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逃がしはしない
しおりを挟む直球で言われたではないにしろ、思わぬ形でまさかのプロポーズをこの年でされるとは想像もしていなかった私は、約1ヶ月その事実をどうしても受け入れきれずに、もやもやを打ち消さんが如く集中力を全てお仕事にぶつけた。
しかし、GWもその後のピークも乗り越えると、再び太刀川さんから頂いた簪の意味について考える余裕が出来てしまう。
「太刀川やばいじゃん。マジであんたに本気じゃん。どうすんの。笑えないやつなんだけど」
流石の香澄ちゃんも焦りを隠せない様だった。その反応を見て私の焦燥感が更に煽られてしまったことは言うまでもない。それほどまでに簪を送る=プロポーズがこの時代では主流なのだと思い知らされる。せいぜいジンクスか何かでしょ~そんなに深い意味で贈られてないでしょ~ないない~とか微かに抱いていた期待は呆気なく砕かれてしまった。
近頃は簪を婚約指輪代わりにするひとも多いらしいからすぐに結婚しろという訳ではないかもしれないとフネさんから追加情報を頂くも、結局結末は同じなので真綿で首を絞められているようなものだった。
ヤクザの嫁になるとはどういうことなんだろう。参考になるかはわからないが、資料としてたくさんの本や、主に極妻シリーズの映像作品を片っ端からかき集め、お勉強させていただいたのだが……。フィクションももちろん織り交ぜられているであろう極道の世界、やはり物騒が過ぎる展開が続々と続く。そんな中でも毅然とした、凛とした佇まいで旦那さんである組長を支える奥さん、いや姐さんはとてもかっこいい。かっこいい……が。
むっ無理無理無理無理無理。私には絶対無理こんな啖呵切れる訳ないしこんなに冷静でいられる筈がない! 難易度高すぎる。難易度:むずかしいどころか隠し難易度:鬼と言っても過言じゃない! ノルマ達成できずにもう一回遊べるドン! が出てこないやつや! 「カクゴシィヤ!」と画面の中の姐さんが私に対して活を入れてきている様な気がしてならない。そんな覚悟出来ない。
居てもたってもいられない。はやいとこ簪を太刀川さんにお返ししよう。これを受け取るに相応しい人物は他にたくさん居る筈だ。世の中には私なんかよりもっと素晴らしい女性が星の数程居るんだ。早まっちゃいけない太刀川さん。この美しい簪はこの時代の住人ではない私の様な異物には与えてはならないものだということは分かり切っている。そもそもいつか此処から去る予定の人間には渡してはならない。私が、簪を持っていてはいけない。
事前に西園寺さんに、私がお休みの日に太刀川さんはいらっしゃるのか、もし都合とお時間がよろしければお会いしたいと連絡する。午後からは空いているということで、なんとか約束を取り付けることが出来た。
そして頂いた簪の入った紙袋を手に、私は今天龍の本家にいる。来客中らしく、太刀川さんはそのお相手に少々お時間を取られているということだ。喜助さんからは先に離れで待っていてくださいと言われ、離れにて久々に会ったシロちゃんと戯れていたのだが……。
「……太刀川さん遅いね、シロちゃん」
にゃーん、と返事をするように鳴いたシロちゃんの頭を撫でる。お医者さんの適切な治療のおかげでシロちゃんに触れても、もう咳などの発作が出ることはなかった。
サボテンに水をやりながら柱時計を確認する。約束の時間からもう一時間半が経っていた。もうすぐ夕暮れになろうとしている。
どうしよう、お忙しいなら出直した方がいいかもしれない。……そうだな、そうしよう。簪を早いところお返ししたいのは山々だが、忙しい中私のお相手をしてもらうというのも申し訳ない。
離れを出て再び母屋の方まで戻り、喜助さんを探す。あちらこちらをうろうろしていると、突然たまたま近くを通りかかった日本家屋のお座敷から怒鳴り声が聞こえてきた。体がびくりと反応する。あそこは確か、来客用の……。視線を向けた先の家屋から立て続けに喚くような怒鳴り声が聞こえてくる。そこそこに距離があるにも関わらず、こちらまでハッキリと聞こえてくるその内容に思わず、私は聞き耳を立ててしまった。
