251 / 344
第三十五話「極寒の地での任務について」
日露戦、開始
しおりを挟む
お互いの準備が終わり、初期位置に付いた比乃、志度、心視が乗ったTkー7改二は、演習開始のカウントダウンを待っていた。それまでの間に、三人は演習中の段取りについて話し合っていた。
「フォーメーションはパターン四、だけど状況に合わせて臨機応変に行こう」
『つまりいつも通りってことだな!』
『わかった……』
パターン四。前衛二の後衛一に人員を配置し、後はその時に合わせて柔軟に対応する。言わばアドリブ全開のフォーメーションであるが、これがこの三人の普段の戦い方であった。
「地形的には日本の山岳地帯と似たような物だから、地の利での不利はそこまででもないと思う。けど、相手が相手だからね」
今回の相手は泣く子も黙るロシア軍の、その精鋭部隊であるスペツナズである。しかも、相手の機体は三.五世代と呼べる本国仕様のペーチル。
自分たちの乗るTkー7改二も三.五世代と呼べる機体であったが、それでも、油断できる要素は一切ない。
「模擬戦とは言え、気を引き締めて行こう」
『了解!』
『了解……』
それぞれ短筒と大筒を腰のウェポンラックから引き抜いた三機が、搭乗者の意気込みを表すように、己の得物を構えた。
同じ頃、漆黒の塗装が成された、ペーチルSを細身にしたようなシルエットの機体の中で、エリツィナはカラシンとグレコフにフォーメーションを告げていた。
「――以上。各員、相手は平和ボケした国の軍隊だが、そんな中でも一応は精鋭と呼ばれる部隊だ。気を抜くなよ」
『りょーかいりょーかい』
『了解しました。エリツィナ中尉』
臨時の指揮官となっているエリツィナが凛とした声で告げると、同僚と後輩がそれぞれ答えた。
「カラシン中尉、貴様やる気はあるのか?」
彼女が語気を強めて言うが、カラシンはそれでもおちゃらけた様子を崩さない。
『あるよ、あるある。俺だってあいつらには借りがあるんだから、それを返すつもりでやらせて頂きますよって』
『カラシン中尉は相変わらずですね……』
『グレコフこそ、手心とか加えるんじゃねぇぞ? 後で少佐とエリツィナが煩いからな』
『そ、そんなことしませんよ! むしろ胸を借りるつもりで挑みます!』
『その言い草からはやる気は感じられても勝つぞって気概は感じられねぇな……』
「二人ともいい加減にしろ……各機、マガジンをチェックしろ」
指示しながら、エリツィナも自身のペーチルの使用弾薬を確認する。間違いなく、演習用のペイント弾が搭載されたマガジンだった。“予備”のマガジンは、ラックの一番奥に装着されている。故意的に選ばなければ、間違えて使用するようなこともないだろう。
(そう、故意的に……)
これを必要とする状況、それを想定するのは容易かった。つまり、今回の相手、自衛隊の一団を武力を持って確保しなければならなくなった時の為だ。
そのような事、今の政治情勢を考えればありえないはずなのだが、事実として、上からの指示でその用意がされていた。つまりは、そういう事だ。
(もし、そうなったとしても)
任務は任務だ。相手に借りがあったとしても、その指示があれば確実に遂行してみせる。
エリツィナが決意を固めたのと同時に、アバルキンの声でカウントダウンが始まった。
カウントダウン終了と同時に、Tkー7三機は動き出した。心視機は後方、見晴らしの良い山頂部分を目指し、比乃と志度は木々を縫うように、接敵に備えつつ前進した。数百メートル程進んだ所で、センサーに感を取ったAIが報告した。
《一時方向 距離五百 AMW ペーチルと断定》
「近いなっ」
比乃がそれに反応したと同時に、機体を横に転がす。今まさに居たそこを、ピンクの塗料が花を咲かせた。木々が深く生い茂る中での正確な狙撃。
やるな――比乃が感嘆しつつ機体を跳躍させる。森林を上から俯瞰するように素早く観測すると、二機の黒いペーチルが見えた。相手もこちらを発見し、銃口を向けようとする。
