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完結
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螭はずっと頭を撫でて優しくキスしてくれた。それがだんだん激しくなってくる。つまりディープなやつだ。
「ん、ふぅ、はっ」
泣きながらだったから息が整わなかったけど、気持ち良さの方がまさってくる。
「螭?またスるの?」
「ダメ?緋色の悲しい話聞いて俺の心も傷ついたから癒して」
そう言って股の間に手を滑り込ませる。キスだけでグチョグチョに濡らしていた私は無意識に抵抗して螭の手を太ももで挟んでいた。
「緋色?これだと動かせないよ」
「待って、まだダメ」
「なんで?」
「・・・キスだけで気持ちよくなるの変でしょ?」
螭だけにはどこもマイナスに見られたくないし、ましてや淫乱なんて思われたくない。
「キスだけでこんなになってるのが恥ずかしいの?」
私は無言で頷いた。でも、螭は嬉しそうに私に抱きついてきた。
「すごい嬉しいよ。キスだけでここまでなるなんて相性良いってことでしょ?」
「そうなの?・・・そっか、私も嬉しい」
そうなんだ。こんなに体が反応するのは螭が相手だからなんだね。それなら全然いいや。螭も嬉しいって言ってくれたし不安なんてもうない。
私は螭の手を挟んでいた太ももからだんだん力を抜いていく。
自由になった手で螭は嬉しそうに私の一番感じるところを中心に触ってくる。
「あっあぁ!みずち!きもちいいよぉ!」
「もっと気持ちよくなって」
イジるスピードをあげた螭に追い込まれて私はあっという間にイってしまった。
荒い息を吐く私の手を今、気づいたようにやっと解いてくれる。そして、私の腕を肩にかけさせ
「挿れるよ」
一気に奥まで入ってきて貫かれた私は一瞬、息が止まる。自分がイったとわかったのは螭が動いたからだった。
「あぁぁぁぁ!待って!まだダメ!いまイってるからぁぁぁあ!」
休みなく奥まで突かれてまたイってしまう。イキっぱなしで頭が白くなっていく。そのまま意識が飛びそうになるけど強い快感で現実に強制的に引き戻される。
「緋色、っすごい締まってる。イキそう?」
イキそう、じゃなくてずっとイってるだって。私、螭みたいに体力ないからそろそろ本当にヤバいんだけど。
「もうイってるからぁ、はやくおわってぇ」
「わかった。早く終わるように頑張るね」
早く終わる。そのためにはもちろんスピードを上げなきゃいけない。
「ああああああああああああああっ!」
「っイクッ!」
その言葉を最後に私の意識は途切れた。
***
私が目を覚ました時、螭は隣で私に腕枕をして寝ていた。寝顔かわいいな。
螭が起きたあと、私が意識を失ったあとに何をしていたか知らされた私は真っ赤な顔で布団に潜ったのは言うまでもない。
そして、かわいい反応をしたという理由で布団を剥がれてまたメチャクチャにされたのはさらに言うまでもないだろう。
_______________________________
完結しました~!(*´꒳`*)
番外編とか緋色が途中で発言、間違えた時の螭の監禁エンドとか載せるつもりです。
今週は多分これ以上は更新できないので来週以降を楽しみにしていてください!
「ん、ふぅ、はっ」
泣きながらだったから息が整わなかったけど、気持ち良さの方がまさってくる。
「螭?またスるの?」
「ダメ?緋色の悲しい話聞いて俺の心も傷ついたから癒して」
そう言って股の間に手を滑り込ませる。キスだけでグチョグチョに濡らしていた私は無意識に抵抗して螭の手を太ももで挟んでいた。
「緋色?これだと動かせないよ」
「待って、まだダメ」
「なんで?」
「・・・キスだけで気持ちよくなるの変でしょ?」
螭だけにはどこもマイナスに見られたくないし、ましてや淫乱なんて思われたくない。
「キスだけでこんなになってるのが恥ずかしいの?」
私は無言で頷いた。でも、螭は嬉しそうに私に抱きついてきた。
「すごい嬉しいよ。キスだけでここまでなるなんて相性良いってことでしょ?」
「そうなの?・・・そっか、私も嬉しい」
そうなんだ。こんなに体が反応するのは螭が相手だからなんだね。それなら全然いいや。螭も嬉しいって言ってくれたし不安なんてもうない。
私は螭の手を挟んでいた太ももからだんだん力を抜いていく。
自由になった手で螭は嬉しそうに私の一番感じるところを中心に触ってくる。
「あっあぁ!みずち!きもちいいよぉ!」
「もっと気持ちよくなって」
イジるスピードをあげた螭に追い込まれて私はあっという間にイってしまった。
荒い息を吐く私の手を今、気づいたようにやっと解いてくれる。そして、私の腕を肩にかけさせ
「挿れるよ」
一気に奥まで入ってきて貫かれた私は一瞬、息が止まる。自分がイったとわかったのは螭が動いたからだった。
「あぁぁぁぁ!待って!まだダメ!いまイってるからぁぁぁあ!」
休みなく奥まで突かれてまたイってしまう。イキっぱなしで頭が白くなっていく。そのまま意識が飛びそうになるけど強い快感で現実に強制的に引き戻される。
「緋色、っすごい締まってる。イキそう?」
イキそう、じゃなくてずっとイってるだって。私、螭みたいに体力ないからそろそろ本当にヤバいんだけど。
「もうイってるからぁ、はやくおわってぇ」
「わかった。早く終わるように頑張るね」
早く終わる。そのためにはもちろんスピードを上げなきゃいけない。
「ああああああああああああああっ!」
「っイクッ!」
その言葉を最後に私の意識は途切れた。
***
私が目を覚ました時、螭は隣で私に腕枕をして寝ていた。寝顔かわいいな。
螭が起きたあと、私が意識を失ったあとに何をしていたか知らされた私は真っ赤な顔で布団に潜ったのは言うまでもない。
そして、かわいい反応をしたという理由で布団を剥がれてまたメチャクチャにされたのはさらに言うまでもないだろう。
_______________________________
完結しました~!(*´꒳`*)
番外編とか緋色が途中で発言、間違えた時の螭の監禁エンドとか載せるつもりです。
今週は多分これ以上は更新できないので来週以降を楽しみにしていてください!
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