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気が狂っているのはどっち?
しおりを挟む随分と前に太刀川さんに差し上げたサボテンに、日課になった水やりをする。
宝石箱の横に置かれたサボテンはかつてあった青々しい緑色の正気は失われ、枯れ色に萎んでしまっている。花咲くところを見る前に枯れてしまったけれど、もしかしたら蘇ってくれるんじゃないかとこの子に願いをかけてみたかった。諦めたくない、といった方が正しいのかもしれない。もしこのサボテンにもう一度命を吹き込むことができたなら、今も私の知らないどこかで眠り続けている大事なひとが目覚めてくれるんじゃないかって。
簡単なお手伝いを女将さんから認可され、少しばかりだが鈍りきった身体を動かす機会を得た。燦々と照りつける太陽の下、お庭でひとり洗濯物を干す作業をする私に夏の暑さが襲う。晒したうなじを伝うじっとりとした汗が鬱陶しい。後ろで纏め上げていた髪が崩れてしまっていたので、作業の手をいったん止めて結び直す。
ポニーテールにした髪がゆらゆらと揺れた。ここまで伸ばしたのは小さい頃以来だ。髪質は良い方とはお世辞にも言えないので、いつも肩口辺りの長さを保っていたのに。なんで私、太刀川さんの伸ばせって言いつけ律儀に守ってんだろ。
あらかた洗濯物を干し終えた頃にはもうへとへとで、縁側に座り込む。雲一つない快晴を見上げた。
数カ月前はあちこち駆け回ってひぃひぃ言いつつもあくせく働いていたというのに、今となってはそれが嘘みたいに身体が動かない。ちょっとしたことでも、すぐにへばってしまう。やはりここでの生活を始めてから体力は格段に落ちてしまっている。
ゴリゴリに出来上がった身体をしていた岡崎さんに、どんな筋トレしてるんですかって聞いとけばよかったな。そもそも、あのひとめんどくさがりなのに、身体を鍛えるなんてことしてたんだろうか。いやまぁ、してなかったからあんな風にはならないと思うけど。お家でごろごろだらだらしている姿が主だったから想像出来ない。
会いたいな、と思いながら膝を抱える。またあのひとと、ぐだぐだとしたおしゃべりがしたい。いじわるなことでも何でもいいから、私のことをからかってニヤニヤしてるあの顔が見たい。
帰りたい、お家に帰りたい。お父さんとおばあちゃんにあいたい。おじいちゃんのお墓参りにも行きたい。もうすぐお盆なのに。帰りたいけど帰れない。帰り方もわからない。わかったとしてもやはり帰れない。私が逃げ帰ったら殺されてしまうかもしれない岡崎さんを見捨てることは私には出来ない。まさに、八方塞がりだった。何にも出来ない、何かすることを許されないこの現状は飼い殺しと言っても過言ではないと思う。
暑い。この時代にもまだあるんだと驚かされた扇風機の電源をつけようと顔を上げる。そしていつの間にか隣に座っていた人物にヒェッと声を上げる。私の頭よりも高い位置にある嘴を見て、な、なんだ、このひとかと安堵する。
嘴形のマスクを被る黒マントの長身のひとは、近頃頻繁に私の前に姿を現す様になった。ワンくんと同じで、基本的に私がひとりのときを狙ってやってくる。このひとが誰なのか、どこからやってきたのか一切語られることはない。声も発さない。
最初は庭先にじっと立ったまま私の様子を伺っているばかりだったのだが、それはそれで私も居心地が悪いしと、根気よく呼びかけ続けてなんとか隣に座ってくれる様になった。今もおずおずと、私から少し距離を開けてはいるが腰掛けてくれている。
このことを、天龍の誰かに言う気にはなれなかった。あんまりにも心地が良くて懐かしくて、離れ難かった。
嘴をこちらに向け、水を飲めという動作をしてくるマスクのひとに「はい」と返事をする。言われたとおり水分補給を取ろうと腰を上げたところで尋ねてみる。
「あなたも飲みますか?」
フルフルと嘴を左右に振り、不要との意志を示されてしまう。いや、でもなぁ。
「その格好、暑くないですか」
いや返事がなくともわかる。絶対に暑い。だって、その姿を見ているこちらが息苦しくなるほどだ。