それよりも数瞬早く、Tkー7の腰についたスラスターが横方向を向いて瞬いた。弾幕の散布界から抜けるように、右へと直角に曲がった機体が舞う。次に腕部から射出され、地面に突き刺さったアンカーに引っ張られるように真下へと軌道を変えた。既存の陸戦兵器よりは、戦闘ヘリに近い動きだ。
相手はその奇怪な動きについて来れていない。再び森林へと身を隠した比乃が、ジグザグに回避運動を取りながら更に突き進む。
「ペーチル二機、多分前衛、一機は所在不明」
『了解! 片方任せた!』
「後方からの支援射撃にだけ留意して、心視、索敵よろしく」
『了解……』
指示しながら駆ける比乃の視界が急に広くなった。木々が途切れた小さい広場になっている。そこへ、丁度相手のペーチルも出てきた所だった。
判断は一瞬、右手で短筒を保持したまま、左手でナイフを引き抜く。相手の判断も早い、すかさず大型のナイフを振り抜いて合わせてくる。
咄嗟のインファイト。Tkー7の左からの横薙ぎを、ペーチルはナイフの腹で受け止め、そのまま横に放るように受け流す。
流されたTkー7が地面に一瞬足をつけ、スラスターを瞬かせて急加速――着地に合わせてライフルを照準しようとしていたペーチル目掛けて再度突っ込んだ。
今度こそ捉えた。そう比乃が思ったその時、相手のペーチルは驚くべき行動に出た。構えていたライフルを、素早いスナップでこちらに放り投げて来たのだ。
突然の障害物に、比乃は思わず機体を横に捻って回避運動を取る。そこに、相手のペーチルが大型ナイフを腰だめに構えて突っ込んで来た。
その身体ごと押し込むような刺突に対し、比乃は瞬時に反応して見せる。右手の短筒を相手のナイフに押し付けるように前に出したのだ。
短筒の表面にピンクの塗料がこびり付き、判定システムによって損傷、使用不可と認定された。ただの鉄の塊となったそれを支点にしてTkー7がスラスターと膂力を使って相手の真上へ向けて飛び上がる。
一瞬の攻防が終わる。刺突をいなされたと認識した瞬間に素早く前転して、先程放り投げたライフルを拾い上げたペーチルと、使えなくなった拳銃を放り捨てて、腰からもう一本のナイフを取り出したTkー7が相対した。
「そこら辺のテロリストなんて比べ物にならないね、これは」
そう言いながらも、比乃の口元には、楽しげな笑みが浮かんでいた。
「フォーメーションはパターン四、だけど状況に合わせて臨機応変に行こう」
『つまりいつも通りってことだな!』
『わかった……』
パターン四。前衛二の後衛一に人員を配置し、後はその時に合わせて柔軟に対応する。言わばアドリブ全開のフォーメーションであるが、これがこの三人の普段の戦い方であった。
「地形的には日本の山岳地帯と似たような物だから、地の利での不利はそこまででもないと思う。けど、相手が相手だからね」
今回の相手は泣く子も黙るロシア軍の、その精鋭部隊であるスペツナズである。しかも、相手の機体は三.五世代と呼べる本国仕様のペーチル。
自分たちの乗るTkー7改二も三.五世代と呼べる機体であったが、それでも、油断できる要素は一切ない。
「模擬戦とは言え、気を引き締めて行こう」
『了解!』
『了解……』
それぞれ短筒と大筒を腰のウェポンラックから引き抜いた三機が、搭乗者の意気込みを表すように、己の得物を構えた。
同じ頃、漆黒の塗装が成された、ペーチルSを細身にしたようなシルエットの機体の中で、エリツィナはカラシンとグレコフにフォーメーションを告げていた。
「――以上。各員、相手は平和ボケした国の軍隊だが、そんな中でも一応は精鋭と呼ばれる部隊だ。気を抜くなよ」
『りょーかいりょーかい』
『了解しました。エリツィナ中尉』
臨時の指揮官となっているエリツィナが凛とした声で告げると、同僚と後輩がそれぞれ答えた。
「カラシン中尉、貴様やる気はあるのか?」
