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第四十話「腕試しと動き出す者達について」
水面下での動き
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コンビニから戻る帰り。
「ん? なんだあれ」
スポーツ飲料とジュース、菓子類が入ったビニール袋を持って先を進んでいた晃が、奇妙な物を見たように呟いて足を止めた。後ろを歩いていた志度も気づいてそちらを見やる。
見れば、一抱えあるトランクを持った地味な服装の男が二人を、鍛え上げられた身体付きの男、こちらも同じく二人が「こら!」「待ちなさい!」と言いながら追いかけているのだ。
道路を挟んで反対側の歩道を、自分達とは逆方向に駆け抜けていく彼らを見送った二人は、顔を見合わせる。
「志度、あれって事案なんじゃないのか?」
自衛官としてどうなんだ、と言わんばかりに晃が言うが、目を細めて走っていた四人の内、追いかけている方を観察していた志度が首を振った。
「……いや、私服だから一瞬わからなかったけど、あれうちの師団の奴らだ。何やってるんだろこんな所で」
志度の言う通り、トランク男達を追いかけていたのは、第三師団の、それも機士科の人間だった。話したこともあるし、向こうもこちらを知っている。向こうは追いかけっこに夢中で、反対側にいた志度には気づかなかったようだが。
「なんだ、志度の同業さんか、捕物でもしてるのかな。加勢しなくてよかったのか?」
「今は俺非番だし、自衛官相手にあんなの抱えて逃げ切れる奴がいるかよ。さ、比乃が待ってるし、早くいこうぜ」
「それもそうだな、しっかし比乃、吐いてなきゃいいけど……」
もうすっかり姿が見えなくなった奴らのことは気にせず、晃と志度は談笑をしながら、ホテルに向かって再び歩き始めた。
***
『こちら飲み屋のノブチーム、不審者二人確保、怪しげなトランクを持っているどうぞ』
『こちらスナックトメちゃんチーム。お手柄だな、こっちは三人だが手ぶらだ。声かけた途端に逃げ出したので確保』
『こちらカフェズトールチーム。普通の旅行者しか引っ掛からない。やはりホテル周辺じゃないといないようだ。どうぞ』
「マルドナルト仮設本部より各チームへ。事情を聞いた警察が協力してくれることになった。確保後は警官の到着まで待て」
『了解、引き続き警戒を続ける』
連絡を終えた通信機を机に置いて、大貫三等陸尉はすでに冷たくなってしまったフライドポテトを指で摘み、口に運んだ。シナシナになってしまっているそれが、非番の日に突然呼び出されて仕事をさせられている自分の心境を表しているようだった。
向かい側に座っている、同期にして相方の大関三尉も、若干不満そうな顔で、持ち運べる小さいダンベルを両手に持ち、軽々と上下させていた。
もう客も殆ど残っていない二十四時間営業の大手ハンバーガーショップの隅の席、揚げ物の臭いが仄かに香るその店内で、筋肉漢二人は揃ってため息を吐いた。
「にしても部隊長も人使いが荒いぜ、久々の休暇だってのによ」
「全くだ。明日の早朝からジムで筋肉に磨きをかける予定がパーだ」
そう、大貫も大関も、そして今、外で走り回ったりしているであろう自衛官も、今日と明日に休暇を与えられている人員だった。
どうやってか各々が遊びに出た行き先を把握していた部隊長によって、ホテル街周辺にいた第三師団機士科所属の自衛官は、不審者確保とホテル周辺のクリアリングに駆り出されてしまったのだ。ちなみに、他の科の連中は、幸運なことに別の場所で羽を伸ばしていた。
なお、チーム名はそれぞれが連絡を受けた時にいた店の名前である。
若干アルコールが入っている者もいるが、部隊長はそんなこと御構い無しに命令をしてきた。本来ならば色々と問題になる行為だが、ここは本土の威光が届かぬ沖縄の第三師団。師団内においては部隊長が法律である。威光が届いたところで、あの怪人はそれがどうしたと一蹴しそうだが。
代休は取らせるとのことだったので、一応命令を遂行しているが、それでも不満たらたらであった。
「それで、これで捕まえたのは何人目だったか」
「お前それ俺にも使わせろよ……八人だな、酒屋よっちゃんチームが近場の警察署に護送中だ。怪しげな荷物もセット」
「どこでもできる筋トレの用意を怠るとは、不覚をとったな。その内不審物を持ってたのは半分、中身は開けてみてのお楽しみってか」
大関が言ってから「ほれ」とダンベルセットを大貫に手渡す。受け取った大貫は店員の不審げな目を無視して筋トレを始めた。
会話内容から通報されてもおかしくなかったが、幸いなことにそこまでされていなかった。
「かたじけない……中身が爆発物で開けた途端にどかん、とかだったら困るからな。部隊長からは用心しろって念押されてるし」
「共通してるのは、口割ったのは地元の市民団体の奴らってことか……最近は大人しくなったと思ったんだがなぁ……ところでこの店、期間限定のプロテインドリンクがあるぞ」
「流石は日本最大手だな、味見を兼ねて注文してみるか……まぁ、こんだけ捕まえてれば事件は起きないだろ」
「まさか、街中にいるのが全部囮、とかでなければな……ついでにバーガーも頼もう。小腹が減った」
そう言って、二人は注文のために席を立った。
この筋肉の塊コンビに退店を促す勇気は、残念なことに一介のレジ打ちアルバイトにはなかった。
***
「首尾は」
「“尻尾”が捕縛されたり職質されたりしてますが、こちらには気付いてないかと」
雑居ビルの上階。何のテナントも入っておらず、だだっ広く埃臭いそこに、数人の男がいた。
その内一人が部下らしき人物からの報告を受けると、通信機で指示を出した。
「こちら本部、撒いておいた尻尾がなくなりそうだ。手早く済ませろ」
『了解、五分以内に撤収します』
暗闇の中、目出し帽を被った男達は、見るからに市民団体とは違った。纏っている雰囲気が、堅気のそれとは違う。殺伐とした物だった。
「AMWの用意も済んでるな?」
「はい、すでに展開済みです。いつでも出せます」
「結構。しかし、ここの警官もずぼらな物だ。密輸の受け取り先が一つとは限らないのにな……雇ったパイロットが居たのが、制圧されたあそこだったのがちと痛かったが、代用の素人でも自衛隊が出てくるまでの時間稼ぎにはなるだろう」
男はそう言って、先ほどまでとは別の通信機を手に取った。それは大型の、長距離用無線機だった。
「さてさて、深海におられるスポンサー様は、これで満足してくれるだろうか」
「ん? なんだあれ」
スポーツ飲料とジュース、菓子類が入ったビニール袋を持って先を進んでいた晃が、奇妙な物を見たように呟いて足を止めた。後ろを歩いていた志度も気づいてそちらを見やる。
見れば、一抱えあるトランクを持った地味な服装の男が二人を、鍛え上げられた身体付きの男、こちらも同じく二人が「こら!」「待ちなさい!」と言いながら追いかけているのだ。
道路を挟んで反対側の歩道を、自分達とは逆方向に駆け抜けていく彼らを見送った二人は、顔を見合わせる。
「志度、あれって事案なんじゃないのか?」
自衛官としてどうなんだ、と言わんばかりに晃が言うが、目を細めて走っていた四人の内、追いかけている方を観察していた志度が首を振った。
「……いや、私服だから一瞬わからなかったけど、あれうちの師団の奴らだ。何やってるんだろこんな所で」
志度の言う通り、トランク男達を追いかけていたのは、第三師団の、それも機士科の人間だった。話したこともあるし、向こうもこちらを知っている。向こうは追いかけっこに夢中で、反対側にいた志度には気づかなかったようだが。
「なんだ、志度の同業さんか、捕物でもしてるのかな。加勢しなくてよかったのか?」
「今は俺非番だし、自衛官相手にあんなの抱えて逃げ切れる奴がいるかよ。さ、比乃が待ってるし、早くいこうぜ」
「それもそうだな、しっかし比乃、吐いてなきゃいいけど……」
もうすっかり姿が見えなくなった奴らのことは気にせず、晃と志度は談笑をしながら、ホテルに向かって再び歩き始めた。
***
『こちら飲み屋のノブチーム、不審者二人確保、怪しげなトランクを持っているどうぞ』
『こちらスナックトメちゃんチーム。お手柄だな、こっちは三人だが手ぶらだ。声かけた途端に逃げ出したので確保』
『こちらカフェズトールチーム。普通の旅行者しか引っ掛からない。やはりホテル周辺じゃないといないようだ。どうぞ』
「マルドナルト仮設本部より各チームへ。事情を聞いた警察が協力してくれることになった。確保後は警官の到着まで待て」
