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第二十五話「動き出す闇と新型の優劣について」
各々の戦い
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施設前での戦闘は、廃墟群に移ってなお続いていた。施設からペーチル三機を引き剥がすことには成功したが、市街地戦に持ち込まれた所で、お互いに決定打が出ずに、膠着状態に陥ったのだ。ビルの陰から、Tkー7が一機、頭を覗かせて周囲を探るが、敵の姿は見えない。
「慌てるな、敵もこちらを捕捉できていない」
部下にそう告げると、矢代一尉は弾切れを起こした短筒のマガジンを新しい物に入れ替え、周囲を注意深く見やる。そして考える。
(万が一、敵が日比野三曹や、白間三曹の所へ向かっていたら、二人が危険か)
片方は奪取された新型と、もう片方は未知の機体と戦闘中のはずだ。そこに敵の増援が向かったとなると、二人に危険が及ぶ。早急に敵ペーチルを発見する必要があった。
「よしっ、センサーをアクティブに……各機、敵を炙り出すぞ」
《了解 全センサーをアクティブ》
矢代は自身を囮にする作戦に出ることにした。指示を受けたAIが、Tkー7に備えられている全センサーをフル稼働する準備に入る。
『了解、釣りですな』
『餌は自分達ですがね』
「上等だろう?」
部下の軽口に答えている間に、自機と僚機の頭部のブレードアンテナがガシャリと音を立てて起動し、全方位に向かってセンサーの反応を飛ばした。これでは相手に「どうぞ狙ってください」と言っているような物だが、今回はそれが狙いだった。
遠距離からの狙撃にだけ警戒しつつ、ビルの裏に隠れたまま十秒、二十秒……三十秒立った所で、獲物が“釣れた”。
《警告 八時方向》
「かかった!」
矢代が叫びながら、機体を跳躍させる。そのすぐ後ろから、同じく跳躍したペーチルが一機、ライフルを構えてこちらに向かって来ていた。通常のAMWは空中で回避運動が出来ない。相手の勝利を確信した面が、矢代の目に浮かんだ。
しかし、日本製のAMW、Tkー7は違った。相手が射撃するよりも早く、腕のワイヤーアンカーをビルの壁面へ向けて射出。それが壁を突き破って固定されたのを確認すると、全力でワイヤーを巻き取った。陸自の機士であれば誰でも出来る、ワイヤーを使った三次元機動。
急な横への移動に、相手は付いてこられない。火線が空を切り、逆に絶好の的となった空中のペーチルに、壁面へ着地したTkー7が短筒を向け、三点射。
不安定な姿勢ながらも、その内一発がペーチルの胴体を捉え、大穴を開けた機体が地面に落ちて行き、地面に叩きつけられて動かなくなった。
『見事です隊長』
「気を抜くな、まだ来るぞ」
部下の賞賛に淡々と答えながら、矢代は更に飛び出して来たペーチル二機を睨みつける。数ヶ月前、比乃を救出する戦闘の際に受けた傷が、じくりと痛んだ。あの時、自分と先輩は、正体不明のAMWを相手に歯が立たなかった。圧倒的な機体性能差があったからだ。けれども、この程度の装備のテロリストで有れば、自分たちの敵ではない。
(お前たちがあの時の奴らの仲間だと言うなら)
散っていった先輩や同僚の仇。ここで取らせて貰う──矢代は操縦桿を押し倒すと、ビルの壁面から飛び降りる様に、敵機目掛けて突撃した。
***
志度のTkー7改二と赤いAMW、アンタレスの激闘は、未だに五分五分の状況にあった。しかし、お互いに無傷ではない。Tkー7改二は肩のアーマーが吹き飛び、膝からはダメージからか火花が上がっていて、アンタレスはメイン兵装である槍を損失し、予備のナイフで戦闘を続行していた。
しかし、槍を失ってからの赤い機体の猛攻はさらに激しさを増し、遂に握っていた高振動ナイフが弾き飛ばされた。
「っ、まだだ!」
即座にTkー7改二のウェポンシースが稼働し、素手になった腕に再度ナイフを握らせる。肉厚の大型ナイフを前には、こちらの高振動ナイフなど小枝に等しい。幾度か切り結ぶと、高振動ナイフの穂先が斬り飛ばされる。
再度、腕のシースが起動するが、それを狙ったような斬撃が飛び、ウェポンシースが根元から切断されて、その機能を損失した。
徐々に追い詰められつつある志度は、しかし虎視眈々と、右腕の切り札を相手に打ち込む隙を伺っていた。けれども、その隙が中々見つからない。手動で胸の鞘から引き抜いた高振動ナイフで、赤い機体の振るう大型ナイフをいなしながら、如何したものかと思考する。
闇雲に電磁ブレイカーを繰り出して、それこそ破壊されでもしたら完全に詰みである。一撃でなくとも、確実に当てなければならない。
それに、電磁ブレイカーには弾数と連続使用に制限があった。そう易々と連発できる武器ではないのだ。残った弾数は三発。一回使えば再装填と冷却に最短で五秒前後は掛かる。
これでもTkー9に搭載されていた物や、以前国際展示場近辺の戦闘で使った物に比べれば、格段と早くなっている。それでも、もどかしいクールタイムであった。
考えてる間にも、相手の猛攻は続き、遂にその穂先がTkー7改二の左腕を捉えた。一瞬で斬り飛ばされる手首。だが、志度もやられっ放しではない。斬撃を受けた勢いのまま機体を回転させると、相手の腕目掛けて猛烈な回転蹴りを食らわせた。
蹴りを貰った腕から、大型ナイフが弾け飛ぶ。それだけでは終わらない。その回転のまま、今度は右腕の電磁ブレイカーを起動。必殺の一撃を相手の胴体目掛けて撃ち放つ──が、それよりも早く、赤い機体はナイフを失った腕をその進路上に割り込ませた。爆音。相手の左腕が粉々に粉砕される。残り二発。
即座に真っ赤に染まった鉄杭が排出され、冷却と装填が始まる。しかし、それまでの間は完全に素手だ。相手が残った右腕で切り掛かってくる。それを後退して避けた。そこに赤い機体が猛然と突進をかました。もつれ合って倒れる機体。
相手が、左の足でTkー7改二の右腕を踏みつけて抑えつける。至近距離、絶好の間合いだというのに、切り札が封じられてしまった。
「くそっ!」
志度は悪態をつきながら、下に組み伏せられた状態が懸命にもがくが、重量も出力も相手の方が上だ。突き放すことができない。
赤い機体が執拗に肉厚のナイフを振り下ろして来る。それをTkー7改二は手首が無い左腕で受ける。耳をつんざく破砕音。装甲を削りながら滑ったナイフが地面に突き刺さる。
その間にも、懸命に相手の下から抜け出そうと脚部を動かす。だが、相手はビクともしない。執拗に振り下ろされるナイフを、必死に左腕で防ぎ、コクピットを守ることしかできない。左腕もいつバラバラになってしまうか分からなかったが、右腕の切り札は抑えられていて盾にできない。
相手の胴体が小刻みに揺れる。笑っている。装甲越しに、その挙動越しに、相手の圧倒的な余裕を感じる。獲物を仕留めたと確信している、驕りと油断だ。
そして、とどめを刺さんと敵機がナイフを持った腕を大きく振り上げた。盾にしている左腕毎コクピットを貫く気だ。
「舐めんなデカブツがぁ!」
志度が吼えた。右の電磁ブレイカーを踏まれた姿勢のまま起動、爆音を立ててブレイカーが地面を叩く。超加速した鉄杭の射出によって、右腕が乗っている相手の脚部毎跳ね上がる。残り一発。
大きく姿勢を崩す赤い機体。瞬時に身を起こしたTkー7改二が、冷却の不充分な電磁ブレイカーを強制起動。辛うじて姿勢を立て直した赤い機体の胴体目掛けて、先端を押し付け、発射。爆音。破砕音。残弾ゼロ。
胴体に大穴を開けた赤いAMWは、ナイフを振り上げた姿勢のまま、仰向けに倒れた。城壁の破壊者は、二度と立ち上がらない。
