僕の義姉妹の本性日記

桜田紅葉

文字の大きさ
上 下
76 / 135
第3章「仕掛けないと速攻負けちゃう」

再テスト

しおりを挟む
地理のテストで見事な赤点を食らった夏奈弥は、再テストに向けて再勉強を始めた。勿論、時也が教える。
「ほら、ここまた違ってるぞ。」
「えー。さっきと違う答えにしたのに。」
「違うものは違うの。」















~茶番~
「おい作者!毎日投稿はどうしたんだ!」
時也は紅葉に怒鳴った。
「この通り、夏風邪をひきましてね。」
「だからといって休みすぎやろ。」
「やっぱり1回休んじゃうとそうなっちゃうのかな?」
「で、治ったのか?」
「症状をネットで調べたら重病しかなくて精神病もどきになってたから少し伸びたわ。」
「おいおい、それでも元サッカープレイヤーかよ。で、なんだったんだ?」
「胃がやられてた。」
「いつもの事やん、ほら、本編戻るぞ。」
「言われなくてもわかってるって。」






























季節は夏。蝉の声がうるさいこどなきとんでいるなか、時也達の通う学校では、修了式を迎えていた。
体育館は蒸し暑くなっていて、女子はパタパタと手で扇いでいた。
そしてその式は終わり、普通の生徒は下校している中、1人の少女は再テストに望んでいた。
そして...






























「よし、1発OKだな。こんなにできるんなら最初からやれよな。」
地理の教科担任はそう言うと、
「まぁ、あれから教えてもらって、その人の教え方が良かったので。」
「なるほど。じゃぁ次も頑張れよな。」
この学校は珍しく一学期のみ中間テストが存在しない。三学期制度の学校だと、最低2回はテストをするものの、1回しかやっていない。理由は、範囲の問題らしい。
「どうだったんだ?」
靴箱で時也が待っていると、
「満点!」
1度やったテストの上、答えが配布されていたので、時也は少しほっとしていた。これでまた低い点数をとったら、それこそ終わりだ。
「ほら、帰るぞ。」
暑苦しい中、早く帰りたかったのか、夏奈弥の腕を引っ張り学校の外へ出た。その時の夏奈弥は、赤面に達していた。
「何恥ずかしがってんだよ。」
それに気づいていた時也は夏奈弥にそういうと、
「え?そんなことないよ。」
そう笑顔で返した。そして、その手を離すと、2人は歩き始めた。
夏休みに入るにうえ、1つ時也には悩みがあった。
「またいるよ。」
「モテモテだね。時は。」
そこに居たのは、時也の方を見ながらきやっきゃしている上級生の姿であった。
「困ったな。」
時也は頭を少しかいた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

クラスメイトに死ねコールをされたので飛び降りた

ああああ
恋愛
クラスメイトに死ねコールをされたので飛び降りた

ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました

宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。 ーーそれではお幸せに。 以前書いていたお話です。 投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと… 十話完結で既に書き終えてます。

王妃から夜伽を命じられたメイドのささやかな復讐

当麻月菜
恋愛
没落した貴族令嬢という過去を隠して、ロッタは王宮でメイドとして日々業務に勤しむ毎日。 でもある日、子宝に恵まれない王妃のマルガリータから国王との夜伽を命じられてしまう。 その理由は、ロッタとマルガリータの髪と目の色が同じという至極単純なもの。 ただし、夜伽を務めてもらうが側室として召し上げることは無い。所謂、使い捨ての世継ぎ製造機になれと言われたのだ。 馬鹿馬鹿しい話であるが、これは王命─── 断れば即、極刑。逃げても、極刑。 途方に暮れたロッタだけれど、そこに友人のアサギが現れて、この危機を切り抜けるとんでもない策を教えてくれるのだが……。

愛する人が妊娠させたのは、私の親友だった。

杉本凪咲
恋愛
愛する人が妊娠させたのは、私の親友だった。 驚き悲しみに暮れる……そう演技をした私はこっそりと微笑を浮かべる。

妹の妊娠と未来への絆

アソビのココロ
恋愛
「私のお腹の中にはフレディ様の赤ちゃんがいるんです!」 オードリー・グリーンスパン侯爵令嬢は、美貌の貴公子として知られる侯爵令息フレディ・ヴァンデグリフトと婚約寸前だった。しかしオードリーの妹ビヴァリーがフレディと一夜をともにし、妊娠してしまう。よくできた令嬢と評価されているオードリーの下した裁定とは?

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

処理中です...