「太刀川ァ! おんどれどないするつもりなんや! 敵が誰かわかっとるちゅうのに、攻め込まんなんぞ腑抜けかゴルァ! 前にワシらの兵隊に鉄砲玉やらせて、それで終わりとは言わせへんぞぉ! お前まさかビビっとるんちゃうやろなぁ。アイツらどんな方法使たんか知らんが、あの鬼柳組と盃交わしとるっちゅう噂まで流れとんのやぞォ。 忌々しい連中一気に叩くんやったら今しかないやろがアァン!?」
「……」
「大体なんで天龍の頭はいつもいつも出てこおへんねん! こんなときまで青二才の若頭に全部任して自分は雲隠れしとるんか! ワシら馬鹿にしとんのか!」
ガシャンと何かが割れた音がした。おそらく、中で怒鳴り散らしている方がものに当たったのだろう。この怒鳴り声には聞き覚えがある。確か、……嶺上会組長の蠎さん。大きな怒鳴り声と人様の陣地であるにも関わらず、不遜で横暴な態度は相も変わらずの様だった。しかし太刀川さんや他の方々が比較的落ち着い……物腰は、落ち着いてるのが逆にヤクザらしくないのかもしれない。私の中のヤクザ像は蠎さんの様なお人がイメージに近かった。
「蠎」
「あぁん?」
「潰しにかかるのは構わねぇ。だがオメェ、次に奴らが尻尾を出す居所は掴めてんのか。俺ァ言った筈だぜ。オメェら嶺上が鼠共の本拠地を暴けば、すぐにでも動いてやるってな」
「……うぐ」
「わからねぇんだろ。そうだろうよ。奴らの強みは、組織の実態が雲みたいに掴めねぇってことだ。デケェのか小せェのかもわからねぇ。一定のシマを持つ訳でもなく、シノギもどうしてるかわからないにも関わらず、逃げも隠れも自由自在。以前の攻め込みも天龍が掴んだ情報があったから、たまたま不意打ちを食らわせることが出来ただけだ」
「……」
「なぁ蠎、教えてくれや。オメェ、次はどこにカチコミかけるつもりだ?」
「このっ……ワシを馬鹿にしくさるなよ太刀川ァ! 浩然! まぁだ奴らの居所は掴めとらんのかいや! 何をチンタラしとんねん!」
「やることはやっている。しかし、事実太刀川の言うとおり、鼠の住処は全くと言って良いほど掴めてはおらん」
「浩然!! おんどれぇ……!」
「だが幸い、以前のドンパチで大きな手掛かりは掴めた。まさかとは思ったが、最近そいつの正体が判明してな。そこから奴らの存在のあぶり出しが出来る」
「へェ、そいつはいい。話してみろよ」
「一年前、我ら嶺上から貴様ら天龍に秘密裏に引き渡す筈のものがあっただろう。結局邪魔が入ってそちらに送り届けることは出来はしなかったが、そいつを今、奴らが所有している。その男の姿も、先の攻め込みで俺がこの目で確かに確認した」
「……」
「アレは、嶺上が奴らと共同で秘密裏に作り上げた化け物だ。どれだけ傷つけられようとも、何度でも立ち上がることのできる強靭な精神力と身体を持つ。研究の途中で奴らは突然雲隠れしよったが、アレの存在価値を知るのは嶺上と奴らしか居ない。こちらから探すことに尽力するのではなく、ヤツの存在を理由にして、そのお高く止まった顔を向こうから出させればいい。これでお互いに顔を合わせなければならない理由が出来る」
「……鼠には鼠取りか」
悪くねェ、と太刀川さんが承諾する。蠎さんが部下の方を誉めている声も聞こえてくる。何やら大きな事が起こりそうで、私は悪寒が止まらない。
「西園寺」
「はい」
「来年の睦月、この天龍で鼠を交えた会合を開く。……新年の祝いとでもしておけ。精々奴らに足を運ばせやすい様にな。浩然はそれまでに奴らを釣り上げるのに十分な証拠が揃えて、 嶺上がお得意の挑発を向こうに仕掛けてくれりゃあいい。やり方は任せる」
それからもお話は暫く続いた。私は行く宛てもないので、仕方なくそこで突っ立って待っていた。時々聞こえてくる怒鳴り声も、それを諫める西園寺さんの声も、淡々と話す太刀川さんの声も、耳には入ってくるけど、頭の中で上手く理解が出来ない。一体彼らは何をしようとしているのだろう。どちらにせよ禄なことでは無いことはわかっている。ぎゅ、と手にしていた紙袋を抱きしめる。いやだな。やっぱり、こういう物騒なことを生業としている人達にはついていけない。怖いし、関わりたくない。
もやもやとした気持ちで目の前の地面をぼんやりと眺めていると、勢いよく障子の開く音がして振り返る。イライラを隠すことなく何やらブツブツ文句を言いながら部下の人たちを引き連れた蠎さんが廊下を急ぎ足で立ち去っていく。私は急いで頭を下げて蠎さんたちを見送る。
その次に出てきたのは私の知らない男性だった。輝かしい金髪の髪に鋭い緑の瞳を持った、中国の漢服を着た外人さんだった。ここにきて初めて見る知らない男性にぽかんとした私を、その人は虫けらでも見るかの様な無関心な視線をこちらに寄越した。ぎくりとして頭を下げ、その目から逃れる。
すると、座敷から「浩然」と呼ぶ低い声がすると共に、その声の主である太刀川さんが出てきた。太刀川さんは私を視界に入れると咥えていた煙管を消し、障子に凭れた。金髪の男性はそんな太刀川さんに語り出した。
「太刀川、貴様が考えているほどあの化け物はそう容易くはないぞ。今回の件で一番厄介な存在とも言える。多くの犠牲が出ることは覚悟しておくんだな」
「……」
「最近の奴らの急速な躍進ぶりも、どの組とも群れなすことなく孤高の道を良しとしていたあの鬼柳組を誑し込み、盃を交わさせたのも、恐らくアレの仕業だろう。ベラベラと誰に対しても口八丁な男だったからな。いちいち癇に障る、油断のならん奴だ。そのくせ、腕は非常に立つときて扱いきれん」
「随分と知った口振りだな。その化け物とは旧友か何かかい」
「かつて飼っていた。俺がな」
「へぇ。そのペットを斬ることになるぜ。いいのか」
「構わん。もう俺には一切関係無い。牙をこちらに向けられても鬱陶しいだけだ。もうアレを始末できるのはお前しかおらんだろうからな。とっとと葬ってくれ」
「オメェこそ、とっとと片づけるものを片づけろや。いつまで好き勝手喚かせとくつもりだ。あの蛸野郎、顔合わせる度に吠えてきて鬱陶しいんだよ。とっとと若頭の地位から昇進しろ」
「……貴様に言われたくはないな」
金髪の男性は太刀川さんに背を向けて、蠎さんも向かった方向に足を進めこの場を去っていった。続いて西園寺さんも中から出てきて私に一礼したあと、先ほどの男性の見送りのためかこの場を続いて立ち去る。
太刀川さんはここに留まり、私の前の縁側に腰掛けた。いつも見上げるばかりだった太刀川さんを、立っている私が珍しく見下ろすことになる。
「待たせて悪ィな。ずっと此処に居たのか」
「いえ……その、お忙しいときにお時間とらせてしまったみたいで、ごめんなさい。出直した方がいいですか?」
「構やしねぇよ。オメェから俺に用があるなんざ、そうそう無ェからな」
座れ、と太刀川さんは隣をポンポンと叩いた。お言葉に甘えて、素直にお隣にお邪魔する。最初の頃の様に、もう距離を少し空けて座るといったことはなくなった。躊躇いもなく、太刀川さんのお隣に腰掛けることが出来る様になった自分に驚くことももうない。それぐらいに、ごく自然なものとなっていた。
「あの……お返しありがとうございました。それで、あ、あの、か、簪のことなんですけど」
「アァ。……気に入らなかったか」
「んぇっ!? い、いえいえ、そんなことは決して断じて! 上品だし綺麗だし、すごく気に入ってます! ただ、その……」
「……」
「…………う……」
なんだかもう、簪どころではない物騒な話題に全て呑み込まれてしまった。自分が惑わされていることがとても下らない、ちっぽけなものに思えた。平和ぼけしていると呆れられるかもしれない。そもそも「どういう考えで、私にこの簪をくれたんですか?」なんて、自分で考えたらわかることじゃないか。あれだけ女性にモテて、そして囲い込むお人だ。太刀川さんが、女性に簪を贈ることの意味を知らないはずがない。だからその、つまり、太刀川さんは。
気づいてしまえば顔が熱くなる。どんどん上昇していく熱は留まることを知らない。ありえないと思っていたのに、だってまさか、そんな、思いもしないじゃないか、こんな私に。往生際悪く まだ勘違いであってほしい、自意識過剰だと罵ってほしいと私の中で望む声がする。ごきゅりと生唾を飲み込んで震える声を絞り出す。
「……た、太刀川さんは……わ、私のことがその、す、……す」
「志紀」
「ひゃっひゃい!」
「それ貸せ」
「ははははいどどどどうぞ……!」
指さされた簪の入った紙袋を太刀川さんにずいっと俯いたまま、ははーっ! と献上する。太刀川さんは紙袋を探り、ケースを出し蓋を開ける。私を悩ませ続ける薔薇の飾りがついた簪をシャランと音を立てて取り出した。そして私の髪に触れ、そのまま前から腕を回され、至近距離で私の少し伸びた髪をとかしてくる。先程まで太刀川さんが吸っていた煙管の匂いがする。少しはだけた着物の前あわせから覗く刺青の入った太刀川さんの胸板が目の前に飛び込んで、頭がぼん、と爆発する。髪を纏める為に、うなじ周りに時折触れてくる冷たい手が、私と太刀川さんの温度差をより明確に感じさせた。目をぎゅっと瞑って恥ずかしさに耐える。
首もとがすーすーとして纏め上げられた髪に、シャランと簪を挿されたのがわかった。ゆっくりと目を開けて太刀川さんを見上げる。太刀川さんは満足そうに小さく笑っていた。その表情を見て泣きたくなった。そんな顔しないでほしい。
晒された私の首筋に顔を近づけ、ちゅ、と音を立てて口付けてくる太刀川さんに、私はまたきつく目を瞑って縋るように太刀川さんの着物を掴むことしか出来ない。何度も何度も額や頬にも唇を落とされる。太刀川さんの指が私の下唇にふに、と触れてからゆっくりとなぞった。そのまま太刀川さんは少し顔を傾けてくる。
あ、ちゅーされるとわかり、太刀川さんと私の距離が0になろうとしたその瞬間、脳裏に灰色の髪を持つ赤い目の男の人が浮かんだ。なんで、と驚くのと同時に太刀川さんの肩を勢いよく押す。反射的なものだった。手は太刀川さんの肩に添えたまま動かすことが出来ない。
なんで今、岡崎さんの顔が出てくるの。なんでこんなに、キリキリと心臓が痛いんだ。違う違うと吠える心の声と静かに混乱する私の頭は、固まったままの身体に動けと伝達するだけの余裕もない。
自ら顔を上げる前に太刀川さんに顎を掴まれ強制的に上を向かされる。太刀川さんが今どんな顔をしているのか確認する前に唇を無理矢理合わせられた。色んな角度からちゅーされる度にお互いに熱い吐息が漏れる。少し厭らしい雰囲気を醸し出すのが苦手だ。それでもいつも余裕を保っているのは太刀川さんだけで、でも今回は、どこか余裕無さ気に思えたのは私の気のせいだろうか。
私からやっと唇を離してくれた太刀川さんは荒い息を整えるのに必死な私の手を取って、何も言わずに自分に凭れさせる様にただ私をぎゅっと抱きしめた。まるでどこにも行かせないと言いたげに私を包み込んでくる目の前の体に、私から手を回すことは出来ない。
元の世界に居るお父さんとおばあちゃんの顔と、そして何故だか岡崎さんの意地悪な顔がちらついて仕方なくって。ねぇほんとうに何なの、なんで岡崎さんがこんなときに出てくるの。お父さんとおばあちゃんだけで十分なのに、なんであなたが同じ並びに出てくるんですか。
「志紀」と太刀川さんから名前を呼ばれた瞬間、自然と涙がぼろぼろと流れてくる。言葉にされなくても、私を抱きしめてくるこのひとの想いに気づいてしまった。気づいてはいけなかった。気づきたくなかった。
「……たちかわさん」
「……」
「なんで私なんですか……」
何度も何度も太刀川さんに問い続けたこの問い掛けに、このひとは私が欲しい核心の答えをいつもくれない。だからわからない。どうして私みたいな面倒くさい女なんかを、この人は選んでしまうのか。どうして私でなければならなかったのか。
「知るかよ。ちったぁ自分で考えろ」
「……無茶言わないで下さい。わかんないですよ、考えても考えても。太刀川さん趣味悪いですよ。実はロリコンですか。絶対考え直した方がいいです」
「誰がロリコンだ。……お前は自分の運命を精々嘆くこったな。俺に見つかったのが運の尽きだ」
「……」
「もう俺ァ、どれだけオメェが嫌がろうが離す気なんざねぇよ」
覚悟しとけや、と耳元に囁かれる。私の涙を拭う太刀川さんの声に重なるのは、何故か事前にお勉強してきたテレビの中の姐さんだった。こんなときに何考えてんだ私……。「あんた、ほんっと馬鹿ね!」と頭の中の香澄ちゃんが私を罵ってくる。
再び太刀川さんの腕に囚われ、煙草の匂いに包まれる。私、簪を返しに来たんだけどな……。もう絶対に受け取ってはくれないだろうことは十分にわかった。私はこれからこのひとの前でどう振る舞い接していけばいいんだろう。元の時代に帰るという強い思いは未だに膨らみ続けたままだ。この人から何も言わずに離れようとしているのに。罪悪感で頭がどうにかなりそうだった。
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