「か、勝った……!」
緊張の糸が解けて座席に背を投げた志度の目の前、動かなくなった赤い機体が、低い電子音を立てたかと思うと、次の瞬間。大爆発を起こした。
至近距離に居たTkー7改二は、爆炎に包まれた。
「慌てるな、敵もこちらを捕捉できていない」
部下にそう告げると、矢代一尉は弾切れを起こした短筒のマガジンを新しい物に入れ替え、周囲を注意深く見やる。そして考える。
(万が一、敵が日比野三曹や、白間三曹の所へ向かっていたら、二人が危険か)
片方は奪取された新型と、もう片方は未知の機体と戦闘中のはずだ。そこに敵の増援が向かったとなると、二人に危険が及ぶ。早急に敵ペーチルを発見する必要があった。
「よしっ、センサーをアクティブに……各機、敵を炙り出すぞ」
《了解 全センサーをアクティブ》
矢代は自身を囮にする作戦に出ることにした。指示を受けたAIが、Tkー7に備えられている全センサーをフル稼働する準備に入る。
『了解、釣りですな』
『餌は自分達ですがね』
「上等だろう?」
部下の軽口に答えている間に、自機と僚機の頭部のブレードアンテナがガシャリと音を立てて起動し、全方位に向かってセンサーの反応を飛ばした。これでは相手に「どうぞ狙ってください」と言っているような物だが、今回はそれが狙いだった。
遠距離からの狙撃にだけ警戒しつつ、ビルの裏に隠れたまま十秒、二十秒……三十秒立った所で、獲物が“釣れた”。
《警告 八時方向》
「かかった!」
矢代が叫びながら、機体を跳躍させる。そのすぐ後ろから、同じく跳躍したペーチルが一機、ライフルを構えてこちらに向かって来ていた。通常のAMWは空中で回避運動が出来ない。相手の勝利を確信した面が、矢代の目に浮かんだ。
しかし、日本製のAMW、Tkー7は違った。相手が射撃するよりも早く、腕のワイヤーアンカーをビルの壁面へ向けて射出。それが壁を突き破って固定されたのを確認すると、全力でワイヤーを巻き取った。陸自の機士であれば誰でも出来る、ワイヤーを使った三次元機動。
急な横への移動に、相手は付いてこられない。火線が空を切り、逆に絶好の的となった空中のペーチルに、壁面へ着地したTkー7が短筒を向け、三点射。
不安定な姿勢ながらも、その内一発がペーチルの胴体を捉え、大穴を開けた機体が地面に落ちて行き、地面に叩きつけられて動かなくなった。
『見事です隊長』
「気を抜くな、まだ来るぞ」
部下の賞賛に淡々と答えながら、矢代は更に飛び出して来たペーチル二機を睨みつける。数ヶ月前、比乃を救出する戦闘の際に受けた傷が、じくりと痛んだ。あの時、自分と先輩は、正体不明のAMWを相手に歯が立たなかった。圧倒的な機体性能差があったからだ。けれども、この程度の装備のテロリストで有れば、自分たちの敵ではない。
(お前たちがあの時の奴らの仲間だと言うなら)
散っていった先輩や同僚の仇。ここで取らせて貰う──矢代は操縦桿を押し倒すと、ビルの壁面から飛び降りる様に、敵機目掛けて突撃した。
***
志度のTkー7改二と赤いAMW、アンタレスの激闘は、未だに五分五分の状況にあった。しかし、お互いに無傷ではない。Tkー7改二は肩のアーマーが吹き飛び、膝からはダメージからか火花が上がっていて、アンタレスはメイン兵装である槍を損失し、予備のナイフで戦闘を続行していた。
しかし、槍を失ってからの赤い機体の猛攻はさらに激しさを増し、遂に握っていた高振動ナイフが弾き飛ばされた。
「っ、まだだ!」
即座にTkー7改二のウェポンシースが稼働し、素手になった腕に再度ナイフを握らせる。肉厚の大型ナイフを前には、こちらの高振動ナイフなど小枝に等しい。幾度か切り結ぶと、高振動ナイフの穂先が斬り飛ばされる。
再度、腕のシースが起動するが、それを狙ったような斬撃が飛び、ウェポンシースが根元から切断されて、その機能を損失した。
