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第3章「仕掛けないと速攻負けちゃう」
有様
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どうやらまたあの中学生やらがゴソゴソと話している。
「今回はあの彼氏っぽいのいないら行けそうじゃね?」
「あぁ。睦月の野郎が駄目だったかな。」
中学生のヤンキーグループはこんな話をしていた。
「まぁ。睦月はそんなキャラじゃないし、お前のセンスがないだけだな。」
「ちっ。あ、そうだ。いい女を負け見つけたんだよ。」
「へぇ。誰?」
話していたのは睦月と同じ学年のヤンキー女子であった。
「多分あそこの高校のやつだよ。」
「え?でもあの高校ってそんなヤリマンっぽいやつはいなくね?」
「入学式の帰り見た時はそうだったんだが、最近新しいのを見つけてな。声かけようとしたけど、大学生のやつに阻止されたわ。」
「あ、そ。じゃあ。そのうち見せてよ。その娘。」
「はいはい。分かりましたよ。」
中学生3人組はコソコソ話ながら夏奈弥の方へ寄って行った。
「あ、これは。」
「確信犯だな。」
そして夏奈弥の元へ行って、
「あのさ。俺らちょっとあんたと遊びたいなぁと思ったんだけど。どう?」
「すいません。そう言うのはちょっと...」
と 夏奈弥は無理と言おうとしたが、その言葉は遮られ、
「彼氏の事はいいって!大丈夫大丈夫!俺ら、そう言うのは強いから。」
意味のわからないナンパを続けているところに、いよいよ二人が突撃した。
「行くぞ。」
「あぁ。」
そう言って2人は走り出した。
「おいお前ら、何やってんだ!」
そう荒井が言いながら走った。
「なんだよお前。ちっ。彼氏も一緒かよ。クソめ。」
「俺はあいつの彼氏じゃねぇよボケ。」「おい。お前らそこの中学のやつだよな?俺のことじゃぁ知ってるはずだぜ?」
「知らねぇよ。お前みたいなやつ。」
「おかしいなぁ。お前らの先輩にお世話したはずなんだが。」
「は?...もしかして、荒井か?」
「あぁ。お前らの先輩は口だけだったけどな。」
「ちっ!!ざけんな!」
そういい殴ろうとした時に後ろから...
ドン!!!
「ぐっ!!!」
そのには蹴りをした夏奈弥がいた。
「すいません。ほんとに無理なんで。」
「ちっ。」
そう言いながら帰ってった。
「なんだよ荒井。変な伝説あんのか?」
時也がそう聞くと、
「いや、なんかあいつらの方からなんか来たから、正当防衛で助かったけどね。ヤンキーじゃないし。」
「そうかい。」
「でも、これであいつらは終わりじゃない?」
夏奈弥が肩を下げながら言うと、
「あぁ。そうだな。」
そう言いながら、荒井は逆なので、逆の方角へと帰った。
「よくやったな。」
時也は夏奈弥の肩をぽんとかざすと、
「いいんだよ。これで厄介な事は終わりだね。」
そう二人で笑いながら、帰り道を辿った。
「今回はあの彼氏っぽいのいないら行けそうじゃね?」
「あぁ。睦月の野郎が駄目だったかな。」
中学生のヤンキーグループはこんな話をしていた。
「まぁ。睦月はそんなキャラじゃないし、お前のセンスがないだけだな。」
「ちっ。あ、そうだ。いい女を負け見つけたんだよ。」
「へぇ。誰?」
話していたのは睦月と同じ学年のヤンキー女子であった。
「多分あそこの高校のやつだよ。」
「え?でもあの高校ってそんなヤリマンっぽいやつはいなくね?」
「入学式の帰り見た時はそうだったんだが、最近新しいのを見つけてな。声かけようとしたけど、大学生のやつに阻止されたわ。」
「あ、そ。じゃあ。そのうち見せてよ。その娘。」
「はいはい。分かりましたよ。」
中学生3人組はコソコソ話ながら夏奈弥の方へ寄って行った。
「あ、これは。」
「確信犯だな。」
そして夏奈弥の元へ行って、
「あのさ。俺らちょっとあんたと遊びたいなぁと思ったんだけど。どう?」
「すいません。そう言うのはちょっと...」
と 夏奈弥は無理と言おうとしたが、その言葉は遮られ、
「彼氏の事はいいって!大丈夫大丈夫!俺ら、そう言うのは強いから。」
意味のわからないナンパを続けているところに、いよいよ二人が突撃した。
「行くぞ。」
「あぁ。」
そう言って2人は走り出した。
「おいお前ら、何やってんだ!」
そう荒井が言いながら走った。
「なんだよお前。ちっ。彼氏も一緒かよ。クソめ。」
「俺はあいつの彼氏じゃねぇよボケ。」「おい。お前らそこの中学のやつだよな?俺のことじゃぁ知ってるはずだぜ?」
「知らねぇよ。お前みたいなやつ。」
「おかしいなぁ。お前らの先輩にお世話したはずなんだが。」
「は?...もしかして、荒井か?」
「あぁ。お前らの先輩は口だけだったけどな。」
「ちっ!!ざけんな!」
そういい殴ろうとした時に後ろから...
ドン!!!
「ぐっ!!!」
そのには蹴りをした夏奈弥がいた。
「すいません。ほんとに無理なんで。」
「ちっ。」
そう言いながら帰ってった。
「なんだよ荒井。変な伝説あんのか?」
時也がそう聞くと、
「いや、なんかあいつらの方からなんか来たから、正当防衛で助かったけどね。ヤンキーじゃないし。」
「そうかい。」
「でも、これであいつらは終わりじゃない?」
夏奈弥が肩を下げながら言うと、
「あぁ。そうだな。」
そう言いながら、荒井は逆なので、逆の方角へと帰った。
「よくやったな。」
時也は夏奈弥の肩をぽんとかざすと、
「いいんだよ。これで厄介な事は終わりだね。」
そう二人で笑いながら、帰り道を辿った。
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