彼女が語気を強めて言うが、カラシンはそれでもおちゃらけた様子を崩さない。
『あるよ、あるある。俺だってあいつらには借りがあるんだから、それを返すつもりでやらせて頂きますよって』
『カラシン中尉は相変わらずですね……』
『グレコフこそ、手心とか加えるんじゃねぇぞ? 後で少佐とエリツィナが煩いからな』
『そ、そんなことしませんよ! むしろ胸を借りるつもりで挑みます!』
『その言い草からはやる気は感じられても勝つぞって気概は感じられねぇな……』
「二人ともいい加減にしろ……各機、マガジンをチェックしろ」
指示しながら、エリツィナも自身のペーチルの使用弾薬を確認する。間違いなく、演習用のペイント弾が搭載されたマガジンだった。“予備”のマガジンは、ラックの一番奥に装着されている。故意的に選ばなければ、間違えて使用するようなこともないだろう。
(そう、故意的に……)
これを必要とする状況、それを想定するのは容易かった。つまり、今回の相手、自衛隊の一団を武力を持って確保しなければならなくなった時の為だ。
そのような事、今の政治情勢を考えればありえないはずなのだが、事実として、上からの指示でその用意がされていた。つまりは、そういう事だ。
(もし、そうなったとしても)
任務は任務だ。相手に借りがあったとしても、その指示があれば確実に遂行してみせる。
エリツィナが決意を固めたのと同時に、アバルキンの声でカウントダウンが始まった。
カウントダウン終了と同時に、Tkー7三機は動き出した。心視機は後方、見晴らしの良い山頂部分を目指し、比乃と志度は木々を縫うように、接敵に備えつつ前進した。数百メートル程進んだ所で、センサーに感を取ったAIが報告した。
《一時方向 距離五百 AMW ペーチルと断定》
「近いなっ」
比乃がそれに反応したと同時に、機体を横に転がす。今まさに居たそこを、ピンクの塗料が花を咲かせた。木々が深く生い茂る中での正確な狙撃。
やるな――比乃が感嘆しつつ機体を跳躍させる。森林を上から俯瞰するように素早く観測すると、二機の黒いペーチルが見えた。相手もこちらを発見し、銃口を向けようとする。
それよりも数瞬早く、Tkー7の腰についたスラスターが横方向を向いて瞬いた。弾幕の散布界から抜けるように、右へと直角に曲がった機体が舞う。次に腕部から射出され、地面に突き刺さったアンカーに引っ張られるように真下へと軌道を変えた。既存の陸戦兵器よりは、戦闘ヘリに近い動きだ。
相手はその奇怪な動きについて来れていない。再び森林へと身を隠した比乃が、ジグザグに回避運動を取りながら更に突き進む。
「ペーチル二機、多分前衛、一機は所在不明」
『了解! 片方任せた!』
「後方からの支援射撃にだけ留意して、心視、索敵よろしく」
『了解……』
指示しながら駆ける比乃の視界が急に広くなった。木々が途切れた小さい広場になっている。そこへ、丁度相手のペーチルも出てきた所だった。
判断は一瞬、右手で短筒を保持したまま、左手でナイフを引き抜く。相手の判断も早い、すかさず大型のナイフを振り抜いて合わせてくる。
咄嗟のインファイト。Tkー7の左からの横薙ぎを、ペーチルはナイフの腹で受け止め、そのまま横に放るように受け流す。
流されたTkー7が地面に一瞬足をつけ、スラスターを瞬かせて急加速――着地に合わせてライフルを照準しようとしていたペーチル目掛けて再度突っ込んだ。
今度こそ捉えた。そう比乃が思ったその時、相手のペーチルは驚くべき行動に出た。構えていたライフルを、素早いスナップでこちらに放り投げて来たのだ。
突然の障害物に、比乃は思わず機体を横に捻って回避運動を取る。そこに、相手のペーチルが大型ナイフを腰だめに構えて突っ込んで来た。
その身体ごと押し込むような刺突に対し、比乃は瞬時に反応して見せる。右手の短筒を相手のナイフに押し付けるように前に出したのだ。