徐々に追い詰められつつある志度は、しかし虎視眈々と、右腕の切り札を相手に打ち込む隙を伺っていた。けれども、その隙が中々見つからない。手動で胸の鞘から引き抜いた高振動ナイフで、赤い機体の振るう大型ナイフをいなしながら、如何したものかと思考する。
闇雲に電磁ブレイカーを繰り出して、それこそ破壊されでもしたら完全に詰みである。一撃でなくとも、確実に当てなければならない。
それに、電磁ブレイカーには弾数と連続使用に制限があった。そう易々と連発できる武器ではないのだ。残った弾数は三発。一回使えば再装填と冷却に最短で五秒前後は掛かる。
これでもTkー9に搭載されていた物や、以前国際展示場近辺の戦闘で使った物に比べれば、格段と早くなっている。それでも、もどかしいクールタイムであった。
考えてる間にも、相手の猛攻は続き、遂にその穂先がTkー7改二の左腕を捉えた。一瞬で斬り飛ばされる手首。だが、志度もやられっ放しではない。斬撃を受けた勢いのまま機体を回転させると、相手の腕目掛けて猛烈な回転蹴りを食らわせた。
蹴りを貰った腕から、大型ナイフが弾け飛ぶ。それだけでは終わらない。その回転のまま、今度は右腕の電磁ブレイカーを起動。必殺の一撃を相手の胴体目掛けて撃ち放つ──が、それよりも早く、赤い機体はナイフを失った腕をその進路上に割り込ませた。爆音。相手の左腕が粉々に粉砕される。残り二発。
即座に真っ赤に染まった鉄杭が排出され、冷却と装填が始まる。しかし、それまでの間は完全に素手だ。相手が残った右腕で切り掛かってくる。それを後退して避けた。そこに赤い機体が猛然と突進をかました。もつれ合って倒れる機体。
相手が、左の足でTkー7改二の右腕を踏みつけて抑えつける。至近距離、絶好の間合いだというのに、切り札が封じられてしまった。
「くそっ!」
志度は悪態をつきながら、下に組み伏せられた状態が懸命にもがくが、重量も出力も相手の方が上だ。突き放すことができない。
赤い機体が執拗に肉厚のナイフを振り下ろして来る。それをTkー7改二は手首が無い左腕で受ける。耳をつんざく破砕音。装甲を削りながら滑ったナイフが地面に突き刺さる。
その間にも、懸命に相手の下から抜け出そうと脚部を動かす。だが、相手はビクともしない。執拗に振り下ろされるナイフを、必死に左腕で防ぎ、コクピットを守ることしかできない。左腕もいつバラバラになってしまうか分からなかったが、右腕の切り札は抑えられていて盾にできない。
相手の胴体が小刻みに揺れる。笑っている。装甲越しに、その挙動越しに、相手の圧倒的な余裕を感じる。獲物を仕留めたと確信している、驕りと油断だ。
そして、とどめを刺さんと敵機がナイフを持った腕を大きく振り上げた。盾にしている左腕毎コクピットを貫く気だ。
「舐めんなデカブツがぁ!」
志度が吼えた。右の電磁ブレイカーを踏まれた姿勢のまま起動、爆音を立ててブレイカーが地面を叩く。超加速した鉄杭の射出によって、右腕が乗っている相手の脚部毎跳ね上がる。残り一発。
大きく姿勢を崩す赤い機体。瞬時に身を起こしたTkー7改二が、冷却の不充分な電磁ブレイカーを強制起動。辛うじて姿勢を立て直した赤い機体の胴体目掛けて、先端を押し付け、発射。爆音。破砕音。残弾ゼロ。
胴体に大穴を開けた赤いAMWは、ナイフを振り上げた姿勢のまま、仰向けに倒れた。城壁の破壊者は、二度と立ち上がらない。
「か、勝った……!」
緊張の糸が解けて座席に背を投げた志度の目の前、動かなくなった赤い機体が、低い電子音を立てたかと思うと、次の瞬間。大爆発を起こした。
至近距離に居たTkー7改二は、爆炎に包まれた。
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