『了解、引き続き警戒を続ける』
連絡を終えた通信機を机に置いて、大貫三等陸尉はすでに冷たくなってしまったフライドポテトを指で摘み、口に運んだ。シナシナになってしまっているそれが、非番の日に突然呼び出されて仕事をさせられている自分の心境を表しているようだった。
向かい側に座っている、同期にして相方の大関三尉も、若干不満そうな顔で、持ち運べる小さいダンベルを両手に持ち、軽々と上下させていた。
もう客も殆ど残っていない二十四時間営業の大手ハンバーガーショップの隅の席、揚げ物の臭いが仄かに香るその店内で、筋肉漢二人は揃ってため息を吐いた。
「にしても部隊長も人使いが荒いぜ、久々の休暇だってのによ」
「全くだ。明日の早朝からジムで筋肉に磨きをかける予定がパーだ」
そう、大貫も大関も、そして今、外で走り回ったりしているであろう自衛官も、今日と明日に休暇を与えられている人員だった。
どうやってか各々が遊びに出た行き先を把握していた部隊長によって、ホテル街周辺にいた第三師団機士科所属の自衛官は、不審者確保とホテル周辺のクリアリングに駆り出されてしまったのだ。ちなみに、他の科の連中は、幸運なことに別の場所で羽を伸ばしていた。
なお、チーム名はそれぞれが連絡を受けた時にいた店の名前である。
若干アルコールが入っている者もいるが、部隊長はそんなこと御構い無しに命令をしてきた。本来ならば色々と問題になる行為だが、ここは本土の威光が届かぬ沖縄の第三師団。師団内においては部隊長が法律である。威光が届いたところで、あの怪人はそれがどうしたと一蹴しそうだが。
代休は取らせるとのことだったので、一応命令を遂行しているが、それでも不満たらたらであった。
「それで、これで捕まえたのは何人目だったか」
「お前それ俺にも使わせろよ……八人だな、酒屋よっちゃんチームが近場の警察署に護送中だ。怪しげな荷物もセット」
「どこでもできる筋トレの用意を怠るとは、不覚をとったな。その内不審物を持ってたのは半分、中身は開けてみてのお楽しみってか」
大関が言ってから「ほれ」とダンベルセットを大貫に手渡す。受け取った大貫は店員の不審げな目を無視して筋トレを始めた。
会話内容から通報されてもおかしくなかったが、幸いなことにそこまでされていなかった。
「かたじけない……中身が爆発物で開けた途端にどかん、とかだったら困るからな。部隊長からは用心しろって念押されてるし」
「共通してるのは、口割ったのは地元の市民団体の奴らってことか……最近は大人しくなったと思ったんだがなぁ……ところでこの店、期間限定のプロテインドリンクがあるぞ」
「流石は日本最大手だな、味見を兼ねて注文してみるか……まぁ、こんだけ捕まえてれば事件は起きないだろ」
「まさか、街中にいるのが全部囮、とかでなければな……ついでにバーガーも頼もう。小腹が減った」
そう言って、二人は注文のために席を立った。
この筋肉の塊コンビに退店を促す勇気は、残念なことに一介のレジ打ちアルバイトにはなかった。
***
「首尾は」
「“尻尾”が捕縛されたり職質されたりしてますが、こちらには気付いてないかと」
雑居ビルの上階。何のテナントも入っておらず、だだっ広く埃臭いそこに、数人の男がいた。
その内一人が部下らしき人物からの報告を受けると、通信機で指示を出した。
「こちら本部、撒いておいた尻尾がなくなりそうだ。手早く済ませろ」
『了解、五分以内に撤収します』
暗闇の中、目出し帽を被った男達は、見るからに市民団体とは違った。纏っている雰囲気が、堅気のそれとは違う。殺伐とした物だった。
「AMWの用意も済んでるな?」
「はい、すでに展開済みです。いつでも出せます」
「結構。しかし、ここの警官もずぼらな物だ。密輸の受け取り先が一つとは限らないのにな……雇ったパイロットが居たのが、制圧されたあそこだったのがちと痛かったが、代用の素人でも自衛隊が出てくるまでの時間稼ぎにはなるだろう」
男はそう言って、先ほどまでとは別の通信機を手に取った。それは大型の、長距離用無線機だった。
「さてさて、深海におられるスポンサー様は、これで満足してくれるだろうか」
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