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次の難問

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 それからJudyの症状も安定し、数週間後にはゆっくりだが歩けるようになった。腕の後もあまり目立たなくなり、彼女自身の不安の種が消えつつあった。

そんなある日、一人の紳士がJudy達の下に訪ねてきた。その人はJudyの叔父さんだった。

「Judy、大きくなったな」

JudyとBrainが話している元へつかつかと歩み寄りおでこにキスをしながらそういった。

横にいる人物に気づき、叔父さんは掛けていた眼鏡を少し下げじろりと睨んだ。

「お父様をお呼びしましょうか?」

気を聞かせてJudyはそういったが「いい」と断り、ひたすらBrainを眺めていた。

「…どこかで会いましたかな?」

長い沈黙の後叔父さんはそう聞いてきた。

「こちら、私の叔父様のMr,Hokierよ。そして私の家庭教師のMr,Deanよ」

Judyが慌てて二人を紹介すると、叔父さんは何かに気づいた様子で頷き、Brainは慌てた様子で丁寧なお辞儀をした。

「Deanか…」

「ご無沙汰しております」

2人の様子に首を少し捻った。
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