頑なに外そうとしない大きなマスクの下は絶対こもってるに違いないし、何よりもその真っ黒なマント。やはりこちらも頑なに脱ごうとしないその黒服は真夏の太陽の熱を吸収しまくっていることだろう。
ひ、ひとのことを心配する前にご自分のことをまず気になされた方がいいと思う。ほんとに。熱中症まっしぐらだ。
「そう言わずに。冷たいお茶入れてきますから。ひとりじゃなんか寂しくて。お付き合いいただけませんか?」
冷菓もお出ししますよという私の申し出に、この不思議な来訪者はぽりぽりと頬あたりをかき……ほ、頬なのかそこは……まぁいいか、少し困ったようにしていたがこくりと頷いてくれた。
怖い風貌からは想像出来ない、あまりにも親しみのある、なんなら可愛らしいとすら思うさりげない仕草に何度毒気を抜かれたことか。
台所に行ってグラスを2つ食器棚から取り出し、カランカランと氷を入れる。そして冷蔵庫から冷えたお茶を取り出し注いだ。女将さんから頂いた葛桜もお皿に出す。
お盆に乗せて縁側に戻ると、シロちゃんがにゃあにゃあと鳴いて涼みに来ていた。先客は何やらわたわたと慌てた様子で立ち上がり、シロちゃんから少しばかり距離を取っている。その様子がなんだか可笑しくて思わず小さく笑うと、お医者様は更に慌てていた。
「ちょっと待ってね」
私の足元にすり寄ってきたシロちゃんに声をかけ、飲み物と冷菓を載せたお盆をお医者様の隣に置き、シロちゃんを抱えて腰を下ろす。
「そういえば、先生は昔っから動物だけは苦手でしたよね。なのにワンくんにすごく懐かれちゃって」
いつも困ってた、とすんなりと口から出てきたことばに自分で驚く。
じゃれてきたシロちゃんのぷにぷにした肉球がぺちりと私の頬に当てられる。黙り込んだ私の様子を伺うため、高い背を曲げた先生が首を傾げて私の顔をのぞき込んでくる。体調が悪いのかどうか顔色を確認しているらしい。
「だ、大丈夫です。発作とかじゃありませんから。もう喘息も殆ど治ってるんですよ」
手を振り、快調をアピールする。少し夏バテ気味なだけと付け加えると、やはり先生はお茶を飲むようにと薦めてきた。冷たい水滴のついたグラスを手に取り、口にひんやりとした液体を流し込む。
もうひとつ置かれたグラスを見つめる。もしかしたら、そのマスクの下のご尊顔を拝めるかもしれないとこっそり先生を見つめるも、彼がグラスに手を伸ばす気配は微塵たりともない。ガードが固い。
その仮面の下の素顔を見たのはおそらく今も一人だけだろう。悪戯で、嘴形のマスクを取ってしまった人物は、いつも意地悪してくる帽子屋の彼だけだった。先生は私に背を向けていたから、どんなお顔をしているのか私にはわからなかったけど、先生の仮面を取った張本人の彼は対面したその素顔を見て、いつもニコニコの笑顔をピキリと固まらせ、そっとマスクを先生の顔に戻していたのを思い出した。
「皆、元気にしてますかね」
こくり、と嘴が上下に動いた。
「私のこと、怒ってるかな……」
ブンブンと嘴は左右に勢いよく動いた。強く否定するその動作に、でもと顔を俯かせる。そんな私の前に先生は移動し、長身を屈ませて私を下から見上げた。気に病むな、と慰められた気がした。
「あなたは、誰なんですか?」
やはり返事はない。目の前の人は黙って私にかしずくばかりだった。
「そんな、やめてください」
立ち上がり、顔を上げてもらおうとしたその瞬間、心臓を跳ねさせる発砲音と共に、足を踏み出そうした地面に穴があき煙が上がった。
えっ、と状況を認識する間も無く、立て続けに銃声音が鳴り響く。耳を塞ぎ、眼を閉じるので精一杯で、突然の荒事に何がなんだかわからず頭が真っ白になった。銃声が止んで、はっとする。撃ち込まれたのは、先生が居た場所だ。そのことに戦慄する。
「先生ッ!?」
彼が居た場所を慌てて確認する。しかしそこにはもう誰も居らず、ボロボロになった地面から上がる煙しかなかった。
呆然としている私の後ろから、新たに弾を装填する音をさせて誰かが近付いてくる。ゆっくりと後ろを振り向くと、ここに来てから全くといっていい程関わりのない、しかし私の中で根強い印象のある、ジェイと呼ばれたあの女子高生がすぐそこに居た。