短筒の表面にピンクの塗料がこびり付き、判定システムによって損傷、使用不可と認定された。ただの鉄の塊となったそれを支点にしてTkー7がスラスターと膂力を使って相手の真上へ向けて飛び上がる。
一瞬の攻防が終わる。刺突をいなされたと認識した瞬間に素早く前転して、先程放り投げたライフルを拾い上げたペーチルと、使えなくなった拳銃を放り捨てて、腰からもう一本のナイフを取り出したTkー7が相対した。
「そこら辺のテロリストなんて比べ物にならないね、これは」
そう言いながらも、比乃の口元には、楽しげな笑みが浮かんでいた。
0
お気に入りに追加
76
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
❤️レムールアーナ人の遺産❤️
apusuking
SF
アランは、神代記の伝説〈宇宙が誕生してから40億年後に始めての知性体が誕生し、更に20億年の時を経てから知性体は宇宙に進出を始める。
神々の申し子で有るレムルアーナ人は、数億年を掛けて宇宙の至る所にレムルアーナ人の文明を築き上げて宇宙は人々で溢れ平和で共存共栄で発展を続ける。
時を経てレムルアーナ文明は予知せぬ謎の種族の襲来を受け、宇宙を二分する戦いとなる。戦争終焉頃にはレムルアーナ人は誕生星系を除いて衰退し滅亡するが、レムルアーナ人は後世の為に科学的資産と数々の奇跡的な遺産を残した。
レムールアーナ人に代わり3大種族が台頭して、やがてレムルアーナ人は伝説となり宇宙に蔓延する。
宇宙の彼方の隠蔽された星系に、レムルアーナ文明の輝かしい遺産が眠る。其の遺産を手にした者は宇宙を征するで有ろ。但し、辿り付くには3つの鍵と7つの試練を乗り越えねばならない。
3つの鍵は心の中に眠り、開けるには心の目を開いて真実を見よ。心の鍵は3つ有り、3つの鍵を開けて真実の鍵が開く〉を知り、其の神代記時代のレムールアーナ人が残した遺産を残した場所が暗示されていると悟るが、闇の勢力の陰謀に巻き込まれゴーストリアンが破壊さ
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
魔術師のロボット~最凶と呼ばれたパイロットによる世界変革記~
MS
SF
これは戦争に巻き込まれた少年が世界を変えるために戦う物語。
戦歴2234年、人型ロボット兵器キャスター、それは魔術師と呼ばれる一部の人しか扱えない兵器であった。
そのパイロットになるためアルバート・デグレアは軍の幼年学校に通っていて卒業まであと少しの時だった。
親友が起こしたキャスター強奪事件。
そして大きく変化する時代に巻き込まれていく。
それぞれの正義がぶつかり合うなかで徐々にその才能を開花させていき次々と大きな戦果を挙げていくが……。
新たな歴史が始まる。
************************************************
小説家になろう様、カクヨム様でも連載しております。
投降は当分の間毎日22時ごろを予定しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
美少女アンドロイドが空から落ちてきたので家族になりました。
きのせ
SF
通学の途中で、空から落ちて来た美少女。彼女は、宇宙人に作られたアンドロイドだった。そんな彼女と一つ屋根の下で暮らすことになったから、さあ大変。様々な事件に巻き込まれていく事に。最悪のアンドロイド・バトルが開幕する
【完結】勇者学園の異端児は強者ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
※アルファポリスでは『オスカーの帰郷編』まで公開し、完結表記にしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる