回以上再充填できるから、使っていけば、再充填できる物の方が安くなる。
ただ、使い捨ての方が、威力が強く、発射可能な回数も多い。
俺はどうせ充填できないから、使い捨てのカートリッジを買おうとしたら、「船内のコンセントで充填できる」とチハルに言われた。
ナイフ用に、再充填できる物を二個。拳銃用に、使い捨てを二十個、再充填できる物を三個購入した。
戦うことになれば、主力は拳銃だ。拳銃用の魔導カートリッジ余計に用意しておく。
最後に防具であるが、これは、店内に飾られていたアクセサリーがそうだった。
魔力によりシールドが張れる。
不意打ちを避けるためには、自動防御の物がいいが、手動の物に比べれば、値段が高くなるし、大きさも大きくなる。
といっても腕輪サイズなので、俺はそれを二つ買った。
セレストに帰ったら、一つをリリスにお土産として渡そうと思う。
これは、魔導カートリッジが内蔵されていて、交換することができず、再充填して使うタイプだった。船内で充電できるなら、これで問題ないだろう。
まとめ買いで値引きをしてもらい、五十万Gにしてもらった。
「それではカードをお願いします」
「これでいいですか」
俺は作ったばかりのカード出して、それで支払いを行う。初めてのお買い物だ。
「はい、ありがとうございました。あれ、お客様はシリウス皇国の王族なんですか」
「え、違うよ。どうして?」
「いえ、カードの情報で、名前がシリウスって」
「たまたま、一緒なだけだよ」
「そうですか。びっくりした。王族だったら失礼のし過ぎかと思って」
王族ではあるんだけどね。言わないでおくけど。
それにしても、カードを使うとこちらの名前まで知られてしまうのか。
その度にシリウス皇国の王族と間違われるのは厄介だな。どうにかならないかな。
チハルに相談したら、カードの設定で、公開する情報を制限できることがわかった。
名前のみを公開して、姓は非公開になるように設定を変更した。
「さて、取り敢えずお金の心配はなんとかなったから、次はギルドかライセンス講習の申し込みかな? いや、その前に飯だな」
どこからともなくいい匂いがする。
「それより武器屋に行くべき」
「武器屋? 武器屋に何の用だい?」
チハルの思わぬ発言に俺は首を捻る。
「キャプテンは何も武器を持っていない。危険」
「え、武器が必要なのかい?」
「護身用に武器を持つのは当然」
そうなのか。てっきり宇宙は、前世の日本並みに安全なのかと思っていた。
まあ、引き篭っていた俺は、セレストでも武器を持つことはなかったけどね。
チハルに連れられて武器屋に到着した。
武器屋には、剣や銃、アクセサリーなどが並べられていた。
武器屋でアクセサリーは変な感じだが、これらみんな魔道具だ。
魔道具か。そうなると俺には使えないな。
魔力が高過ぎる俺は、魔道具に魔力を込めると魔道具が壊れてしまう。
「いらっしゃい。何か必要ですか?」
武器屋に似つかわしくない可愛らしい女性の店員が出てきた。
「武器と防具が必要」
「あなたが必要なのかな?」
「いえ、私は持ってる。必要なのはキャプテン」
あれ、チハルは武装してたのか、気づかなかった。
「あ、こっちの彼ね。何か希望はありますか?」
「それなんだが、俺は魔力が高過ぎてね。魔道具が壊れちゃうんだ」
「え、魔道具が壊れる。またまた。そんな見栄を張らなくてもいいですよ。今魔力を測りますから、適正な物から選びましょうね」
信じてもらえず、何か子供扱いされているようだ。
店員はハンディタイプの魔力測定器を持ってきた。
「それじゃあ、これを手で握って魔力を込めてください」
「本当に壊れるぞ」
「大丈夫ですからどうぞ」
どうなっても知らんぞ。
俺は魔力測定器に魔力を込める。
ボン!