無表情の彼女は座り込む私を一瞥し、銃口から硝煙を漂わせる二丁拳銃を再び構えて隣に立った。鷹の様な目つきでぎょろぎょろと辺りを見渡している。暫くその鋭い漆黒の瞳で周囲を警戒したあと、再び私を見下ろす。
長い黒髪がカーテンみたいに綺麗に靡いている。左耳を飾る数多のピアスは華やかだけれど痛々しい。
無機質に私を見つめたあと、彼女はスカートを捲り、包帯も巻かれた右太腿のホルスターに一丁だけ拳銃を収めた。
バタバタと玄関から騒ぎ声と物音が近付いてくる。銃声を聞きつけた女将さんと数名の若衆方が障子を勢いよく開いて入り込んできた。女将さんは女子高生の隣に座り込む私の姿を見て顔を青くし、慌てて駆け寄り、へたり込む私の身体を出来るだけ彼女から離そうとした。
「な、なにごとやの! ちょ、あんた怪我は! なんもされとらん!?」
「っえ、あ……わ、わたし」
「さっきのオト鳴らしたんは……っジェイ! い、いったいどういうつもり!? 尊嶺はんからシケ張り任されとった筈やないの!」
私達をその黒い瞳で観察し続けるジェイと呼ばれた女子高生を、女将さんは顔を青くして、しかし気丈に睨み上げた。私の肩を抱く手は震えている。女将さんと同じく脂汗を滲ませ、若衆の方々がそれぞれ刀や銃を構え、警戒体制を取り、制服を着た彼女を取り囲んでいる。
同じ天龍の組員であるのに、彼等は味方に座している筈の人物相手に、まるで得体の知れぬ獣でも相手にするかの様な緊迫感を持って対峙していた。
その様子を見て察した。彼らは、女将さんは、彼女が私に対して何らかの危害を加えようとしたと思っている。
「ま、まってください。違います。誤解です。そのひとは私に何も」
「なんもって、じゃあこの状況はなんやの!」
「そ、それは」
切羽詰まって私に追求する女将さんに、どう答えたものかと思考する私に、これまで一言も声を発さなかった人物が遂に口を開いた。
「誰と一緒に居たの」
凛とした、しかし女性と形容するにはまだ若い声が和室に響いた。私に声をかけた人物に、ゆっくりと視線を移す。屈強な男性たちに囲まれる中、一切の動揺も見せない黒曜石の瞳が私のことだけを貫いていた。
「誰と話してたの」
重ねられた問いに、いやな汗がぶわっと全身から噴き出し、ぐっと生唾を飲み込む。ずっと見つめていたら吸い込まれそうな黒に息をのんだ。こちらの心の隙間までのぞき込まれそうな真っ暗闇の瞳に身体が震える。
返事をしない私を見つめたまま、ジェイと呼ばれた人物は制服のポケットから小さいピルケースを取り出し、色とりどりの錠剤を大量に手のひらに落とした。それらが何粒あるのか数えることもなく、喉に詰まらせそうな量の錠剤を水も飲まずに大量に彼女は飲み込んでしまった。若衆の方々が更に身構えて、その様子を伺っている。
薬をごくりと飲み込んだ女子高生は白目を向いてはぁ、と恍惚とした深い息を吐き、首がすわっていないのではと疑いたくなる程だらんと天井に向けて顔を上げた。異様だった。女将さんが息をのむ音が聞こえた。
女子高生は幽霊みたいにゆらゆらとふらつきながらも、日本人形の様な長い黒髪を靡かせながら自分を囲む男たちの隙間を通っていく。彼らは彼女から距離をとり、彼女が通る為の道を作った。姿が見えなくなってから気味の悪い笑い声が廊下から聞こえてくる。
「ポン中め」
若い衆のひとりが呟いた。
「さっきのはジェイ。尊嶺はんが四年前に飼い始めた殺し屋。本名はジェーン・ジェニファー・ジョーンズ。驚いたことに、まだ学生らしいわ」
3Jって呼ぶひとも居るみたい、と私が干した洗濯物を取り込む女将さんの背中を見つめる。先程の出来事からまだドクドクと鳴り止まない心臓を落ち着かせるため、縁側で大人しくしている私に、先生を狙って銃を乱射した彼女のことを女将さんが話してくれた。
今でもよく覚えている。天龍寺で容赦なくシラユキさんの腕を斬り落とした人物。シラユキさんの首にナイフをあてがい傷つけようとした彼女に対し、やめてと叫んだ私を、限界までぎょろりと見開いた黒い目で見つめてきた、あの身の毛もよだつ感覚。あのときの彼女は、ホラー映画顔負けの不気味さと不快感があった。
「あの娘は完全に頭がイカれてもうとる」
取り込んだ洗濯物の入った籠をこちらまで持ってきた女将さんは私の隣に籠を置き腰掛け、衣服をたたみはじめた。私も手伝おうと籠の中に手を突っ込む。
「あんたも見たやろ。あの娘はああやって色んなヤクに手ェ出して、限度も考えずガバ飲みしとる救いようのないヤク中や」
「……」
「若いのに腕はえらい立つ。西園寺はんも凌ぐ実力者ちゃうかとも言われとる。ただ、殺り方はえげつのうて、どんだけ年数踏んだ仁侠者でもあの娘の殺しは目ェ背けたくなるんやて」
いつ何しでかすかわからんから怖いわと女将さんは青い顔になる。
「天龍に引き抜かれてあっちゅうまに尊嶺はんの護衛役まで登りつめよったけど……いくら強かろうが、まともな思考回路はしてへんから信用ならへん」
「本格的にヤバいひと……ってやつなんですかね」
「ですかね、やない。実際そうやのよ。尊嶺はんの言うことだけは何でかちゃあんと聞くみたいやけど、それすらもうまいこと認識せんくなったらどうするんや思て……」
重いため息をつく女将さんの言葉を頭の中で反復する。殺されたくなかったら彼女に関わるな、と私に言った太刀川さんの言葉も蘇った。
「あのひと……怪我してましたね。右の太腿に」
ポツリと呟くと女将さんが「志紀!」と鋭い声で叱る様にして私の名前を呼ぶものだからビクリと身体が震える。女将さんは私との間にあった洗濯籠が地面に落ちたことも気にとめず、焦りを交えた必死の形相で私の両肩を掴み揺さぶった。
「あかんよ。絶対にジェイには気ィ許したらあかん! いくら年近いからいうて、あの気狂いに興味なんか持つもんやない! ろくなことにならへん! あんたみたいな子とは絶対に相容れないんやからね。あれは香澄とは違うんやからね!」
「え、お、おかみさ」
「ええか。尊嶺はんは自分と西園寺はんが長期不在になるからいうて、手練れのジェイをあんたにつけたんや。遠方の斬り込みを中断させてわざわざ呼び戻して。もちろんそれは正しい判断や思う。あの子が居れば予想外のカチコミがあったとしても、あんたの安全は保証されたもんやから」
「……」
「せやけどな、志紀はん。ええか。自分守ってくれる相手やからいうて、心を許したらあかん。ジェイに何を言われても、妙なことを言い寄られても、絶対に相手にしたらあかん。情に訴えかける様なことを言うてきても無視するんやで。ええね?」
「わ、わかってます。前に太刀川さんにも、あのひとには関わるなって言われてますから」
「……」
「私も、その……命は惜しいですから」
この日から夜寝る前に、出来る範囲でメモをつけることにした。今日何があったとか、誰に会ったとか、その日見た夢の内容だとかも覚えていたら記録として残していこうと思った。
ボールペンを走らせて、お医者様の容姿を下手くそだが絵にする。"心配性のやさしい先生"と絵の横に記載した。ジェイさんに関しては容姿の特徴と女将さんに聞いた話だけを記しておいた。"危ないひと"とも。
空いている棚にメモを入れる。今日は色々あったなぁとため息をついて、敷かれたお布団の中にもぞもぞと潜り込む。ひとりで過ごす離れの夜は苦手だ。
カリカリ、と縁側の障子を引っ掻く音がする。もしかして、とば体を起こし障子を開けると、ワンくんが尻尾をブンブンと振り、私を嬉しそうに見上げ一吠えした。心細いと思っていたタイミングで来てくれたことに感謝する。わしゃわしゃとフワフワの頭を撫でると気持ちよさそうにしていた。
眠たくなるまでワンくんと戯れていようと和室の中に招き入れる。「何か食べる?」とワンくんに尋ねるも、彼は遊んで遊んでと尻尾を振ってアピールするばかりだった。興奮したワンくんが抱きついて顔を舐めてこようとするのを仰け反りながらどうどうと諌める。
そんな私達の、私の様子を、狂人だと周りから畏れられ敬遠されている彼女が、家屋の物陰からじっと見ていたことに、ワンくんと戯れることに夢中になっていた私が気付くはずもなかった。
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