魔力測定器が煙を上げた。
「ちょっと何したんですか?」
「魔力を込めただけだが」
「本当ですか?」
「本当だとも、やる前に注意しただろう」
「信じられませんよ。測定器が壊れるなんて……」
「そう言われてもな……」
俺が悪いわけではないよな。
少ししたら店員も落ち着いた。
「すみませんでした、お客様の話を聞かずに」
「それはいいよ。俺には被害はなかったし。それで、俺が使える武器があるかな?」
「測定器が壊れるとなると、最高魔力に耐えるUR級でも壊れない保証がありません。逆に魔力がない人が使うN級の方がいいかもしれません」
「それは、魔力を込めなくても使える物なのか」
「魔導カートリッジを使うタイプです。使うたびにカートリッジの交換が必要になりますが」
「そんなのがあるんだ。見せてもらえる?」
「あちらになります」
案内された場所には、長さや形状の違う何本かの剣が並べられていた。
「こちらの剣がN級になります。このように、柄の部分に魔導カートリッジが入るようになっています」
柄の一部が外れ、中に単二電池三本分位の魔導カートリッジが入っていた。
「柄のこの部分を回すと、刃に属性魔法を纏わすことができます。属性も炎、氷、風、雷の四種類を切り替えて使用できます」
切り替え可能なのか、それはすごいな。セレストにも魔剣はあるが、複数の属性を切り替えるものは見たことない。
「触ってみてもいいかな?」
「構いませんが、壊さないでくださいね」
「魔力を込めたりしないから、大丈夫だよ」
俺は苦笑いをしながら、渡された剣を受け取る。お、重い。
普通に短剣なのだが、引き篭っていて、剣の訓練などしていなかった俺には、とても扱えそうになかった。
「もう少し軽い物はないですかね……」
「剣ですとそれが一番軽いですね。それより軽い物となりますと、ナイフになりますね」
「それをお願いします」
剣はとても扱えそうになかったので、ナイフを見せてもらうことにした。
「こちらのナイフも柄の部分に魔導カートリッジが仕込まれていますが、剣と違って、単属性になります。魔導カートリッジもかなり小型になりますから、魔法が使える回数は十数回程度になります」
こちらには、単三電池大の魔導カートリッジが入っていた。
俺はいくつか触ってみて手に馴染んだ物を、取り敢えず、接近戦用に雷魔法が付与される物を一本買うことにした。
戦闘以外にも、普通にナイフとして使えるだろうからね。
ふと、気付くと、チハルが投げナイフを興味深そうに見ていた。
「欲しいのか?」
「武器は持っている」
「別に、予備の武器として買ってもいいんじゃないか?」
「無駄遣い」
「予備を持つのは無駄遣いじゃないと思うぞ」
「それなら欲しい」
「じゃあ、これも買うことにしよう」
チハル用に、投げナイフをセットで購入することにした。
次に銃を見せてもらった。
ライフルからポッケに入る短銃まで色々あったが、俺はリボルバー風の拳銃を選んだ。
どうも周りの建物が西部劇風なので合わせてみた。
これは、シリンダー部分が魔導カートリッジになっている。
魔導カートリッジの交換は、弾を込める感じではなく、シリンダーごと交換になる。
拳銃といっても、別に鉛の弾丸が飛んでいくわけではなく、引き金を引くと魔法が飛んでいくようになっている。
魔力がある人にとっての杖と同じだと考えればいい。
使う魔法の属性は切り替え可能だ。
ちなみに、この魔導カートリッジには使い捨てと再充填できる物があり、値段は使い捨てが五百G程度、再充填できる物が一万G程度だ。
再充填できる物は百回以上再充填できるから、使っていけば、再充填できる物の方が安くなる。
ただ、使い捨ての方が、威力が強く、発射可能な回数も多い。
俺はどうせ充填できないから、使い捨てのカートリッジを買おうとしたら、「船内のコンセントで充填できる」とチハルに言われた。
ナイフ用に、再充填できる物を二個。拳銃用に、使い捨てを二十個、再充填できる物を三個購入した。
戦うことになれば、主力は拳銃だ。拳銃用の魔導カートリッジ余計に用意しておく。
最後に防具であるが、これは、店内に飾られていたアクセサリーがそうだった。
魔力によりシールドが張れる。
不意打ちを避けるためには、自動防御の物がいいが、手動の物に比べれば、値段が高くなるし、大きさも大きくなる。
といっても腕輪サイズなので、俺はそれを二つ買った。
セレストに帰ったら、一つをリリスにお土産として渡そうと思う。
これは、魔導カートリッジが内蔵されていて、交換することができず、再充填して使うタイプだった。船内で充電できるなら、これで問題ないだろう。
まとめ買いで値引きをしてもらい、五十万Gにしてもらった。
「それではカードをお願いします」
「これでいいですか」
俺は作ったばかりのカード出して、それで支払いを行う。初めてのお買い物だ。
「はい、ありがとうございました。あれ、お客様はシリウス皇国の王族なんですか」
「え、違うよ。どうして?」
「いえ、カードの情報で、名前がシリウスって」
「たまたま、一緒なだけだよ」
「そうですか。びっくりした。王族だったら失礼のし過ぎかと思って」
王族ではあるんだけどね。言わないでおくけど。
それにしても、カードを使うとこちらの名前まで知られてしまうのか。
その度にシリウス皇国の王族と間違われるのは厄介だな。どうにかならないかな。
チハルに相談したら、カードの設定で、公開する情報を制限できることがわかった。
名前のみを公開して、姓は非公開になるように設定を変更した。
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福論。〜飯作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
西園寺若葉
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
西園寺若葉
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる